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団地の鍵は防犯性が低い?空き巣被害を防ぐ適切な対策方法とは

団地の鍵は防犯性が低い?空き巣被害を防ぐ適切な対策方法とは 鍵のコラム

団地の鍵の防犯対策について、探していませんか?

新築のマンションやアパートに比べると、オートロックがない・防犯カメラが付いていないなど、防犯性に少々不安を感じる団地での暮らし。

古くから一度もリノベーションされていない場合は、防犯性の低い鍵がそのまま使われていることもありますので、対策を行うのが安心です。

そこで今回は、団地の鍵の防犯性や適切な空き巣対策についてご紹介したいと思います。

防犯性が低い団地の特徴

一般的な賃貸に比べると家賃が少しリーズナブルであったり、比較的広い部屋に住めるなどメリットも多いため、単身者からファミリーまで幅広い層に人気がある団地。

団地といっても、築年数や設備、管理方法、周りの環境はさまざまで、近年建てられた築浅の物件であれば、防犯性の高い鍵が搭載されていることも。

ただ、中には最低限の設備が付いているだけであったり、周りの環境があまりよくないなど、防犯的に少々心配になる点もあります。

そこでここではまず、防犯性が低い団地の特徴をご紹介したいと思います。

少しでも当てはまった場合は、防犯対策を見直すことがおすすめです。

昔ながらの鍵を使っている

昔ながらの鍵を使っている

築年数の古い団地では、現在でも防犯性の低い鍵を使い続けていることもあります。

近年ではディンプルキーと呼ばれる、差し込む鍵穴に複数のくぼみが開いているタイプが主流となっており、ギザギザした形状の鍵を使っている場合は少々注意が必要です。

特に、鍵穴が『く』の字になっている、ディスクシリンダーと呼ばれる鍵や、差し込む鍵の片側だけギザギザしているピンシリンダーは、防犯性が非常に低いといわれています。

ディスクシリンダーは空き巣被害が相次いだこともあり、現在では廃盤品となっていて、新たにロータリーシリンダーと呼ばれる後継品が開発されています。

上の画像と部屋についている鍵穴を照らし合わせてみて、同じ鍵であれば早めに交換を行っておくと安心です。

人通りが少ない

人通りが少ない

団地というと、敷地内にある公園やベンチなどの共用スペースにて、住民同士のコミュニケーションが盛んに行われている印象があります。

ただ、近年では単身者の需要が高まっていることや、過度なコミュニケーションを好まない家庭が増えていることもあり、静かで落ち着いている団地も多くみられます。

人に見られることを嫌がる空き巣は、このようななるべく静かで人通りが少ない場所を選んで犯行に及ぶため、注意が必要です。

住民と密に関わる必要はありませんが、すれ違ったときに挨拶をするなど、軽めの交流を行うだけでも団地の雰囲気が明るくなり、空き巣などが寄り付きにくくなります。

どんな人が住んでいるかを知っておく、知らせておくことで、部外者がいればすぐに気づくこともできますし、犯罪の予防をすることができるのでおすすめです。

管理がしっかりされていない

管理がしっかりされていない

雑草が伸びたまま、ゴミが散らかっている、壁に落書きがあるなど、管理がされていない団地は注意が必要です。

『管理がされていない場所=防犯対策に無頓着な環境』と判断され、狙われやすくなる傾向があります。

できれば入居前に、建物やゴミ捨て場の管理がしっかりされているかをチェックしておくことがおすすめです。

また、夜間の街灯が少ないのも、死角が多くなることで不審者がうろつきやすくなってしまいます。

住宅への侵入窃盗手口は空き巣だけでなく、就寝中を狙った忍び込みや、お風呂などのタイミングを狙った居空きなどがあります。

家にいるからといって安心はできませんので、在宅中の防犯対策も強化しておくことが大切です。

侵入被害に遭いやすくなる日頃のNG行動

日ごろのちょっとした行動が、空き巣などの被害に遭う原因となってしまうことがあります。

ここでは、侵入被害に遭いやすくなるNG行動をご紹介します。

鍵を閉めずに外出する

鍵を閉めずに外出する

戸建て住宅、集合住宅どちらの場合でも、空き巣被害で最も多いといわれているのが『無施錠』のドアや窓からの侵入です。

『ちょっとゴミ捨てに行くだけ』、『近所の人と世間話』など短時間の外出でも狙われるリスクはあります。

空き巣というと団地に関係のない人物の犯行と思われてしまいがちですが、中には近所に住んでいる住民の犯行というケースもあります。

部屋の数が多いということもあり、すべての住民がどんな人なのかを把握することは難しいため、外出時は必ず施錠する習慣を付けましょう。

オートロックへの交換もおすすめ

いちいち鍵を閉めるのが面倒、鍵を閉め忘れてしまうことがよくあるという場合は、自動施錠機能付きの鍵への交換もおすすめです。

鍵の交換には、団地を管理している担当部門に確認・許可が必要となりますので、まずは相談してみましょう。

暗証番号で解錠するタイプなら、鍵を持ち歩く必要もないので紛失やインロックのリスクもありません。

一般的な鍵に比べると部品代が高額になってしまう事もありますが、検討してみてはいかがでしょうか。

窓を開けたまま就寝

窓を開けたまま就寝

室内の温度管理のために、就寝中も窓を開けたままにしている方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

窓を開けたままにしていると就寝中を狙った、『忍び込み』被害に遭ってしまうこともあるので注意が必要です。

物音に気が付いて万が一犯人と鉢合わせてしまうと、身に危険が及ぶ可能性もあります。

就寝中は必ず施錠するか、補助錠などを設置して、窓が一定以上に開かないように対策を行っておくことがおすすめです。

ポストの郵便物を放置する

ポストの郵便物を放置する

ポストの郵便物がたまったままになっていると、長期間不在にしていると思われて、ターゲットにされることがあります。

また、家の管理に無頓着=防犯性の低い家と認定されてしまうこともありますので注意が必要です。

ポストに郵便物を溜めたままにしない、玄関周りにゴミを放置しないなど、『きちんと管理されている家』ということをアピールするのが大切です。

団地の鍵の防犯性を上げる適切な対策方法

団地は多くの人が暮らしていて監視の目が多い分、安心感があり、防犯対策を怠ってしまう方も多いです。

特に築年数の古い物件は防犯対策がそれほど強化されていないこともあるため、自分でしっかり対策を行っておくといいでしょう。

とはいっても、防犯対策ってどんなものがあるかわからない方もいらっしゃると思うので、ここでは適切な防犯対策方法をご紹介します。

防犯性の高い鍵に交換する

防犯性の高い鍵に交換する

築年数の古い団地の玄関に使用されている鍵は、比較的古い鍵が使用されていることも多く、防犯性が低い傾向があります。

こちらの『昔ながらの鍵を使っている』でご紹介したシリンダー(鍵穴)を使用しているなら、新しい鍵に交換しておくと安心です。

近年主流となっているのが『ディンプルキー』と呼ばれる、鍵に複数のくぼみが開いているタイプの鍵です。

内部構造が複雑なため、ピッキングによる解錠がほとんど不可能といわれています。

防犯性が高い分、刻みキーに比べると部品代が高額になるというデメリットはあるものの、安全に暮らすためにも検討してみてはいかがでしょうか。

団地の鍵を交換するときの注意点

団地は賃貸アパートや賃貸マンションと同じく、あくまで借りている部屋であるため、勝手に鍵の交換を行うことはできません。

市区町村によっては提携している鍵屋があったり、鍵の種類やメーカーが指定されている場合もあります。

まずは、お住いの団地を管理している市区町村の管理部門に連絡し、確認・許可を取ってから交換しましょう。

特に指定業者などがない場合は、自分で鍵屋を探す必要がありますので、2~3社程度から見積もりを取って料金を比較することがおすすめです。

補助錠を設置して鍵を増やす

補助錠を設置して鍵を増やす

団地の玄関に設置されている鍵は、基本的に1つである場合が多いです。

ただ、玄関の防犯対策としては『ワンドアツーロック』、1つのドアに対して2つの鍵を付ける対策が推奨されています。

鍵の数が多いぶん、侵入までの時間を稼ぐことができるため、犯人を諦めさせたり、住民に異変に気付いてもらいやすくなります。

ただ、補助錠を追加する場合も、鍵の交換と同じく、市区町村の管理部門に事前に確認を取ってから行いましょう。

工事不要で取り付けられるタイプもある

団地の管理者によっては、補助錠の取り付け許可が下りない場合もあります。

このような時は、ホームセンターやインターネットショップなどで販売されている簡易的な補助錠を取り付ける方法がおすすめです。

工事が必要なタイプに比べると防犯性は低いですが、何も対策を行わないよりは十分効果的です。

ドアの枠に固定するタイプなら、傷を付けずに設置することもできるので、退去時の原状回復の心配もありません。

サムターン回し対策を強化する

サムターン回し対策を強化する

団地は基本的にオートロックが付いていないため、玄関のドアにポストやドアスコープなどが設置されていることが多いです。

これらの設備は便利な分、サムターン回しという不正解錠手口の被害に遭う原因となることもあるので、注意が必要です。

特にドアスコープは、特殊な道具を使用することで、外から部屋の様子を観察することもできてしまいますので、必ず目隠しを設置しておきましょう。

また、外から取り外されてしまうのを防ぐために、空転機能付きのドアスコープに交換しておくとより安心です。

ドアスコープやドアポストの防犯対策グッズは、ホームセンターやインターネットショップなどで購入することができます。

サムターンを交換する手もある

より本格的な対策を検討している場合は、防犯サムターンに交換するという手もあります。

防犯サムターンは、ツマミを脱着、スイッチを押しながら回転させる、空転モードに変更できるなど、さまざまなタイプが販売されています。

鍵の交換を行う際と同様に、かならず市区町村の管理部門に確認・許可を取ってから鍵屋に作業を依頼しましょう。

防犯サムターンの種類や特徴については、こちらの『防犯サムターンの種類と特徴!効果や交換費用を解説』でもご紹介しているので、合わせてぜひチェックしてみてください。

窓に補助錠を設置する

窓に補助錠を設置する

団地のベランダに設置されている掃き出し窓には、シャッターが付いていないことも多く、ガラスを割られてしまえば簡単に侵入することができてしまいます。

窓からの侵入は空き巣の手口として最も多いといわれており、特に1~3階程度の低層階にお住いの場合は、被害に遭う確率が高くなります。

窓に設置されているクレセント錠には防犯効果はほとんどないため、補助錠を設置するなどの対策を行っておくと安心です。

補助錠は、窓サッシに差し込むタイプや窓本体に貼り付けるタイプ、鍵穴付きタイプなどさまざまな種類が販売されています。

ホームセンターやインターネットショップなどで販売されているので、住んでいる環境に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。

また、ダイヤルやシリンダー(鍵穴)が付いているクレセント錠に交換するという方法もあります。

交換の際には、団地を管理している機関に許可をもらう必要がありますが、より防犯性を強化したい場合は検討してみてください。

小窓にも気を配る

部屋によってはトイレや脱衣所、お風呂場に小窓が付いていることもあるかと思います。

小さな窓は『こんな場所から入られないでしょ』と防犯対策をおろそかにしがちですが、25㎝以上あれば通り抜けられる場合もあるようです。

外出時は必ず施錠することは大前提として、さらに補助錠などを設置しておくとより家の防犯性を高めることができます。

団地の鍵の防犯対策を鍵屋に依頼した場合

団地の鍵の防犯性を高めたいときは、『シリンダーの交換』と『補助錠を取り付ける方法』の2パターンの方法から選ぶことができます。

鍵屋なら現場の状況を見つつどちらの対策方法が適切かを判断し、作業や料金のご提案から対応させていただきます。

生活救急車の場合、作業の有無にかかわらず出張料・見積料・キャンセル料は無料で承っておりますので、迷っているときでもお気軽にご相談ください。

また、次の見出しからは生活救急車で対応した場合の料金表や実際の施工事例も掲載しております。

『大体の料金でもいいから知っておきたい』という方は、こちらも合わせてぜひチェックしてみてください。

鍵の防犯対策料金表

生活救急車で、鍵の防犯対策を行う場合の基本料金表をご紹介します。

鍵屋への依頼を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

作業内容 作業料金(税込み)
鍵交換 シリンダー交換(開きドアタイプ) 11,000円+部品代
錠前交換 25,300円₊部品代
新規取付 11,000円₊部品代~

鍵の防犯性を高めるには、シリンダー(鍵穴)の交換もしくは、補助錠の設置を行うことがおすすめです。

どちらの場合も使用する部品の防犯性が高くなると、総額費用も比例して上がるため、予算と照らし合わせて決めることがおすすめです。

また、新規で補助錠を取り付ける場合は、ドアに加工を施す必要があるので、シリンダー交換に比べると費用が高くなります。

次の見出しからは、生活救急車で対応した鍵の交換・取付作業の施工事例をご紹介しているので、こちらも合わせてチェックしてみてください。

鍵の防犯対策の施工事例

鍵屋に鍵の防犯対策を依頼した場合、現場の状況によって行う作業や費用が異なるため、正確な料金に関しては現地でのお見積りにてご案内しております。

ただ、依頼する前に大体の料金でも知っておくと安心できると思うので、ここでは生活救急車で実際に対応した、鍵の防犯対策の施工事例をご紹介します。

防犯対策として玄関の鍵を交換

防犯対策として玄関の鍵を交換

玄関の鍵を持っている人がいるとのことで、鍵交換のご依頼でした。

とりあえず鍵が変わればいいとのことで、MIWAのU9に交換を行いました。

項目内容 料金(税込)
玄関ドアシリンダー交換 11,000円
MIWA 部品代 12,100円
合計 23,100円

防犯強化のための鍵交換

防犯強化のための鍵交換

合鍵をわたした方が、勝手に入ってきているとのことでした。

カバエースを使用した、シリンダー交換にて対応しました。

項目内容 料金(税込)
玄関 シリンダー交換 11,000円
KABA 部品代 20,900円
合計 31,900円

防犯強化のための鍵交換

防犯強化のための鍵交換

勝手に誰かが合鍵を使用して自宅へ入ってくるとのことで、交換をご希望でした。

ご相談の上、シリンダー交換にて対応しました。

項目内容 料金(税込)
玄関ドアシリンダー交換 11,000円
KABA 部品代 22,000円
合計 33,000円

防犯強化のための玄関鍵交換

防犯強化のための玄関鍵交換

空き巣被害で、鍵の交換を希望とのことでした。

2年ほど前にも鍵の交換をさせていただいていますが、今回はよりセキュリティを高め、登録制の鍵に交換しました。

項目内容 料金(税込)
玄関ドアシリンダー交換 11,000円
KABA 部品代 35,200円
合計 46,200円

防犯強化目的の新規鍵取付

防犯強化目的の新規鍵取付

鍵の新規取付を、ご希望でした。

抑止力も高めた防犯のためとのことで、新規で補助錠としてディンプルキーを取り付けました。

項目内容 料金(税込)
玄関 新規取付 面付錠 27,500円
玄関 新規取付 スチール製扉へ取付 11,000円
GOAL 部品代 19,800円
合計 58,300円

団地の鍵の防犯対策は生活救急車にお任せください!

団地で使用されている鍵の防犯性が低い場合は、新しい鍵に交換することがおすすめです。

鍵の交換を行う際は、まず団地の管理部門に相談し、許可をもらってからご依頼ください。

生活救急車でも、玄関や窓の鍵交換作業を承っております。

出張料・見積料・キャンセル料は無料で対応しておりますので、『まずは見積が欲しい』という場合でもお気軽にご相談ください。