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一人暮らしの家で鍵を閉め忘れたときはどうする?予防・対処法を解説

一人暮らしの家で鍵を閉め忘れたときはどうする?予防・対処法を解説 鍵のコラム

一人暮らしの家で鍵を閉め忘れたときの対処法がわからなくて、困っていませんか?

初めて一人暮らしを始める方に多いのが、鍵の閉め忘れトラブルです。

『実家にいるときは家族が閉めていた』など、そもそも鍵を閉める習慣がついていないと忘れてしまいがちです。

ただ、無施錠の状態で数時間家を空けてしまうと、空き巣被害に遭うリスクが高まってしまうため、注意が必要です。

そこで今回は、一人暮らしの家で鍵を閉め忘れたときの対処法・予防方法をご紹介したいと思います。

一人暮らしの家で鍵を閉め忘れたときの危険性とは

一人暮らしの家でよくあるのが、『鍵を閉め忘れてしまった』というトラブルです。

数分家を空けるくらいであれば何事も起こらない可能性の方が高いのですが、数時間・数日となると話は別です。

『自分は大丈夫だろう』と家の施錠に対する意識が低いと、いずれ被害に遭ってしまう可能性も高まりますので、注意しましょう。

まずは、一人暮らしで鍵を閉め忘れてしまったときの危険性について解説したいと思います。

空き巣の侵入手口で最も多いのが『無施錠』

空き巣の侵入手口で最も多いのが『無施錠』

鍵が開いていれば、わざわざ特殊な手口を用いて鍵を開ける必要がないため、簡単に侵入できてしまいます。

警察庁が公開する令和4年の犯罪統計データを確認すると、空き巣・忍び込み・居空き、いずれも無施錠による侵入が1位となっています。

『一人暮らしを始めたばかりで、鍵を閉める習慣がついていない』、『うっかり鍵を閉め忘れてしまう事がよくある』という方は、注意が必要です。

オートロックが付いているマンションであっても、すり抜けられる方法はいくつもありますので、効果を過信するのは禁物です。

どうしても鍵を閉め忘れてしまうという方は、閉め忘れ防止グッズを取り入れる、鍵を交換するなどの対策を行うことをお勧めします。

万が一鍵を閉め忘れたまま長時間外出してしまったときは、空き巣などの被害に遭っている可能性もありますので、こちらの『鍵を閉め忘れたときに確認すること』を参考に対処してみてください。

侵入窃盗以外の犯罪が発生するケースもある

侵入窃盗以外の犯罪が発生するケースもある

住宅を狙った犯罪というと、空き巣などの窃盗をイメージする方も多いかと思いますが、一人暮らしの住宅では、下記のような犯罪に巻き込まれるケースもあります。

  • 【住宅を狙ったその他の被害】
  • ・不法侵入
  • ・ストーカー被害
  • ・暴漢

住宅への侵入目的は、物を盗むだけではありません。

盗聴器やカメラなどを設置し、私生活を監視されるなどのストーカー行為をはじめとした、自分自身がターゲットとなりうる可能性も。

中には機械を設置するだけにとどまらず、室内で待ち伏せされるケースもあるので十分注意が必要です。

ストーカーしてくるような人とのかかわりはないと思っていても、相手が一方的に好意や恨みを持っていることもあります。

室内での犯罪というと女性が狙われるという印象も強いですが、近年では男性が被害に遭う事件も増えているので、『自分は大丈夫』と思わず、対策を行っておくことが大切です。

合鍵を盗まれると危険

家で保管していたスペアキーが盗まれてしまうと、施錠されていても自然に室内に入ることができてしまいます。

特に近年では地域の人との交流が減りつつあり、もともと隣にどんな人が住んでいるのか知らないため、別の人が出入りしていてもそのままスルーしてしまうでしょう。

合鍵がなくなっていた場合は、留守中に何度も侵入される恐れがありますので、新しい鍵に交換しておくことが安心です。

外出先で鍵の閉め忘れに気が付いたときの対処法

外出先で鍵の閉め忘れに気が付いたときの対処法

外出先で鍵の閉め忘れに気が付いたとき、どうしても気になってしまって、仕事や学校、予定に集中できないこともあると思います。

ここでは、閉め忘れてしまったときの対処法をいくつかご紹介するので、ぜひ取り入れてみてください。

  • 【鍵の閉め忘れに気づいた時の対処法】
  • ・鍵を閉めに帰る
  • ・賃貸の場合は管理会社に問い合わせてみる
  • ・合鍵を持っている家族や知人に頼む

空き巣などの侵入盗は、『ゴミ捨ての間程度の』ちょっとした隙も狙って侵入する事があるといわれています。

まだ家から近い距離にいる、時間があるという場合は、早めに鍵を閉めに戻るのが安心です。

すでに家から離れた場所にいる、帰る事が難しいときは賃貸の管理会社や大家さんに事情を話して、代わりに鍵を閉めてもらう方法もあります。

緊急時の鍵を預けているという場合に限りますが、管理会社によっては対応してくれることもありますので、一度聞いてみるといいでしょう。

管理会社や大家さんでも難しいときは、合鍵を預けている家族・知人に頼むという手もあります。

どの方法も難しいという場合は、次の見出しを参考に、帰宅してから家に異変がないかを確認しましょう。

鍵を閉め忘れたときに確認すること

帰宅した際に『やっぱり鍵を閉め忘れていた』という場合は、空き巣などの被害に遭っていないかを確認する必要があります。

といっても、何から確認したらいいのかわからない方もいらっしゃると思いますので、次からご紹介する見出しをぜひ参考にしてみてください。

  • 【鍵を閉め忘れたときに確認すること】
  • ・侵入された形跡はないか
  • ・紛失している貴重品はないか
  • ・盗聴器・盗撮カメラが仕掛けられていないか

ただ、明らかに室内の様子がおかしい、誰かいるという場合は安全な場所に移動したのちに、速やかに110番通報しましょう。

自分で解決しようとすると、強盗・傷害事件に発展することもありますので、身の安全を確保することを最優先にしてください。

侵入された形跡がないか

侵入された形跡がないか

まずは、誰かが家に侵入した形跡がないかを確認しましょう。

『電気がついている』、『カーテンが開いている』、『家の中が荒らされている』、『出かける前にあったものがない』など、外出前との違いがないかよく思い出しながらチェックします。

ただ、まだ犯人が家の中に潜んでいる可能性もあります。万が一に備えて、家族や知人などに事情を説明し、一緒に室内に入ってもらうと安心です。

特に風呂場やトイレ、ベランダ、ベッドの下など、隠れられるスペースがあるときはより注意が必要です。

帰宅した時間が早朝・深夜など、誰かに来てもらうのが難しいときは、いったん鍵を閉めて、朝になるまで別の場所で過ごすという手もあります。

特に夜間は何かあっても周囲に助けを求めるのが困難な場合もありますので、できるだけ安全な時間帯に確認することがおすすめです。

紛失している貴重品はないか

紛失している貴重品はないか

室内に誰もいなさそうな場合は、貴重品が盗まれていないかを確認します。

『キャッシュカード・通帳』、『クレジットカード』、『現金』、『スペアキー』、『身分証明書類』など、きちんとそろっているかチェックしましょう。

万が一、キャッシュカードやクレジットカードなどが盗まれていた場合、不正利用されると莫大な被害が出てしまうことも。

この場合は、すぐに特定の会社に事情を説明し、利用停止の手続きを行ってください。

また、『時計』、『宝石』などの貴金属、ノートパソコンなどのすぐにお金に換えられそうなものがなくなっている可能性もあります。

なくなっている物がある場合は、警察に通報し、被害届を出しましょう。

盗聴器などが仕掛けられていないか

盗聴器などが仕掛けられていないか

住宅への侵入目的は、窃盗だけではありません。

中には一方的に好意を持っている人によって、盗聴器や盗撮カメラが仕掛けられている可能性もあります。

インターネットショップなどで誰でも簡単に購入、短時間で取付ができてしまうため、注意が必要です。

近年では、USBポートや時計、ネジなど、生活環境になじむデザインのものも増えており、違和感を感じづらいという特徴があります。

鍵を閉め忘れたまま外出したときは、購入した覚えのないものや、不自然に増えているネジなどがないか確認しましょう。

万が一カメラや盗聴器などを見つけたら、速やかに警察に相談し、早めの引っ越しを検討しましょう。

一人暮らしの家で鍵の閉め忘れを防ぐ方法

外出先で鍵を閉めたか不安になってしまうことが多い、鍵を閉め忘れてしまいがちという方は、日ごろから対策を行っておくと安心です。

特に一人暮らしだと、代わりに閉めてくれる人がいないため、長時間開けっ放しになってしまう事もあります。

上の見出しでご紹介したようなトラブルに遭わないためにも、次の見出しからご紹介する予防法をぜひ取り入れてみてください。

自動施錠機能付きの鍵に交換する

自動施錠機能付きの鍵に交換する

頻繁に鍵を閉め忘れてしまうという方におすすめなのが、自動施錠機能付きの鍵への交換です。

ドアを閉めるだけで自動的に施錠されるので、防犯性を高めるだけでなく、精神的な負担も軽減することができます。

自動施錠機能付きの鍵の解錠方法は『暗証番号』、『カード』、『リモコン』などさまざまなタイプから選ぶことができますが、カードやリモコンは携帯し忘れによるインロックトラブルが起こりやすい点に注意が必要です。

心配な場合は、暗証番号タイプやスマートフォンで解錠ができる鍵を使用することがおすすめです。

自動施錠付きの鍵への交換費用については、こちらの『鍵の閉め忘れ対策を鍵屋に依頼した場合』の見出しでご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

賃貸の鍵交換を行うときの注意点

賃貸の場合、ドアについている鍵はあくまで管理者の所有物となりますので、勝手に交換してしまうとトラブルに発展する恐れがあります。

鍵の交換を検討しているときは、まず管理者に相談し、許可をもらったうえで交換を行いましょう。

また、近年では鍵を交換しなくても取り付けられる、『スマートロック』という家電グッズも販売されています。

スマートロックについては、こちらの『玄関のスマートキーは空き巣に開けられる?危険性やデメリットを解説』でご紹介しているので、合わせてチェックしてみてください。

鍵の閉め忘れ防止グッズを活用する

鍵の閉め忘れ防止グッズを活用する

できるだけ費用をかけずに対策を行いたいと考えている場合は、鍵の閉め忘れ対策グッズを活用する方法がおすすめです。

国内の鍵メーカーであるMIWAが販売する『ChecKEY』は、鍵に装着して使用するタイプで、かさばらないのが魅力。

鍵を閉めると表示窓のカラーが『ホワイト』から『オレンジ』に変化するため、鍵をかけたかどうか外出先でも確認することができます。

ChecKEYはMIWAの『U9/URキー(新・旧)』、『PR/PSキー』に対応しています。その他メーカーの鍵には、対応していないので注意しましょう。

対応外の鍵を使用しているときは市販の『忘れ物チェッカー』を使用する方法がおすすめです。

鍵の施錠確認だけでなく、電気やエアコン、テレビ、電気ストーブなどの切り忘れ対策にも効果的なので、取り入れてみてはいかがでしょうか。

スマートフォンのメモに残す方法もおすすめ

『そもそも忘れ物チェッカーを持ち歩くのを忘れそう』という方は、スマートフォンのメモや写真に鍵を閉めた記録を残しておく方法もおすすめです。

鍵を閉めているところを写真に取っておき、帰宅したら消去するだけなので手間もかかりません。

急いでいるときの対策にも効果的なので、ぜひ取り入れてみてください。

鍵の閉め忘れ対策を鍵屋に依頼した場合

鍵の閉め忘れ対策目的で、自動施錠機能付きの鍵への交換を検討している場合、鍵屋にて作業を行うことができます。

使用する部品や行う作業内容によって総額費用は変わってくるため、まずは現地でのお見積もりをご利用ください。

生活救急車では出張料・見積料・キャンセル料は無料となっておりますので、『一旦料金を見てから判断したい』という場合でもご対応可能です。

ただ、依頼する前に大体の料金でも知っておきたいという方もいらっしゃると思いますので、次の見出しから実際に対応した施工事例をいくつかご紹介したいと思います。

鍵交換・取付の料金表

生活救急車で、鍵交換・取付を行う場合の基本料金表をご紹介します。

鍵屋への依頼を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

作業内容 作業料金(税込み)
シリンダー交換(開きドアタイプ) 11,000円₊部品代~
面付錠取付 27,500円+部品代

自動施錠機能付きの鍵に交換する場合、基本的には扉に新しく部品に合った取り付け穴を開けて設置する、『新規取付作業』にて対応します。

取り付け穴を開ける作業が必要となる分、ごく一般的な鍵交換費用に比べると高額になる点に注意が必要です。

また、自動施錠機能付きの部品自体も機種によっては高額な費用がかかるため、部品選びも慎重に行うといいでしょう。

特に、電池を使用して稼働している『電子錠タイプ』は高くなりやすいので、費用を抑えたい場合は電池を使用しない『メカニカルタイプ』を使用することがおすすめです。

次の見出しでは、自動施錠機能付きの鍵を玄関に取り付ける場合の詳しい費用についてご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

鍵交換施工事例

鍵屋に鍵交換作業を依頼した場合、現場の状況によって行う作業や費用が異なるため、正確な料金に関しては現地でのお見積りにてご案内しております。

ただ、依頼する前に大体の料金でも知っておくと安心できると思うので、ここでは生活救急車で実際に対応した、鍵交換作業の施工事例をご紹介します。

デジタル錠の新規取付

デジタル錠の新規取付

玄関に、デジタル錠を取り付けたいといったご依頼でした。

高齢者も使用されるため、鍵の紛失対策としてデジタル錠をご希望とのことです。

部材はお客様がご準備されていたので、その場で取付を行いました。

項目内容 料金(税込)
玄関ドア錠取付 錠前 38,500円
玄関ドア錠取付 アルミ扉 5,500円
合計 44,000円

デジタルロックの取り付け

デジタルロックの取り付け

寮の玄関ドアに、自動施錠暗証番号式の鍵を取り付け希望とのことでした。

鍵から暗証番号に変更して、利便性を高めたいとのことで、TAIKOのデジタル錠を使用して新規で取り付けました。

項目内容 料金(税込)
玄関ドア錠前取付 44,000円
アルミ扉への取付 5,500円
TAIKO 部品代 5,442円
ストライク彫込 2,500円
合計 57,442円

玄関の鍵交換

玄関の鍵交換

玄関の鍵交換依頼で訪問しました。

ご高齢の父親が一人暮らしをしており、介護のため、暗証番号をスタッフの方に伝えたいとのことで、暗証番号式の鍵への交換をご検討されていました。

LOCKMANの部品を使用して、取り付けを行いました。

項目内容 料金(税込)
玄関ドア面付錠取付 27,500円
ロックマン 部品代 45,738円
ロックマン 部品代 1,762円
合計 75,000円

出入口ドアの電子キー取付

出入口ドアの電子キー取付

会社出入口に、自動施錠の鍵を付けたいとのご依頼でした。

現状の鍵はMIWAのRAでこれを交換することは難しいため、別の場所に新規で取付を提案。

不具合があったときの保証もしっかりしている、ロックマンジャパンを使用して取り付けを行いました。

項目内容 料金(税込)
面付錠新規取付 27,500円
ロックマンジャパン 部品代 66,000円
合計 93,500円

鍵の閉め忘れ対策は生活救急車にお任せください!

一人暮らしの鍵の閉め忘れ対策を検討しているときは、生活救急車でも対応することができます。

自動施錠機能付きの鍵への交換、チェッキーが取り付けられるMIWAの鍵への交換など、状況に応じてご提案から行うことが可能です。

また、出張料・見積料・キャンセル料は無料となっておりますので、お気軽にご相談ください。