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トイレの鍵付きドアノブを交換!業者に依頼したときの費用を種類・状況別に解説

トイレの鍵付きドアノブを交換!業者に依頼したときの費用を種類・状況別に解説 鍵のコラム

トイレの鍵付きドアノブの交換費用がわからなくて困っていませんか?

トイレの鍵付きドアノブの交換を鍵屋に依頼した場合、ドアノブに搭載されている鍵の種類や行う作業内容によって費用は異なります。

正確な料金については鍵屋から見積もりを取る必要がありますが、依頼する前に大体の料金を知っておくと安心できると思います。

そこで今回は、トイレの鍵付きドアノブの交換費用を種類や状況別にご紹介します。

生活救急車で実際に対応したときの施工事例も掲載しておりますので、是非参考にしてみてください。

トイレの鍵付きドアノブの種類別交換費用

トイレのドアノブに取り付けられている鍵は、『ラッチ固定式』と『デッドボルト式』の2種類があります。

どちらの鍵が取り付けられているかは、ドアの側面についている『錠ケース』を見ると判断することができます。

錠ケースにラッチ(三角形の部品)のみが飛び出している場合はラッチ固定式、ラッチのほかに四角形の部品(デッドボルト)が内蔵されているときはデッドボルト式の鍵となります。

ごく一般的な住宅のトイレのドアノブにはラッチ固定式が用いられていることが多いですが、公共施設や店舗のトイレではデッドボルト式が使用されていることもあります。

鍵の種類によって取付けられるドアノブや費用が異なるため、次の見出しからは種類別の交換費用をご紹介したいと思います。

ラッチ固定式の鍵付きドアノブ交換費用

ラッチ固定式の鍵付きドアノブ交換費用

トイレに取り付けられている鍵付きドアノブは、『ラッチ固定式』のものが一般的です。

その名の通り、施錠操作を行うことでラッチが固定されることによってドアが開くのを防ぐことができます。

ラッチ固定式の鍵を搭載したドアノブは、『円筒錠』、『チューブラ錠』、『レバーハンドル錠』の主に3種類があります。

ドアノブの種類別の交換費用は、下記の表をご確認ください。

ドアノブの種類 交換費用相場
円筒錠 20,000円~40,000円
チューブラ錠 15,000円~30,000円
レバーハンドル錠 20,000円~50,000円

円筒錠やチューブラ錠などの握り玉タイプのドアノブの場合は、ドアノブ本体の価格がリーズナブルなものが多いこともあり、比較的安価で交換を行うことができます。

一方でレバーハンドル錠は利便性やデザイン性の高いものを選ぶと部品代が上がるため、握り玉ドアノブの交換費用に比べて高くなってしまうことがあります。

デッドボルト式の鍵付きドアノブ交換費用

デッドボルト式の鍵付きドアノブ交換費用

玄関や勝手口などの防犯性を高めたい場所に使用されていることが多いデッドボルト式の鍵付きドアノブは、トイレでもまれに取り付けられていることがあります。

デッドボルト式の鍵は、施錠操作を行うことで錠ケース(ドアの内部に設置された部品)からデッドボルトと呼ばれるカンヌキが飛び出して戸枠に設置されているストライクに収まることで、ドアが開くのを防ぐことができます。

ラッチ固定式の鍵に比べて頑丈なため室内というよりは、屋外などの防犯性を高めたい場所に取り付けられていることが多いです。

デッドボルト式の鍵を搭載したドアノブは『インテグラル錠』の1種類のみで、20,000円~50,000円が交換費用の相場となっています。

トイレの鍵付きドアノブ交換費用が高くなるケース

トイレの鍵付きドアノブの交換作業を業者に依頼した場合、基本的には『ドアノブ交換作業費』+『部品代』で行うことができます。

ただし、下記のような状況によっては別の作業が必要となり、相場料金よりも高くなることがあります。

ここでは、トイレの鍵付きドアノブの交換費用が高くなるケースをご紹介します。

ドアの解錠作業が必要なとき

ドアの解錠作業が必要なとき

トイレのドアや鍵が開かなくなってしまった場合は、ドアノブの交換作業に加えてドアの『解錠作業』が必要となります。

ドアノブの交換作業はドアが開いている状態でなければ行うことができないため、交換作業前に解錠を行います。

トイレドアの解錠作業費は11,000円~が相場費用となっていて、交換作業費、部品代と合わせると27,000円~38,000円程度の費用がかかります。

ただ、鍵が開かなくなった原因が故障でなく、『誤って施錠状態でドアを閉めてしまった』というようなインロックトラブルの場合は、非常解錠装置を用いることで解錠できる可能性があります。

非常解錠装置の有無や解錠方法はドアノブや鍵の種類によって異なりますが、ごく一般的なものであれば鍵のくぼみにコインなどを噛ませて回すことで解錠が可能です。

どうしても開かないときや非常解錠装置が搭載されていない場合は、鍵屋に解錠・ドアノブの交換を依頼されることをおすすめします。

解錠作業を含む鍵付きドアノブの交換作業事例

解錠作業を含む鍵付きドアノブの交換作業事例

トイレの解錠と、錠前交換の依頼で訪問しました。

経年劣化によるラッチ不具合により、開けられない状況でした。

解錠作業を行った後、新しいレバーハンドル錠に交換致しました。

項目内容 料金(税込)
トイレの解錠 軽度故障不具合 11,000円
トイレの錠前交換 25,300円
NAGASAWA 部品代 2,200円
合計 38,500円

錠前ごと交換するとき

錠前ごと交換するとき

トイレの鍵付きドアノブの交換作業は、『ドアノブの取っ手だけ交換する方法』と『取っ手と錠ケースを合わせた錠前ごと交換する方法』の主に2パターンがあります。

ドアノブの取っ手が取れてしまった、折れてしまったというような取っ手だけが原因となっているトラブルの場合は、取っ手単体の交換で解決することができます。

一方でドアノブの経年劣化などが原因のトラブルの場合などは、取っ手と錠ケースを合わせた錠前ごとの交換が必要となるケースが多いです。

取っ手のみの交換費用の相場は16,000円~20,000円程度であるのに対し、錠前交換は30,000円~40,000円程度の費用が相場となります。

錠前交換で少しでも費用を抑えたいときは、依頼する鍵屋にリーズナブルな価格の部品はないか聞いてみるといいでしょう。

規格の異なるドアノブに交換するとき

規格の異なるドアノブに交換するとき

トイレの鍵付きドアノブを交換する際、もともと取り付けられていたドアノブと同じ規格の部品を使用することが多いです。

ただ、『握り玉の鍵付きドアノブをレバーハンドルにしたい』、『ラッチ固定式からデッドボルト式の鍵にしたい』など、異なる規格のドアノブへの交換を希望している場合は費用が高くなることがあります。

既存の取り付け穴の規格と異なるドアノブを取り付ける場合は、取り付け穴の加工作業が必要となり、ドアノブ交換費用と部品代の他に加工作業費用が発生します。

加工作業費を含む鍵付きドアノブの交換作業費用は、38,000円~47,000円程度が相場料金となっています。

加工作業を含む鍵付きドアノブの交換作業事例

加工作業を含む鍵付きドアノブの交換作業事例

トイレのドアレバーが戻らない状態とのことで、ご相談をいただきました。

経年劣化による錠前不具合から、レバーが戻りきらない状態でした。

SHOWA製のドアレバーが付いており、廃盤となっていたため、ドアに加工を入れてTX錠に交換致しました。

項目内容 料金(税込)
トイレドア錠前交換 25,300円
トイレドア加工 中作業 11,000円
NAGASAWA 部品代 2,200円
合計 38,500円

トイレの鍵付きドアノブの修理で直るトラブル

トイレの鍵付きドアノブで発生するトラブルの症状によっては、交換ではなく修理でも改善できるケースがあります。

それぞれのトラブルや修理料金の相場については、次の見出しからご紹介します。

トイレのドアノブがグラついているとき

トイレのドアノブがグラついているとき

トイレのドアノブや、ドア側面の錠ケース(ラッチケース)がグラグラしている場合は、部品を固定しているネジが緩んでいるだけの可能性が高いです。

緩んでいるネジの場所が確認できるなら、自分で締め直すことで症状を改善させることが可能です。

ただ、緩んでいるネジの場所がわからない、ネジを回してもすぐ緩んでしまうという場合は鍵屋に修理を依頼することも検討してみてください。

トイレのドアノブのぐらつき修理を依頼した場合の費用は、8,800円~15,000円程度が相場となっています。

トイレのぐらつき修理事例

トイレのぐらつき修理事例

トイレ錠に、グラつきがあるとのご相談をいただきました。

根本の座の固定ねじが緩んでグラグラしている状態でしたので、一旦ハンドルと座を取り外して再設置を行いました。

項目内容 料金(税込)
トイレ錠修理 軽作業 8,800円
合計 8,800円

ラッチが操作できないとき

ラッチが操作できないとき

ドアノブを下げてもラッチが引っ込まないなどの、ラッチケースが原因となっているトラブルの場合は、ラッチのみの交換で対応できることがあります。

ラッチはドアノブと連動している部品のため、取っ手の規格と同じものがあれば単体での交換が可能で、15,400円程度の費用がかかります。

ただ、扉が閉まった状態でラッチが動かず、解錠作業が必要となった場合は26,400円~30,000円程度の費用が発生することもあります。

ラッチの不具合修理事例

ラッチの不具合修理事例

トイレドアのレバーハンドルが固く、開けづらい状況でした。

扉内のラッチケースの経年劣化による症状が発生していたため、ラッチケースの交換を行いました。

項目内容 料金(税込)
トイレドア ラッチケース交換 11,000円
GIKEN 部品代 4,400円
合計 15,400円

トイレの鍵付きドアノブの交換を業者に依頼したときの費用

トイレの鍵付きドアノブの交換を業者に依頼したときの費用

トイレの鍵付きドアノブの交換を業者に依頼したときは、作業費用+部品代が基本的にかかります。

作業費用は基本的に一律である場合が多いため、総額費用が安くなるか、高くなるかはドアノブの本体代によって変わってきます。

また、依頼する鍵屋によっては出張料や見積料などが発生することもあるので、問い合わせの際に確認しておくと安心です。

次の見出しからはトイレの鍵付きドアノブを交換するときの料金表や、実際に対応した施工事例をご紹介したいと思います。

ドアノブ交換の料金表

生活救急車で、ドアノブ・取っ手の交換作業を行う場合の基本料金表をご紹介します。

鍵屋への依頼を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

作業内容 作業料金(税込み)
ドアノブ/ラッチ 修理・調整 8,800円~
ドアノブ交換 11,000円+部品代
錠前交換 25,300円₊部品代

トイレの鍵付きドアノブの取っ手のみ交換する場合は、11,000円+部品代で行うことができます。

一方で、取っ手だけでなく錠ケース(ラッチケース)も同時に、錠前ごと交換する場合は、取っ手のみの作業に比べて難しい作業となるので25,300円+部品代が発生します。

どちらの作業が必要になるかは現場の状況によって異なるため、詳しい作業内容や料金に関しては現地見積をご利用ください。

生活救急車では出張料・見積料・キャンセル料は無料で承っておりますので、『料金を見てから判断したい』という場合でも対応させていただきます。

業者に依頼したときの施工事例

鍵屋にトイレの鍵付きドアノブ交換を依頼した場合、現場の状況によって行う作業や費用が異なるため、正確な料金に関しては現地でのお見積りにてご案内しております。

ただ、依頼する前に大体の料金でも知っておくと安心できると思うので、ここでは生活救急車で実際に対応した、トイレの鍵付きドアノブ交換作業の費用事例をご紹介します。

トイレのドアノブ交換

トイレのドアノブ交換

経年劣化によりトイレの玉座が破損している状態でしたので、同型番を使用して交換を行いました。

項目内容 料金(税込)
トイレドアノブ交換 簡易錠 11,000円
GIKEN 部品代 5,720円
合計 16,720円

トイレのドアノブ交換

トイレのドアノブ交換

トイレの鍵交換のご依頼でした。

KOODAIのラッチが故障したらしく、外してある状態でした。

即対応できる部品としてTOMFUをご提案し、そのまま作業させていただきました。

項目内容 料金(税込)
トイレのドアノブ交換 25,300円
TOMFU 部品代 2,200円
合計 27,500円

トイレドアの錠前交換

トイレドアの錠前交換

トイレ扉の、鍵交換をご希望でした。

経年劣化による症状が出ており、同じ錠前に交換させていただきました。

項目内容 料金(税込)
トイレ錠前交換 25,300円
GOAL 部品代 6,600円
合計 31,900円

トイレドアの鍵交換

トイレドアの鍵交換

トイレのドアノブが固く、回りづらいとのご依頼をいただきました。

一時、中に人が閉じ込められるような事態にもなったようで、苦労の末何とか開けることができたとのことです。

原因は扉内部の錠ケースの経年劣化であったので、ドアノブの一式交換にて対応いたしました。

項目内容 料金(税込)
トイレドア錠ケース交換 錠前 25,300円
SHOWA 部品代 14,850円
合計 40,150円

トイレの鍵付きドアノブの交換なら生活救急車にお任せください!

トイレの鍵付きドアノブの交換を鍵屋に依頼したときの費用は、ドアノブの鍵の種類や行う作業内容によって異なります。

ごく一般的なドアノブ交換のみの作業で、ラッチ固定式のドアノブを使用した場合は相場料金で行うことができますが、追加作業が発生した場合は高くなることもあります。

現場の状況によって必要な作業や取り付けられるドアノブの種類は異なるため、正確な料金を知りたい場合はまず現地見積をご利用ください。

生活救急車では、出張料・見積料・キャンセル料は無料で承っております。

『一旦料金を確認したい』といった場合でも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。