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ドアノブの鍵が開かない!閉じ込められたときに外から開ける方法を解説

ドアノブの鍵が開かない!閉じ込められたときに外から開ける方法を解説 鍵のコラム

ドアノブの鍵が開かなくなって、困っていませんか?

鍵を閉めたら開かなくなった・・・鍵を閉めていないのに開かない・・・という場合、原因によっては自分で開けることができる場合があります。

そこで今回は、ドアノブの鍵が開かなくなったときに外から開ける方法を解説したいと思います。

自分で開けられなかったときに業者に依頼した場合の費用についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ドアノブの鍵が内側から開かなくなったときに外から開ける方法

『中から鍵をかけたら、開かなくて閉じ込められた』、『鍵を閉めていないのに開かない』という場合。

原因や状況によっては、外側からドアノブを開けられる場合もありますので、下記の方法を試してみてはいかがでしょうか。

それぞれの詳しい開け方については、リンク先の見出しでご紹介しています。

鍵穴がついているタイプは鍵を使って開ける

鍵穴がついているタイプは鍵を使って開ける

ドアノブの外側に『鍵穴』がついているタイプなら、付属している専用のキーを使って外側から解錠しましょう。

誤ってインロックしてしまった、子供がイタズラして勝手に鍵をかけてしまったなどの鍵の不具合が原因でないときは、この方法で解決できます。

一方で、専用の鍵を使っても解錠することができないときは、鍵穴もしくはキーに不具合が起こっている可能性が考えられます。

キーに不具合が起こっているときは、別のスペアキーを使うことで解錠することができますので試してみてください。

ただ、鍵穴に問題があるときは別の鍵を使用しても開けることができないため、鍵屋に解錠を依頼することをお勧めします。

非常解錠装置を使って開ける

非常解錠装置を使って開ける

鍵穴がついておらず、内側からのみ施錠・解錠操作を行えるタイプのドアノブの鍵が開かないときは、非常解錠装置がないか確認してみましょう。

非常解錠装置は、『溝が開いているタイプ』と『穴が空いているタイプ』の主に2種類があります。

溝が開いているタイプは、コインなどを溝に引っ掛けて回転させることで外側から鍵を開けることができます。

一方で、穴が開いているタイプの場合は、キリや爪楊枝などの細い棒を穴に押し込むことで解錠することが可能です。

トイレや浴室などについているドアノブの場合は、非常解錠装置が付いていることが多いですが、製品によっては搭載されていなかったり、パッと見ではわからない位置に設置されていることがあります。

非常解錠装置が見当たらなくて開けられないときは、鍵屋に依頼して解錠することも検討してみてください。

ラッチを操作して開ける

ラッチを操作して開ける

鍵がついていないドアノブなのに開かない、鍵が閉まっていないのに開かないという場合は、ラッチの不具合で開かなくなっている可能性が考えられます。

ラッチの不具合が原因となっているときは、下記の方法でラッチを直接操作することで開けられる場合もありますので試してみてください。

  • 【ラッチを直接操作する方法】
  • 1.ドアとドア枠の隙間に、差し込める道具を準備する。
  • 使わなくなったクレジットカード、下敷き、ハンガー、などある程度丈夫なものを使用すると操作しやすいです。
  • 2.道具をドアとドア枠の隙間に差し込み、押し引きしてラッチを押し込む。
  • 3.ラッチをうまく押し込めたら、ドアを開けることができる。

ドアの内側からもこの方法は行うことができますので、万が一閉じ込められてしまったときも参考にしてみてください。

どうしても開けられないときは、次の見出しでご紹介している鍵屋に依頼する方法も検討してみてはいかがでしょうか。

どうしても開けられないときは鍵屋に依頼する

どうしても開けられないときは鍵屋に依頼する

ここまでご紹介した方法を試しても、鍵を開けることができないときは、鍵屋に依頼することで、ドアノブの鍵を開けることができます。

インロックなどの不注意で鍵が閉まってしまったときは、比較的自分でも解決できる可能性が高いのですが、鍵に不具合が起こっているときはなかなかうまくいかない場合が多いです。

無理に解錠しようとすると、余計に症状が悪化して修理費用がかかってしまう事もありますので、どの方法を試してもダメなときは鍵屋への依頼もご検討ください。

鍵屋なら鍵のプロがお伺いするため、素早く鍵の解錠を行うことができます。

誰かが閉じ込められているといった場合は、できるだけ早く解錠する必要があると思いますので、お気軽にご相談ください。

鍵屋に依頼した場合の費用については、こちらの『ドアノブの鍵が開かなくなったとき鍵屋に依頼する場合』の見出しでご紹介していますので、是非チェックしてみてください。

ドアノブの鍵が内側から開かなくなってしまう原因とは?

ドアノブの鍵が開かなくなってしまった場合、インロックなどの不注意によるものも多いのですが、部品が故障していることもあります。

特に、ドアの開閉や鍵の施錠・解錠の動作を担っている『ラッチ』と呼ばれる部品は、故障しやすいため注意が必要です。

ドアノブ本体やラッチの耐用年数は約10年程度といわれているので、長年使用している場合は鍵が開かないなどのトラブルが起こりやすくなります。

ここでは、ドアノブの鍵が開かなくなってしまうときのよくある原因をご紹介しますので、今後のトラブルを防ぐ意味でもチェックしてみてください。

ラッチ固定式のドアノブの鍵が開かない原因

ラッチ固定式のドアノブの鍵が開かない原因

室内のドアノブに搭載されている鍵は、『ラッチ固定式』と呼ばれるタイプが使用されていることが多いです。

このラッチ固定式の鍵は、ドアの側面に取り付けられているラッチと呼ばれるドアの開閉を担う部品を固定することで、ドアが開くのを防いでいる仕組みとなっています。

そのため、室内ドアノブの鍵が開かなくなる原因としては、下記のように『ラッチ』が関係している場合が多いです。

  • 【ドアノブの鍵が開かない原因】
  • ・ラッチのメンテナンス不足
  • ・ドアノブのネジの緩み
  • ・ドアを閉めた衝撃で勝手に鍵が閉まる
  • ・ラッチや錠ケースの故障

ラッチのメンテナンス不足

長年使用し続けることによってラッチにホコリや錆などの汚れが付着したり、内部にもともと塗布されている潤滑剤が減ることによって動作不良が発生し、鍵が開かなくなることがあります。

『ドアノブの操作が固くなっている気がする』というような初期症状が起こり始めたら、ラッチの掃除や潤滑剤のさし直しなどのメンテナンスを行うことがおすすめです。

ラッチの周辺についた汚れを乾いた布でふき取る、『鍵穴専用潤滑剤』を塗布することで不具合を防ぐことができる可能性があります。

ラッチに使用することができる『鍵穴専用の潤滑剤』は、ホームセンターやインターネットショップで販売されていますので、1つ家に置いておくと安心です。

ドアノブのネジの緩み

ラッチの動作不良以外にもドアノブのガタツキが見られる場合は、部品を固定しているネジが緩んでいることが原因で、鍵が開かなくなっている可能性が考えられます。

ドアノブは扉の内部のラッチケースに連動するように取り付けられていますが、ネジが緩んでくるとうまく連動できず、鍵に不具合が起こる原因となります。

ネジの緩みが見られる場合は、こちらの『ドアノブの鍵が開かなくなったときに外から開ける方法』でご紹介した方法でドアを解錠したのちに、ネジの締め直しを行いましょう。

ドアノブを固定しているネジは、台座の表面に露出しているタイプや、表に露出せず化粧カバー下に隠れている場合など種類によって異なります。

詳しいネジの締め方は、ドアノブの取扱説明書や、メーカーのホームページで確認してみましょう。

ラッチの経年劣化

誰も室内にいないのに鍵が閉まっていて開けられないといった症状が起こっているときは、ラッチの劣化が考えられます。

ラッチが劣化した状態で、ドアを勢いよくバタン!と閉めてしまうと、衝撃で鍵が閉まってしまうことがあります。

衝撃で鍵が閉まっただけなら、こちらの『非常解錠装置を使って開ける』で鍵を開けることができるので、試してみてください。

ラッチや錠ケースの故障

ラッチのメンテナンスやネジの緩みを直しても、鍵が開かなくなることがある場合は、ラッチケースが故障している可能性が考えられます

ラッチの耐用年数は10年程度といわれていますが、使用頻度や使用方法、設置場所によってはこれよりも早く壊れてしまう事もあります。

特に浴室や脱衣所などの湿度の高い場所に設置されている場合は、サビなどが原因で故障しやすくなるので注意が必要です。

ラッチの故障が原因となっているときは修理では改善する事ができないため、鍵屋に依頼してラッチの交換を行いましょう。

デッドボルト式の鍵が開かない原因

デッドボルト式の鍵が開かない原因

玄関や勝手口などで使用されているドアノブには、『デッドボルト式』の鍵が搭載されていることが多いです。

デッドボルト式の鍵は、施錠操作を行うとドアの内部に搭載された錠ケースから飛び出したデッドボルト(カンヌキ)が、ドア枠のストライク(錠受け)に収まることでドアが開くのを防いでいます。

このタイプの鍵が内側から開けることができなくなってしまったときは、下記のような錠ケースに不具合が起こっている可能性が高いです。

  • 【デッドボルト式の鍵が開かない原因】
  • ・錠ケースのメンテナンス不足
  • ・錠ケースの故障

錠ケースのメンテナンス不足・故障

ラッチ固定式の鍵が開かないとき同様に、錠ケースも長年使用し続けることで汚れが付着したり、潤滑剤が減少することで動きが悪くなってきます。

特に玄関や勝手口などの外と通じる場所に設置されているドアノブは、砂埃などが入り込むことで不具合が起こりやすくなるので注意が必要です。

錠ケースはラッチケースに比べると内部構造が複雑なため、個人で行うメンテナンスには限界があり、部品の奥深くに溜まっている汚れまでは落とすことができません。

定期的に鍵屋に分解清掃を依頼するか、鍵の操作がしにくいなどの軽度の不具合を感じた段階で新しい錠ケースに交換しておくと、完全に開かなくなるといった不具合を防ぐことができます。

錠ケースの故障

錠ケースはラッチ同様に10年程度で寿命が来るといわれていて、鍵が開かないといった不具合が起こる原因となります。

施錠・解錠を担っているデッドボルト周辺の部品が故障しているとサムターン(内側のツマミ)を回しても操作を行うことができません。

内部部品の部分的な交換はできないため、錠ケースが故障したときは丸ごと交換が必要となります。

錠ケースの交換はドアやドアノブに合った部品を選ぶなど、個人では難しい作業となるため鍵屋に依頼することが安心です。

ドアノブの鍵が開かなくなったとき鍵屋に依頼する場合

ご紹介した方法を試しても、ドアノブの鍵が開かなくなってしまったときは、鍵屋でも解錠作業を行うことができます。

鍵のプロが現場に直接お伺いして作業を行うため、早く確実に鍵を解錠することが可能です。

自分で無理に解錠しようとすると不具合がより悪化してしまう事もありますので、どうしても開けられないときはぜひ生活救急車にご相談ください。

次の見出しからは鍵屋に解錠を依頼した場合の作業費用や、生活救急車で実際に対応した施工事例をご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

ドアノブの鍵が開かないときの作業料金相場

ドアノブの鍵が開かないときの作業料金相場

ドアノブの鍵が開かないときの解錠作業を鍵屋に依頼する場合、状況によって解錠作業費用が異なります。

室内に設置されているような、簡易的な鍵が付いたドアノブのインロック解錠など、軽度のトラブルの場合は11,000円~20,000円程度が相場費用となっています。

一方で、簡易的なドアノブであっても、ラッチが故障しているなどの不具合が起こっていて、解錠が難しいときは11,000円~22,000円程度の費用が発生します。

このように、鍵が開かなくなった原因によっても解錠費用が異なるため、鍵屋に依頼する場合は、まず見積もりを確認することがおすすめです。

次の見出しでは、生活救急車で実際に対応したドアノブ解錠作業の施工事例をご紹介しておりますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

ドアノブの鍵が開かないときの施工事例

鍵屋にドアノブの鍵の解錠を依頼した場合、現場の状況によって行う作業や費用が異なるため、正確な料金に関しては現地でのお見積りにてご案内しております。

ただ、依頼する前に大体の料金でも知っておくと安心できると思うので、ここでは生活救急車で実際に対応した、ドアノブの鍵解錠作業の費用事例をご紹介します。

トイレドアの解錠

トイレドアの解錠

トイレのドアが風で閉まった際に、鍵がかかってしまったとのことです。

円筒錠で非常解錠装置もあるのですが、ドライバーで試しても開かなかったようです。

使用年数が40年近いようで、非常解錠装置も破損していました。

交換もおすすめしましたが、解錠のみでよいとのことでしたので、解錠作業にて対応しました。

項目内容 料金(税込)
トイレドア解錠 簡易錠 11,000円
合計 11,000円

トイレドアの解錠

トイレドアの解錠

トイレドアの、解錠のご依頼でした。

以前から不具合があったようですが、中に入ったところ壊れてしまい、出れなくなったとのことです。

交換は管理人様がされるとのことで、解錠作業のみを行いました。

項目内容 料金(税込)
トイレドア解錠 中度故障不具合 22,000円
合計 22,000円

不具合が起こったドアノブの解錠

不具合が起こったドアノブの解錠

他社で鍵の交換をしたら、開かなくなってしまったとのご相談をいただきました。

部品のサイズを間違えて取り付けていて、ドアの厚みが合っていないため、空転する状態となっていました。

ラッチ部の破壊解錠にて、対応いたしました。

項目内容 料金(税込)
玄関ドア錠解錠 中度故障不具合 22,000円
合計 22,000円

浴室ドアの解錠

浴室ドアの解錠

浴室ドアの鍵がかかってしまい、開けられないとのご依頼をいただきました。

ドアノブには非常解錠装置がついており、受付段階で説明させていただいたものの開かなかったようです。

現地にて非常解錠装置を確認しましたが開かなかったため、ドアの隙間からラッチを動かして解錠しました。

解錠後に分解したところ、中の樹脂部品が欠けて詰まっていたため、取り出し、非常解錠装置も使えるようになりました。

項目内容 料金(税込)
浴室ドア解錠 中度故障不具合 22,000円
合計 22,000円

ドアノブの鍵が開かないときの解錠作業費が高くなるケース

上の見出しでは、ドアノブの鍵が開かないときの相場費用をご紹介しましたが、状況によっては相場よりも高くなることがあります。

鍵屋に見積もりを依頼したときに相場費用よりも高いと、と不安に感じてしまう方もいらっしゃると思いますが、すべてが『ぼったくり』などの高額請求とは限りません。

ここでは、解錠作業費用が高くなってしまうケースについてもご紹介したいと思います。

ドアノブの破壊解錠が必要なとき

ドアノブの破壊解錠が必要なとき

一般的なドアノブの解錠方法としては『鍵穴をピッキングする方法』と『ラッチを直接操作する方法』の主に2種類があります。

ただ、ドアノブに重度の故障が起こっていて上記のような一般的な方法で解錠することが難しい場合は、ラッチもしくは錠前を破壊して解錠が必要となり、費用が高くなります。

特に、浴室や脱衣所などの湿度が高い場所に設置されているドアノブが、錆びによって固着しているときなどに破壊解錠が必要になることが多いです。

破壊解錠が必要となった場合の詳しい費用は、次の見出しでご紹介している施工事例を参考にしてみてください。

ドアノブの破壊解錠の施工事例

ドアノブの破壊解錠の施工事例

お風呂のドアのドアノブについている、鍵を外から開けようとすると、空回りしてしまうとのことでした。

錠前故障により開閉が不可の状態となっていたため、ドアノブと錠前の破壊解錠にて対応しました。

項目内容 料金(税込)
浴室ドア開錠 重度故障不具合 33,000円
合計 33,000円

ドアノブの修理・交換が必要なとき

ドアノブの修理・交換が必要なとき

ドアノブの不具合によって鍵が開かなくなってしまった場合、そのまま使い続けると再度開かなくなってしまうことがあるため、修理・交換をお勧めさせていただくことがあります。

ドアノブが取れてしまった、ぐらついているなどの軽度の不具合が原因となっている場合は、修理で対応できる場合が多く、19,000円~25,000円程度の費用が発生します。

一方でドアノブの経年劣化や故障が原因となっているときは交換が必要なため、27,000円~37,000円程度の費用がかかることが多いです。

ドアノブ修理・交換を含む解錠作業の詳しい費用は、次の見出しでご紹介している施工事例を参考にしてみてください。

ドアノブの解錠と修理を行ったときの施工事例

ドアノブの解錠と修理を行ったときの施工事例

玄関ドアが内側から開かないとの状況で、ご相談をいただきました。

玄関内側のノブが外れ、解錠できないことが原因となっていました。

外側から解錠後、曲がった部品の修正し、修理対応させていただきました。

項目内容 料金(税込)
玄関ドア 解錠 軽度故障不具合 11,000円
玄関ドア 修理 軽作業 8,800円
合計 19,800円

ドアノブ解錠と交換を行ったときの施工事例

ドアノブ解錠と交換を行ったときの施工事例

トイレの解錠依頼で、訪問しました。

勢いよく扉を閉めたときに、勝手に鍵がかかってしまったとのことでした。

解錠作業をさせていただき、鍵は必要ないとのことで、鍵なしのドアノブに交換させていただきました。

項目内容 料金(税込)
トイレ解錠 5枚 12,600円
トイレドアの錠前交換 15,300円
GOAL 部品代 2,100円
合計 30,000円

ドアノブの鍵が開かないときは生活救急車にお任せください!

ドアノブの鍵が開かないときは、家にあるものを使って自分でも開けられる場合があります。

ただ、ご紹介した方法を試しても開かないときは、鍵屋でも対応する事が可能です。

生活救急車でもドアノブの鍵開け作業や修理・交換作業を承っております。

現地で無料のお見積りから対応しておりますので、お困りの場合はお気軽にご相談ください。