お風呂のドアノブ・取っ手の交換費用と相場について

『ドアノブが錆びてきてしまった』『使いやすいレバーハンドルに交換したい』など、お風呂のドアノブ交換を鍵屋に依頼したときの料金がわからなくて困っていませんか？

ドアノブといっても握り玉タイプやレバーハンドルなど種類によって費用が異なったり、錆びてドアノブが外せないときは他に追加作業が発生することもあります。

そこで今回は、お風呂のドアノブ・取っ手を交換するときの費用についてご紹介したいと思います。

生活救急車で対応した場合の料金に関してもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

お風呂のドアノブ・取っ手の交換にかかる費用

お風呂のドアノブ交換を行うときにチェックしたいのが、『どんなドアノブに交換したいか』です。

ドアノブといっても鍵が付いているタイプやレバーハンドルタイプ、取っ手など種類によって部品代が異なります。

どの部品を使うかによって鍵屋に依頼した場合の費用が変わってくるため、部品の価格を知ることで大体の料金を予測することができます。

次の見出しからはお風呂のドアノブでよく使われているドアノブの種類と、相場費用をご紹介します。

ドアノブ・取っ手の種類と部品代

お風呂に取り付けることができるドアノブは、主に下記の4種類があります。

種類によって費用が異なるため、取り付けたいドアノブの種類を確認しましょう。

築年数の古い住宅では、握り玉タイプのドアノブが取り付けられていることが多いですが、錆びやすかったり、人によっては操作がしにくく感じることもあるかと思います。

そのため近年ではサビにくい樹脂製の取っ手が付いているタイプや、持ち手を下げるだけで簡単に操作できるレバーハンドルタイプが人気です。

既存のドアノブの規格によっては握り玉からレバーハンドルへの交換も可能なので、価格だけでなく使い勝手も考慮して選ぶことをおすすめします。

インテグラル錠の部品代

インテグラル錠は鍵付きのドアノブで、部品代は2,000円～20,000円程度が相場となっています。

他のドアノブとは施錠方法が異なり、鍵を締めると錠ケースに収まったデッドボルト（カンヌキ）が飛び出て、戸枠の錠ケースに収まることでドアが開かなくなります。

デッドボルトがあることで比較的防犯性が高いことから、お風呂というよりも築年数の古い住宅の玄関や勝手口といった場所に用いられることが多くなっています。

室内なので簡易的な鍵がかけられれば問題ないという場合は、他の握り玉タイプのドアノブへの交換もおすすめです。

円筒錠の部品代

円筒錠はインテグラル錠と同じく握り玉タイプのドアノブで、2,000円～15,000円程度が相場となっています。

インテグラル錠の施錠方法とは異なり、鍵を閉めるとラッチが動かなくなることでドアが開かなくなる『ラッチ固定式』の鍵が搭載されています。

築年数の古い住宅のお風呂やトイレなどで使用されていることが多く、近年建てられる住宅ではあまり見かけなくなってきました。

インテグラル錠に比べて部品代が安いので、交換費用をなるべく抑えたいという方におすすめです。

表示錠の部品代

表示錠はドアノブの台座や取っ手部分に施錠・解錠が一目見てわかるような『表示装置』を備えているドアノブの種類で、3,000円～15,000円が相場費用となっています。

鍵が閉まっているときは『赤』、鍵が開いているときは『青』など色で示されていることが多くなっています。

主にトイレで使用されていることが多い種類ですが、同居している家族がいてお風呂の使用・未使用がすぐにわかるタイプのドアノブにしたいという方におすすめです。

樹脂製の取っ手・レバーハンドルの部品代

浴室は湿度が高く金属製のドアノブが錆びやすくなってしまう事から、最近では樹脂製のドアノブや取っ手が用いられることが増えています。

樹脂製のドアノブはレバーハンドルタイプとなっていて、押し下げるだけの簡単な操作で開閉が行えることから、お年寄りや小さな子供がいるご家庭におすすめです。

取り付け穴の規格が合っていれば、握り玉タイプのドアノブから樹脂製のドアノブへの交換を行うことも可能で、部品代の相場は3,000円～10,000円となっています。

一方で折れ戸や引き戸などに取り付けられている樹脂製の取っ手は、2,000円～10,000円程度が相場料金となっています。

ドアノブ・取っ手の交換費用相場

お風呂のドアノブ・取っ手の交換を鍵屋に依頼した場合は、『作業費用₊部品代』がかかります。

上の見出しでもご紹介したように、どのようなドアノブを選ぶかによって費用が異なるため、ここでは種類別の交換費用をご紹介したいと思います。

ドアノブの種類	交換費用相場
インテグラル錠	20,000円～40,000円
円筒錠	22,000円～40,000円
表示錠	22,000円～40,000円
樹脂製ドアノブ・取っ手	20,000円～50,000円

お風呂のドアノブ・取っ手の交換費用が高くなるケース

上の見出しではお風呂のドアノブ・取っ手交換を行うときの相場料金をご紹介しましたが、下記のような状況が起こっている場合は相場料金よりも高くなるケースがあります。

浴室は湿度が高いため、金属製のドアノブが設置されていると内部部品が錆びて開かなくなってしまうことがあります。

取外しが難しいときは追加作業が発生することもあるので、相場料金に比べて交換費用が高くなります。

このようなイレギュラーが発生するときの料金については、下記の見出しでそれぞれご紹介します。

ドアノブや取っ手が錆びて開かない場合

浴室は湿気がこもりやすかったり、ドアノブに直接見水がかかってしまう事によってドアノブが錆びてしまうことがあります。

見た目はきれいでも内部部品が錆びて腐食していることもあり、錆が発生するとドアが開かないといったトラブルの原因になってしまいます。

ドアノブの交換はドアが開いている状態でしか行うことができないため、錆が発生してドアが開かないときはまず『解錠作業』が必要となり、基本的な交換費用+部品代に加えて解錠費用も必要となります。

このような錆による解錠作業も必要となった場合は、45,000円～60,000円程度の費用が発生することもあります。

建物の経年劣化でドアや枠が傾いている場合

浴室のドアが開かなくなってしまう原因が建物の経年劣化で、ドアや枠が傾いてしまっている場合はドアの建付け調整が必要となります。

ドアは蝶番などのネジが緩むと傾いてしまう事があり、ドアが引っかかって開かなくなってしまう原因となります。

建付けに問題がある場合はネジの締め直しで解決できることもあれば、ドアノブに負荷がかかって故障しているときは合わせてドアノブの交換も必要となるため費用が高額になりやすいです。

一方でドア枠が傾いている場合は建物自体に不具合が発生している可能性が考えられ、リフォームが必要となることもあります。

このような状況では鍵屋にて対応することができないため、リフォーム業者へ相談することをご検討ください。

お風呂のドアノブ・取っ手の交換を鍵屋に依頼した場合

鍵屋にドアノブ交換を依頼した場合、ドアノブの取っ手のみ交換するときと、錠ケースなどの錠前ごと交換する場合で費用が異なります。

『不具合が起こっているわけではないけど、ドアノブをレバーハンドルにしたい』という場合、錠ケースの規格に合う部品があれば持ち手のみ交換を行う事もできます。

一方で『ドアノブを操作しても開かない』といったトラブルが発生しているときは、錠前ごとの交換が必要になる場合が多いため、持ち手のみの交換に比べて費用が高くなります。

このように状況によって行う作業・費用が異なるため、正確な料金については現地にてご案内しております。

あらかじめ大体の料金を確認したい場合は、次の見出しで基本料金や生活救急車で実際に対応した事例をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ドアノブ・取っ手の交換料金表

生活救急車で、ドアノブ・取っ手の交換作業を行う場合の基本料金表をご紹介します。

鍵屋への依頼を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

作業内容	作業料金（税込み）
ドアノブ/ラッチ　修理・調整	8,800円～
ドアノブ交換	11,000円+部品代
錠前交換	25,300円₊部品代

生活救急車のドアノブ・取っ手交換の施工事例

鍵屋にお風呂のドアノブ交換を依頼した場合、現場の状況によって行う作業や費用が異なるため、正確な料金に関しては現地でのお見積りにてご案内しております。

ただ、依頼する前に大体の料金でも知っておくと安心できると思うので、ここでは生活救急車で実際に対応した、お風呂のドアノブ交換作業の費用事例をご紹介します。

浴室のドアノブ交換

浴室のドアノブが外れ、開けられないとのご依頼でした。

ネジ式のノブが使用するうちに緩みきり、外れた様子でした。

30年程度使用しているとのことで外れたノブにも錆が見られ、開かなくなるなどのトラブルの恐れがあるため、新しい浴室レバーハンドル錠へ交換致しました。

浴室ドアの錠前交換

浴室錠が扉を閉めると、中から開かないとのご依頼をいただきました。

内側ハンドルの樹脂パーツが折れていたため、正常に作動しない状態でした。

既存錠は廃盤品のため、寸法の合う別タイプの錠前に交換いたしました。

経年劣化による浴室ドアの錠前交換

浴室錠のラッチが、引っ込んだまま出てこない状態でした。

原因は錆などの経年劣化で、お客様が8年前に入居する以前より付いているドアノブとのことです。

ドアノブとラッチの一式を、新しいものに交換させていただきました。

ドアノブが外れた浴室扉の錠前交換

浴室のドアノブが外れてしまったとのことで、交換のご依頼でした。

ドアノブはお客様で外してある状態で、SHOWA製がついておりました。

鍵は不要とのことでしたので、GOALの空錠へ交換致しました。

浴室扉の錠前交換

浴室から出られないとのことで、ご相談をいただきました。

扉内部の錠前部分の故障により、ラッチ部分が動かなくなっていたことが原因でした。

扉を外して開錠し、錠前一式を交換しました。

浴室ドアの解錠とドアノブ交換

浴室ドアが、開かなくなったとのご相談をいただきました。

浴室錠が経年劣化と湿気によるサビで故障していたため、外側から握り玉を切断後、錆びて故障した錠前を破錠してラッチを引き込み解錠を行いました。

その後、錠前と握り玉をセットで交換致しました。

お風呂のドアノブ・取っ手交換なら生活救急車にお任せください

生活救急車でも、お風呂のドアノブ・取っ手交換を承っております。

『ドアノブに不具合が起こっている』『レバーハンドルへの交換を検討している』など、現地でのご相談からも対応が可能です。

出張料・見積料・キャンセル料は無料となっておりますので、まずは料金を確認したいという場合でもお気軽にお問い合わせください。