車の鍵を閉じ込めたときの開け方！依頼先や費用を解説

車の鍵を車内に閉じ込めてしまって、困っていませんか？

車のトラブルでよくあるのが、車内に鍵を置いたまま施錠してしまう『インロック』です。

近年ではインロックを防ぐ機能が搭載された車が増えてきていますが、それでも年間数万件を超えるトラブルが発生しています。

そんな鍵の閉じ込めトラブルが起きてしまったときの依頼先や、費用をご紹介したいと思います。

車の鍵を閉じ込めたときの対処法

車の鍵を閉じ込めてしまったときの対処法は、下記の3つがあります。

それぞれの対処法や依頼方法などは、次の見出しからご紹介しますので参考にしてみてください。

スペアキーで開ける

車が家にある状態でインロックしてしまったときは、スペアキーがないか確認してみましょう。

スペアキーが見つかれば、鍵開けの業者に依頼しなくても車の鍵を開けることができます。

外出先でインロックしてしまった場合は、家族に持ってきてもらうか自分で取りに帰るという手もあります。

鍵開けの業者が混み合っていてすぐに対応してもらえないときは、スペアキーを取りに帰る方が早く解決できる可能性もありますので検討してみてください。

そもそもスペアキーがない、取りに帰ることが難しいという場合は、次の見出しからご紹介する方法も参考にしてみてください。

ロードサービスに依頼する

自動車トラブルに対応しているロードサービスに加入している場合は、鍵のインロック解錠作業を行ってもらうことができます。

ロードサービスは、JAFのほかにも自動車の任意保険にも付帯していることがありますので、契約している保険内容を確認してみるといいでしょう。

鍵の解錠作業がロードサービスに含まれている場合は、基本的に無料で対応してもらうことができます。

また、JAFの場合は会員でなくても有償でサービスを利用することが可能です。

トラブルが発生している状況や場所によって費用は異なりますので、JAFに直接問い合わせるかホームページを確認してみましょう。

ただ、ロードサービスの場合はインロック解錠だけでなくさまざまな事故やトラブルに対応しているうえに、無償で対応が可能なため、混み合っていてすぐに来てもらうことが難しいというデメリットもあります。

特に年末年始や長期連休中はトラブルが発生しやすくなるため、より予約が取りずらくなります。

ロードサービスに加入していない、できるだけ早く対応してほしいという場合は、次にご紹介する鍵屋に依頼する方法も検討してみてください。

鍵屋に依頼する

ロードサービスに加入していないときや、できるだけ早く鍵を開けたいというときは、鍵屋にインロック解錠を依頼する方法もあります。

鍵屋の場合は全国に展開しており、トラブルが起こった場所の地域に対応している業者を手配するため、比較的早くトラブルを解決できるというメリットがあります。

鍵屋に依頼する場合の費用については車種や鍵の種類によって異なるため、まずは現地での見積もりを依頼すると安心です。

高速道路や有料道路を除く一般道でのトラブルであれば、出張料・見積料が無料で対応している場合もありますので、『料金を見てから決めたい』という場合は、手数料の有無を問い合わせの際に確認しておくといいでしょう。

鍵屋に依頼した場合の費用については、こちらの『車の鍵を閉じ込めたときに鍵屋に依頼する場合』の見出しで詳しくご紹介しているので、合わせてチェックしてみてください。

車の鍵を閉じ込めたときのNG対処法

車の鍵を閉じ込めてしまったときに、『急いでいるから自分で対応できないかな』と考える方もいらっしゃるかもしれません。

インターネットで検索すると、車に隙間を開けて車内から解錠する方法や、鍵穴をピッキングする方法などが紹介されていますが、成功する確率は極めて低いです。

反対に、車に傷が付いてしまったり、鍵が故障するなどトラブルが大きくなってしまう可能性もありますので、無理に開けようとすることはお勧めしません。

ただ、子供やペットが車内に閉じ込められているときなど、緊急性が高い場合は、次の見出しでご紹介する対処法を参考にしてみてください。

車の鍵を閉じ込めたときの緊急時の対処法

『子供やペットが車内から鍵を閉めてしまって、閉じ込められている』など、緊急性の高い場合。

特に夏場や冬場は命にかかわることもありますので、ロードサービスや鍵屋の到着を待っていられないですよね。

このような緊急時は、下記の方法で車を開けられないか試してみてください。

119番通報する

車のエンジンを切った状態で子供やペットが閉じ込められている場合など、緊急時は迷わず119番通報して助けてもらいましょう。

『インロックごときで呼んでいいのかな？』とためらってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、何かあってからでは遅いので迷わず通報してください。

ただ、救急隊は鍵のプロではないため、車の窓を割って解錠することになります。後日、ガラスの修理が必要な点も頭に入れておきましょう。

自分で窓を割って解錠する

救急隊が駆けつけるまでに時間がかかってしまうときや、猛暑・極寒で一刻を争うときは自分でガラスを割る方法も検討しましょう。

緊急脱出用のハンマーや大きめの石など、近くにあるものを使って勢いよくガラスにぶつければ割ることができます。

ガラスが飛散するとケガをする恐れがありますので、できればガムテープなどをガラスに貼り付けてから行うとガラスの飛散をある程度防ぐことができます。

テープをすぐに準備することが難しいときは、なるべく人が乗っている場所から遠い窓ガラスを割るようにしましょう。

ただ、上の見出しでもご紹介しましたが、ガラスを割ると高額な修理費用がかかってしまうため、緊急時以外はおすすめしません。

車の鍵をインロックしてしまう原因とは

近年ではスマートキーが主流となっており、インロックを防止する機能が搭載されているものの、トラブル件数はあまり減っていません。

インロックが起こる原因を知っておくことで、対策を行いやすくなりますので、ここでは主な原因をご紹介します。

鍵の電池残量不足

近年主流となっているスマートキーは常に電波を発しており、それを車が受信して『スマートキーが近くにあると認識する』ことで、ドアの開閉やエンジンスタートを行うことができます。

しかし、鍵の電池残量が減って電波が弱まったり、電池切れにより鍵の電波が遮断されてしまうと、車が鍵の位置を認識することができなくなって、鍵が車内にある状態でも鍵がかかってしまいます。

スマートキーは常に微弱な電波を発しているため、使用していなくても電池は徐々に消耗され、1～2年程度で寿命がくるといわれています。

特に、初期に入っている電池はもともと残量がフルで入っていないこともありますので、早めに交換すると思わぬトラブルを防ぐことができます。

スマートキーの電池交換は誰でも簡単に行うことができますので、1～2年を目安に定期的に交換しましょう。

電波障害

上の見出しでもご紹介しましたが、鍵の開閉はスマートキーから発している『電波』によって操作されています。

近くに電波を発しているスマートフォンや電波塔・発電所がある場合、スマートキーが発する電波が遮断されて、車内にある状態でもロックされてしまうことがあります。

また、スマートキーを認識するためのアンテナが、スマートキーの位置を誤認することで、ロックがかかるというトラブルもあります。

誤認によるトラブルは、鍵がドアやトランク付近に置いてある場合に発生しやすくなるため、車内に置いたままにしておくときは、なるべくドアやトランクから離して置くことがおすすめです。

子供やペットのいたずら

子供やペットがいるご家庭で起こりやすいのが、イタズラで鍵が閉まってしまうケースです。

『車から荷物を降ろしているとき』など、車内に鍵と子供、ペットを残したままにしていると、内側から鍵を閉められて開かなくなったというケースが多いので注意しましょう。

小さな子供やペットの場合、鍵を開けてほしいと頼んでも伝わらないことが多く、パニックになってしまう方もいらっしゃります。

インロックを防ぐためにも車内に鍵を残したままにせず、必ず携帯しておくことがおすすめです。

車の鍵を閉じ込めたときに鍵屋に依頼する場合

車の鍵を閉じ込めてしまったときに、ロードサービスなどに加入していない場合は、鍵屋への依頼もご検討ください。

鍵屋ではご依頼をいただいたその日にその場で解錠作業を行うことができるので、解錠後はすぐに車に乗ることができます。

費用については車種や鍵の種類によって異なりますので、現地でのお見積りをご確認ください。

ただ、大体の料金でも知っておくと安心できると思いますので、次の見出しからは生活救急車の料金表や実際に対応した施工事例をご紹介します。

車の鍵の解錠作業料金表

生活救急車で、車のインロック解錠作業を行う場合の基本料金表をご紹介します。

鍵屋への依頼を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

作業内容	作業料金（税込み）
国産車　インロック解錠（刻みキー）	8,800円～
国産車　インロック解錠（特殊）	33,000円～
外国車　インロック解錠（刻みキー）	16,500円～
外国車　インロック解錠（特殊キー）	55,000円～

鍵屋に自動車のインロック解錠作業を依頼した場合、車種や鍵の種類によって費用が異なるため、まずは見積を取るのが安心です。

表に記載されているように外国車の場合は国産車に比べて費用が高額になりやすいため、複数の鍵屋から相見積もりを取ったうえで依頼する鍵屋を決めることで、ぼったくりなどに遭う可能性を低くすることができます。

生活救急車では出張料・見積料・キャンセル料は基本的に無料で対応しておりますので、まずは料金を見てから判断したいという場合でもお気軽にお問い合わせください。

車の鍵解錠の施工事例

鍵屋に自動車のインロック解錠作業を依頼した場合、現場の状況によって行う作業や費用が異なるため、正確な料金に関しては現地でのお見積りにてご案内しております。

ただ、依頼する前に大体の料金でも知っておくと安心できると思うので、ここでは生活救急車で実際に対応した、自動車のインロック解錠作業の費用事例をご紹介します。

ダイハツ軽トラックのインロック解錠

自動車の、インロック解錠のご依頼をいただきました。

配送業者さんからのご依頼で、街中の道路沿いでエンジンをかけたまま誤って閉めてしまったとのことでしたので、解錠を行いました。

スバル　サンバーのインロック解錠

自動車のインロック解錠のご依頼でした。

予備キーも合ったようですが、一緒に閉じ込めてしまったかもしれないとのことです。

ピッキングにて解錠を行いました。

自動車の解錠

社用車のダイハツ　エッセの鍵を閉じ込めてしまったとのことで、解錠作業を行いました。

ホンダS2000のインロック解錠

自動車の、インロック解錠のご依頼でした。

ホンダのS2000で、鍵を車内に入れたまま鍵を閉めてしまったとのことです。

鍵を作成して、解錠しました。

車の鍵を閉じ込めたときは生活救急車にお任せください！

車の鍵を閉じ込めてしまったときは、ロードサービスや鍵屋などに依頼することで解錠できます。

ロードサービスの場合は加入していれば無償で鍵開けを行ってもらうことができますが、時期によってはすぐに来てもらえないこともあるようです。

急いでいてすぐに開けてほしい、ロードサービスに加入していないといった場合は鍵屋への依頼もご検討ください。

生活救急車では出張料・見積料・キャンセル料は無料で承っておりますので、『とりあえず料金が知りたい』『見積を出してほしい』という場合でも、お気軽にお問い合わせください。