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玄関の鍵の種類と名称一覧-防犯性能やメーカーから選び方を解説

玄関の鍵の種類と名称一覧-防犯性能やメーカーから選び方を解説 鍵のコラム

玄関の鍵の種類がわからなくて困っていませんか?

新しい鍵に交換しようと考えたときに、玄関に取り付けるならどの鍵がいいのか迷ってしまう事もあると思います。

鍵は製品によって防犯性や使い勝手、デザインなどが異なるため、交換する前にある程度の種類を知っておくと選びやすくなります。

そこで今回は、玄関の鍵の種類と名称一覧をご紹介します。

玄関の鍵の種類と名称一覧

玄関に取り付けられている鍵は、さまざまな種類があります。

開き戸や引き戸などドアの種類によって異なったり、鍵の種類によって防犯性の高さが変わってくることもあるため、知っておくと交換を行うときにスムーズに対応することができます。

そこでまずは、玄関の鍵の種類と名称をご紹介します。

鍵の各部品名称

鍵の各部品名称

シリンダーは鍵を差し込む鍵穴部分の名称です。種類によって防犯性や機能性が異なるため、交換前にチェックしておくことがおすすめです。

防犯性の向上や経年劣化による不具合が発生した際は、単体で交換することができます。

>>>シリンダーの種類はこちら

一方で錠前は鍵全体を表している名称です。ラッチ・デッドボルトなどが収められている錠ケースや、ドアノブ等の鍵周辺の部品が含まれています。

錠前の種類は、こちらの『玄関の錠前の種類と名称一覧』をチェックしてみてください。

鍵のシリンダーの種類と名称

鍵を差し込む『鍵穴』はさまざまな種類が販売されていて、それぞれ構造や鍵が開く仕組み、防犯性が異なります。

最近では防犯性が高いシリンダーというと『ディンプルキー』が主流となっていますが、導入費用が高いといったデメリットもあります。

一方で防犯性が低いというイメージが強い刻みキーでも、種類によっては防犯性もありディンプルキーに比べると安価で交換できるものも展開されているのでチェックしてみてはいかがでしょうか。

ここでは、鍵のシリンダーの種類と名称をご紹介するので交換前にチェックしてみてはいかがでしょうか。

ピンシリンダー

ピンシリンダー

ピンシリンダーは、鍵の片方がギザギザした形状の鍵の種類です。

シリンダーの内部にはピンと呼ばれる部品が4~7本入っていて、鍵をさしていない状態ではピンが障害物となり鍵が回転しないようになっています。

ここに正しい鍵をさすとピンが持ち上がり、内筒と外筒の境界線(シアライン)の高さにそろうことで施錠・解錠を行うことができます。

ピンシリンダーは先ほどもご紹介したように鍵の片側にしか凹凸がついていない単純な構造をしているため、防犯性が非常に低いという特徴があります。

手慣れたピッキング犯であれば物の数分で解錠できてしまうといわれているため、玄関の鍵としてはあまり適していません。

ディンプルシリンダー

ディンプルシリンダー

鍵の裏表・側面に無数の凹凸が開いているのが、ディンプルシリンダーです。仕組みとしてはピンシリンダーと同じく、正しい鍵を差し込み内部のピンの高さがシアラインに揃うことで解錠することができます。

ディンプルシリンダーは上下左右、斜め方向にもピンが配列されていて複雑な構造をしているためピッキングによる解錠を防ぎ、防犯性を高められるというメリットがあります。

最近では新築の戸建て住宅、賃貸マンション・アパートなどの玄関に取り付けられていることも多く、防犯性の高い鍵を取り付けたいと考えている方におすすめです。

ディスクシリンダー

ディスクシリンダー

ディスクシリンダー錠はMIWAロックが製造していた、鍵の両側がギザギザした形状になっている鍵の種類です。

内部にはピンではなくディスクタンブラーと呼ばれる円盤状の部品が数枚配列されていて、鍵の形状に沿ってタンブラーがシアラインにそろうことで解錠することができます。

内部の構造が簡易的なためにピッキングによる被害が相次いだことや、鍵の理論違い数が限界に達したこともあり、現在ではすべての製造を中止していますが、築年数の古い物件では今でも取り付けられていることがあります。

ピンシリンダー同様防犯性が低いため、玄関で使用しているときは早めの交換をおすすめします。

ロータリーディスクシリンダー

ロータリーディスクシリンダー

ロータリーディスクシリンダーは上の見出しでご紹介した、ディスクシリンダーの後継品です。見分け方としては鍵穴の向きが縦向きが『ディスクシリンダー』、横向きが 『ロータリーディスクシリンダー』です。

正しい鍵を差し込むことで、タンブラーが回転するように動くことからこのように呼ばれています。

ロッキングバーと呼ばれる異なる鍵を差し込んだ時にタンブラーがロックされるパーツが内蔵されているため、ディスクシリンダーに比べて耐ピッキング性能が強くなりました。

ディンプルキーに比べて安価なため、費用を抑えつつ防犯性も上げたいという方におすすめの鍵です。

ウェーブキーシリンダー

ウェーブキーシリンダー

ウェーブキーは、鍵に波のような形の凹凸が表面に刻まれた鍵の名称です。主に車の防犯性を高めるために開発された鍵ですが、現在では玄関や金庫などのさまざまな場所で使用されています。

鍵を差し込み、表面のウェーブがぴったりはまらないと解錠することができないため、ピッキング道具などを使用した不正解錠を防ぐことができます。

同じく防犯性が高いといわれているディンプルキーと同じくらいの防犯性を持っていますが、複製のしにくさという面ではディンプルキーの方が優れているため、より防犯性の高い鍵を探しているならディンプルキーがおすすめです。

マグネットタンブラー

マグネットタンブラー

マグネットタンブラーは、四角い形状の鍵にディンプルキーのような凹凸がいくつも開いている鍵の名称です。

磁石の同極は反発し、対極はくっつくという性質を利用して、鍵に埋め込まれたマグネットがタンブラーとくっつく・反発することでシアラインにタンブラーがそろって鍵を回すことができます。

通常の鍵穴と異なり、鍵穴内にピンやタンブラーが露出しておらず直接工具などで操作が行えないため、ピッキングによる解錠が不可能で防犯性が高いという特徴があります。

玄関の錠前の種類と名称一覧

玄関の錠前は大きく分けて下記の4種類があります。

それぞれの特徴については、リンク先の見出しでご紹介しています。

サムターン付きシリンダー箱錠

サムターン付きシリンダー箱錠とは、シリンダー(鍵穴)・サムターン(内側のツマミ)・ラッチ、デッドボルトを個別に持つ錠ケースがセットになっている錠前の名称です。

鍵を鍵穴に差し込んで回すことでデッドボルトを操作して施解錠を行い、ドアノブにてラッチを操作してドアを開くことができます。

デッドボルトやラッチをしまう錠ケースが、箱型になっていることから箱錠という名称がついています。

主に玄関や勝手口などの、防犯性を高めたい場所に取り付けられている錠前です。

本締錠

本締錠

本締錠はシリンダー(鍵穴)・サムターン(内側のツマミ)・デッドボルトをもつ錠ケースが、セットになっている錠前の名称です。

鍵の施錠・解錠は行うことができますが、本締錠だけではドアの開閉を行うことができないため、空錠と呼ばれるラッチ・ドアノブを備えた錠前とセットで使用されます。

玄関の防犯対策のために鍵を追加したい場合など、補助錠として取り付けられることも多い錠前です。

面付本締錠(面付箱錠)

面付本締錠(面付箱錠)

本締錠の中でも、後付けの補助錠として使用されることが多いのが、面付本締錠です。

一般的にデッドボルトをしまう錠ケースはドアの内部に取り付けられていることが多いですが、面付本締錠はその名の通り室内側の『ドアの面』に錠ケースを取り付けるタイプとなっています。

ドアの内部に取り付ける一般的な錠ケースに比べて取り付けが安易であることや、錠ケースが完全に室内に取りつけられていることからドアのこじ開けを防ぐことができ、防犯性が高いというメリットがあります。

戸先鎌錠(引き戸の鍵)

戸先鎌錠(引き戸の鍵)

戸先鎌錠は、引き戸の戸当たり(戸を閉めたときに戸枠に当たる部分)に設置される錠前の名称です。別名である、『引戸錠』と呼ばれることもあります。

鍵やサムターンを操作することで戸先側から鎌が飛び出し、戸枠に取り付けられている金具に引っかかることで施錠する事ができます。

戸先鎌錠はシリンダーと錠前が一体化しているため、鍵穴のみに不具合が発生している場合でも錠前ごとの交換が必要です。</p>

召し合わせ錠(引き戸の鍵)

召し合わせ錠(引き戸の鍵)

召し合わせ錠は2枚の引き戸が重なる、中央部分に取り付ける錠前の名称です。別名である、『引違い戸錠』と呼ばれることもあります。

室外側の扉に取り付けた鍵と室外側に取り付けた鍵が重なり、固定されることで扉が開かなくなる仕組みです。

戸先鎌錠と同じく、召し合わせ錠もシリンダーと錠前が一体化しているため、鍵穴のみに不具合が発生している場合でも錠前ごとの交換が必要となります。

ドアノブタイプの錠前

主にトイレや浴室などの室内や、築年数の古い物件などに取り付けられているのがドアノブタイプの錠前です。

施錠機能がついていない空錠タイプや、内側からのみ施錠・解錠が行えるタイプのドアノブ、シリンダーがついていて外側から施錠・解錠が行えるドアノブなどがあります。

ドアノブタイプの錠前はパッと見同じ種類に見えてしまうことも多いため、交換時は注意が必要です。

次の見出しからは、ドアノブタイプの錠前を種類別に解説します。

チューブラ錠

チューブラ錠

チューブラ錠は、内側からのみ施錠できるタイプのドアノブです。

デッドボルト(カンヌキ)がついておらず、サムターンを回すとラッチが固定されることでドアノブの操作を制限して施錠することができます。

デッドボルト式の鍵に比べて防犯性が低いため、主に室内で使用される錠前となっていますが、築年数の古い物件では勝手口などに使用されている場合があります。

外側から簡単に解錠することができてしまうため、勝手口などの屋外からの出入り口にチューブラ錠が取り付けられているときは別の錠前への交換をおすすめします。

シリンダー円筒錠

シリンダー円筒錠

シリンダー円筒錠は内側・外側の両方から、施錠・解錠ができるタイプのドアノブです。

次にご紹介するインテグラル錠と見た目が似ていますが、こちらのシリンダー円筒錠にはデッドボルト(カンヌキ)がついていません。

施錠方法はラッチ固定式という種類で、鍵をかけるとその名の通りラッチが動かなくなってドアが開かなくなります。

築年数の古い建物の玄関・勝手口に使用されていることが多いですが、防犯性が低いため使用している場合は新しい鍵に交換することがおすすめです。

インテグラル錠

インテグラル錠

インテグラル錠はシリンダー円筒錠と同じく、ドアの内側・外側の両方から施錠・解錠を行うことができるタイプのドアノブです。

鍵をかけるとデッドボルト(カンヌキ)が飛び出してドアが開かなくなるため、ドアノブタイプの錠前の中では防犯性が高いのが特徴です。

最近ではディンプルキーを使用している製品も販売されているため、防犯性を高めたい方は鍵の種類もチェックすることがおすすめです。

取っ手と一体型の錠前

シリンダーと取っ手が一体型になっているのが、『装飾錠』や『プッシュプル錠』です。

それぞれの特徴については、次の見出しからご紹介します。

装飾錠(サムラッチ錠)

装飾錠(サムラッチ錠)

装飾錠は、その名の通り西欧風の装飾が施されているの錠前の名称です。

サム(親指)で金具を押すことでラッチを操作して、ドアの開閉を行うことから『サムラッチ錠』やそのデザインから『アンティーク錠』と呼ばれることもあります。

装飾錠は一般的な錠前に比べると本体価格が高い傾向にあるため、交換費用が高額になってしまうという点がデメリットです。

錠前の種類によっては、シリンダー(鍵穴)のみの交換も行うことができます。

プッシュプル錠

プッシュプル錠

プッシュプル錠は室外側からハンドルを引く、室内側からハンドルを押すことでドアを開閉することができる錠前です。

ハンドルを押す(プッシュ)引く(プル)という動作から、その名前がついています。

グリップのどの部分でも開閉が可能で、小さな子供や年配の方でも簡単に操作を行うことができるため近年では住宅の玄関でも多く取り入れられています。

電子錠・電気錠の種類一覧

電子錠は主に乾電池を使用・電子錠は電気を使用することで、施錠・解錠を行うことができる錠前の種類です。

基本的に鍵穴がないため、ピッキング等の不正解錠を防ぐことができ、防犯性が高いというメリットがあります。

一般的な鍵に比べると本体料金が高くなってしまいますが、製品によってはオートロック機能や入退室管理システムなどの、便利機能が付いているタイプも販売されています。

電子錠・電気錠といっても『暗証番号錠』や『カードキー錠』、『指紋認証錠』、『スマートロック』などさまざまな種類があります。

それぞれの特徴については、次の見出しからご紹介するのでぜひチェックしてみてください。

暗証番号錠

暗証番号錠

暗証番号錠は、正しい暗証番号を入力することで解錠することができるタイプの錠前です。

鍵を持ち歩く必要がないため、鍵の紛失を防ぐことができる点が最大のメリットと言えるでしょう。

製品によってはオートロック機能が搭載されているタイプもあり、鍵の閉め忘れも防ぎセキュリティ対策を強化することができます。

暗証番号錠の中には、電池や電気を使用しないキーレックスと呼ばれる機械式の製品も販売されています。

面倒な電池交換や導入時の配線工事などが必要ない、電子式・電池式に比べると本体代が安価、汚れに強く故障しにくいといったメリットがあるため、キーレス錠への交換が目的なら機械式の暗証番号錠もおすすめです。

カードキー錠

カードキー錠

登録したカードタッチすることで、施錠・解錠を行うことができる錠前です。操作が簡単なため、小さな子供や年配の方がお住いの住宅にも適しています。

特殊な鍵で解錠する必要がある点や鍵穴がないという点から、防犯性を高められるというメリットがあります。

また一般の鍵に比べて薄くて場所を取らないため財布やカードケースに入れて持ち歩くことができ、鍵の管理がしやすいといった特徴もあります。

付属のカード以外にも手持ちのICカードを登録することができる製品を選べば、持ち歩くカードの枚数を減らすことも可能です。

指紋認証錠

指紋認証錠

指紋認証錠は、あらかじめ登録した指紋を読み取らせることで解錠することができる錠前です。

指紋は複製することが難しいため、他者による不正解錠がほとんどできず、防犯性が非常に高いというメリットがあります。

暗証番号錠と同様に鍵を物理的な鍵を持ち歩く必要がないため、鍵の紛失や盗難を防ぐことも可能です。

ただ、指をけがしていたり汚れが付いていると解錠ができないことがある、読み取り部分の誤作動が発生しやすいといったデメリットもあるので考慮したうえで取り入れるようにしましょう。

スマートロック

スマートロック

スマホやタブレットなどの専用アプリを使って、施錠・解錠を行えるのがスマートロックです。

専用のアプリを入れておけば簡単に施錠・解錠が行えるほか、外出先からも施錠されているかを確認する事もできるため安心です。

最近ではサムターンに取り付けるタイプも多数展開されていて、簡単にスマートロックを導入することができますが、後付けのスマートロックは錠前ではなく家電製品であるため鍵屋では取扱いがない可能性が高い点に注意が必要です。

スマートロックを設置する場合は基本的に部品を準備して自分で取りつけるか、取付のみ対応している鍵屋に依頼することになります。

防犯性の高い鍵の種類一覧

最近では一般家庭でも、防犯性の高い鍵を取り付けたいと考えている方が増えている傾向にあります。

防犯性の高い鍵と言えばディンプルキーや電子錠・電気錠などがありますが、製品によってはそこまで防犯対策に特化していないものもあります。

より防犯性を高めるためには、製品の機能性などもチェックした上で交換することがおすすめです。

ここでは、防犯性の高い鍵をいくつかご紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

ハイセキュリティなディンプルキー

ハイセキュリティなディンプルキー

一般的なギザギザした形状の刻みキーよりも、防犯性が高いのが『ディンプルキー』です。

鍵の表面や側面に多数の凹凸が付いているのが特徴で、刻みキーに比べて鍵の内部構造が複雑なためピッキングによる解錠が難しいとされています。

ただ、ディンプルキーといっても製品によっては防犯性がそれほど高くないものもあるため、交換前にきちんと性能を確認しておくことが大切です。

ディンプルキーの防犯性は『理論鍵違い数』、『耐ピッキング性能』、『耐鍵穴壊し性能』などの指標を見ることでチェックできます。

【ディンプルキーの防犯性(平均)】

理論鍵違い数 約100億~10,000兆
耐ピッキング性能 10分以上
耐鍵穴壊し性能 5分以上

大手メーカーのディンプルキーなら、耐ピッキング性能はスタンダードグレードでも10分以上耐えられるものが多くなっています。

一方で鍵穴壊し性能に関しては製品のグレードによって5分未満、5分以上、10分以上と異なるため、できるだけ防犯性が高いものを選びたい場合は10分以上のものを選ぶことがおすすめです。

シリンダーの防犯性能で迷ったら『CP認定錠』

上の見出しでは防犯性の高いディンプルキーの選び方を軽くご紹介させていただきましたが、指標を見てもイマイチピンとこないという方もいらっしゃると思います。

鍵の知識がなくて選び方がわからないという方におすすめなのが、『CP認定錠』を選ぶ方法です。

『CP認定錠』は警視庁などの民間団体の厳しい試験に合格した鍵の名称で、防犯性の高い鍵ということを一目で判断することができます。

勝手に合鍵作成ができない登録制シリンダー

勝手に合鍵作成ができない登録制シリンダー

登録制シリンダーは鍵を購入した際、メーカーに『キーナンバーと鍵の所有者』を登録するシステムの名称です。

合鍵の作製時は個人情報や鍵に付属しているキーナンバー、最初に設定したパスワードなどがないと作ることができません。

他者による不正な合鍵作成を防ぐことで、防犯性を高めることができます。

登録制シリンダーは『KABA:鍵登録システム』、『MIWA:セキュリティ認証IDシステム』等があります。

ピッキングや無施錠を防ぐ暗証番号錠

ピッキングや無施錠を防ぐ暗証番号錠

暗証番号錠は通常鍵穴がない(露出していない)ため、ピッキングによる解錠を行うことができなくなります。

また、製品によってはオートロック機能が搭載されているタイプも販売されており、無施錠が原因で建物内に侵入されることを防ぐことが可能です。

暗証番号錠なら鍵を紛失して開かなくなってしまったというトラブルが起こることもないため、鍵をよく失くしてしまう方にもぴったりです。

入退室記録が残る電子錠

入退室記録が残る電子錠

電子錠にはさまざまな機能が搭載されているタイプが販売されていますが、中でも『入退室記録が残るタイプ』がおすすめです。

誰が何時に鍵を開けたのか、閉めたのかが記録としてすべて残るため、怪しい人物が解錠しようとしたことがすぐにわかります。

オフィスなどで導入されることが多い入退室記録が残る電子錠ですが、子供の帰宅時間に家にいることができない保護者の方が帰宅を確認できるといったメリットもあるので検討してみてはいかがでしょうか。

鍵の主要メーカー一覧

鍵を製造するメーカーはMIWAやGOAL、KABAなどさまざまです。

メーカーによって展開する鍵の種類、性能や防犯性、機能性が異なるため、あらかじめチェックしておくと選びやすくなると思います。

ここでは、鍵の主要メーカーをご紹介します。

MIWA(美和ロック)

MIWA(美和ロック)

世界約50ヵ国で愛用されている日本の鍵メーカーであるMIWAは、防犯性の高い鍵を多数展開しています。

主なシリンダーの種類は『U9シリンダー』、『PRシリンダー』、『LBシリンダー』、『JNシリンダー』の4つがあります。

U9シリンダーは刻みキータイプですが、回転式タンブラーを使用したロータリーシリンダーで耐ピッキング性能は10分以上と防犯性が高いのが特徴です。

ディンプルキーに比べて本体価格が安価なため、費用はそこまでかけたくないけど防犯性は上げたいという方におすすめです。

一方でディンプルタイプのPR・JNシリンダー、インラインとディンプルを組み合わせたLBシリンダーはセキュリティ認証IDシステムを採用していて他者による不正な合鍵作成を防ぐことができます。

より防犯性の高い鍵への交換を検討している場合はこれらのシリンダーを選ぶといいでしょう。

詳しい製品情報は、公式ホームページをご覧ください。

参考サイト:美和ロック株式会社

GOAL(ゴール)

GOAL(ゴール)

日本で初めて米国UL防犯規格の認定を受けているGOALは、世界水準のセキュリティ性を持つ鍵を多数展開しています。

主なシリンダーの種類は『ピンシリンダー』、『GPシリンダー』、『V18シリンダー』、『GVシリンダー』の4つがあります。

昔ながらのピンシリンダーは6本・7本とピンの数が2種類があり、どちらもアンチピッキングピンを採用することによって耐ピッキング性能は10分以上となっています。

ディンプルタイプのシリンダーであるGP、V18、GVシリンダーはすべて耐ピッキング性能10分以上、耐鍵穴壊し性能はGP:5分未満、V18とGVシリンダーは10分以上です。

詳しい製品情報は、公式ホームページをご覧ください。

WEST(ウエスト)

WEST(ウエスト)

ドイツ・ハノーバー工業デザイン協会が開催する工業製品デザイン賞である『iFデザイン賞』の受賞経験のあるWESTは防犯性だけでなく、デザイン性の高い建材金物を多数展開しています。

シリンダーはごく一般的なピンシリンダーに加え、ディンプルタイプの『916ディンプルシリンダー』、『917ディンプルシリンダー』、『941ディンプルシリンダー』の主に3種類があります。

中でも941シリンダーは5方向に32本のピンを配列することで、理論鍵違い数は約25京6289兆通りとさまざまなキーシステムに対応することが可能です。

デザイン性と防犯性のどちらにもこだわりたいという方は、WESTの鍵をチェックしてみてはいかがでしょうか。

詳しい製品情報は、公式ホームページをご覧ください。

参考サイト:株式会社ウエスト

KABA(ドルマカバ)

KABA(ドルマカバ)

スイス発の鍵メーカーであるKABAは、ディンプルキーを世界で初めて開発したメーカーです。

主なシリンダーの種類は『KABA ace』、『KABA STAR NEO』、『KABA STAR PLUS』の3種類があります。

利便性とコストパフォーマンスの高さが魅力のKABA aceは、防犯性を上げたいけどリーズナブルな価格で交換したいという方におすすめです。

一方でKABA STAR NEO、KABA STAR PLUSは鍵登録システム付きで、不正コピーを防ぐことができます。

詳しい製品情報は、公式ホームページをご覧ください。

参考サイト:日本カバ

長沢製作所(キーレックス)

長沢製作所(キーレックス)

長沢製作所は、機械式の暗証番号錠を初めドアノブなどの建材金物を多数展開しているメーカーです。

電池や電気を使用しないため雨やホコリなどの汚れに強く、屋外に設置しても故障しにくい、定期的な電池交換や配線工事が不要といったメリットがあります。

自動施錠機能を搭載しているため、鍵を掛け忘れてしまいがちな方にもおすすめです。

電子タイプや電気タイプのキーレス錠に比べて安価で設置することができるため、リーズナブルな価格で防犯性を高めたいという方も取り入れやすくなっています。

詳しい製品情報は、公式ホームページをご覧ください。

参考サイト:長沢製作所

SHOWA(ユーシンショウワ)

SHOWA(ユーシンショウワ)

SHOWAは約100年続いている、日本の老舗鍵メーカーです。なお現在では『U-SHIN SHOWA』の名前で販売しており、SHOWAと刻印のある鍵は古いタイプとなるため新しい物への交換がおすすめです。

ユーシンショウワのシリンダーは主に『ピンシリンダー』、『Xキーシリンダー』、『NXシリンダー』、『WXシリンダー』の4つがあります。

中でもディンプルキータイプのNXシリンダーは、キーウェイを採用することでピックツールやその他の異物の侵入を防止、サイドバー方式を採用することでピッキングが不可能なWXシリンダーは、ピッキングによる不正解錠への耐性が高いのが特徴です。

詳しい製品情報は、公式ホームページをご覧ください。

GIKEN(川口技研)

GIKEN(川口技研)

創業70周年を誇る川口技研は、主に室内ドアのレバーハンドルを製造するメーカーです。

近年主流となっているレバーハンドルタイプのドアノブをはじめ、昔ながらの握り玉タイプ、トイレで使用される表示錠など幅広い種類のドアノブを展開しています。

詳しい製品情報は、公式ホームページをご覧ください。

参考サイト:川口技研

ALPHA(アルファ)

ALPHA(アルファ)

アルファは自動車用、住宅用、産業機器用、ロッカーなど幅広い場所の鍵製品を扱うメーカーです。

住宅用の電気錠は暗証番号式、カード式、リモコン式などさまざまな方法で解錠することができます。

CP認定品であるES-S1(本締電気錠)は、配線攻撃に対する対策やケースへのドリリング対策など幅広い手口による解錠を防ぐ性能が取り入れられています。

より防犯性の高い電気錠の取り付けを、検討している方におすすめです。

詳しい製品情報は、公式ホームページをご覧ください。

参考サイト:株式会社ALPHA

HORI(堀商店)

HORI(堀商店)

堀商店は明治から続く、独自性のある錠前・建具金物を取り扱う西洋金物店です。

主なシリンダーは、『トライデントRシリンダー』と『6Pシリンダー』の2種類があります。

6Pシリンダーはごく一般的なピンシリンダーに似た形状ですが、ピッキングを防ぐため鍵穴をジグザグに曲げる工夫が施されています。

また、電動ドリルでの破壊解錠を防ぐため、シリンダーの内部に特殊な網を埋め込んでいるのも特徴です。

一方トライデントRシリンダーは、一般的な鍵と異なる丸型の鍵穴と鍵が特徴的なシリンダーです。

3列に配置されたピンによりピッキングが困難であり、特殊な形状のキーを使用することで不正に合鍵を作成されるのも防ぐことができます。

詳しい製品情報は、公式ホームページをご覧ください。

参考サイト:HORI LOCKS

鍵の種類選びに迷ったときは鍵屋にお任せください

今回は、玄関の鍵の種類についてご紹介しました。

玄関の鍵といってもさまざまな種類があるため、どれに交換したらいいのか迷ってしまう事もあると思います。

生活救急車では既存の鍵がドアノブと一体化しているタイプだけど、ドアノブと鍵穴が別になっているものにしたい、装飾錠が付いているけど交換費用を抑えたいなど、それぞれのニーズに合わせた鍵のご提案・ご相談から承っております。

どの鍵を取り付けたらいいのかわからない、まずはどのくらいの費用がかかるのかを知りたいという方は、現地でのお見積もりを是非ご利用ください。