トヨタの車の鍵を紛失したときはどうする？対応方法や費用を解説

トヨタの車の鍵を紛失して困っていませんか？

鍵を失くしてしまうと、焦ってどう対応していいのかわからなくなってしまう方もいらっしゃると思います。

トヨタの鍵の場合、販売店か鍵屋の2パターンの対処法から選ぶことができるため、状況に合わせて対応しましょう。

そこで今回は、トヨタの鍵を紛失したときの対応方法や費用をご紹介します。

トヨタの車の鍵を紛失したときに確認すること

トヨタの車の鍵を紛失してしまったとき、状況によって自分で対応できる場合と、販売店や鍵屋などの業者に依頼が必要な場合があります。

インロックしていないか確認

車の鍵のトラブルとして最も多いといわれているのが、『インロックトラブル』です。

近年では、鍵を取り出さなくても施錠できるスマートキーが主流となっていることで、鍵を車内に残したまま誤ってロックをかけてしまうトラブルが多発しています。

インロックを防ぐために、鍵が車内に残ったまま施錠しようとするとブザーで知らせる車種が多いですが、電池残量が低下しているなどの状況によってはうまく作動せず、インロックが起こりうる可能性があります。

『鍵を紛失したと思っていたけど、実はインロックしているだけで車内に鍵があった』という場合も多いので、可能な範囲で鍵が車内にないか確認してみましょう。

インロックならロードサービスでも解決できる

紛失ではなくインロックしているだけであった場合は、ロードサービスに依頼して解決できる場合が多いです。

JAFに加入している場合、インロックトラブルによる解錠は基本的に無料で対応してもらうことができます。

また、トラブルが起こっている現場まで出張して解錠してもらうことが可能なため、移動の手間もかからない点もメリットです。

大型連休中などの、トラブルの発生件数が増える時期は待ち時間が発生する場合もありますが、できるだけ費用をかけずに解決したいというときは、加入しているロードサービスに相談しましょう。

ただ、ロードサービスは『鍵の作成』には非対応である場合が多いため、『インロックだと思っていたけど、紛失していた』というときは、再度鍵屋や販売店に依頼する手間がかかってしまいます。

確実にインロックだと判断できないときは、鍵の作成に対応している業者に依頼することがおすすめです。

スペアキーがないか確認

自宅や自宅近くで鍵を紛失してしまったときは、スペアキーがないか確認してみましょう。

トヨタの車の場合、納車時にスマートキーが2個付属しているため、紛失していなければスペアキーを使用して車を動かすことができます。

（※2023年6月以降は半導体不足の影響により、納車時の受け渡しがスマートキー1つ+メカニカルキー1つに変更されています。）

外出先で紛失してしまった場合でも、距離によってはスペアキーを取りに帰った方が費用を抑えられる場合がありますので、検討してみてください。

なお、スマートキーを使用している場合、メカニカルキーのみではエンジンの始動を行う事ができない点に注意が必要です。

電子キーをすべて紛失してしまったときは、こちらの『トヨタの車の鍵を紛失したときの対処法は2つ』を参考に対応してみてください。

車の情報や鍵の種類を確認

販売店や鍵屋に依頼して鍵の作成を行う場合、車の情報や鍵の種類を確認しておくとよりスムーズに対応する事ができます。

トヨタの車の鍵の種類は、主に『イグニッションキー』、『リモコンキー』、『スマートキー』の主に3種類があります。

近年主流となっている、エンジンの始動や施錠・解錠をキーレスで行う鍵は、スマートキーと呼ばれる鍵となっています。

一方で、キーをさして回すことでエンジンの始動を行う場合は、イグニッションキーもしくはリモコンキーです。

次に、車の車種や年式を確認しましょう。

年式は購入した車が製造された年代や、国内で初めて登録された年を示すものです。

車検証の『初度登録年月の欄』に記載されていますが、車内にある場合は確認できないと思いますので、わからない場合は一旦保留しておきましょう。

イモビライザーの有無は必ず確認

鍵屋に依頼する場合に確認しておきたいのが、『イモビライザー（車の盗難防止システム）の有無』です。

イモビライザ－が搭載されている場合、鍵屋によっては対応できない場合がありますので、問い合わせの際に確認しておくとスムーズです。

搭載されているかどうかは、下記の方法で確認することができます。

イモビライザーが搭載されている車であれば、『車₊鍵穴』や『車₊鍵』のアイコンのインジケーターランプがついている場合が多いです。

また、車の車種をインターネットで検索し、取扱説明書を確認するとイモビライザー搭載車かどうか調べることができます。

トヨタの車の鍵を紛失したときの対処法は2つ

トヨタの車の鍵を紛失した場合は、下記の2つの方法で対応することが可能です。

スペアキーがあって、すぐに鍵が必要なわけではないという場合は、トヨタの販売店に依頼する方法がおすすめです。

一方で、外出先のトラブルやスペアキーが1本もなくてすぐに鍵が必要な場合は、鍵屋に依頼するといいでしょう。

それぞれの依頼方法や注意点については、各リンク先の見出しでご紹介しているのでチェックしてみてください。

トヨタの販売店に依頼して対応する場合

トヨタの販売店に依頼する場合、車種・年式、イモビライザーの有無問わず作成することができます。

購入した店舗、もしくは近くのトヨタ車を取り扱っている販売店に依頼しましょう。

鍵の作成には1～2週間程度の時間を要するため、急いでいる場合はこちらの『鍵屋に依頼して対応する場合』を参考に、鍵屋に依頼することがおすすめです。

販売店に依頼した場合、純正キーの取り寄せとなりますので、鍵が使えないなどのトラブルや誤作動が発生することが少ないといったメリットがあります。

ただ、イモビライザーが搭載されている鍵やスマートキーなどの特殊な鍵の場合は、作成費用が高額となってしまう可能性がありますので注意しましょう。

次の見出しからは、販売店に依頼するときの手順や注意点についてご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

トヨタの販売店に依頼するときの手順

トヨタの販売店に依頼する場合は、下記の手順で対応しましょう。

作成方法の詳細については、販売店に電話で問い合わせることで教えてもらうことができます。

お近くの販売店は、こちらの『トヨタ　販売店検索』で探すことができます。

紛失したキーの登録削除を依頼

鍵を紛失したところを誰かに見られていた場合や、近所で鍵を落とした場合などは、悪用されてしまうリスクがあります。

車が盗難されてしまうのを防ぐためにも、紛失したキーの無効化を行っておくと安心です。

キーの無効化もトヨタの販売店で行う事ができるので、手持ちの鍵をすべて持参して販売店に行きましょう。

鍵の作成時に準備する書類準備する

販売店に鍵の作成を依頼する際は、いくつかの書類が必要になります。

鍵の作成を依頼する人によって、必要な書類が異なりますので、あらかじめ確認しておくとスムーズに対応する事ができます。

依頼者	必要な書類
車検証記載の登録上の使用者本人	・身分証明書（免許証・パスポート・マイナンバーカードなど） ・車検証
車検証記載の登録上の使用者の家族	・来店した人の身分証明書 ・車検証 ・来店した人物と使用者（所有者）との関係が判る書類（住民票など）
車検証記載の登録上の使用者が法人	・来店した人の身分証明書 ・車検証 ・来店した人と法人との関係が判る書類（社員証・名刺など）

上記の書類に加えて、『キーナンバー』の控えを持っていくと、比較的早く鍵の作成を行うことができます。

キーナンバーは、本キーに付属している『キーナンバープレート』に刻印されているので確認してみてください。

キーナンバープレートも一緒に紛失してしまった場合は、販売店に登録されている情報を照会してもらう、もしくはシリンダーの分解が必要となります。

シリンダー分解が必要になった場合は、別途費用が発生することがありますので、キーナンバーがないかしっかり確認しておくことがおすすめです。

トヨタの販売店に依頼した場合の料金

トヨタの販売店に鍵の作成を依頼した場合の料金は、車種やイモビライザーの有無によって異なります。

	費用
イモビライザーなし	16,500円～
イモビライザーあり	60,500円～

イモビライザーが搭載されている鍵を紛失した場合は新しいコンピューターへの交換が必要となるため、一般的な鍵に比べて高額な費用がかかってしまう点に注意が必要です。

高級車など、車種によっては10万円を超える可能性もありますので、見積をよく確認してから依頼されることをお勧めします。

販売店に依頼するときの注意点

トヨタの販売店に依頼した場合、鍵の種類や車種問わず鍵の作成を行えるというメリットがある一方で、下記のような注意点もあります。

状況によっては、鍵屋に依頼した方がスムーズに対応できる場合もありますので、あらかじめチェックしてみてください。

外出先で紛失した場合はレッカーの手配が必要

販売店で鍵の作成を行う場合、その場で作成することができないため、外出先で鍵を紛失した場合はレッカーを手配して家まで車を運ぶ必要があります。

レッカーはJAFや任意保険に付帯している事が多いので、加入しているロードサービスや保険会社に連絡して手配しましょう。

JAFの場合、レッカーでのけん引作業は15㎞までは無料、超過した場合は1㎞/730円の費用が加算されます（会員の場合）。

加入しているロードサービスによって対応距離や費用は異なるため、問い合わせの際に確認しておくと安心です。

鍵の作成までに時間がかかる

トヨタの販売店に鍵の作成を依頼した場合の納期は、1～2週間程度といわれています。

（年末年始などの大型連休中は、さらに時間がかかる場合があります。）

スペアキーも紛失して鍵が1本もない状態になっているときは、鍵が納品されるまで動かせなくなってしまう点に注意が必要です。

すぐに鍵が必要な場合は、次の見出しでご紹介する、鍵屋に依頼する方法も検討してみてください。

鍵屋に依頼して対応する場合

スペアキーも紛失して鍵が1本もない場合や、外出先で鍵を紛失して車が動かせないなど、緊急時は鍵屋への依頼がおすすめです。

鍵屋なら、現場近くを巡回している作業員を手配して現地まで出張し、その場で作業を行うため、車を動かす必要がありません。

鍵の作成もお伺いしたその日のうちに行う事ができますので、作業が完了したらすぐに車に乗っていただくことができます。

インロック・紛失など状況に応じたさまざまな作業に対応しているので、原因がわからない場合でもお気軽にご相談ください。

次の見出しからは鍵屋に依頼する場合の手順や注意点、料金についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

鍵屋に依頼する時の手順

鍵紛失時に鍵屋に依頼する場合は、下記のような手順で対応します。

鍵屋に依頼した場合は、トラブルが起こっている現地で作業を行うため、レッカーなどで車の移動を行う必要はありません。

ただ、有料道路上でのトラブルなど、状況によっては別途費用がかかることもありますので、あらかじめ確認しておくと安心です。

鍵屋に依頼する時の注意点

鍵屋に依頼する場合、下記のような注意点もありますので確認しておきましょう。

対応できない鍵がある

鍵屋では、すべてのトヨタの車の鍵作成を行う事ができるとは限りません。

特に、イモビライザーを搭載しているなどの特殊な鍵を使用している場合は、作成ができないことがあります。

対応の可否は作業を行う鍵屋によって異なりますので、まずはお電話にてご相談ください。

確実に鍵の作成を行いたいという場合は、トヨタの販売店に依頼することがおすすめです。

悪質な業者がいる

鍵屋は全国に多数展開しているため、中には高額な費用を請求してきたり、ずさんな作業を行うなどの悪質な業者がいるという話も耳にします。

悪質な業者に引っかからないためには2～3社から見積もりを取る、鍵屋の公式ホームページなどに記載されている施工事例や口コミ見ると、大体の相場料金や鍵屋の雰囲気をを確認することができるのでおすすめです。

また出張料・見積料・キャンセル料が無料で対応ができる鍵屋を選んで見積を取ると、余分な費用を抑えることができます。

鍵屋によっては、『作業を行った場合は無料』などの条件が付いている場合もありますので、問い合わせの時点で確認しておくと安心です。

生活救急車では、出張料・見積料・キャンセル料は無料で承っておりますので、お気軽にご相談ください。

鍵屋に依頼する場合の料金表

生活救急車で、車の鍵作成作業を行う場合の基本料金表をご紹介します。

鍵屋への依頼を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

作業内容	作業料金（税込み）
鍵作成（刻みキー）	14,300円～
鍵作成（特殊）	55,000円～
鍵作成（イモビライザー）	見積/料金問合せ

鍵屋で車の鍵の作成を行う場合、鍵の種類によって料金が異なるため、正確な費用に関しては現地でのお見積りにてご案内しております。

また、イモビライザーが搭載されている車は、対応の可否が状況によって異なりますので、お問い合わせの際にご確認ください。

次の見出しでは、生活救急車で車の鍵作成を行った場合の施工事例をご紹介しているので、合わせてぜひチェックしてみてください。

鍵屋に車の鍵作成を依頼した場合の施工事例

鍵屋に車の鍵作成を依頼した場合、現場の状況によって行う作業や費用が異なるため、正確な料金に関しては現地でのお見積りにてご案内しております。

ただ、依頼する前に大体の料金でも知っておくと安心できると思うので、ここでは生活救急車で実際に対応した、車の鍵作成作業の施工事例をご紹介します。

鍵紛失による車の鍵作成

自動車の鍵を紛失したとのことで、ご依頼をいただきました。

15年以上前に購入した車の、鍵作製作業にて対応しました。

鍵紛失によるトラックの鍵作成

車のキーを紛失したため、鍵作成の御依頼でした。

シリンダーを覗いて段差を読み、予備と合わせて2本の鍵を作成しました。

鍵紛失による車の鍵作成

車の鍵を紛失したとの、ご相談をいただきました。

イモビライザーなしの、2015年式の車の鍵作製作業にて対応しました。

鍵紛失による車の鍵作成

家の近くのスーパーで、車の鍵を紛失したとのご相談をいただきました。

H30年式の車で、鍵の作成作業にて対応しました。

トヨタの車の鍵を紛失したときは生活救急車にお任せください！

トヨタの車の鍵を紛失してしまったときは、トヨタの販売店や鍵屋にて鍵作成を行う事ができます。

外出先で鍵を紛失した、鍵が1本もないなどの緊急時の場合は、鍵屋ならその場で作成が可能です。

生活救急車でも、車の鍵作成作業を承っております。

出張料・見積料・キャンセル料は無料でご対応可能ですので、お気軽にお問い合わせください。