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玄関の鍵交換の方法を徹底解説!鍵の種類まで

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鍵交換のご検討の際に押さえておくポイントと自分で鍵交換する方法を紹介します。

鍵交換

目次
  1. 鍵交換を自分でやってみる前に
    1. 鍵交換の注意点・リスク
      1. 業者に依頼するよりも費用がかかる可能性がある
      2. 防犯性が損なわれることがある
  2. 業者に依頼する場合の交換費用の目安
    1. 【 シチュエーション別】鍵交換費用の目安
      1. 鍵を紛失した際の交換費用
      2. 鍵が壊れた際の交換費用
    2. 【 種類別】鍵交換費用の目安
      1. ディスクシリンダー
      2. ピンシリンダー
      3. ディンプルシリンダー
      4. ロータリーディスクシリンダー
      5. 暗証番号錠
      6. カードキー
      7. 生体認証錠(バイオメトリックス錠)
    3. 鍵交換のタイミング
      1.  防犯性を高めたい
      2. 鍵を紛失・破損した
  3. 鍵の種類を知る
    1. 鍵と錠前とシリンダーの違いは?
    2. 鍵の種類を特定する
  4. ドアの規格を把握する
    1. ドアの厚みを調べる
    2. バックセットを調べる
    3. フロントの長さを測る
    4. 測ったサイズと同じ規格の商品を購入する
  5. 自分で鍵を交換する手順・取付け方法
    1. シリンダーの交換方法
      1. ドアを開けてネジを緩めてカバーを外す
      2. 中にあるピン(棒状のもの)を引き抜く
      3. さっきとは逆の順番に取り付けて完成
  6. 難しいと思ったらお気軽にご相談
  7. 図解と動画でわかる! 鍵交換を自分でする方法
    1. 自分で鍵を交換する方法は?
    2. 玄関の鍵を自分で交換!
    3. 玄関の鍵をなくしたら
    4. シリンダーだけを交換!
    5. 古いシリンダーを取り外す
    6. 新しいシリンダーを取り付ける
    7. 動作チェック
  8. 防犯鍵とは? 交換するならディンプルキーがおススメ
  9. 鍵の種類
    1. 玄関で使っている鍵の種類を調べる方法は?
    2. ディスクシリンダー
    3. ピンシリンダー
    4. ディンプルシリンダー
    5. ロータリーディスクシリンダー
    6. 暗証番号錠
    7. カードキー
    8. 生体認証錠(バイオメトリックス錠)
  10. 特殊な鍵
    1. 電子ロックのメリット・デメリット
  11. 鍵のメーカーと製品
    1. 美和ロック株式会社(MIWA)
    2. 株式会社ゴール(GOAL)
    3. 株式会社アルファ(Alpha)
    4. 株式会社ユーシン・ショウワ(SHOWA)
    5. 日本カバ株式会社(KABA)
    6. 株式会社ウエスト(WEST)
    7. 合資会社 堀商店(HORI)
  12. 最後に

鍵交換を自分でやってみる前に

自分で鍵を交換したいと思い、店頭やネットショッピングで探してみると種類が豊富で画像や写真を見ても「交換できる鍵はどれ?」「鍵の値段はいくら?」「この鍵に交換したいけど、今のドアに合うの?」「どんな種類や機能がある?」「GOALやMIWA、トステム・・・メーカーの違いは?」「家の自宅玄関ドアや勝手口、引き戸、トイレ、会社の事務所、店舗など場所別に選ぶには?」「なるべく安く変えたい」「防犯性は大丈夫?」などと迷うときがあります。

DIYで間違ってしまわないよう鍵交換するときに、押さえておくと良いポイントをご紹介します。また、自分で交換したい!という方は動画もぜひチェックしてみて下さい
ちなみに、賃貸マンションやアパートなどで交換する場合は、元の鍵穴であるシリンダーを残しておくことで退去時に元に戻すことができます。管理会社や大家さんに相談しましょう。

鍵交換の注意点・リスク

鍵交換は業者に頼まず、自分で行う方法もあります。しかし自分で鍵交換を行う際は、以下のような注意点があることを認識しましょう。

  • ●業者に依頼するよりも費用がかかる可能性がある
  • ●防犯性が損なわれることがある

それぞれのポイントを詳しく解説します。

業者に依頼するよりも費用がかかる可能性がある

業者に頼らず自分で鍵交換をすれば、依頼費用などを節約できる点がメリットと考える人も多いでしょう。しかし必ずしも安くなるとは限らず、むしろ業者に依頼した方が安上がりになる可能性もあります。

なぜなら間違った鍵と交換したり、作業中に部品を破損、紛失したりすることによって、無駄な費用が発生することもあるためです。すると結局、業者に頼むよりも高いコストがかかる可能性もあります。最初から業者に頼んでおけば、無駄な費用がかかる心配はありません。

防犯性が損なわれることがある

鍵の交換はある程度スキルがある人が行わないと、防犯性が損なわれる危険性もあります。鍵自体の交換がスムーズにできたとしても、素人による交換作業の場合は、ピッキングに対する脆弱性などが残りかねません。

防犯性を維持しながら鍵を交換したいなら、業者に依頼するのが安全です。

業者に依頼する場合の交換費用の目安

鍵交換を業者に依頼する際に、発生しうる交換費用の目安を紹介します。

【 シチュエーション別】鍵交換費用の目安

鍵交換の費用はシチュエーションによりけりです。以下2つのシチュエーションでの交換費用を紹介します。

  • ●鍵を紛失した際の交換費用
  • ●鍵が壊れた際の交換費用

なお下記の相場は集合住宅に住んでいる場合には、当てはまりません。集合住宅に住んでいて鍵の交換が必要になった場合は、管理会社に確認して手続きを行いましょう。

鍵を紛失した際の交換費用

鍵を紛失した場合には、新たに鍵を作成するだけではなく、シリンダー(鍵穴)の交換もセットで必要となります。万が一紛失した鍵が発見されても、使えないようにするためです。

そのため費用は高くつき、15,000円から30,000円程度となります。ただし複雑な構造であったり、防犯性が高い鍵を交換したりする場合には、必要な部品や作業工数が増えることに伴い、費用も上乗せされる可能性があります。

鍵が壊れた際の交換費用

鍵が壊れた場合には、壊れ加減に応じて作業内容が変わり、費用も変動します。作業ごとの費用相場は下記の通りです。

  • ●シリンダーの交換:15,000円~30,000円
  • ●鍵前の交換:30,000円~60,000円
  • ●鍵開け:8,000円~20,000円

例えば鍵が回らない、抜けないといった状況だと、シリンダーの交換が必要となるため、最大30,000円程度かかります。

また、扉が開かない状況になってしまうと、まずは鍵開けの作業が必要となり、プラスでシリンダーや鍵前の交換作業が発生します。そのため最大10万円以上かかる可能性もあるでしょう。

【 種類別】鍵交換費用の目安

鍵交換費用の目安は、鍵の種類に応じても異なります。以下の種類ごとに、かかる費用の目安を紹介します。

  • ●ディスクシリンダー
  • ●ピンシリンダー
  • ●ディンプルシリンダー
  • ●ロータリーディスクシリンダー
  • ●暗証番号錠
  • ●カードキー
  • ●生体認証錠

ディスクシリンダー

ディスクシリンダーは5,000円から15,000円程度が相場です。構造がシンプルな分、安価で済むケースが多くなります。

ピンシリンダー

ピンシリンダーは5,000円から20,000円程度が相場です。ディスクシリンダー同様にシンプルな構造であるため、交換費用は安く済みます。

ディンプルシリンダー

ディンプルシリンダーは15,000円から50,000円程度が相場です。構造が複雑になる分、必要な部品も変わるため、交換費用は高くなります。

ロータリーディスクシリンダー

ロータリーディンプルシリンダーは10,000円~20,000円程度が相場です。通常のディンプルシリンダーに比べるとピッキング対策が強まっているため、交換費用はやや高くなります。

暗証番号錠

暗証番号錠への交換費用の相場は50,000円~100,000円程度です。しかしあくまでも相場であり、販売者や錠のスペック次第では、さらに高額の費用がかかる可能性もあります。

カードキー

カードキータイプは電池で動く電子式と電気で動く電気式があり、それぞれ費用が異なります。電子式は80,000円~120,000円程度が相場です。一方で電気式は通電工事が必要な場合もあるため、100,000円~200,000円程度が相場となります。

また取り付けたい扉の種類(材質)、カードキーの製品スペックによっては、さらに費用がかかることもあります。

生体認証錠(バイオメトリックス錠)

生体認証錠への交換費用相場は50,000円~250,000円程度です。生体認証錠は非常に高いセキュリティ性能を備えている分、他の種類の鍵と比べると交換費用が高価になります。

またカードキータイプと同様に、扉の種類(材質)や生体認証錠のスペック次第で、さらに費用が高くなることもあります。

鍵交換のタイミング

鍵の交換が必要になるタイミングは大きく以下の2つが挙げられます。

  • ●防犯性を高めたい
  • ●鍵を紛失・破損した

それぞれ詳しく解説します。

 防犯性を高めたい

今よりも防犯性を高めたいなら、鍵の交換を検討すべきタイミングです。鍵の種類に応じて、防犯性は大きく異なります。例えばディスクシリンダー、ピンシリンダーといったタイプは、ピッキングに弱く防犯性は高いとは言えません。また鍵をなくすリスクも常にあります。

一方でディンプルシリンダーや生体認証錠などは、セキュリティ面も抜群です。特に生体認証錠だと、鍵を紛失したり破損したりするリスクもなくなるため、かなり防犯性を高めることができます。

鍵を紛失・破損した

鍵を紛失したり、破損したりした時は、マストで鍵交換すべきタイミングです。鍵を交換しないと、その後自宅に入れなくなってしまいます。特に鍵を紛失した場合、予備の鍵がある場合でも、紛失した鍵を使えなくするために交換しておいた方が良いでしょう。

鍵交換をしないでおくと、第三者が鍵を拾って、自宅に入れてしまう可能性があります。

鍵の種類を知る

交換する予定の鍵はどんな鍵なのか、まずは種類やドアの幅やサイズといった規格を把握しておきましょう。間違えて購入してしまうと、せっかく購入した鍵が取付けられない場合や、ドアを加工しなければ取付けることができません。まずはどんな鍵が取り付けられているかを知ることがとても大切です。

鍵と錠前とシリンダーの違いは?

💁 鍵屋さんの言葉で言う「鍵」とは「キー(key)」の事を意味します。「キー(key)」と「錠」がセットになったものを「錠前」と呼び、「シリンダー」とは「鍵穴」の事を意味します。

玄関ドアでよく使われる錠前は、プッシュ・プル錠、面付箱錠、ケースロック、引戸錠、引違戸錠があります。
錠前にも種類がたくさんあり、それぞれの特徴によって使い分けられています。交換する錠前はどれになるのか、確認しておきましょう。

マンションなど集合住宅の玄関では「面付箱錠」という、室内側のドアに錠ケースを取付けるため、錠ケースが丸見えになっている錠前がよく使われています。
室内ドアでは「モノロック(円筒錠)」と「本締付モノロック(インテグラル錠)」がよく使われいます。デットボルトがないのが円筒錠、デッドボルトがついているのがインテグラル錠でこちらの方が防犯性が上がりますが、錠前全体で見るとそれほど高くないため、室内で使われています。

鍵の種類を特定する

ネットで調べてみると、「鍵」とか「錠前」とか「シリンダー」とか似たような言葉が混合しているときがあります。まずはこの言葉の意味と使い分けについてご説明します。

鍵屋さんの言葉で言う「鍵」とは「キー(key)」の事を意味します。「キー(key)」と「錠」がセットになったものを「錠前」と呼び、「シリンダー」とは「鍵穴」の事を意味します。

鍵選び方

次は建物で使われる主な錠前をご紹介します。錠前にも種類がたくさんあり、それぞれの特徴によって使い分けられています。交換する錠前はどれになるのか、確認しておきましょう。

プッシュ・プル錠 面付箱錠 ケースロック
鍵の選び方 鍵の選び方 鍵の選び方
部品代の相場 部品代の相場 部品代の相場
15,000円~80,000円前後 5,000円~20,000円前後 10,000円~20,000円前後
よく使われる箇所 よく使われる箇所 よく使われる箇所
玄関 マンションなど集合住宅の玄関 玄関
押したり引いたりすることで扉の開閉をするノブが付いた錠前です。比較的新しい住宅の玄関に取り付けられています。 室内側のドアに錠ケースを取付けるため、錠ケースが丸見えになっている錠前です。 錠ケースが四角形の箱型で、ノブとシリンダーが別々に分かれている錠前です。面付箱錠との区別として、ケースロックはドアの中に錠ケースを納める錠前になります。
浴室錠 モノロック(円筒錠) 本締付モノロック(インテグラル錠)
鍵の選び方 鍵の選び方 鍵の選び方
部品代の相場 部品代の相場 部品代の相場
2,000円~17,000円前後 2,000円~15,000円前後 4,000円~18,000円前後
よく使われる箇所 よく使われる箇所 よく使われる箇所
浴室、トイレ、洗面所など室内 室内ドア 室内ドア
室内側からはツマミを回すことで施錠して、外からは施錠・解錠することができませんが、万が一の非常時に開けられるよう、外からはコインやマイナスドライバーを使って開ける溝があります。 内側のボタンを押して、外側のノブが回らないようにする錠前です。デットボルトがなく防犯性が低いため、室内用の錠前です。 本締錠が付いたモノロックです。別名インテグラル錠とも呼ばれています。デッドボルトがついていますので、通常のモノロックよりは防犯性が上がりますが、錠前全体で見るとそれほど高くないため、室内で使われています。
本締錠 空錠 引戸錠
鍵の選び方 鍵の選び方 鍵の選び方
部品代の相場 部品代の相場 部品代の相場
2,000円~30,000円前後 1,500円~23,000円前後 2,500円~25,000円前後
よく使われる箇所 よく使われる箇所 よく使われる箇所
室外・室内問わず補助錠など リビング、廊下など 玄関、室内の引戸
ノブやレバーなど取っ手がない施錠のみの金具です。補助錠や次に紹介する空錠と組み合わせて使う事があります。 リビングから廊下に出る際のドアなど、施錠が必要のないドアに用いる錠前です。本締錠とセットで施錠のできるドアにすることもあります。 室内の引戸に使われる錠前です。鎌状のデッドボルトが引っかかるようにロックします。
引違戸錠
鍵の選び方
部品代の相場
4,000円~40,000円前後
よく使われる箇所
引戸の玄関
2枚の引戸の間に取り付けて使用する錠前で。玄関が引戸になっている一戸建ての建物でよく見かけます。

※相場について、電子錠など特殊な鍵はこれらの表記以上の価格になる場合があります。

『画像引用:美和ロック公式ホームページより(http://www.miwa-lock.co.jp/

ドアの規格を把握する

ドアの規格をチェックするポイントとして、ドアの厚みと、バックセット(錠前の中心からドアの端までの長さ)、フロント(面座)の長さを測りましょう。ここを押さえることで、メーカーに関係なく好きな錠前やシリンダーを選ぶことができます。

ドアの厚みを調べる

鍵選び方
ドアの厚みでも、錠前の種類が異なってきます。サイズの許容範囲はある程度ありますが、厚みを測る際に気を付けるポイントもあります。鍵の周りに付いている装飾なども厚みとしてサイズに含めてしまうと、間違ってしまいます。図を参考に測ってみて下さい。

バックセットを調べる

鍵選び方

バックセットとはドアの端から錠前の中心までの距離の事です。商品の説明文にはバックセットのことを「B.S」や「B/S」と表記していることが多いです。同じシリーズの錠前でも、バックセットが細かく分かれている場合もありますので忘れず確認しておきましょう。

フロントの長さを測る

鍵選び方

フロントとはデッドボルトやラッチボルトが出てくる面にある板の事です。この箇所にメーカー名や型式記号などがよく書かれています。この長さもメーカーによって異なり、購入した錠前のフロントのサイズが大きかったときは、ヤスリで削って広くするなど調整をしなくてはいけません。

測ったサイズと同じ規格の商品を購入する

錠前のそれぞれのサイズがわかれば、その規格に合った鍵を選びましょう。もし不安であれば、測ったサイズを店員さんに伝えて、ドアに合う錠前を教えてもらいましょう。

自分で鍵を交換する手順・取付け方法

目的の鍵を購入しましたら、さっそく交換してみましょう。シリンダーの交換方法を例にしてご紹介します。

シリンダーの交換方法

今回はこちらの鍵を例にして交換方法をご紹介します。

鍵選び方

ドアを開けてネジを緩めてカバーを外す

鍵選び方

ドアを開けて側面を見てみるとネジ止めされている箇所がありますので、ドライバーでネジを取ってカバーを外します。

中にあるピン(棒状のもの)を引き抜く

鍵選び方

カバーを外すと今度はピン(棒状のもの)を引き抜くことができます。これがシリンダーを固定しているものになりますので、このピンを引き抜くことで、シリンダーを取り外すことができます。
ピンは何本かありますが、シリンダー側(室外側)にある上下2本のピンのみを引き抜いて下さい。このとき、ケースをドアの中に落とさないよう注意してください。万が一落としてしまうと取り出すのは非常に難しくなります。

さっきとは逆の順番に取り付けて完成

鍵選び方

シリンダーを取り外したら、購入した新しいシリンダーを先程と逆の順番で取り付けましょう。最後に施錠と解錠が問題なくできるか確認して交換完了です。

難しいと思ったらお気軽にご相談

同じ規格の錠前であれば、このように簡単に交換する事が可能です。ただし、今回ご紹介した交換方法はほんの一例です。錠前によっては、順番が違っていることもあれば、パーツが異なる場合もあります。必ず付属の説明書を見ながら、1項目ずつ確実に進めていくよう慎重に行ってください。
「買ってみたものの、説明書を見ても難しそう」「サイズを間違えた」ということであれば、有料ですが鍵屋さんに相談すれば取付けてもらえますので相談してみましょう。もし、錠前のサイズを間違っていたとしても、簡易的なドアの加工で済むようであれば対応してもらえる場合があります。

「自分でもできるかも」と思いましたら、ぜひ鍵交換にチャレンジしてみて下さい。鍵の交換に挑戦してみたけれど、やはり難しいと思いましたら、私どもカギの生活救急車でも鍵交換・鍵の取り付けに対応しております。お気軽にご相談下さい。

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図解と動画でわかる! 鍵交換を自分でする方法

自分でも鍵の交換ならできそうだな、と思われたなら、図解と動画で鍵を交換する方法をさらに詳しく解説いたしますのでぜひご参考下さい。

自分で鍵を交換する方法は?

💁 簡単な手順は、
ドアを開けてネジを緩めてカバーを外す
中にあるピン(棒状のもの)を引き抜き
さっきとは逆の順番に、新しい鍵を取り付けて完成です。

もし、玄関の鍵穴が2つある場合は2つセットになっているシリンダーを購入して、それぞれを交換します。
どちらか片方だけを交換すると、持つ鍵が2つになってしまうので不便です。一度に両方交換することをおすすめ致します。
自分でも鍵の交換ならできそうだなと思われたなら、図解と動画で鍵を交換する方法をさらに詳しく解説いたします。

玄関の鍵を自分で交換!

 

全部見る

 

玄関の鍵をなくしたら

👉 鍵を落として合鍵しかない時や、泥棒が心配になったら鍵を交換することをおすすめします!

業者に頼まず、自分で鍵の交換する方法をご説明いたします。

シリンダーだけを交換!

👉 新しく交換する鍵は何でもいいわけではありません。
ドアを開けて、今付いている鍵のメーカー・型番をチェックしましょう。

例えば「MIWA・13LA」と刻印されていたら、鍵のメーカーは「MIWA」鍵の型番は「13LA」となります。
チェックした情報をもとに、ホームセンターやネット通販で新しい鍵(シリンダー)を購入してください。シリンダーには、鍵が2~3本付属しています。

古いシリンダーを取り外す

👉 作業に必要な工具は、プラスドライバーとマイナスドライバーだけ。

①フロント面からフロント板をはずす ②シリンダーを固定しているピンを引き抜く ③古いシリンダーを錠ケースから外す
以上が、古いシリンダーを取り外す簡単な手順となります。

新しいシリンダーを取り付ける

👉 次の取り付け作業は、今までの手順を逆にするだけです。

新しいシリンダーを錠ケースに取り付けます、シリンダーを押さえながら、ピンを奥まで差し込みます。

動作チェック

👉 新しい鍵で開け閉めがちゃんとできるかを確認しましょう。

家の中からも変わりなく開け閉めできるか確認して、もし不具合を感じたらピンやネジを見てちゃんと閉まっているかを再度確認してみましょう。

鍵にはたくさんの種類があります。種類によって防犯性に優れていたり、施錠が簡単だったり様々です。鍵の種類をいくつかイラスト付きでご紹介いたします。

防犯鍵とは? 交換するならディンプルキーがおススメ

一般的に、防犯鍵や、電子錠と呼ばれる防犯性の高い鍵として、ディンプルキーが挙げられます。
過去、窃盗団によって玄関などの鍵穴から開錠するピッキングの技術が悪用され被害が続出したことから、防犯のことや、鍵の重要性が高まり、ピッキングに強い鍵としてディンプルキータイプのシリンダーが普及するようになりました。
ディンプルキーのことをもっと知りたい、どんな製品があるのか知りたいという方は、詳しくは下記のページもご参考下さい。

ディンプルキーに交換!おすすめの鍵は?
ディンプルキーに交換!おすすめの鍵は?
防犯性が低い鍵のまま放置しておくと、出かけている間などに泥棒に侵入される危険性があります。ピッキング対策や防犯性を高めたいならディンプルキーがおすすめです。普通のギザギザの鍵との違い・電子錠(電気錠)との違い・メリット・ […]

鍵の種類

玄関で使っている鍵の種類を調べる方法は?

💁 鍵と鍵穴の形状で、鍵の種類がわかります。
ディスクシリンダーは、鍵穴が縦でひらがなの「く」の字、キーは両端が刻まれている形。
ディンプルシリンダーは、鍵穴は縦型で、キーの表面には大きさの異なるくぼみが付いています。

ほかには、
ピンシリンダーは、鍵穴は縦型、キーは片側だけ刻まれています。
ロータリーディスクシリンダーは、キーは刻まれている形とくぼみのある形の2種類あります。
鍵を差し込むのではなく、暗証番号をボタンで入力するタイプや、ダイヤルを回すタイプである場合は暗証番号錠です。
ほかに、カードやスマートフォンで施錠・開錠するタイプや、指をかざして指紋を認証し開錠する鍵は、電子錠(電気錠)と呼ばれる鍵です。

鍵を交換する場合は、今付いている鍵を特定する必要があります。
見てもわからないや取り付けたい場合は、お気軽に生活救急車にご相談ください。

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ディスクシリンダー

鍵の種類

鍵穴が縦でひらがなの「く」の字、キーは両端が刻まれている形。
最先端シリンダーとして広まりましたが、海外の泥棒が不正解錠したことで被害件数が増えてしまいました。
そのため、今では最もピッキングされやすく、防犯性がとても低いです。

今でも玄関に使っている方もいると思います。この鍵にしている方は泥棒に狙われてしまうのですぐに交換しましょう。

ピンシリンダー

鍵の種類

鍵穴は縦型、キーは片側だけ刻まれています。
差し込み方向が一定なので、使いにくいと感じる人が多いです。

ピッキング可能な鍵で、防犯性は低いので、泥棒に狙われてしまう可能性が高いです。

ディンプルシリンダー

鍵の種類

鍵穴は縦型で、キーの表面には大きさの異なるくぼみが付いている。
ピッキングは比較的難しいとされ、防犯性の高い鍵です。複製はほぼ不可能と言われています。

防犯性の高い鍵に交換したい方はこのディンプルキーがオススメです。

ロータリーディスクシリンダー

鍵の種類

キーは刻まれている形とくぼみのある形の2種類あります。
ピッキングに強く、他の高性能シリンダーより安価で、取り付けが非常に簡単です。
そのため、家庭や学校など色々な場所で使われています。

暗証番号錠

鍵の種類

番号を入力して解錠する鍵です。
ボタンで入力するタイプや、ダイヤルを回すタイプなどがあります。

鍵を持ち歩かなくていいので、鍵の紛失防止になります。
ただし、番号情報が漏れてしまうと誰でも解錠可能になるので、定期的に番号の設定を変更しなければいけません。

カードキー

鍵の種類

カードをかざして解錠するタイプとカードを差し込んで解錠するタイプと2種類あります。

ピッキングに強く、複製される可能性が低く、防犯性の高い鍵になっています。
鍵がカードなので持ち運びやすいですが、紛失しやすいというデメリットもあります。

生体認証錠(バイオメトリックス錠)

鍵の種類

指紋や網膜、顔など、身体で認証して解錠する鍵です。
指紋認証錠が一番有名で、一般家庭でもよく見かけると思います。

ピッキングに強いので防犯性も高く、鍵を持ち歩かなくていいというメリットがあります。
ただし、ご老人や女性、子供など、指紋の薄い方は認証できないことがあります。

特殊な鍵

手動で開ける鍵以外の特殊な鍵として、電子ロックは電気で動作する鍵のことを言います。電子ロックはどれも防犯性の高い鍵になっています。
機密情報や個人情報を守るため、オフィスやマンションなどに使われることが多いですが、防犯対策として住宅にも使っている人もいます。

その電子ロックってどんな種類があるのだろう…という方に、主な4種類の電子ロックをご紹介したいと思います。

電子ロックのメリット・デメリット

暗証番号錠
鍵の種類
電気式と機械式の2種類があり、ボタン、テンキーで番号を入力して認証する鍵になります。
メリット デメリット
・鍵は番号だけで、鍵を持ち運ぶ必要がなく、鍵紛失防止になる
・暗証番号はすぐに変更する事ができる
・合鍵を作らなくて良い
・ピッキングに強い
・停電すると作動しなくなる
・電池式タイプも電池が切れたら作動しなくなる
・番号が漏れてしまうと誰でも施錠可能になってしまうので、定期的に番号を変更しなくてはいけない
カードキー
鍵の種類
カードをかざして情報を読み取って解錠するタイプや、カードを差し込んでその穴の配列が合えば解錠するタイプなど、様々な種類があります。
メリット デメリット
・ピッキング被害に遭わない
・特殊な鍵なので、複製されることがほぼない
・タッチ式はカードを近づけるだけで良いので、スムーズに解錠ができる
・財布やパスケースにしまえるので、持ち運びしやすい
・カードを持ち運ぶことになるので、紛失する恐れがある
・複製されにくいが、合鍵が作りづらい
リモコンキー
鍵の種類
リモコンのボタンを押して開錠する鍵です。専用リモコンを近づけるだけで解錠できるリモコンキーもあります。
メリット デメリット
・解錠がスムーズにできる
・ピッキングに強い
・持ち運ぶ必要があるので、紛失する可能性がある
指紋認証錠
鍵の種類
指をかざして指紋を認証し、開錠する鍵です。
メリット デメリット
・個人を特定して認証するので、防犯性がとても高い
・鍵を持ち運ぶ必要がない
・指紋を近づけるだけなので、解錠がスムーズにできる
・番号を見られる心配がない
・手の乾燥やお年寄り、お子さま、女性など指紋の薄い方は認証しにくい

ここでは、4つの電子ロックのメリット・デメリットについてご紹介しました。電子ロックは防犯性が高いだけではなくとても使いやすい構造になっています。電子ロックに取り替えたいけれど、取付け工事をしなくてはいけないから嫌だな…という方、工事不要の簡単に取付けられる後付タイプもあります!

電子錠の費用や製品について詳しく知りたい場合は以下の記事もご参考下さい。

電子錠の取付・後付け費用や製品!【おススメ6選】
電子錠の取付・後付け費用や製品!【おススメ6選】
令和の時代になって鍵穴をガチャガチャしたくない、番号で開けられるようにしたい、キーレスタイプを取り付けしたいといった様々なご要望があるかと思います。しかし、どんな製品があるのか、費用はいくらかかるのか、わからなくて困って […]

鍵のメーカーと製品

鍵を交換したいけれど、いろんなメーカーの鍵を見比べたいけど、どんなメーカーがあるのかわからない!と、お悩みの方に鍵のメーカーとして有名な7社をご紹介します!

美和ロック株式会社(MIWA)

国内トップシェアを占めており、世界でも50カ国で製品が使われている、国内トップメーカーです。
東京都に本社があり、横浜、金沢、名古屋、大阪、九州に支店があり、建築用錠前、工業製品用錠前、ドアクローザなどの設計、製造、販売をしています。社名は創業者の和氣一郎氏の「和」と、「美しく和する」という意味があります。

代表的な製品は低価格でピッキングに強いU9シリンダー、防犯性の優れたPRシリンダーがあり、最近では電気錠制御アプリ「wiremo(ワイレモ)」などのIoT製品の開発もされています。

株式会社ゴール(GOAL)

1914年創立。国内業界2位の鍵メーカーです。
大阪府に所在しており、国内初の円筒錠、カードロックを開発した企業です。
社名は「Good、Ornamental、Advanced、Locks」の頭文字をとって「GOAL」と名付けられています。

代表的な製品はピッキングに強いV18というディンプルキーや、6本ピンシリンダー、7ピンシリンダーなどがあります。

株式会社アルファ(Alpha)

1938年設立。自動車製品、住宅、産業ロック、ロッカーの製造販売をしています。
本社は神奈川県に所在しており、その他に国内に3社、海外は15社のグループ会社があります。

代表的な製品はFBロックという高性能ディンプルキー、南京錠が有名です。

株式会社ユーシン・ショウワ(SHOWA)

1998年に設立。本社は大阪府に所在しており、ドアロック、ホテルロック、防犯建物部品などの錠前の製造販売をしています。錠前はアパートによく使われています。

代表的な製品はピッキング、砂塵・凍結に強いWXシリンダー、リモコン電気錠のRe・bornⅡ(リ・ボーンⅡ)などがあります。

日本カバ株式会社(KABA)

1862年にスイスでKaba Holding AGを設立。欧州外で1981年に日本カバ株式会社を横浜に設立します。ディンプルキー、補助錠、引戸錠などの製品を製造しています。
史上初のリバーシブルディンプルキーを開発しており、高い防犯性から銀行や美術館などで導入されています。

代表的な製品は高性能ディンプルキーkaba ster neo(カバスターネオ)、kaba ace(カバエース)があります。

株式会社ウエスト(WEST)

1933年創立。大阪府に所在しています。60年代は引き戸錠の製造を主にしており、現在は電気錠などの製造もしています。
オリジナルブランドAgahoシリーズが有名で、シンプル、機能的なデザインで、1992年にグッドデザイン賞を受賞されました。

代表的な製品はAgahoシリーズ、ggシリーズ、ディンプルシリンダーがあります。

合資会社 堀商店(HORI)

1890年に創立。本社は東京に所在しており、各種錠前を製造販売しています。錠前以外には金物、インテリアの小物も製造しています。
錠前はギリシャ風やルネサンス風など、高級感のあるお洒落なデザインのものが多く役所や官公庁、高級マンションに使われています。

代表的な製品はピッキング・ドリリング防止のトライデントシリンダーなどがあります。

鍵のメーカーは今回紹介した7社だけではなく、他にも沢山のメーカーがあります。
鍵を交換したい、取付けたいとお悩みの方はカギの生活救急車にお任せください。

最後に

基本的な鍵の種類についてご紹介しましたが、今回ご紹介した鍵以外にもたくさんの種類があります。防犯性の低い鍵を使用されている方は早めにディンプルキーなどの防犯性の優れた鍵に交換しましょう。
鍵を取り付けたい、防犯性の高い鍵に交換したい方はカギの生活救急車にお気軽にご相談ください。

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