トイレのドアノブの寿命は何年？交換のタイミングや費用を解説！

トイレのドアノブの寿命がわからなくて、困っていませんか？

長年使用しているけど、特に大きなトラブルがないと、どのくらいのタイミングで交換したらいいのか迷ってしまう方もいらっしゃると思います。

ちょっとした不具合でも放置してしまうと、大きなトラブルにつながることもありますので、早めに交換しておくと安心です。

そこで今回は、トイレのドアノブの寿命や交換のタイミングについて解説したいと思います。

鍵屋に交換を依頼した場合の費用についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

トイレのドアノブの寿命

家の中でも、使用頻度が高いトイレのドアノブ。

現状大きな問題がない場合でも、急に不具合が発生することもありますので、あらかじめ対策を行っておくのが安心です。

特に、一人暮らしの方やトイレに窓がついていないときは、閉じ込められて出られなくなってしまう可能性もあるので注意しましょう。

ここではまず、トイレのドアノブの寿命についてご紹介したいと思います。

トイレのドアノブの寿命は10～20年程度

トイレをはじめとした室内に取り付けられているドアノブの寿命は、10～20年程度が一般的といわれています。

ただ、使用頻度や使い方によっては一般的な寿命よりも早く不具合が起こることもあり、あくまで目安となります。

特に、ドアノブを乱暴に扱っていると寿命関係なく故障の原因となりますので、日ごろから使い方には十分注意が必要です。

少しでも異変を感じた場合は、早めに修理・交換を行うと閉じ込めなどの大きなトラブルを事前に防ぐことができます。

次の見出しからは、トイレのドアノブ交換のタイミングをご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

トイレのドアノブ交換のタイミング

上の見出しでトイレのドアノブの寿命についてご紹介しましたが、あくまで目安のため、不具合が起こっている場合は早めに交換がおすすめです。

不具合を放置していると、ドアや鍵が開かなくなってしまうなどの大きなトラブルにつながってしまう可能性もありますので、十分注意しましょう。

ここでは、トイレのドアノブ交換のタイミングをご紹介したいと思います。

トイレのドアノブがガタついている

ドアノブは長年使用を繰り返すうちに、徐々に固定ネジが緩んでガタツキが生じることがあります。

ネジが緩んだまま使い続けてしまうと、ドアノブが取れてしまう事もありますので早めに修理を行うことがおすすめです。

また、長期間緩んだ状態が続くとネジ穴が徐々に広がってしまい、締め直してもすぐに緩んできてしまうことがあります。

この場合は一度ネジ穴を埋めてから締め直したり、取り付け穴をずらして開けるなどの加工作業が必要です。

加工作業は個人で行う事が難しいため、ネジが締まりきらないときは鍵屋への依頼することをおすすめします。

修理で改善できる可能性もある

ドアノブのガタツキ程度であれば、ネジの締め直し修理でも改善することができます。

ネジの締め直しは比較的簡単な作業となりますので、自分で行うこともおすすめです。

ただ、ドアノブの種類によってはネジ穴が表に露出していないタイプもあり、一度分解が必要となることもありますので、難しく感じるときは鍵屋などの専門業者に依頼することがおすすめです。

トイレのドアノブが下がる・空回りする

レバーハンドルタイプのドアノブの取っ手が下がったまま戻らないときは、内部のバネに不具合が起こっている可能性が考えられます。

ドアノブの内部にはスプリングと呼ばれる『バネ』のような部品が入っており、バネの動きによってドアノブが自動的に元の状態に戻る仕組みになっています。

バネが伸び切ったり、折れてしまうとドアノブが戻らない・空回りして、ドアの開閉ができないといったトラブルの原因となります。

この場合バネのみの部分的な交換は行う事ができないため、ドアノブ本体の交換が必要となります。

ドアが開かなくなってしまう事もありますので、なるべく早めにドアノブの交換を鍵屋に依頼しましょう。

トイレのドアノブが錆びている

金属製のドアノブは、長年使用することで錆が発生して不具合の原因となることがあります。

特にトイレをはじめとした水回りに設置されているドアノブは、湿気によって錆が発生しやすくなりますので注意が必要です。

表面に特に問題はなくても、内部の部品に錆が起こっていると動作不良が起こる原因となることもあります。

ドアノブが折れたり、動作不良によってドアが開けられなくなる恐れもありますので、サビが発生している場合は早めに交換がおすすめです。

トイレのドアノブの鍵が勝手に閉まる/開く

勝手に閉まったトイレの鍵が、『ラッチ固定式』と呼ばれる簡易的な鍵である場合は、ラッチの内部のバネの故障が原因となっている可能性が考えられます。

経年劣化によってバネが伸びたり破損すると、ドアが閉まるなどの衝撃が加わることで勝手に鍵が閉まる、ドアノブを強い力で操作すると鍵が開いてしまうことがあります。

ドアノブが空回りする場合と同じく、故障したバネのみの交換を行うことは難しいため、ラッチの交換が必要です。

ラッチの交換も同じく鍵屋にて行う事ができますので、お気軽にご相談ください。

トイレのドアが開かなくなったらどうする？

トイレのドアノブの不具合を放置していると、鍵やドアが開かなくなって閉じ込められてしまうことがあります。

早めに修理・交換をしてトラブルが起こるのを防ぐことが大切ですが、緊急時の対処法も知っておくと安心です。

ドアノブの鍵が開かなくなったときの対処法

ドアノブに搭載されている鍵が壊れて、内側から開かなくなってしまったときは、外側から『非常解錠装置』を使って開けられる場合があります。

非常解錠装置は、ドアノブによって有無や解錠方法が異なりますので、下記の表を参考に対処してみてください。

溝がある	コインなどを溝に差し込んで回す
小さな穴がある	爪楊枝などの細い棒を押し込む
鍵穴がある	付属の鍵を使って解錠する
非常解錠装置がない	ラッチを直接操作して解錠

非常解錠装置は室外側についているため、閉じ込められている場合は外にいる人に開けてもらう必要があります。

一人暮らしで家に誰もいないときは、緊急時の対策として、スマートフォンなどの外部との連絡ツールを常に携帯しておくのが安心です。

万が一外に誰もいない、非常解錠装置がそもそもついていないというときは、ラッチを直接操作することで開けられる場合もありますので、次の見出しを参考に行ってみてください。

ドアノブ本体が操作できなくなったときの対処法

ドアノブ本体の操作が効かなくなってしまったとき、非常解錠装置が付いていないときは、ラッチを直接操作してドアを開けられる場合があります。

ラッチの操作は、下記のような道具を使って行う事ができます。あらかじめトイレに保管しておくと安心です。

ラッチの操作にはある程度強度のあるものを使用するのがおすすめですが、どうしてもトイレ内に何もない場合はトイレットペーパーの芯でも開けられる場合もあります。

緊急時は、トイレ内にあるものを手当たり次第に試してみることがおすすめです。

うまくいかないときは無理せず鍵屋にご相談ください。

次の見出しでは鍵屋に依頼した場合の費用をご紹介しているので、こちらも合わせてチェックしてみてください。

トイレのドアノブ修理・交換を鍵屋に依頼した場合

トイレのドアノブの寿命が来ているときは、早めの修理・交換がおすすめです。

完全に故障してしまうと、修理費用が高くなってしまったり、トイレ内に閉じ込められてしまうといったトラブルにつながる恐れもあります。

軽度の不具合であれば、簡単な修理作業でも改善できる場合もありますので、お気軽にご相談ください。

次の見出しからは、トイレのドアノブ修理・交換作業を鍵屋に依頼した場合の費用をご紹介しているので、こちらも合わせてチェックしてみてください。

トイレのドアノブ修理・交換料金表

生活救急車で、トイレのドアノブ修理・交換を行う場合の基本料金表をご紹介します。

鍵屋への依頼を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

作業内容	作業料金（税込み）
ドアノブ/ラッチ　修理・調整	8,800円～
ドアノブ交換	11,000円+部品代～
錠前交換	25,300円+部品代～

鍵屋にトイレのドアノブ修理・交換を依頼する場合は、行う作業内容によって異なります。

ドアノブのぐらつきや取れてしまったなどの軽度の不具合であれば、8,800円～22,000円程度の料金で行う事ができます。

一方でドアノブ本体の交換が必要となると、22,000円～40,000円程度の費用が掛かる場合もあります。

現場の状況によって行う作業内容や使用する部品の種類は異なりますので、詳しい料金に関しては現地見積をご利用ください。

トイレのドアノブ修理・交換施工事例

鍵屋にトイレのドアノブ修理・交換を依頼した場合、現場の状況によって行う作業や費用が異なるため、正確な料金に関しては現地でのお見積りにてご案内しております。

ただ、依頼する前に大体の料金でも知っておくと安心できると思うので、ここでは生活救急車で実際に対応した、トイレのドアノブ修理・交換事例をご紹介します。

トイレ錠のぐらつき修理

トイレ錠に、ぐらつきがあるとのご依頼をいただきました。

根本の座の固定ネジが緩み、グラグラしている状態となっていました。

一旦ハンドルと座を取り外して、再設置を行いました。

医院のトイレ錠修理

医院のトイレ錠が、施錠できないとのご依頼をいただきました。

扉の建付け不良により、ラッチとストライクの位置が合わなくなっていたことが原因でした。

蝶番固定ネジの増し締めと、蝶番の矯正にて解消しました。

トイレドアのラッチ交換

トイレドアのレバーハンドルを下げても、ラッチがしっかり引き込まれず開けづらいとのご相談を頂きました。

15年以上使用されているとのことで経年劣化が原因となっていたため、ラッチケースの交換を行いました。

トイレドアの玉座交換

トイレドアの、玉座修理のご依頼でした。

玉座が外れかかっており、固定するために締めるネジ穴も長期にわたり緩い状態で使っていたことで、つぶれてしまっている状況。

締めても締まり切らないため、交換にて対応しました。

トイレのドアノブ交換

トイレのドアノブの不具合で、ご相談を頂きました。

経年劣化により、不具合から開かなくなったことがあり、お孫様が直そうとしたが直せなかったとのこと。

一人暮らしで閉じ込められると怖いとのことでしたので、鍵のない空錠ノブに錠前ごと交換しました。

トイレのドアノブ修理・交換料金が高くなるケース

上の見出しでは、トイレのドアノブ修理・交換料金の相場費用をご紹介しましたが、状況によっては相場よりも高くなるケースがあります。

見積に記載されている料金が相場よりも高いと不安になってしまう事もあるかと思いますが、すべてがぼったくりであるとは限りません。

ここでは、トイレのドアノブ修理・交換費用が高くなってしまうケースをご紹介します。

ドアノブが故障してドアが開けられなくなってしまった場合、そのままでは作業が行えないため、まずは解錠作業が必要となり、解錠料金が発生します。

解錠料金は現場の状況によっても異なりますが、11,000円～22,000円程度が相場となっています。

また、既存のドアノブがすでに廃盤となっているときなど、サイズが同じ部品が見つからないときはドアに加工が必要となります。

加工作業が発生する場合は別途加工費用がかかるため、交換費用が相場よりも高くなることがあります。

鍵屋によって料金は異なるため、作業を依頼する前に複数の業者から相見積もりを取って、料金を見比べてから選ぶことがおすすめです。

トイレドアの解錠と錠前交換

トイレドアが、開かなくなったとのことでご依頼をいただきました。

押しボタン式の円筒錠で、非常解錠装置もノブ自体も空回りして開かず。

修理は不可のため、解錠作業を行った後、同じ部品を使用して交換を行いました。

トイレ扉の加工とドアノブ交換

トイレドアノブが外れてしまい、ネジもうまく止まらないとのご相談。

経年劣化、使用頻度、木材の劣化によるトラブルで、部品も誤作動があり、制限をかけておられる状態でした。

ご相談の上、ドアに加工したうえでレバーハンドルタイプの錠前に交換を行いました。

トイレのドアノブの寿命が来たら生活救急車にお任せください！

トイレのドアノブの寿命は、10～20年程度使用できることが一般的です。

ただ、使用頻度や使い方によっては劣化が早まることもありますので、不具合が見られるときは早めの修理・交換がおすすめです。

生活救急車でも、トイレのドアノブの修理・交換作業を承っております。

出張料・見積料・キャンセル料は基本的に無料で対応しているので、お困りの場合はお気軽にご相談ください。