鍵の交換をどこに頼むのかわからなくて困っていませんか?
初めて鍵の交換を検討したときに、どこに依頼したらいいのか迷ってしまう方もいらっしゃると思います。
鍵交換に対応している業者はメーカーや鍵屋などがありますが、それぞれメリット・デメリットがあるので事前に確認しておくと安心です。
そこで今回は、鍵の交換を依頼する業者の選び方や料金相場をご紹介します。
鍵の交換はどこに頼むのがおすすめ?
鍵の交換に対応している業者は、工務店やメーカーの他にも個人業者や鍵屋などさまざまです。
どこの業者に依頼する場合でも、メリット・デメリットがあるため事前に確認しておくと安心です。
また、業者を選ぶときに決め手となりやすい料金に関しても『安ければいい業者』というわけではなく、中にはいい加減な作業を行う業者もいるので注意が必要です。
ここではまず、鍵の交換を依頼するときのおすすめの業者をご紹介します。
鍵の交換を依頼できる業者一覧
鍵の交換を行うことができる業者は主に『工務店』、『建材メーカー』、『個人業者』、『鍵屋』などが挙げられます。
『できるだけ費用を抑えたい』『なるべく早く来てほしい』『アフターサポートまでしっかり行ってほしい』など、目的によって業者を選ぶことがおすすめです。
下記の見出しでは、それぞれの業者のメリット・デメリットをご紹介しているので、業者を選ぶときの参考にしてみてはいかがでしょうか。
鍵の交換業者1.工務店・建材メーカー
1つ目は、工務店や家を建てたときの建材メーカーに依頼する方法です。技術力が高いためトラブルが少なく、万が一何かあった場合でも保証してもらえるという安心感があります。
一方で技術力が高い、サポートがしっかりしている分、他の業者に比べて価格が高くなってしまう点がデメリットといえます。
また、住宅建材全般を対応していることからシリンダー(鍵穴)の交換だけでなく、錠前やドアを含めた交換などリフォームの提案をされることもあり、断れずに余計な出費が発生する可能性もある点に注意しましょう。
鍵の交換業者2.マッチングアプリの個人業者
2つ目は、マッチングアプリを使って個人業者に依頼する方法です。この3つの業者の中で、値段がとにかく安いのがメリットといえます。
アプリ上で料金の上限や日付を入力することで、条件に合った個人業者を紹介してもらうことができます。
デメリットとしては料金が安い分、万が一トラブルが発生した場合でも『保証は行っていない』と対応してもらえない可能性が高い点です。
トラブルがあった旨をアプリの運営会社に伝えても『業者とお客様の契約となるためトラブルに一切関与しない』と個人での対応を求められ、泣き寝入りとなってしまうこともあるので注意が必要です。
鍵の交換業者3.鍵屋
料金は個人業者と工務店・建材メーカーの中間ぐらいで、鍵屋なので鍵まわりの施工力・技術力は高いのが特徴です。
鍵屋の場合は、鍵まわりの作業しか行えないので、「ドアのリフォーム」のような大型作業を営業されることはありません。
また、建材メーカーのように「自社商品しか使えない」「新製品しか使えない」といった制限もないので、「なるべく安い部品で」や「テレビで出てた防犯性の高い鍵」などお客様の要望にあった部品探しが可能です。
デメリットとしては「ぼったくり業者の存在」があるため、見積り依頼のときからしっかりと「頼んでいい業者なのか」を調べる必要があります。
鍵交換業者の選び方
鍵の交換に対応している業者は全国に多数いるため、優良な業者もいれば悪質な業者もいるので依頼する前に判断する必要があります。
とくに初めて鍵交換を業者に依頼する場合や急いでいるときなど状況によっては、最初に予約が取れた業者にそのまま依頼してしまい、ぼったくられてしまうケースも多いので注意が必要です。
ただ『料金が高いから悪質な業者』『料金が安いからいい業者』というわけではないため、さまざまな業者を比較することがおすすめです。
ここでは、鍵交換業者の選び方をご紹介します。
鍵交換で『ぼったくり』と言える金額はいくらなのか
生活救急車では、たまに「他の鍵屋で鍵を交換してもらったけど、10万円もかかった!これは、ぼったくりではないですか?」といったお電話をいただくことがあります。
『10万円』という金額だけ見ると大金ですが、例えば「トステムの上下2ヶ所シリンダーありの錠前交換」や「電子錠・キーレス錠の鍵交換(錠前交換)」であれば、10万円でもぼったくりとは言えないでしょう。
しかし、ただのシリンダー1ヶ所のみの交換であれば、一般的なディンプルキーで2~3万、登録制シリンダーのようなハイセキュリティ品でも5~6万円前後が相場なので『10万円は高すぎる』と言えます。
金額だけでは『ぼったくりかどうか』は判断しづらいので、出張料・見積り料無料の鍵屋3社くらいから見積りを取り、『見積り書の作業内容と金額を見比べて』自分が納得できる業者を選ぶのが安心です。
※他社で作業した料金に関するお問い合わせはお断りしています。料金で不明点がある場合は、作業を依頼した会社か弁護士、消費者センターにご相談ください。
『言った言わない』を避けるためにスマホ録音も検討
料金について鍵屋とトラブルになってしまったとき、現場での会話が役に立つことがあるので不安な場合はスマホで録音しておくと安心です。
『作業が発生する可能性について何も説明がなかったのに、問い合わせたら確実に説明したと言われた』という場合、証拠がないとそのまま受け流されてしまう可能性もあります。
録音があれば証拠として提示することができるので、初めて鍵屋に依頼するという方は試してみてはいかがでしょうか。
鍵屋選びでよくある失敗例・トラブル例を紹介
今まで鍵屋にお願いしたことが一度もないという方は、優良な鍵屋と悪質な鍵屋が判断できずに『おかしいな』と思ってもそのまま依頼してしまい、トラブルに巻き込まれてしまうことが多いです。
また、料金が高いからキャンセルしようにもキャンセル料自体が高額でどちらにせよ損をしてしまうケースもあります。
このような鍵屋に引っかからないためにも、事前に鍵屋選びでよくある失敗例やトラブル例を確認しておくことがおすすめです。
- 【鍵屋選びでよくある失敗・トラブル例】
- ・一番初めに見つけた業者『1社だけ』に電話をして見積を依頼した。
- ・見積を確認すると予算よりも高かったためキャンセルしようとしたが、キャンセル料がかかると言われてもったいないのでそのまま依頼してしまった。
- ・作業の途中で再度高額な見積もりを出され、キャンセルするならさらに高い途中までの作業費が請求されると言われたため、そのまま作業を依頼して最終的に高額な料金を請求された。
初めて鍵屋に鍵交換を依頼する、急いでいるときなど、状況によっては一番初めに見つけた業者にそのまま見積もりをしてしまう方もいらっしゃります。
基本的にどこの鍵屋も現地での見積もりとなりますが、現地までの出張料や見積料、キャンセル料の有無は異なります。
1社だけにしか電話をしていないと、『キャンセル料があることが当たり前ではない』ことに気が付くことができません。
悪質な鍵屋に依頼してしまった場合、高額な見積もりを提示され、キャンセルしようにもキャンセル料も高額でそのまま依頼してしまうこともあるでしょう。
このような鍵屋に引っかからないためにも見積や依頼をする前に、悪質な鍵屋ではないか調べることが大切です。
料金トラブルを起こさない鍵屋の選び方
料金に関するトラブルを避けるためには、『最低でも3社以上から見積もりを取る』と大体の料金相場を知ることができるため、ぼったくりの業者に引っかかりにくくなります。
また、下記のポイントを事前に確認することで優良な鍵屋を選ぶことができます。
- 【優良な鍵屋の選び方】
- ・出張料、見積料、キャンセル料の有無を確認
- ・作業前に見積を出してもらえるか確認
- ・見積書の内訳を詳しく書いてもらう
- ・状況によって料金が変わる可能性がある場合についても事前に説明をもらう
電話で見積もりを依頼する際は『出張料・見積料・キャンセル料』の有無を尋ね、無料の鍵屋を選ぶと余計な費用を抑えることができます。
鍵屋によって、常に上記の費用が無料の場合もあれば、『依頼した場合は無料』など条件が定められていることもあるので詳しく聞いておくと安心です。
また見積書が『鍵交換一式○○円』と書かれている場合は、しっかり内訳も尋ねておくことが大切です。あいまいな表記だけ、質問に答えてくれない場合は、余分な費用が含まれている可能性もあるので注意しましょう。
鍵交換を行う際、状況によっては追加費用が発生する可能性もあります。このように『追加料金が発生する可能性がある』点についてや、『その場合にかかる料金の目安』についても説明をもらうと安心です。
次の見出しでは鍵の交換を鍵屋に依頼した場合の費用についてご紹介しているので、大体の料金をあらかじめ知っておきたいという方はぜひ参考にしてみてください。
鍵の交換を鍵屋に依頼した場合の費用はいくらかかる?
一般的な開き戸に取り付けられている鍵の場合はシリンダー(鍵穴)のみの交換を行うことも可能ですが、引き戸で錠前と鍵穴が一体化しているタイプの鍵が取り付けられている場合は錠前ごとの交換が必要となり費用が高くなります。
ただ、開き戸の場合でも錠前に不具合が発生しているときは錠前ごと交換する必要があるため、シリンダー交換に比べて費用が高くなります。
また、取り付ける鍵の種類が防犯性・機能性の高いものを選ぶとその分総額費用も上がってくるため、できるだけ費用を抑えたい場合は安価な部品を選ぶことがおすすめです。
このように鍵の交換を行う状況や使用する部品によっても料金が変わるため、あらかじめ見積もりを依頼することが大切です。
【生活救急車で対応した場合の鍵交換基本料金】
作業内容 | 作業料金(税込み) |
---|---|
鍵交換 | 11,000円+部品代~ |
引き戸錠前交換 | 16,500円+部品代~ |
錠前交換(開き戸) | 25,300円+部品代~ |
生活救急車で鍵の交換をした料金事例
鍵交換を鍵屋に依頼する場合はどのような部品を使用するか、どのような作業を行うかによって費用が異なるため、正確な料金に関しては現地見積にて対応しております。
ただ、依頼する前に大体の料金でもいいから知りたいという方もいらっしゃると思います。
そこでここでは、生活救急車で実際に対応した鍵交換作業の費用事例をご紹介します。
室内ドアのシリンダー交換
室内扉のドアノブの鍵を紛失してしまったとのことで、鍵交換のご依頼をいただきました。
ご高齢の方で、今後ヘルパーさんを雇う可能性があるため、鍵のかかる部屋にしたいとのことでした。
現在鍵がないようでしたので、SHOWAシリンダーに交換させていただきました。
項目内容 | 料金(税込) |
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室内ドアのシリンダー交換 | 11,000円 |
SHOWA 部品代 | 13,860円 |
合計 | 24,860円 |
不具合による玄関引き戸の鍵交換
玄関の鍵が外から開け閉めし辛く、かなり時間がかかるとの状況でご相談をいただきました。
経年劣化が原因で、錠前及びシリンダーの動きが悪い状況でした。
錠前メンテナンスと新しい鍵に交換する2パターンを提案し、現状と同等の鍵に交換させていただきました。
項目内容 | 料金(税込) |
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玄関 引戸錠交換 | 16,500円 |
ALPHA 部品代 | 15,400円 |
合計 | 31,900円 |
鍵紛失に伴う玄関の鍵交換
鍵の交換をしたいとのことで、ご相談いただきました。
鍵を紛失してしまったので鍵を変えたいとのことでしたので、鍵交換を行いました。
項目内容 | 料金(税込) |
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玄関 シリンダー交換 | 11,000円 |
KABA 部品代 | 22,000円 |
合計 | 33,000円 |
玄関ドアの錠前一式交換
鍵の開け閉めの際に、不具合が出ているとのご相談をいただきました。
経年劣化により全体的に動作不良を起こしていたため、ディンプルキータイプの錠前一式の交換を行いました。
項目内容 | 料金(税込) |
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玄関 錠前交換 | 25,300円 |
FUKI 部品代 | 14,300円 |
合計 | 39,600円 |
鍵の交換はどこに頼むのがおすすめ?まとめ
今回は、鍵の交換業者の選び方をご紹介しました。
鍵の交換はメーカーや鍵屋など、さまざまな業者から選ぶことができます。
中には悪質な鍵屋もいるため、最低でも3社以上を比較したうえで依頼する業者を選ぶことをおすすめします。
生活救急車でも鍵の交換作業を承っております。現地で無料のお見積もりから対応しておりますので、お困りの場合はお気軽にお問い合わせください。