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ドアが閉まる速度をゆっくりにする方法!調整方法・業者料金を解説

ドアが閉まる速度をゆっくりにする方法!調整方法・業者料金を解説 鍵のコラム

ドアが閉まる速度が速くて、困っていませんか?

勢いよくドアが閉まるとケガをする恐れがあるうえに、『バタン!』と大きな音が鳴る原因にもなります。

ドアクローザーが付いているドアの場合は、ゆっくり閉まるように調整することもできるので試してみてはいかがでしょうか。

今回は、ドアが閉まる速度をゆっくりにする方法を解説したいと思います。

また、調整を業者に依頼したときの料金に関してもご紹介しているので、合わせてチェックしてみてください。

ドアが閉まる速度が速くなってしまう原因とは

ドアクローザーとは、玄関や勝手口、間仕切ドアの上部に設置されている四角い箱のような形をした設備で、ドアを自動的に閉める役割があります。

ドアが閉まる速度が速くなってしまう原因は主に、この『ドアクローザーの不具合』と『そもそもドアクローザーがついていないこと』の2パターンが考えられます。

ただ、ドアクローザーの不具合といってもさまざまなものがあるため、ここでは速度が速くなる原因をご紹介したいと思います。

ドアクローザーの調整ネジが緩んでいる

ドアクローザーの調整ネジが緩んでいる

ドアクローザーには、ドアが閉まる速度を調整できる『ネジ』が搭載されています。

近年主流となっている機種は、2~3個のネジが付いているタイプが一般的で、ドアが閉まる区間ごとに分けて速度の調整行うことが可能です。

調整ネジは『締める』とドアが閉まる速度が遅くなり、『緩める』とドアが閉まる速度を早めることができます。

ドアの閉まる速度が急に速くなってしまったという場合は、この調整ネジが経年劣化によって緩んでいる可能性があります。

ネジの緩みが原因となっているときは、適度に締め直すことで速度をゆっくりにすることができるので、調整を行いましょう。

自分で調整を行う場合は、こちらの『ドアがゆっくり閉まるように調整する方法』でご紹介している手順を参考にしてみてください。

ストップ機能が故障している

近年販売されているドアクローザーには『ストップ機能』と呼ばれる、ドアを開けた状態でキープすることができる機能が搭載されています。

『前まで開けたまま固定できていたのに、ドアが止まらなくなってしまった』という場合は、ストップ機能に不具合が起こっている可能性が考えられます。

ネジが緩んでいるだけなら、締め直すことで解決することが可能ですが、故障しているときはドアクローザー本体の交換が必要です。

まずはストップ機能のネジを締めてみて、改善しないときは専門業者に交換を依頼しましょう。

ドアクローザ油が漏れている

ドアクローザ油が漏れている

ドアクローザーの耐用年数は15年程度といわれていて、経年劣化によって油漏れが生じることがあります。

内部の油が漏れてしまうと油圧が変化して、勢いよくドアが閉まる原因となります。

ドアクローザーの油は充填することができませんので、油漏れが起こったときは新しい部品に交換が必要です。

DIYでのドアクローザーの交換は高所での作業を伴い、危険なため専門の業者への依頼がおすすめです。

交換を依頼した場合の費用については、こちらの『ドアの閉まる速度の調整作業を鍵屋に依頼する場合』でご紹介しているので、合わせてチェックしてみてください。

ドアクローザーの油圧の変化

ドアクローザーの油圧の変化

ドアの閉まる速度は、ドアクローザーの内部に溜められている油の油圧によって調整されています。

内部の油圧は室内外の気温によって油の粘度が変化することで、不具合を起こすことがあります。

ドアクローザーが速くなっている場合、猛暑日で油の粘度が緩くなっている可能性があり、これは故障ではありません。

日によってドアクローザーの速度が変化するなら、気温の変化による不具合と思われるので一旦様子を見てもいいでしょう。

ドアクローザーが付いていない

ドアクローザーが付いていない

室内ドアなど、そもそもドアクローザーがついていないドアは、自動的にゆっくり閉めることができません。

最後まで手を添えてゆっくり閉めるか、自動的に閉めたいという場合は、ドアクローザーを新しくドアに設置する方法がおすすめです。

ただ、ドアクローザーはドアの大きさや重さにあったものを取り付けないと、動作が重くなるなどの不具合が起こる原因となります。

室内のドアに合った部品が見つからないときは取り付けができないため、最後まで手でゆっくり閉めるようにしましょう。

ドアがゆっくり閉まるように調整する方法

ドアクローザーに調整ネジが付いている場合は、ネジを締め直すことでドアがゆっくり閉まるように調整することができます。

作業自体は簡単に行うことができるのですが、ネジの締め具合によってはドアが開かなくなる恐れもあるため、作業手順と一緒に注意点を確認しておきましょう。

調整を行うときの注意点

調整を行うときの注意点

ドアクローザーの調整は、作業自体は簡単に行うことができますが、いくつか注意点があるので確認しておくと安心です。

  • 【調整を行うときの注意点】
  • ・手動のドライバーを使う
  • ・少しずつネジをまわす

電動ドライバーを使用するとネジが思った以上に回ってしまい、故障する可能性があります。

必ず手動のドライバーを使用して、調整を行いましょう。

また、ドアクローザーのネジは、少し回すだけでも十分速度を変えることができます。

締めつけすぎると、ドアが開かなくなってしまう事がありますので、少しずつ様子を見ながら調整を行いましょう。

ネジを締めたらその都度ドアの閉まる速度を確認するようにすると、閉め過ぎを防ぐことができます。

ケガをしないように細心の注意を!

ドアクローザーの調整作業は、脚立を使った高所での作業となります。

慣れていないと足を踏み外して転落・転倒の恐れがありますので、足元には十分注意して作業を行いましょう。

不安な場合は専門の業者に依頼する、誰かに協力してもらい、万が一の場合にすぐに対応できるように対策を行っておくことがおすすめです。

ドアがゆっくり閉まるように調整する手順

ドアがゆっくり閉まるように調整する手順

ドアが閉まる速度が速すぎるときは、ゆっくり閉まるように速度の調整を行いましょう。

ドアクローザーに搭載されている速度調整ネジの数は1~3つが主流となっていて、複数ついている場合はネジによって速度が調整できる区間が異なります。

調整ネジは、プラスドライバーやマイナスドライバーを使って回すことができます。ネジの形状を見て選びましょう。

今回は、速度調整ネジが2つついているタイプのドアクローザーの調整方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

製品ごとの詳しい調整方法に関しては、各メーカーのホームページをご確認ください。

  • 【ドアクローザーの速度調整方法】
  • 1.初めに1と刻印されているネジをまわして、第一速度区間の調整を行う。
  • ネジは時計回りに回すと『遅く』なり、反時計回りに回すと『速く』なります。
  • 今回はゆっくり閉まるように調整したいので、時計回りに少しずつ回しましょう。
  • 2.次に、2と刻印されているネジをまわして、第二速度区間の調整を行う。
  • 1つ目のネジと同じく、少しずつ回して調整を行いましょう。
  • 3.ネジを回し終わったら、ドアを実際に閉めてみて速度の確認を行う。

速度調整を行っても改善しないときは、ドアクローザーが故障している可能性が考えられるため、交換を検討しましょう。

鍵屋にドアクローザーの交換を依頼した場合の費用に関しては次の見出しからご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ドアの閉まる速度の調整作業を鍵屋に依頼する場合

ドアがゆっくり閉まるように調整したいとき、ご紹介した方法を試しても改善しないときは鍵屋へのご依頼もご検討ください。

鍵屋ではドアがゆっくり閉まらない原因を特定し、現場にあった対策や修理、交換作業をご提案させていただきます。

ここでは、鍵屋に依頼した場合の大体の費用についてご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

ドアの速度調整料金表

生活救急車で、ドアの速度調整を行う場合の基本料金表をご紹介します。

鍵屋への依頼を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

作業内容 作業料金(税込み)
ドアクローザー 修理・調整 8,800円~
ドアクローザー 油漏れ 取替え 16,500円+部品代
ドアクローザー 交換 16,500円+部品代

ドアが閉まる速度が速すぎる場合は、ドアクローザーという部品が関係している可能性が高くなります。

まだ部品が新しいという場合は、修理や調整作業にて改善する可能性が高く、8,800円~の料金でご案内しています。

一方で、十年以上使用しているドアクローザーが経年劣化を起こしている場合や、油漏れが起こっていて修理が難しいときは交換が必要となり、16,500円+部品代~の費用でのご案内です。

現場の状況によって使用する部品が異なり、料金も前後するため、詳しい費用に関しては現地見積もりをご利用ください。

また、下の見出しでは実際に対応した施工事例も掲載しておりますので、より細かい料金が知りたいという場合はぜひチェックしてみてください。

ドアの速度調整の施工事例

鍵屋にドアの速度調整作業を依頼した場合、現場の状況によって行う作業や費用が異なるため、正確な料金に関しては現地でのお見積りにてご案内しております。

ただ、依頼する前に大体の料金でも知っておくと安心できると思うので、ここでは生活救急車で実際に対応した、ドアの速度調整作業の施工事例をご紹介します。

ドアクローザーの調整

ドアクローザーの調整

玄関ドアクローザーの速度が速く、バタンと閉まる状態。

今回は、ドアクローザーの調整作業にて対応いたしました。

項目内容 料金(税込)
ドアクローザーの調整 8,800円
合計 8,800円

事務所のドアクローザー交換

事務所のドアクローザー交換

事務所扉の閉まるスピードが速いとのことで、ご相談を頂きました。

現場を拝見すると、長年使用によりドアクローザーから油漏れが起こっており、スピード調整も効かない状態になっていたため、ドアクローザーの交換を行いました。

項目内容 料金(税込)
事務所ドアクローザー交換 16,500円
RYOBI 部品代 18,700円
合計 35,200円

油漏れによるドアクローザーの交換

油漏れによるドアクローザーの交換

ドアクローザーから油がポタポタ落ちており、扉が勢いよく閉まる状態。

以前飼い犬が挟まれてケガをしたとのことで、ご相談を頂きました。

経年劣化による使用期限切れが出ていたため、新しいドアクローザーに交換を行いました。

項目内容 料金(税込)
玄関 ドアクローザー交換 16,500円
RYOBI 部品代 25,300円
合計 41,800円

室内扉のドアクローザー新規取付

室内扉のドアクローザー新規取付

室内扉にドアクローザーを取り付けてほしいとの、ご依頼をいただきました。

最後まで扉を閉めるのが面倒とのことでしたので、ストップ機能付きのドアクローザーの取り付けを行いました。

項目内容 料金(税込)
合計 45,000円

ドアが閉まる速度をゆっくりに調整したいときは生活救急車にお任せください!

ドアが閉まる速度をゆっくりに調整したいとき、ドアクローザーが付いている場合は自分でも行うことができます。

ただ、そもそもドアクローザーがない場合や、ドアクローザー本体が故障しているときは鍵屋などの専門業者にご相談ください。

生活救急車では、出張料・見積料・キャンセル料は無料で承っております。

『まずは費用を確認してから依頼するか考えたい』という場合でもご対応可能ですので、お気軽にお問い合わせください。