お風呂のドアノブは修理で直る？修理・交換の相場費用を解説

お風呂のドアノブに不具合が起こって困っていませんか？

ドアノブに不具合が起こったときに、修理で直るのか、交換が必要なのか迷ってしまう方もいらっしゃると思います。

そこで今回は、お風呂のドアノブトラブルが修理で直るケースやかかる費用についてご紹介します。

実際の施工事例も掲載しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

修理で直るお風呂のドアノブトラブルと相場費用

お風呂のドアノブトラブルといっても、さまざまなものがあります。

下記のような軽度のトラブルなら、修理で直る可能性が高くなります。

それぞれの原因や修理費用の相場料金については、次の見出しからご紹介したいと思います。

お風呂のドアノブが取れた

お風呂のドアノブは何度も開閉を繰り返すうちに、徐々にネジが緩んで取れてしまうことがあります。

たいていは急に取れてしまうというより、ぐらつきやガタツキ、ハンドルが下がるといった初期症状が出るため、この段階で修理しておくのがおすすめです。

ドアノブの再設置はDIYで行うこともできますが、長期間ぐらつきを放置しているとネジを固定している穴が広がってしまい、うまく固定できずすぐに取れてしまうことがあります。

こういったトラブルが発生しているときは、鍵屋に依頼してぐらつき修理やドアノブの再設置を行うことがおすすめです。

お風呂の鍵が閉まらない

お風呂のドアノブの鍵が閉まらないときは、下記のような原因が考えられます。

ドアノブの鍵が閉まらないときはまず、ドアの建付けに問題がないか確認しましょう。

ドア枠に設置されている『ラッチ受け』や『ストライク』と呼ばれる、部品の位置がズレていると鍵が閉まらなくなることがあります。

ラッチ受けの位置ずれに関しては自分でも修理を行うことができますので、下記の見出しで紹介している手順を参考にしてみてください。

一方で、ドアに歪みが発生しているときは、ドアを固定している蝶番を使って調整を行うことが必要です。

ドアの建付け調整は少々難しい作業となるため、鍵屋に調整を依頼することがおすすめです。

ストライクやドアの建付け調整を行っても改善できないときは、ドアノブが故障している可能性が考えられます。

ドアノブの故障は修理では直すことができないため、交換が必要です。

ドアノブ交換の相場費用に関しては次の見出しでご紹介しているので、合わせてチェックしてみてください。

交換が必要なお風呂のドアノブトラブルと相場費用

お風呂は他の部屋に比べて湿度が高いことからドアノブが劣化し、不具合が起こりやすいという特徴があります。

ドアノブ本体が故障してしまったときは修理で直すことが難しいため、交換が必要です。

ただ、交換といってもドアノブの取っ手だけの交換で対応できる場合や、取っ手とラッチなどの部品を合わせた全体交換が必要な場合など、状況によって行う作業が異なります。

そこで次の見出しからは、交換が必要なよくあるドアノブのトラブルと相場費用についてご紹介します。

ドアノブが折れてしまった

ドアノブは長年使い続けるうちに徐々に内部の部品が劣化して、折れてしまう事があります。

耐用年数としては10年程度が目安とされていますが、必要以上にドアノブに負荷をかけていると、もっと早い段階でトラブルが起こることがあるので注意が必要です。

ただ、取っ手が折れてしまった場合、他の部品に特に問題が起こっていなければ『取っ手のみ』の交換で対応できる場合があります。

既存のドアノブが古くて廃盤となっていたり、規格に合った部品が見つからないときは、ラッチを含めた錠前全体の交換が必要となるので注意しましょう。

錠前全体を交換する場合の費用については、次の見出しでご紹介します。

ドアノブが空回りする

ドアノブを操作しても開けることができないときは、ドアノブ本体の内部部品が劣化・故障している可能性が考えられます。

この場合は修理にて改善することが不可能なため、ドアノブ全体の交換が必要となります。

ドアノブ全体の交換を鍵屋に依頼した場合は、交換作業費用+部品代が発生します。

交換作業費用は基本的に一律となりますので、ドアノブ交換費用が高くなるか安くなるかはドアノブの部品代次第ということになります。

できるだけ費用を抑えたいときは、鍵なしのドアノブにする、握り玉タイプのドアノブにするなどリーズナブルな部品の取り付けを検討しましょう。

ドアノブの鍵が開かない

ドアノブが故障して『鍵が開かないうえに、ドアも開かなくなってしまった』場合は、ドアノブの交換に加えてドアの解錠作業が必要となります。

ドアノブの交換は『ドアが開いている状態』でしか行うことができないためです。

このようにドアの解錠作業が必要な場合は、ドアノブの交換作業費用と部品代に加えて別途で解錠作業費が発生するため、費用が高くなってしまいます。

ただ、鍵をかけていないのにドアが開かなくなってしまった場合、家にある道具を使って自分で解錠できる可能性もあります。

誰かが閉じ込められているときなど緊急を要する際は、下記リンク先の見出しでご紹介している方法を参考にドアの解錠作業を行ってみてください。

また、誤って鍵を閉めてしまったときは、『非常解錠装置』を使うことでドアの外側から鍵を開けることができます。

コインなどを使って簡単に解錠することができるので、試してみてはいかがでしょうか。

お風呂のドアノブ修理・交換は自分でできる？

お風呂のドアノブの不具合が軽度の場合は、自分で修理を行うことで改善できる場合があります。

ドアノブの修理方法は各見出しでご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ドアノブのぐらつきを修理する方法

ドアノブのぐらつき、レバーハンドルが下がっている場合は、固定されているネジの締め直しを行うことで改善できます。

ネジの締め直し作業はDIYでも行うことができるため、挑戦してみてはいかがでしょうか。

ただ、ドアノブの種類によって表にネジが露出しているものもあれば、カバーの下に隠れているものもあり、ネジの締め直し方が異なります。

ドアノブの種類別のネジの位置は、下記の表を参考にしてみてください。

鍵の種類	ネジの取り付け場所（例）
チューブラ錠	・鍵の台座に取付けられているネジ
円筒錠	・鍵の丸座下に取り付けられている台座のネジ
インテグラル錠	・鍵の丸座下に取り付けられている台座のネジ
レバーハンドル錠	・取っ手の根元に取り付けられているネジ ・台座に取り付けられているネジ （カバーの下に取り付けられている場合もある）

取付けられているドアノブの種類がわからないという場合は、こちらの『ドアノブ交換の費用相場と料金表～業者依頼やDIYの注意点も解説～』のページ内で見分け方をご紹介していますので、参考にしてみてください。

ネジの締め直しを行ってもすぐに緩んできてしまう場合は、ドアに開いているネジ穴が広がってしまっている可能性が考えられます。

このような場合は新たに取付穴を開ける必要があり、個人で作業を行うことが難しいため鍵屋に作業を依頼することがおすすめです。

ドアノブの固定ネジを締め直すときの注意点

ドアノブの固定ネジを自分で締め直すときは、下記のような点に注意して行いましょう。

ドアノブの固定ネジはプラスドライバーや六角レンチなどを使って行いますが、ネジと道具のサイズが合っていないと、つぶれて取外し・締め直しが行えなくなります。

家に道具が常備してある方の場合でも、固定ネジの大きさと合っているか確認してから作業を行いましょう。

また、ネジは締めすぎてしまうと、動作が固くなってしまう原因となるためよくありません。緩すぎず、締めすぎない程度に調整することが必要です。

ラッチ受けの位置ズレを調整する

戸枠に設置されているラッチ受けやストライクの位置がズレている場合は、ラッチがきちんと収まる位置に調整しましょう。

浴室の鍵を閉めるためには、『ラッチが完全に飛び出ている』必要があります。

ラッチ受けの位置がズレると引っかかって、ラッチが中途半端に引っ込んだ状態になってしまうので、鍵を閉めることができなくなります。

位置調整は、下記の手順で行うことができます。

お風呂のドアをすぐに解錠したいときの応急処置

浴室に誰かが閉じ込められていてすぐに開けたいなど、緊急を要する際は家にある道具を使ってドアが開かないか試してみましょう。

鍵がかかっていないのにドアが開かないときは、ラッチを直接操作することで開けられる場合があります。

ドアの解錠に使える道具は、下記のようなものがあります。

ラッチをしっかり押し込むことができれば、ドアを開けることができます。

この方法を使ってもラッチを動かすことができないときは、無理せず鍵屋に依頼することも検討してみてください。

お風呂のドアノブ修理・交換を業者に依頼する場合

お風呂のドアノブの修理・交換は、鍵屋に依頼して行うことができます。

鍵屋に依頼した場合、行う作業内容や使用する部品の価格によって総額費用が異なるため、まずは見積を依頼することがおすすめです。

また、見積は複数の業者に依頼することで大体の料金の相場を知ることができ、ぼったくりなどの被害に遭うのを防ぐこともできます。

次の見出しからは生活救急車の料金表や、実際に対応した施工事例をいくつかご紹介していますので、大体の費用を知りたいという方はぜひ参考にしてみてください。

ドアノブ修理・交換作業料金表

生活救急車で、浴室のドアノブ交換作業を行う場合の基本料金表をご紹介します。

鍵屋への依頼を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

作業内容	作業料金（税込み）
ドアノブ修理	8,800円～
ドアノブ解錠	8,800円～
ドアノブ交換	11,000円₊部品代
ドアノブ錠前交換	25,300円₊部品代

浴室のドアノブにトラブルが発生している場合、行う作業内容によって料金が異なります。

ドアノブの緩みや取れてしまったというような軽度のトラブルの場合は、比較的安価で修理を行うことができますが、ドアノブが完全に故障していて交換が必要なときは3万円以上の費用がかかることもあります。

どのような作業が必要となるかは現場の状況によって異なるため、まずは鍵屋に見積もりを取って費用を確認するのが安心です。

次の見出しでは、生活救急車で対応した施工事例をいくつかご紹介しています。料金表よりも詳しい料金を知りたいという方は、合わせてチェックしてみてください。

お風呂のドアノブ修理・交換施工事例

鍵屋に浴室ドアノブの修理・交換作業を依頼した場合、現場の状況によって行う作業や費用が異なるため、正確な料金に関しては現地でのお見積りにてご案内しております。

ただ、依頼する前に大体の料金でも知っておくと安心できると思うので、ここでは生活救急車で実際に対応した、浴室ドアノブ修理・交換作業の費用事例をご紹介します。

浴室のドアノブ修理

浴室のドアノブ修理で、訪問しました。

折れ戸の、プラスチックの取っ手が取れている状況でした。

外側にアルミフレームが広がっていたため、叩いて平坦にし、より長いハサミナットを作製して取付けました。

浴室外扉の不具合修理

浴室外扉が閉まらないとの、ご相談をいただきました。

お客様は鍵が原因と思っておられましたが、鍵に問題はなく、根本的な原因は扉の建付けによるものでした。

蝶番調整と、ストライク受けを少し曲げるなどの作業を行いました。

浴室のドアノブ交換

浴室ドアのノブが外れ、開けられないとのご依頼でした。

ネジ式のノブが使用するうちに、緩みきり外れた様子でした。

30年程度使用しているとのことで外れたノブにも錆が見られ、開かなくなるなどのトラブルに発展する前に交換をお勧めしました。

浴室用のレバーハンドルへの交換を行いました。

浴室扉の錆びたドアノブを交換

浴室のドアノブ故障による、修理・交換のご依頼でした。

サビついており、お客様で外そうとしたが、途中からまったく外れなくなってしまったとのことです。

サビでビスが回らないのでサンダーで切断後、ハンマーで叩いて外し、新しいドアノブに交換しました。

お風呂のドアノブ修理は生活救急車にお任せください

お風呂のドアノブに不具合が起こっているときは、鍵屋に依頼して修理・交換を行うことができます。

鍵屋に依頼した場合、費用は行う作業内容や使用する部品によって異なるため、まずは見積を取るのが安心です。

生活救急車では、出張料・見積料・キャンセル料は無料で承っておりますので、『一旦料金が見てみたい』という場合でもお気軽にお問い合わせください。