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ドアのラッチのみの交換費用はいくら?鍵屋の施工事例を紹介

ドアのラッチのみの交換費用はいくら?鍵屋の施工事例を紹介 鍵のコラム

ドアのラッチのみの交換費用はいくら?鍵屋の施工事例を紹介

ドアのラッチに不具合が起こっているとき、ドアノブに特に異常がない場合は『ラッチだけ交換したい』という方もいらっしゃると思います。

ラッチの交換を鍵屋に依頼した場合、ドアノブにも劣化が見られる場合やドアノブの種類によってはラッチのみの交換ができないこともあります。

そこで今回は、ドアのラッチのみの交換費用、鍵屋の施工事例をご紹介します。

玄関と室内ドアのラッチ交換の違いについて

鍵屋に作業依頼をするときに、『ラッチだけ交換したい』と希望される方もよくいらっしゃるのですが、ラッチの種類によっては難しい場合があります。

ドアに設置されているラッチの種類は、主に下記の3つに分けることができます。

  • 【ラッチの種類】
  • ・施錠機能がついていないラッチ
  • ・施錠機能が付いているラッチ(ラッチ固定式)
  • ・ラッチ+デッドボルトが錠ケースに収まっているタイプ

室内のドアに設置されていることが多い、施錠機能がついていないラッチやラッチ固定式の簡易的な鍵が付いているタイプなら、ラッチのみの交換を行うことができます。

一方で玄関や勝手口などに設置されていることが多いデッドボルトを使って施錠するタイプの鍵を使用している場合は、ラッチ単体での交換ができないため錠ケースまるまる交換する必要があります。

ラッチのみの交換ができる鍵・ドアノブの種類

ラッチのみの交換ができる鍵・ドアノブの種類

これから鍵屋に見積り依頼をする人の中には、「ラッチの交換をお願いしたいのに、錠前交換の見積りを出された!」という場面に遭遇する人も出てくると思います。

ラッチ交換を依頼したいのに、見積り書に錠前交換と書かれていたら、ぼったくられているのではないかと不安になると思いますが、恐らくお客様が「ラッチのみの交換ができない鍵またはドアノブ」をお使いだと思います。

例えば「施錠機能がついている鍵・ドアノブ」については、錠ケースの中にラッチとデッドボルトに関連した部品が一緒に入っているため、「錠ケースの中のラッチだけを交換する」といった対応は基本的にできません。

一方で、室内のドアノブであれば、「施錠機能がついていない」もしくは「ラッチケースに簡易施錠機能がついている」部品が多いので、ラッチのみの交換が可能です(一部例外あり)。

玄関のラッチ交換は錠前交換になる

玄関のラッチ交換は錠前交換になる

玄関に取り付けられているラッチは、ほとんどが『デッドボルト』と呼ばれる施錠・解錠のための部品と一緒に錠ケースに入っている状態となっています。

『錠ケースを分解して不具合が起こっているラッチだけ交換できないの?』と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ラッチのみの部品販売はされていないため、錠前ごとの交換が必要です。

ただ、まれに玄関でもデッドボルトとラッチが別々に取り付けられているタイプのドアもあるため、このような場合はラッチのみの交換を行うことができます。

室内ドアでもインテグラル錠は錠前交換になる

室内ドアでもインテグラル錠は錠前交換になる

室内のドアノブでよく用いられている、チューブラ錠、円筒錠、レバーハンドル錠はラッチのみの交換を行うことができます。

ただ、室内に設置されているドアノブでも『インテグラル錠』の場合は、玄関と同様にデッドボルトが搭載されているため、錠前ごと交換が必要になります。

『室内なのに、見積の内容が錠前交換になっている』という場合は、ドア側面を確認してみて、デッドボルトがついていないか確認してみましょう。

サムターンを回すと出てくる四角い部品が、『デッドボルト』です。これが付いている場合は、室内でも錠前交換の対応となります。

ドアのラッチ交換で直る不具合の症状

ドアのラッチに不具合が起こっているときは、下記のような症状が発生することがあります。

それぞれの主な不具合の原因については、リンク先の見出しで詳しくご紹介しているので、チェックしてみてください。

ラッチが引っ込まない・出ない

ラッチが引っ込まない・出ない

ラッチの不具合でよくあるのが、ドアノブの操作をしてもラッチが引っ込まない、出ないといった症状です。

まだ使い始めて間もない場合は、ラッチに溜まった汚れが原因となっている可能性が高く、掃除で解決できることが多いです。

特に砂やホコリなどの汚れが入り込みやすい玄関は、汚れによる不具合が発生しやすいのでメンテナンスを一度行うこともおすすめです。

一方で長年使用しているラッチの場合は内部のバネが破損しているなどの経年劣化が考えられるため、新しいラッチに交換することで症状を改善することができます。

ドアが勝手に開く・閉まらない

ドアが勝手に開く・閉まらない

ドアが勝手に開いてしまう・閉まらないといった症状も、ラッチが原因となっていることがあります。

これは『ラッチに蓄積した汚れ』、『ラッチの潤滑剤切れ』、『ラッチの内部部品の破損』が発生して、動きが悪くなっていると考えられます。

汚れや潤滑剤切れが原因となっているときは、掃除・メンテナンスを行うことで改善できますが、パーツが破損しているときはラッチの交換が必要です。

ドアが勝手に開いてしまう状態を放置していると、強風で勢いよく扉が開くなどの思わぬ事故につながる恐れもあるため、早めに修理・交換を行うことをおすすめします。

ドアノブやレバーが空回りする

ドアノブやレバーが空回りする

ドアノブが空回りする原因は、主に下記の2つが考えられます。

  • 【ドアノブが空回りする原因】
  • ・ラッチのバネの劣化
  • ・ドアノブの芯が折れている

ラッチの内部にはバネが入っていて、このバネの反動を用いて出たり・引っ込んだりすることができています。

長年使用し続けることでバネが劣化・破損するとラッチの操作が行えなくなり、ドアノブをひねっても空回りしてドアが開かなくなってしまいます。

ラッチのバネが劣化しているときは部分的な修理を行うことができないため、ラッチもしくは錠ケースの交換を行うことが必要です。

一方で、ラッチの交換をしても改善しないときはドアノブの芯が折れていることでラッチの動きと連動ができず、ドアノブを回してもドアが開かなくなっている可能性が考えられます。

ドアノブが故障しているときはドアノブのみ新しい部品に交換するか、ドアノブ全体を交換する必要があります。

ラッチ交換で直らない故障原因について

ラッチ交換で直らない故障原因について

『ラッチが引っ込まない』、『ドアが勝手に開いてしまう』、『ドアノブが空回りする』といった症状は、ラッチ以外にも、他の場所が原因となっていることもあります。

下記のような場合はラッチを交換しても直らないので、別の修理作業が必要です。

  • 【ラッチ交換で直らない故障原因】
  • ・ストライクの位置ずれ
  • ・経年劣化によるドアの歪み
  • ・握り玉、レバーハンドルの軸折れ

ドア枠にはストライクと呼ばれる、ドアが閉まった際にラッチが収納される『受け』が設置されています。

ストライクはネジで固定されていますが、長年使用することで徐々に緩んで位置がズレ、ラッチが引っかかってしまうことがあります。

この場合は、ストライクを正常な一時調整する作業が必要です。

また、ドアを固定している蝶番のネジが緩んだりドア本体の経年劣化による歪みが起こることでドアが閉まらないときは、建付けの調整やドアのリフォームを行うことで改善します。

ドアノブの空回りが発生しているときは、握り玉やレバーハンドルの軸が折れて、ラッチを操作することができていない可能性も考えられるため、ドアノブの交換が必要です。

ドアのラッチのみの交換費用について

ドアのラッチのみの交換費用について

鍵屋にドアのラッチのみの交換を依頼したとき、室内のラッチの場合は15,400円~20,000円程度、玄関の場合は34,000円~50,000円程度が相場料金となっています。

室内での作業に比べて玄関は交換作業の難易度や部品代が高くなるため、まずは見積の依頼をするのが安心です。

鍵屋によって見積料や出張料、キャンセル料の有無は異なるので、電話での問い合わせ時に確認しておくことをおすすめします。

次の見出しからは生活救急車で対応した場合の基本料金表や、実際の料金事例をご紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

ラッチ・錠前の交換料金表

生活救急車で、ラッチ・錠前の交換を行う場合の基本料金表をご紹介します。

鍵屋への依頼を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

作業内容 作業料金(税込み)
ドアノブ/ラッチ 修理・調整 8,800円
ドアノブ交換 11,000円₊部品代
錠前交換 25,300円₊部品代

ラッチや錠前の交換を鍵屋に依頼した場合、作業費用₊部品代で行うことができます。

部品代に関してはメーカーや製品によって異なり、どれが取り付けられるかはドアの規格によって変わってくるため、正確な料金を出すには現場を確認する必要があります。

『作業を依頼する前にとりあえず料金が知りたい』、『どんな部品が取り付けられるのか相談したい』という場合は、現場見積りをご利用ください。

生活救急車では出張料・お見積料・キャンセル料はいただいておりませんので、お気軽にご相談ください。

鍵屋で対応したラッチ・錠前交換の施工事例

鍵屋にラッチ・錠前交換を依頼した場合、現場の状況によって行う作業や費用が異なるため、正確な料金に関しては現地でのお見積りにてご案内しております。

ただ、依頼する前に大体の料金でも知っておくと安心できると思うので、ここでは生活救急車で実際に対応したラッチ・錠前交換作業費用の事例をご紹介します。

トイレドアのラッチケース交換

トイレドアのラッチケース交換

トイレドアのレバーハンドルが固く、開けづらい状態でした。

扉内のラッチケースの経年劣化による異常が起こっていましたので、ラッチケースの交換にて対応いたしました。

項目内容 料金(税込)
トイレドア ラッチケース交換 11,000円
GIKEN 部品代 4,400円
合計 15,400円

リビングドアのラッチ交換

リビングドアのラッチ交換

室内ドアの、レバーハンドル修理のご依頼で訪問しました。

リビングドアのラッチが破損しており、ハンドルを下げていも引ききらない状態となっていました。

使用年数が20年近いとのことで、経年劣化による破損と思われましたので、ラッチ交換にて対応しました。

項目内容 料金(税込)
室内ドアラッチ交換 簡易錠 11,000円
NAGASAWA 部品代 4,400円
合計 15,400円

玄関ドアの錠前交換

玄関ドアの錠前交換

玄関ドアの錠前の不具合で、ご依頼をいただきました。

ラッチは引っ込んだままでドアノブも固く、ドアの建付けも悪い状態でした。

錠前の交換と、ドアの建付け修理にて対応いたしました。

項目内容 料金(税込)
玄関ドア錠前交換 25,300円
SHOWA 部品代 6,050円
合計 31,350円

玄関ドアのラッチ交換

玄関ドアのラッチ交換

玄関ラッチが扉を開けた後に戻らず、扉が閉まらないとのご相談をいただきました。

使用年数20年ほどでしたので、交換にて対応いたしました。

項目内容 料金(税込)
玄関ドアのラッチ交換 25,300円
GOAL 部品代 8,250円
合計 33,550円

ラッチ・錠前交換なら生活救急車にお任せください

ラッチの不調を放置しているとドアが完全に開かなくなってしまい、閉じ込められるトラブルが発生する原因となります。

少しでも違和感を感じたら、修理もしくは交換を行うことがおすすめです。

生活救急車でも、ラッチの交換作業を承っております。現地でのお見積りから対応しておりますので、お困りの場合はお気軽にお問い合わせください。