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金庫のマグネットキーが開かない!原因や対処法を解説

金庫のマグネットキーが開かない!原因や対処法を解説 鍵のコラム

マグネット式の金庫が開かなくて、困っていませんか?

磁力を使用した特殊な鍵で解錠するマグネット式金庫は、インロックなどのトラブルによって開かなくなるトラブルが多くなっています。

原因によっては自分で解決できる場合もありますが、難しいときはメーカーや専門の鍵屋への依頼がおすすめです。

そこで今回は、マグネット式金庫の鍵が開かないときの原因や対処法について解説したいと思います。

業者に解錠を依頼した場合の費用についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

マグネット式金庫が開かない原因

マグネットロックは磁石の鍵に磁気パターンを記憶させ、金庫と鍵の磁気パターンを照合させる事で解錠する鍵です。

鍵を差し込む、当てる、などの簡単な操作で解錠することができ、家庭用から業務用までさまざまな金庫に用いられています。

鍵穴がないことでピッキング等の不正解錠を防ぐことができるうえに、鍵の複製も難しいため、防犯性が非常に高いという特徴があります。

そんなマグネット式金庫が開かなくなってしまったときは、下記のような原因が考えられます。

原因によっては自分で解決できる場合もありますので、まずは開かない原因を調べてみましょう。

開け方が間違っている

開け方が間違っている

マグネット式金庫は、鍵をくぼみに当てる、差し込むなどの簡単な操作で解錠できるものが多くなっています。

ただ、鍵の向きが間違っていると解錠できないこともありますので、向きが間違っていないかを確認してみましょう。

また、機種によってはマグネットキーのほかに、ダイヤルやテンキーなどの鍵が搭載されていて、同時に解錠が必要な場合もあります。

鍵を差し込んでも解錠ができないときは、もう一方の鍵の操作に誤りがないか確認してみましょう。

特にダイヤル錠は、しばらく操作を行っていないと間違ってしまうケースが多いため、一度取扱説明書をチェックすることをお勧めします。

鍵を紛失した・インロックした

鍵を紛失した・インロックした

マグネット式金庫は鍵を使って解錠を行うため、鍵がなければ開ける事ができなくなってしまいます。

しばらく金庫を使っていなくて鍵を紛失してしまったときは、スペアキーがないか探してみましょう。

スペアキーも紛失してしまった場合は、メーカーから新しい鍵を取り寄せる方法がおすすめです。

また、よくあるトラブルとして鍵を金庫内に入れたまま扉を閉めてしまうインロックも挙げられます。

マグネット式金庫は、扉を閉めると自動的に施錠される機種が多いため、誤って鍵を中に入れたまま扉を閉めてしまう方が多いようです。

インロックの場合もスペアキーがあれば解錠できますが、見当たらないときは金庫解錠に対応している業者に依頼して鍵開けを行う必要があります。

鍵の汚れや劣化

鍵の汚れや劣化

差し込む鍵や、鍵穴に汚れが付着している状態になっていると、磁気の反応が悪くなってしまうことがあります。

何度も使用することで手垢が付いてしまったり、鍵穴にホコリが溜まっていることもありますので、一度きれいに掃除を行うことがおすすめです。

また、マグネットキーの磁気は半永久的に持続するものが多く、特に回数制限などは設けていないメーカーが多くなっています。

ただ、長期間高温の場所に放置されていたなど、状況によっては磁気が弱くなったり、磁気不良が発生して開けられなくなってしまう事もあるようです。

磁力が弱くなっているだけであれば、自分でも改善できる可能性がありますので、下記リンク先の見出しでご紹介している方法を参考にしてみてください。

鍵のメンテナンスを行っても解錠できないときは、差し込む鍵や鍵穴に傷が付いていたり、破損している可能性が考えられます。

原因がさしこむ鍵にある場合は、スペアキーや新しい鍵を使うことで解錠できる可能性が高いので試してみてください。

鍵穴に不具合がある場合は、新しい鍵を取り寄せても開ける事が難しいため、鍵開けに対応している業者に依頼しましょう。

依頼する業者や鍵に起こっている不具合の状況によっては、金庫の鍵を壊して開ける場合もあります。

鍵屋に解錠を依頼した場合の費用については、こちらの『マグネット式金庫の解錠を鍵屋に依頼する場合』でご紹介しているので、合わせてチェックしてみてください。

物を詰め込み過ぎている

物を詰め込み過ぎている

ここまでご紹介した原因をチェックしてみても当てはまらないという場合は、金庫の中に収納したものが詰まっている可能性も考えられます。

中に物を詰めすぎていると、扉が押されて金庫のカンヌキが圧迫され、うまく動作が行えなくなることがあります。

また、カンヌキの部分に収納したものが引っかかっているときも解錠できないことがありますので、物の詰めすぎには注意が必要です。

『たくさん物を収納しているかも』という方は、下記リンク先の見出しでご紹介している解錠方法を試してみてください。

マグネット式金庫が開かないときに自分でできる対処法

マグネット式金庫が開かなくなってしまったとき、下記のような方法を使って開けられる場合があります。

それぞれの対処法については、各リンク先の見出しで詳しくご紹介したいと思います。

メーカーから新しい鍵を取り寄せる

メーカーから新しい鍵を取り寄せる

鍵が紛失・劣化・破損してしまった場合は、メーカーに依頼して新しい鍵を取り寄せることができます。

依頼方法は、『公式ホームページに設置されている問合せフォーム』や『電話』など、メーカーによって異なりますので、詳しくはメーカーのサポートページをご覧ください。

基本的に土日・祝日・年末年始などの連休中は対応していないことも多く、通常でも鍵の作成には1~2週間程度の時間がかかるため、すぐに鍵を開ける事は難しいという点がデメリットです。

また、無名メーカーの場合、すでにメーカーがなくなっていたり、合鍵の販売に対応していないこともありますので注意が必要です。

すぐに開けたいとき、メーカーがなくなっているとき、合鍵の販売を行っていないときは、鍵屋へのご依頼も検討してみてください。

鍵の取り寄せに必要な情報

鍵の取り寄せには、金庫の情報を確認する必要があるうえに、セキュリティの関係上、本人確認が行われる場合があります。

あらかじめ確認しておくとスムーズです。

  • 【鍵の取り寄せに必要な金庫の情報】
  • ・金庫の型番
  • ・金庫の製造番号
  • ・金庫の鍵番号

金庫の型番や製造番号は、金庫本体に貼られているシールもしくはプレートに刻印されています。

一方で鍵番号については、鍵穴のすぐ下に刻印されていることが多いので、確認してみてください。

金庫本体に記載がない場合は、付属の取扱説明書に書かれていることがありますのでチェックしましょう。

鍵のメンテナンスを行う

鍵のメンテナンスを行う

鍵はあるのに正常に反応せず開かないという場合は、汚れや磁力の低下が原因となっている可能性が考えられます。

これは、メンテナンスを行う事で改善できる可能性が高いので、下記の対処法を試してみてください。

  • 【マグネットキーのメンテナンス方法】
  • 1.マグネットキーの先端を、乾いた布できれいに掃除する。
  • 2.キーのさしこみ口、くぼみを乾いた布できれいに掃除する。
  • 3.強力な磁石を鍵にくっつけて、磁力を復活させる。
  • ※磁石はホームセンターやインターネットショップなどで購入できます。

ただ、一度弱まった磁気は完全に元通りに戻すことは難しいため、メンテナンスを行っても改善しないときは新しい鍵を取り寄せる方法も検討してみてください。

どうしてもすぐに金庫を開ける必要がある場合は、金庫解錠に対応している業者に依頼することもおすすめです。

扉を押し込みながら解錠する

扉を押し込みながら解錠する

金庫の中にたくさんのものを収納しているという場合は、引っかかっている可能性がありますので、下記の解錠方法を試してみてください。

  • 【物が引っかかっているときの対処法】
  • ・金庫の扉を押し込みながら解錠する
  • ・金庫の扉が上を向くように倒して解錠する

カンヌキにかかっている圧を軽減することで、スムーズに解錠が行える可能性があります。

ボルトなどで金庫を固定していない場合は、扉の向きを変えることで操作しやすくなるのでおすすめです。

収納したものがカンヌキに噛んでしまって、どうしても開けられないときは、鍵開けに対応している業者に依頼することがおすすめです。

マグネット式金庫の解錠を鍵屋に依頼する場合

ここまでご紹介した対処法を試してみても、マグネット式の金庫が開かないときは、鍵屋に解錠を依頼することも検討してみてください。

鍵屋では基本的に訪問したその日のうちに鍵を開けることができるため、『急いで開けたい』という場合にも適しています。

鍵の状態によって解錠作業費用は異なるので、正確な料金に関しては現地見積をご利用ください。

金庫の鍵開け料金表

生活救急車で、金庫の解錠作業を行う場合の基本料金表をご紹介します。

鍵屋への依頼を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

作業内容 作業料金(税込み)
鍵紛失 鍵穴 解錠 8,800円~
ダイヤル番号忘れ(解読/解錠) 16,500円~
鍵紛失とダイヤル解錠 25,300円~
テンキー/プッシュボタン式 解錠 38,500円~
マグネット式 解錠 22,000円~
手提げ金庫 鍵紛失 鍵穴解錠 8,800円~
手提げ金庫 ダイヤル解錠 14,300円~

金庫の解錠作業を鍵屋に依頼する場合、鍵の種類や状況によって費用が異なります。

マグネット式の金庫の場合、特殊な道具や方法を使用して解錠することになり、22,000円~33,000円程度が相場費用となっています。

ただ、業務用や防盗金庫などの防犯性が高い金庫の場合は、解錠が難しくなるため、相場よりも高額な費用がかかることもあります。

このように状況によって解錠費用は異なるため、正確な料金が知りたい場合は現地見積をご利用ください。

生活救急車では、出張料・見積料・キャンセル料は無料で承っておりますので、お気軽にご相談ください。

マグネット式金庫の解錠施工事例

鍵屋にマグネット金庫の解錠作業を依頼した場合、現場の状況によって行う作業や費用が異なるため、正確な料金に関しては現地でのお見積りにてご案内しております。

ただ、依頼する前に大体の料金でも知っておくと安心できると思うので、ここでは生活救急車で実際に対応した、マグネット金庫の解錠作業の費用事例をご紹介します。

金庫のマグネットキー解錠

金庫のマグネットキー解錠

マグネット式金庫の鍵が見当たらず、金庫の中に入れたまま施錠したかもしれないとのご相談をいただきました。

振動を用いた方法により解錠し、中を確認いただきましたが、鍵はなかったご様子。

鍵が見つかるまで再び施錠しないように、カンヌキを出した状態にさせていただきました。

項目内容 料金(税込)
合計 22,000円

金庫のマグネットキー解錠

金庫のマグネットキー解錠

金庫の鍵を不注意で中に入れたまま扉を閉めて、開けられなくなってしまったとのご依頼でした。

棒状のマグネットキーを差し込んで解錠する金庫で、扉を閉めると自動で施錠するタイプ。

特殊な方法を用いて解錠し、中にあった鍵で動作確認を行って完了しました。

項目内容 料金(税込)
金庫マグネットキー解錠 33,000円
合計 33,000円

金庫の解錠

金庫の解錠

ダイヤルが回ってしまい、番号も合わせたが開かないとのことで訪問しました。

マグネットキーとダイヤルがついており、番号が間違っているのかと思い、合わせてみましたが鍵の方が回らず。

使用年数も40年とのことで、鍵が不具合を起こしている状態でした。

中の磁石を前後に動かすなど操作を行い、鍵が回るようになったため、ダイヤルを合わせて解錠しました。

項目内容 料金(税込)
金庫解錠 特殊シリンダー 33,000円
合計 33,000円

マグネット漆器金庫の解錠

マグネット漆器金庫の解錠

マグネット式金庫の、解錠をご希望でした。

振動を与え、反発を利用して解錠を行いました。

項目内容 料金(税込)
マグネット式金庫の解錠 33,000円
合計 33,000円

マグネット式金庫の解錠は生活救急車にお任せください!

マグネット式の金庫がどうしても開けられないときや、すぐに開けたいときは鍵屋でも解錠を行う事ができます。

『壊さずに開けたい』『できるだけ安く開けたい』など、ご希望がある場合はご相談ください。

生活救急車では、出張料・見積料・キャンセル料は基本的にいただいておりません。

まずは、料金を確認してから決めたいという場合でもご対応可能ですので、お気軽にお問い合わせください。