テンキー式金庫が開かなくて、困っていませんか?
『番号は合っているのに開かない』『番号がわからないなど』テンキー式金庫が開かない原因といっても、さまざまなものがあります。
原因によっては自分で解決できる場合もありますので、まずは今回ご紹介する方法を参考にしてみてはいかがでしょうか。
このページは金庫のテンキーが開かない原因と、開け方・解錠費用について解説したいと思います。
テンキー金庫が開かないときに考えられる原因
テンキー金庫が開かなくなってしまったときは、下記のような原因が考えらえます。
- 【テンキー金庫が開かない原因】
- ・暗証番号が間違っている
- ・操作手順が間違っている
- ・テンキー金庫の電池が切れている
- ・テンキー金庫が故障している
テンキー金庫の番号が間違っている
ボタンの反応があるのに解錠することができない場合はまず、『番号が間違っていないか』を確認しましょう。
『久しぶりに操作をした』『急いで番号を入力した』という場合は、間違った番号を入力している可能性があります。
暗証番号が控えてあるメモがある場合は、メモを確認したうえで、再度入力を行ってみましょう。
万が一番号がわからなくなってしまった場合、金庫の種類によっては取扱説明書を確認することで、解錠できる可能性があります。
テンキー金庫の番号がわからない場合の対処法は、こちらの『テンキー金庫の番号照会を利用する』を参考にしてみてください。
防犯機能が作動していることもある
金庫の機種によっては間違った番号を複数回入力することで、一時的にロックがかかる『防犯機能が搭載されている金庫』もあります。
一時的にロックがかかっている場合は、数分~数十分程度時間をおいてから、再度正しい番号を入力することで解錠が可能です。
金庫に防犯機能が付いているかどうかは、付属の取扱説明書を確認する、もしくはメーカーの公式ホームページなどで該当機種の搭載機能をチェックしてみてください。
テンキー金庫の操作手順が間違っている
金庫の種類によっては、番号を入力するだけでは解錠ができない製品もあります。
番号が確実に合っているのに開かないというときは、解錠操作手順が間違っている可能性が考えられます。
テンキー金庫のよくある解錠方法としては、番号入力したのちに『#』や『*』、『ENT』を押す操作が必要な場合があります。
また、番号の入力速度が遅いとエラーになってしまうこともありますので、注意しましょう。
金庫の操作手順は付属の取扱説明書を確認するか、メーカーの公式ホームページで公開されている金庫の情報をチェックしてみてください。
テンキー金庫の電池が切れている
テンキーを押してもボタンが反応しない、入力音がしないという場合は、電池切れが起こっている可能性が考えられます。
テンキー式金庫は電池で稼働しているため、電池が切れてしまえば解錠操作を行う事ができなくなってしまいます。
特に、もともと金庫に付属していた電池は満タンの電力が入っていないこともあり、電池切れが起こりやすいです。
電池切れが原因となっている場合は、電池交換を行う事で解錠することができますので、こちらの『テンキー金庫の電池を交換する』の見出しを参考に、交換してみてください。
テンキー金庫が故障している
正しい番号を入力しても解錠できない、新しい電池に交換しても全く反応がないという場合は、金庫本体の故障が考えられます。
テンキー式の金庫は、電子部品を使用して施錠・解錠を行っているため、この電子部品が故障してしまうと操作が行えなくなってしまいます。
操作が行えなくなったテンキー式金庫は基本的に破壊解錠となりますので、新しい金庫への買い替えが必要となります。
破壊解錠については、こちらの『金庫の破壊解錠は自分では難しい』の見出しでご紹介しているので、チェックしてみてください。
物を詰め込み過ぎている可能性もある
金庫の反応はあるのに鍵が開かないときは、中に詰め込み過ぎたものが引っかかって開かなくなっていることがあります。
物を詰め込み過ぎていると、扉が押されてカンヌキが圧迫されるとうまく操作が行えなくなる原因となります。
金庫の中にたくさんのものを収納している場合は、一度下記のような開け方を試してみてください。
- 【物を詰めすぎているときの対処法】
- ・扉を押し込みながら解錠操作を行う
- ・金庫の扉が上を向くように倒して、解錠操作を行う
2つ目の方法は、ボルトで固定されていない金庫や、金庫の中に壊れそうな物が収納されていない場合にのみ行いましょう。
中に壊れそうなものが保管してあるときは、破損の原因となりますので、1つ目の方法を試してみてください。
それでも開けることができない場合は、専門の業者に依頼されることをお勧めします。
テンキー金庫が開かないときに自分でできる対処法
テンキー金庫が開かないとき、下記の方法で自分で開けられる場合があります。
業者に依頼する前に、自分で開けられないか試してみたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 【自分でテンキー金庫を開ける対処法】
- ・テンキー金庫の番号照会を依頼する
- ・付属のキーで解錠する
- ・テンキー金庫の電池を交換する
金庫の電子基板が故障している場合は、基本的に破壊解錠が必要となりますが、金庫の機種によっては自分で行う事が難しくなります。
故障が考えられる場合は、こちらの『金庫の破壊解錠は自分では難しい』の見出しをチェックしてみてください。
テンキー金庫の番号照会を利用する
テンキーの暗証番号がわからなくて開かないときは、まず取扱説明書に『非常解錠番号』が記載されていないか確認してみましょう。
記載されている場合は、この番号を入力していったん解錠し、再度新しい番号に設定し直しましょう。
取扱説明書を紛失してしまった場合は、メーカーに依頼して『非常解錠番号』や『初期番号』を教えてもらうことができます。
番号照会には、下記のような情報が必要となる場合が多いので、あらかじめ確認しておくとスムーズです。
- 【番号照会に必要な情報(例)】
- ・金庫の製品番号
- ・金庫のロット番号
- ・本人確認書類
番号照会の依頼方法は『サポートセンターに電話』、『問い合わせフォームに入力して送信』など、メーカーによって異なります。
詳しい手順については、お持ちの金庫のメーカーの公式ホームページなどを確認してみてください。
また、メーカーやによっては、番号照会に対応していない場合もあります。
対応不可の場合は、金庫の鍵開け作業に対応した業者に解錠を依頼することも検討してみてください。
付属のキーで解錠する
金庫の機種によっては、付属している『非常解錠キー』を使用して解錠できる場合があります。
万が一キーも紛失してしまったというときは、メーカーから新しい鍵を取り寄せる方法がおすすめです。
番号照会と同じく、キーの取り寄せには金庫の情報が必要となりますので、あらかじめ確認しておくとスムーズです。
金庫のメーカーによってキーの取り寄せ方法は異なるため、詳しい手順に関してはメーカーの公式ホームページを確認してみてください。
ただ、鍵の取り寄せには1~2週間程度の時間がかかるため、急いでいる場合には不向きの方法といえます。
すぐに鍵を開ける必要がある場合は、金庫解錠に対応している業者に依頼することがおすすめです。
テンキー金庫の電池を交換する
テンキーのボタンを押しても全く反応がないという場合は、電池切れが原因となっている可能性が高いです。
電池が切れているだけなら、新しい電池に交換するだけで改善できる可能性が高いので、まずは電池交換を行いましょう。
電池の交換方法や、使用する電池はお使いの金庫によって異なりますので、取扱説明書や金庫メーカーのサポートページなどを確認してみてください。
ただ、金庫の機種によっては電池パックが金庫内に取り付けられていることがあり、このような金庫はまず、電池交換をするために扉を開ける必要があります。
電池パックが内側にあって交換が難しい場合は、金庫解錠に対応している業者に鍵開けを依頼して、まずは扉を解錠しましょう。
金庫の破壊解錠は自分では難しい
金庫の故障が疑われる場合は、金庫を壊して開ける必要があります。
小型の手提げ金庫などを使用している場合は自分でも壊せる可能性もありますが、家庭用金庫・業務用金庫の場合は個人で破壊するのは難しい作業となります。
特に防盗金庫の場合、金庫に衝撃を加えることで防犯機能が作動してさらにロックがかかってしまい、余計に解錠が難しくなってしまう事もあります。
故障が考えられる場合は、無理せずメーカーもしくは金庫の解錠に対応している業者に解錠を依頼しましょう。
鍵屋に依頼したときの料金に関しては、次の見出しからご紹介しているので、合わせてぜひチェックしてみてください。
テンキー金庫が開かないときに鍵屋に依頼する場合
テンキー金庫が開かないときに鍵屋に依頼する場合、症状や行う作業内容によってどのくらいの費用がかかるのかが変わってきます。
そのため、正確な料金に関しては現地で症状を確認してからご案内させていただいています。
とはいっても、初めて金庫の解錠を鍵屋に依頼するとなると、どのくらいの費用がかかるのかわからなくて不安に感じる方もいらっしゃると思います。
そこでここでは、テンキー金庫が開かないときに鍵屋に依頼する場合の費用や、費用が高くなりやすいケースについてご紹介します。
テンキー金庫の解錠施工事例
鍵屋にテンキー金庫の解錠作業を依頼した場合、現場の状況によって行う作業や費用が異なるため、正確な料金に関しては現地でのお見積りにてご案内しております。
ただ、依頼する前に大体の料金でも知っておくと安心できると思うので、ここでは生活救急車で実際に対応した、テンキー金庫の解錠作業の費用事例をご紹介します。
テンキー金庫の電池交換
テンキー金庫の電池交換をしようとしたが、どこを触ってよいかわからないとのご相談をいただきました。
電池切れの状態でしたので、ボタン下のカバーを外し、電池ボックスを取り出して電池交換を行いました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
金庫電池交換 軽作業 | 8,800円 |
合計 | 8,800円 |
テンキー金庫の電池交換
金庫解錠のご依頼でした。
テンキーの暗証番号を押しても開かないとのことで、電池を交換したが、音もしなくなったとのこと。
電池ケースの接触不良により、非通電の状態でしたので、通電させて解錠しました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
テンキー金庫の解錠 軽度故障不具合 | 11,000円 |
合計 | 11,000円 |
電池切れにより開かなくなった金庫の解錠
テンキー式の家庭用金庫が電池切れになってしまい、開かなくなったとのことで解錠のご依頼でした。
電池は内側にあるようで、開かないと電池交換ができない状態でした。
シリンダーがエースキーとなっていたため、専用工具を使用して解錠を行いました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
金庫解錠 特殊シリンダー | 15,000円 |
合計 | 15,000円 |
テンキー金庫の解錠
金庫のテンキーが反応しないということで、解錠のご依頼でした。
電池を替えても反応しないため、おそらく基盤か配線のトラブルと考えられ、許可をもらったうえで破壊解錠を行いました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
金庫解錠 中度故障不具合 | 22,000円 |
合計 | 22,000円 |
テンキー金庫の破壊解錠
テンキー金庫の、解錠のご依頼でした。
実家で使っていた金庫をもらったようで、今まで開いていたが、急に開かなくなったとのことです。
鍵は一切触らず開いている状態で、テンキーのみで開け閉めしていたようです。
実家にあるときから鍵はなかったようですが、鍵自体が故障して勝手に閉まる状態になっていました。
もともと調子が良くなかったとのことと、今後は使わないとのことでしたので、破壊解錠にて対応しました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
金庫解錠 特殊シリンダー | 33,000円 |
合計 | 33,000円 |
テンキー金庫の解錠費用が高くなるケース
上の見出しでは、テンキー金庫の解錠を鍵屋に依頼した場合の相場費用をご紹介しましたが、下記のように状況によっては相場よりも高くなってしまうことがあります。
- 【テンキー金庫の解錠が高くなるケース】
- ・非破壊で解錠するとき
- ・業務用のテンキー金庫を解錠するとき
金庫を今後も使い続けたいという場合は、非破壊での解錠が必要となり、破壊解錠費用に比べて費用が高額になる可能性があります。
故障の程度によっては、非破壊でも開けられる場合もありますので、まずは鍵屋に相談してみましょう。
また、業務用のテンキー金庫や防盗金庫などの解錠が難しい金庫を使用している場合は、一般的な家庭用の金庫解錠費用に比べると高額な費用が発生します。
このような鍵開けが難しい金庫の解錠を依頼する場合はまず、複数の業者から見積もりを取ったうえで依頼する鍵屋を決めることがおすすめです。
非破壊によるテンキー式金庫の解錠
金庫テンキー故障で、解錠のご依頼でした。
普段押している番号部分のみ反応しなくなってしまったとのことで、配線部分から解錠を行いました。
解錠後は、番号を反応する数字に変更して使用することができました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
金庫テンキー解錠 タテ型 | 49,500円 |
合計 | 49,500円 |
業務用のテンキー金庫の解錠作業
テンキー式の業務用金庫が、開かないとのご依頼をいただきました。
電池を交換しても動かず、テンキーの故障が原因で解錠できない状態となっていました。
業務用テンキー式が故障している場合は、非破壊で開けることが難しいため、ご了承をいただいたうえで一部穴を開け、特殊治具を使って解錠しました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
金庫解錠 防盗タイプテンキー | 88,000円 |
金庫解錠 高さ90cm以上 | 44,000円 |
金庫解錠 故障不具合解錠 | 44,000円 |
合計 | 176,000円 |
テンキー金庫の解錠は生活救急車にお任せください!
テンキー金庫をどうしても自分で開けられないときは、鍵屋でも解錠に対応することができます。
鍵屋に解錠を依頼した場合の費用については、行う作業内容によっても異なりますので、まずは見積を依頼することがおすすめです。
生活救急車では、出張料・見積料・キャンセル料は無料で承っております。
『まずは料金を確認したい』という場合でも、お気軽にご相談ください。