トイレの鍵付きドアノブの交換費用がわからなくて困っていませんか?
トイレの鍵付きドアノブの交換を鍵屋に依頼した場合、ドアノブに搭載されている鍵の種類や行う作業内容によって費用は異なります。
正確な料金については鍵屋から見積もりを取る必要がありますが、依頼する前に大体の料金を知っておくと安心できると思います。
そこで今回は、トイレの鍵付きドアノブの交換費用を種類や状況別にご紹介します。
生活救急車で実際に対応したときの施工事例も掲載しておりますので、是非参考にしてみてください。
トイレの鍵付きドアノブの修理で直るトラブル
トイレの鍵付きドアノブで発生するトラブルの症状によっては、交換ではなく修理でも改善できるケースがあります。
- 【トイレの鍵付きドアノブの修理で直るトラブル】
- ・ドアノブ、ラッチのぐらつき
- ・ラッチの動作不良
それぞれのトラブルや修理料金の相場については、次の見出しからご紹介します。
トイレのドアノブがグラついているとき
トイレのドアノブや、ドア側面の錠ケース(ラッチケース)がグラグラしている場合は、部品を固定しているネジが緩んでいるだけの可能性が高いです。
緩んでいるネジの場所が確認できるなら、自分で締め直すことで症状を改善させることが可能です。
ただ、緩んでいるネジの場所がわからない、ネジを回してもすぐ緩んでしまうという場合は鍵屋に修理を依頼することも検討してみてください。
トイレのドアノブのぐらつき修理を依頼した場合の費用は、8,800円~15,000円程度が相場となっています。
トイレのぐらつき修理事例
トイレ錠に、グラつきがあるとのご相談をいただきました。
根本の座の固定ねじが緩んでグラグラしている状態でしたので、一旦ハンドルと座を取り外して再設置を行いました。
項目内容 | 料金(税込) |
トイレ錠修理 軽作業 | 8,800円 |
合計 | 8,800円 |
ラッチが操作できないとき
ドアノブを下げてもラッチが引っ込まないなどの、ラッチケースが原因となっているトラブルの場合は、ラッチのみの交換で対応できることがあります。
ラッチはドアノブと連動している部品のため、取っ手の規格と同じものがあれば単体での交換が可能で、15,400円程度の費用がかかります。
ただ、扉が閉まった状態でラッチが動かず、解錠作業が必要となった場合は26,400円~30,000円程度の費用が発生することもあります。
ラッチの不具合修理事例
トイレドアのレバーハンドルが固く、開けづらい状況でした。
扉内のラッチケースの経年劣化による症状が発生していたため、ラッチケースの交換を行いました。
項目内容 | 料金(税込) |
トイレドア ラッチケース交換 | 11,000円 |
GIKEN 部品代 | 4,400円 |
合計 | 15,400円 |
トイレのドアノブの種類は?
トイレのドアノブの種類は大きく分けて握り玉・レバーハンドル・引手の3つです。鍵の種類はよくあるものを5つご紹介いたします。
鍵付きででも、鍵が閉まっていることが外からでも確認できる「表示錠」がないものもあります。
まず、ドアノブの種類からご説明いたします。
握り玉
取っ手部分を握って回して操作するドアノブ。
握り玉を回すのが面倒だったり、握力が低下で開け閉めが大変な方のために、ラッチを出なくしたり、ストライクのラッチ部分の穴をふさぐ細工をされるご家庭もあります。
握り玉の表示錠
握り玉の表示錠は、外側のノブに赤・青(緑)の表示器があります。
中から鍵を開けられなくなった緊急事態用に、外側のノブには「非常解錠装置」がついています。
製品によっては不正解錠を防ぐために非常解除装置がありません。
レバーハンドル
取っ手部分を下げて操作するドアノブ。
開け閉めが楽なため、握り玉から交換するご家庭も多くあります。
レバーハンドルの表示錠
レバーハンドルの表示錠は、外側のノブに赤・青(緑)の表示器があります。
中から鍵を開けられなくなった緊急事態用に、外側のノブや座の部分に「非常解錠装置」がついています。
製品によっては不正解錠を防ぐために非常解除装置がありません。
引手・ドアハンドル
引き戸を開け閉めする際に指をひっかける部分のことを引手(ひきて)と呼び、トイレのドアが引き戸の場合引手と鍵が別になっていることが多く、ご家庭によっては鍵付きである戸襖錠の場合もあります。
バリアフリーのリフォームをされたご家庭などでは、操作がしやすいドアハンドルにしている場合もあります。
引手の表示錠
引手の表示錠は、引手と一体になっているものと、引手と別になっているセパレートタイプがあります。
外側の引手に赤・青(緑)の表示器があります。
中から鍵を開けられなくなった緊急事態用に、外側のノブや座の部分に「非常解錠装置」がついています。
製品によっては不正解錠を防ぐために非常解除装置がありません。
トイレの鍵の種類
トイレの鍵の種類によっては、空室かどうかが外から確認できる表示がないものもあります。
-
- サムターン
サムターン(つまみ)を回して施錠・解錠ができます。
- サムターン
-
- プッシュボタン
ボタンを押すと施錠され、内側のノブを回すとボタンが元に戻り解錠されます。
- プッシュボタン
-
- スライドロック
スライドロックの場合、外側のドアノブは握り玉である製品が多いです。
スライドロックを押し込みラッチを固定することで施錠されます。
スライドロックを元に戻すとラッチの固定が外れ、つまみが動かせるようになり開錠状態になります。※つまみとノブは連動しています。
- スライドロック
-
- スライドラッチ
つまみやラッチを横にスライドさせて、ドアを固定することで施錠できます。外側のドアノブとは連動されていないため、後付けもできる鍵です。スライドラッチの表示錠もあります。
- スライドラッチ
- 鎌錠
内側にあるつまみ(大型サムターン)を回して施錠ができます。取っ手とは別に設置されている場合もあります。
トイレのドアノブの選び方は?
トイレのドアノブを選ぶ時に大切なポイントを2つご紹介します。
ドアノブのサイズの測り方
ドアノブ選びで一番大事なのは「サイズがお使いのドアにあっているか」という点です。
- ラッチフロント(ドア側面に出る鍵部分)の横と縦
- ビズピッチ(ねじとねじの間)
- ドアの厚み
- バックセット(錠ケースの前面からノブまで)の長さ
- 丸座の直径(握り玉の場合)
- メーカー名と商品番号
これらを確認して、同じサイズのドアノブを選びましょう。
バックセットのサイズは、規格で32/50/51/60/64/65/70/90/100(mm)のいずれかに決められています。
握り玉タイプ→レバータイプのドアノブなど、錠本体とバックセットのサイズが同じであれば形状が違うドアノブに変えることもできます。
付属品や仕様を確認
ネットでドアノブを購入する場合、付属品の有無や製品の仕様も確認しましょう。
製品や販売されているサイトによって、
- ドアノブと錠本体がセットになっている
- 錠本体のみ
- ドアノブのみ
といった違いがあります。
ネットでの買い物はついつい値段ばかり重視してしまいがちですが、注文する前に自分が希望するセット内容かどうか必ずチェックしましょう。
ドアノブの仕様については、
- 表示錠(ロックされてると赤く切り替わるタイプ)
- レバーハンドルの向き
- ラッチの開き
などがあります。
ドアノブを設置する箇所や、ドアの向きなどに合ったタイプをお選びください。
レバーハンドルは左右共用で使える製品もあります。
ドアノブの外し方は?
種類別ドアノブの外し方
不具合が起きたドアノブをご自身で修理や交換する際、どうやってドアノブを外せばいいかわからないことが多くあります。
ドアノブには種類によって外す手順が異なりますので、こちらで解説いたします。
ドアノブの種類の違い・見分け方
ドアノブは3種類あり、インテグラル錠・チューブラ錠・円筒錠(えんとうじょう)で外し方が異なります。
この三種類の違い・簡単な見分け方は以下の通りです。
違い | インテグラル錠 | チューブラ錠 | 円筒錠 |
---|---|---|---|
デッドボルトが… | |||
丸座にネジが… |
インテグラル錠のドアノブの外し方
必要な道具
- ゴム手袋もしくは滑り止め付軍手
- プラスドライバー
- 交換用のドアノブ
外す手順
-
- 内側のドアノブの座をしっかりつかんで左に回して内側のドアノブ外す
※ノブと座は一体になっています。
- 内側のドアノブの座をしっかりつかんで左に回して内側のドアノブ外す
-
- 取付板のネジ(ビス)を左に回して取り外し、外側のドアノブを引き抜く
- 取付板のネジ(ビス)を左に回して取り外し、外側のドアノブを引き抜く
-
- フロントのネジも外す
ドアノブのグラつきの原因を取り外すことで発見することできます。破損がない場合ネジのゆるみでグラグラすることもありますので、ネジを締め直してみましょう。
もし交換をされる場合は、次の手順にお進みください。
- フロントのネジも外す
-
- 錠ケースを抜き出す
- 錠ケースを抜き出す
-
- 交換用の錠ケースを差し込み、ネジを右に回して取り付ける
- 交換用の錠ケースを差し込み、ネジを右に回して取り付ける
-
- 外側のドアノブと取付板を取り付ける
- 外側のドアノブと取付板を取り付ける
-
- 内側のドアノブを取り付ける
- 内側のドアノブを取り付ける
- ドアノブが回り、鍵がしっかり施錠・開錠できるか確認出来たら完了です
チューブラ錠のドアノブの外し方
必要な道具
新しくチューブラ錠を交換される際は、ドアの厚みに合ったドアノブを購入しておきましょう。
- プラスドライバー
- 交換用のドアノブ
握り玉からレバーハンドルに交換することは可能です。
外す手順
-
- 内側にあるドアノブのネジ(ビス)を左に回して外す
- 内側にあるドアノブのネジ(ビス)を左に回して外す
-
- 外側のドアノブのネジも外す
- 外側のドアノブのネジも外す
-
- 両方のドアノブを引き抜く
ドアノブのグラつきの原因を取り外すことで発見することできます。破損がない場合ネジのゆるみでグラグラすることもありますので、ネジを締め直してみましょう。
もし交換をされる場合は、次の手順にお進みください。
- 両方のドアノブを引き抜く
-
- フロントのネジも外す
- フロントのネジも外す
-
- フロントを抜き出す
- フロントを抜き出す
-
- 交換用のドアノブのラッチボルトを取り付ける
ネジを右に回してしっかり取り付けます。ラッチボルトの向きには注意しましょう。
- 交換用のドアノブのラッチボルトを取り付ける
-
- 外側のドアノブを取り付ける
- 外側のドアノブを取り付ける
-
- 内側のドアノブを取り付ける
- 内側のドアノブを取り付ける
- ドアノブがちゃんとまわり、鍵がしっかり施錠・開錠できるか確認出来たら完了です
円筒錠のドアノブの外し方
必要な道具
新しく円筒錠を交換される際は、ドアの厚みに合ったドアノブを購入しておきましょう。
- プラスドライバー
- マイナスドライバー
- 千枚通し
クリップや爪楊枝でも代用は可能
- 交換用のドアノブ
握り玉からレバーハンドルに交換することは可能です。
外す手順
-
- 内側のドアノブの付け根にある、小さな穴に千枚通しを入れ、内部にあるバネを軽く押しながら握り玉を引き抜く
- 内側のドアノブの付け根にある、小さな穴に千枚通しを入れ、内部にあるバネを軽く押しながら握り玉を引き抜く
-
- 丸座の側面にある切り込み部分にマイナスドライバーを差し込み丸座を外す
- 丸座の側面にある切り込み部分にマイナスドライバーを差し込み丸座を外す
-
- プラスドライバーで取付板を留めてあるネジ(ビス)を左回しで外し、反対側のドアノブを引き抜く
ドアノブのグラつきの原因を取り外すことで発見することできます。破損がない場合ネジのゆるみでグラグラすることもありますので、ネジを締め直してみましょう。
もし交換をされる場合は、次の手順にお進みください。
- プラスドライバーで取付板を留めてあるネジ(ビス)を左回しで外し、反対側のドアノブを引き抜く
-
- フロントのネジも外す
- フロントのネジも外す
-
- ラッチボルトを抜き出す
- ラッチボルトを抜き出す
-
- 交換用のドアノブのラッチボルトを取り付ける
ネジを右に回してしっかり取り付けます。ラッチボルトの向きには注意しましょう。
- 交換用のドアノブのラッチボルトを取り付ける
-
- 外側(円筒部が付いている)ドアノブを差し込み、取付板のネジを右に回しで取り付ける
- 外側(円筒部が付いている)ドアノブを差し込み、取付板のネジを右に回しで取り付ける
-
- 丸座の向きを確かめて取り付ける
- 丸座の向きを確かめて取り付ける
-
- 内側のドアノブを溝の位置を揃えて差し込む
※位置を揃えず差し込むと引き抜くことが出来なくなる場合があります。ご注意ください。
- 内側のドアノブを溝の位置を揃えて差し込む
- ドアノブがちゃんとまわり、鍵がしっかり施錠・開錠できるか確認出来たら完了です
動画・漫画でわかる!ドアノブの外し方
ドアノブの交換時に気をつけるべきポイント
ドアノブの交換を自分でする際、スムーズに作業を進めるために大切なポイントを3つご紹介します。
ドアノブのサイズは必ず合わせる
先ほどもご紹介しましたが、ドアノブのサイズは必ず細かく確認してください。
なんとなく大まかにサイズを合わせて購入してしまうと、上手くドアにハマらなかったり、鍵が機能しないことがあります。
新しいものを買い直す手間と費用がかかるので、細部までしっかりとサイズを計測しましょう。
ビスに合ったサイズの工具を使う
ビス留めをする際、かならずビスのサイズにあったドライバー等を使いましょう。
ビスに対して大きすぎたり小さすぎるドライバーを使うと、滑ってビス頭が潰れてしまうことがあります。
ビス頭が潰れると普通のドライバーでは取り外しできなくなってしまいます。
ドアノブを留めるような小さいドライバーがない場合は、ホームセンターなどで購入しておきましょう。
予め動画などで構造や作業の流れを知っておく
ドアノブの交換が初めての場合は、動画などで錠本体とドアノブの構造と作業工程について知っておきましょう。
特にラッチボルト(ドアの側面から出て出る部品)は、向きに注意しないとドアの開閉がスムーズにできないこともあります。
ドアノブと錠本体の構造を理解し、順番を守って作業することで失敗する可能性が抑えられます。
トイレの鍵付きドアノブの種類別交換費用
トイレのドアノブに取り付けられている鍵は、『ラッチ固定式』と『デッドボルト式』の2種類があります。
どちらの鍵が取り付けられているかは、ドアの側面についている『錠ケース』を見ると判断することができます。
錠ケースにラッチ(三角形の部品)のみが飛び出している場合はラッチ固定式、ラッチのほかに四角形の部品(デッドボルト)が内蔵されているときはデッドボルト式の鍵となります。
ごく一般的な住宅のトイレのドアノブにはラッチ固定式が用いられていることが多いですが、公共施設や店舗のトイレではデッドボルト式が使用されていることもあります。
鍵の種類によって取付けられるドアノブや費用が異なるため、次の見出しからは種類別の交換費用をご紹介したいと思います。
ラッチ固定式の鍵付きドアノブ交換費用
トイレに取り付けられている鍵付きドアノブは、『ラッチ固定式』のものが一般的です。
その名の通り、施錠操作を行うことでラッチが固定されることによってドアが開くのを防ぐことができます。
ラッチ固定式の鍵を搭載したドアノブは、『円筒錠』、『チューブラ錠』、『レバーハンドル錠』の主に3種類があります。
ドアノブの種類別の交換費用は、下記の表をご確認ください。
ドアノブの種類 | 交換費用相場 |
---|---|
円筒錠 | 20,000円~40,000円 |
チューブラ錠 | 15,000円~30,000円 |
レバーハンドル錠 | 20,000円~50,000円 |
円筒錠やチューブラ錠などの握り玉タイプのドアノブの場合は、ドアノブ本体の価格がリーズナブルなものが多いこともあり、比較的安価で交換を行うことができます。
一方でレバーハンドル錠は利便性やデザイン性の高いものを選ぶと部品代が上がるため、握り玉ドアノブの交換費用に比べて高くなってしまうことがあります。
デッドボルト式の鍵付きドアノブ交換費用
玄関や勝手口などの防犯性を高めたい場所に使用されていることが多いデッドボルト式の鍵付きドアノブは、トイレでもまれに取り付けられていることがあります。
デッドボルト式の鍵は、施錠操作を行うことで錠ケース(ドアの内部に設置された部品)からデッドボルトと呼ばれるカンヌキが飛び出して戸枠に設置されているストライクに収まることで、ドアが開くのを防ぐことができます。
ラッチ固定式の鍵に比べて頑丈なため室内というよりは、屋外などの防犯性を高めたい場所に取り付けられていることが多いです。
デッドボルト式の鍵を搭載したドアノブは『インテグラル錠』の1種類のみで、20,000円~50,000円が交換費用の相場となっています。
トイレの鍵付きドアノブ交換費用が高くなるケース
トイレの鍵付きドアノブの交換作業を業者に依頼した場合、基本的には『ドアノブ交換作業費』+『部品代』で行うことができます。
ただし、下記のような状況によっては別の作業が必要となり、相場料金よりも高くなることがあります。
- 【鍵付きドアノブの交換費用が高くなるケース】
- ・ドアの解錠作業が発生するとき
- ・錠前ごと交換するとき
- ・規格の異なるドアノブに交換するとき
ここでは、トイレの鍵付きドアノブの交換費用が高くなるケースをご紹介します。
ドアの解錠作業が必要なとき
トイレのドアや鍵が開かなくなってしまった場合は、ドアノブの交換作業に加えてドアの『解錠作業』が必要となります。
ドアノブの交換作業はドアが開いている状態でなければ行うことができないため、交換作業前に解錠を行います。
トイレドアの解錠作業費は11,000円~が相場費用となっていて、交換作業費、部品代と合わせると27,000円~38,000円程度の費用がかかります。
ただ、鍵が開かなくなった原因が故障でなく、『誤って施錠状態でドアを閉めてしまった』というようなインロックトラブルの場合は、非常解錠装置を用いることで解錠できる可能性があります。
非常解錠装置の有無や解錠方法はドアノブや鍵の種類によって異なりますが、ごく一般的なものであれば鍵のくぼみにコインなどを噛ませて回すことで解錠が可能です。
どうしても開かないときや非常解錠装置が搭載されていない場合は、鍵屋に解錠・ドアノブの交換を依頼されることをおすすめします。
解錠作業を含む鍵付きドアノブの交換作業事例
トイレの解錠と、錠前交換の依頼で訪問しました。
経年劣化によるラッチ不具合により、開けられない状況でした。
解錠作業を行った後、新しいレバーハンドル錠に交換致しました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
トイレの解錠 軽度故障不具合 | 11,000円 |
トイレの錠前交換 | 25,300円 |
NAGASAWA 部品代 | 2,200円 |
合計 | 38,500円 |
錠前ごと交換するとき
トイレの鍵付きドアノブの交換作業は、『ドアノブの取っ手だけ交換する方法』と『取っ手と錠ケースを合わせた錠前ごと交換する方法』の主に2パターンがあります。
ドアノブの取っ手が取れてしまった、折れてしまったというような取っ手だけが原因となっているトラブルの場合は、取っ手単体の交換で解決することができます。
一方でドアノブの経年劣化などが原因のトラブルの場合などは、取っ手と錠ケースを合わせた錠前ごとの交換が必要となるケースが多いです。
取っ手のみの交換費用の相場は16,000円~20,000円程度であるのに対し、錠前交換は30,000円~40,000円程度の費用が相場となります。
錠前交換で少しでも費用を抑えたいときは、依頼する鍵屋にリーズナブルな価格の部品はないか聞いてみるといいでしょう。
規格の異なるドアノブに交換するとき
トイレの鍵付きドアノブを交換する際、もともと取り付けられていたドアノブと同じ規格の部品を使用することが多いです。
ただ、『握り玉の鍵付きドアノブをレバーハンドルにしたい』、『ラッチ固定式からデッドボルト式の鍵にしたい』など、異なる規格のドアノブへの交換を希望している場合は費用が高くなることがあります。
既存の取り付け穴の規格と異なるドアノブを取り付ける場合は、取り付け穴の加工作業が必要となり、ドアノブ交換費用と部品代の他に加工作業費用が発生します。
加工作業費を含む鍵付きドアノブの交換作業費用は、38,000円~47,000円程度が相場料金となっています。
加工作業を含む鍵付きドアノブの交換作業事例
トイレのドアレバーが戻らない状態とのことで、ご相談をいただきました。
経年劣化による錠前不具合から、レバーが戻りきらない状態でした。
SHOWA製のドアレバーが付いており、廃盤となっていたため、ドアに加工を入れてTX錠に交換致しました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
トイレドア錠前交換 | 25,300円 |
トイレドア加工 中作業 | 11,000円 |
NAGASAWA 部品代 | 2,200円 |
合計 | 38,500円 |
トイレの鍵付きドアノブの交換を業者に依頼したときの費用
トイレの鍵付きドアノブの交換を業者に依頼したときは、作業費用+部品代が基本的にかかります。
作業費用は基本的に一律である場合が多いため、総額費用が安くなるか、高くなるかはドアノブの本体代によって変わってきます。
また、依頼する鍵屋によっては出張料や見積料などが発生することもあるので、問い合わせの際に確認しておくと安心です。
次の見出しからはトイレの鍵付きドアノブを交換するときの料金表や、実際に対応した施工事例をご紹介したいと思います。
ドアノブ交換の料金表
生活救急車で、ドアノブ・取っ手の交換作業を行う場合の基本料金表をご紹介します。
鍵屋への依頼を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
作業内容 | 作業料金(税込み) |
---|---|
ドアノブ/ラッチ 修理・調整 | 8,800円~ |
ドアノブ交換 | 11,000円+部品代 |
錠前交換 | 25,300円₊部品代 |
トイレの鍵付きドアノブの取っ手のみ交換する場合は、11,000円+部品代で行うことができます。
一方で、取っ手だけでなく錠ケース(ラッチケース)も同時に、錠前ごと交換する場合は、取っ手のみの作業に比べて難しい作業となるので25,300円+部品代が発生します。
どちらの作業が必要になるかは現場の状況によって異なるため、詳しい作業内容や料金に関しては現地見積をご利用ください。
生活救急車では出張料・見積料・キャンセル料は無料で承っておりますので、『料金を見てから判断したい』という場合でも対応させていただきます。
業者に依頼したときの施工事例
鍵屋にトイレの鍵付きドアノブ交換を依頼した場合、現場の状況によって行う作業や費用が異なるため、正確な料金に関しては現地でのお見積りにてご案内しております。
ただ、依頼する前に大体の料金でも知っておくと安心できると思うので、ここでは生活救急車で実際に対応した、トイレの鍵付きドアノブ交換作業の費用事例をご紹介します。
トイレのドアノブ交換
経年劣化によりトイレの玉座が破損している状態でしたので、同型番を使用して交換を行いました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
トイレドアノブ交換 簡易錠 | 11,000円 |
GIKEN 部品代 | 5,720円 |
合計 | 16,720円 |
トイレのドアノブ交換
トイレの鍵交換のご依頼でした。
KOODAIのラッチが故障したらしく、外してある状態でした。
即対応できる部品としてTOMFUをご提案し、そのまま作業させていただきました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
トイレのドアノブ交換 | 25,300円 |
TOMFU 部品代 | 2,200円 |
合計 | 27,500円 |
トイレドアの錠前交換
トイレ扉の、鍵交換をご希望でした。
経年劣化による症状が出ており、同じ錠前に交換させていただきました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
トイレ錠前交換 | 25,300円 |
GOAL 部品代 | 6,600円 |
合計 | 31,900円 |
トイレドアの鍵交換
トイレのドアノブが固く、回りづらいとのご依頼をいただきました。
一時、中に人が閉じ込められるような事態にもなったようで、苦労の末何とか開けることができたとのことです。
原因は扉内部の錠ケースの経年劣化であったので、ドアノブの一式交換にて対応いたしました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
トイレドア錠ケース交換 錠前 | 25,300円 |
SHOWA 部品代 | 14,850円 |
合計 | 40,150円 |
トイレの鍵が開かない!非常解錠する方法
トイレの鍵には、非常時用に外から鍵を開けられる「非常解錠装置」があります。
一般的な非常解錠装置の場所と解錠方法をご説明いたします。
握り玉の非常解錠装置
握り玉の多くは、ノブを正面から見て中央部分に非常解錠装置の溝があります。
-
- マイナイスドライバーを準備
※硬貨で解錠できる製品もあります。
- マイナイスドライバーを準備
-
- 非常解錠装置の溝にマイナイスドライバーを差し込む
- 非常解錠装置の溝にマイナイスドライバーを差し込む
-
- 右に回す
- 右に回す
- 表示が施錠状態から、開錠状態になれば成功です。
非常解錠装置を回しても鍵が開かない場合や非常解錠装置が回らない場合は、出張の鍵業者にご相談ください。中で閉じ込められている人から応答がないなど緊急な状態であれば119番に連絡しレスキュー隊を呼びましょう。
レバーハンドルの非常解錠装置
レバーハンドルは、ノブ部分か座に非常解錠装置の小さな溝があります。
-
- マイナイスドライバーを準備
※硬貨で解錠できる製品もあります。
- マイナイスドライバーを準備
-
- 非常解錠装置の溝にマイナイスドライバーを差し込む
- 非常解錠装置の溝にマイナイスドライバーを差し込む
-
- 右に回す
- 右に回す
- 表示が施錠状態から、開錠状態になれば成功です。
非常解錠装置を回しても鍵が開かない場合や非常解錠装置が回らない場合は、出張の鍵業者にご相談ください。中で閉じ込められている人から応答がないなど緊急な状態であれば119番に連絡しレスキュー隊を呼びましょう。
引手の非常解錠装置
鍵が引手と別に設置されている場合はレバーハンドルの非常解錠と同じように溝にマイナイスドライバーか硬貨を差し込み、右に回してみましょう。
次に引手と鍵が一体になっているタイプの非常解錠方法をご紹介致します。
-
- 千枚通しもしくはヘアピンを準備
引手にある非常解錠の小さな穴に入る棒状のものをご準備ください。
クリップもしくは爪楊枝で代用も可能です。
- 千枚通しもしくはヘアピンを準備
-
- 非常解錠装置の穴に千枚通しを差し込む
- 非常解錠装置の穴に千枚通しを差し込む
-
- そのまま上に動かす
※製品によっては下に動かす
- そのまま上に動かす
- 表示が施錠状態から、開錠状態になれば成功です。
非常解錠装置を回しても鍵が開かない場合や非常解錠装置が動かない場合は、出張の鍵業者にご相談ください。中で閉じ込められている人から応答がないなど緊急な状態であれば119番に連絡しレスキュー隊を呼びましょう。
非常解錠装置でも開かない場合は鍵屋に相談!
非常解錠装置で鍵を回してもドアが開かなかったり鍵が開かない場合は、出張の鍵屋に相談をしてください。
トイレの中に人が閉じ込められている場合は、そのことを鍵屋に伝えましょう!
中で閉じ込められている人から応答がないなど緊急な状態であれば119番に連絡しレスキュー隊を呼びましょう。
トイレの鍵付きドアノブの交換なら生活救急車にお任せください!
トイレの鍵付きドアノブの交換を鍵屋に依頼したときの費用は、ドアノブの鍵の種類や行う作業内容によって異なります。
ごく一般的なドアノブ交換のみの作業で、ラッチ固定式のドアノブを使用した場合は相場料金で行うことができますが、追加作業が発生した場合は高くなることもあります。
現場の状況によって必要な作業や取り付けられるドアノブの種類は異なるため、正確な料金を知りたい場合はまず現地見積をご利用ください。
生活救急車では、出張料・見積料・キャンセル料は無料で承っております。
『一旦料金を確認したい』といった場合でも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。