お風呂の鍵が勝手に閉まることはある？原因や開け方・鍵屋の費用を紹介

お風呂の鍵が勝手に閉まって困っていませんか？

『誰もお風呂を使っていないのに、鍵がかかっている』、『鍵をかけたつもりがないのに開かない』という場合、『誰かいるのかな』と不安な気持ちになってしまう事もあると思います。

ただ、これはお風呂の鍵に不具合が起こっている可能性が高いため、まずはドアが開けられないか対処法を試してみることがおすすめです。

そこで今回は、お風呂の鍵が勝手に閉まる原因や開け方を解説したいと思います。

鍵屋に依頼した場合の鍵開け費用についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

お風呂の鍵が勝手に閉まることはある？

誰も使っていないお風呂の鍵が閉まっていたとき、『不審な人物が侵入しているかも』と不安な気持ちになって、このページをご覧になっている方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、お風呂に使われている鍵が『ドアノブと一体化』しているような簡易的な鍵である場合は、こういったトラブルはよくあるので焦らずに対応しましょう。

鍵が勝手に閉まる、ドアが開かなくなる原因は主に下記の2つが挙げられるため、それぞれご紹介したいと思います。

ドアを閉めた衝撃で勝手に閉まる

お風呂やトイレなどの室内に取り付けられている鍵は『ラッチ固定式』と呼ばれる、簡易的なタイプである場合がほとんどです。

ラッチ固定式の鍵は、内側のツマミ（サムターン）を操作することで、ドアの側面についている三角形の部品『ラッチ』が固定されることによってドアが開くのを防ぐことができます。

前回お風呂を使用したときに鍵が半開きの状態になっていたり、ドアノブの内部部品が劣化していると、ドアを勢いよく閉めた衝撃で勝手に鍵が閉まることがあります。

特にお風呂のドアノブを10年近く使い続けている場合は、こういったトラブルが起こりやすくなるため、注意が必要です。

衝撃で鍵が閉まったときはドアノブに搭載されている『非常解錠装置』を使って開けることができるので、下記リンク先の見出しを参考に鍵の解錠を行いましょう。

インロックしている可能性もある

内側のボタンやサムターン（ツマミ）を施錠状態にしたままドアを閉めてしまうと、鍵がかかって外側から開かなくなってしまう原因となります。

『子供がイタズラで鍵を操作したことに気が付かずにドアを閉めた』など、不注意によるインロックは故障ではないため、非常解錠装置を使って解錠することができます。

非常解錠装置を使った解錠方法は下記リンク先の見出しでご紹介しているので、自分で解錠を行ってみてはいかがでしょうか。

ラッチが故障してドアが開かない

お風呂のドアが開かないと『鍵が閉まっているかも』と思ってしまいがちですが、実はラッチが故障して動かなくなっている可能性も考えられます。

主にラッチ内部に取り付けられている『スプリング』と呼ばれるバネのような部品が伸びきったり、破損するとドアノブを操作しても開かなくなってしまうことがあります。

また、湿気の多いお風呂に取り付けられているドアノブは、本体や内部部品がサビによって腐食し、動作不良が発生することもあるので注意が必要です。

このようにラッチの故障が原因でドアが開けられない場合は、ラッチを直接操作してドアを開ける方法が効果的です。

ラッチを操作して開ける方法は、下記リンク先の見出しでご紹介しているので、参考にしてみてください。

お風呂の鍵が勝手に閉まったときの開け方

お風呂のドアが開けられないときは、下記の対処法で開けられる場合があります。

詳しい手順については、各リンク先の見出しでご紹介します。

非常解錠装置を使って開ける方法

お風呂のドアノブには『非常解錠装置』と呼ばれる、緊急時に部屋の外から解錠できる鍵がついている場合があります。

非常解錠装置は『溝があるタイプ』と『小さな穴が開いているタイプ』の主に2種類があり、どちらも簡単に解錠することが可能です。</p>

非常解錠装置を使っても鍵が開けられないときは、ドアノブの内部部品が破損していたり、サビで固着している可能性が考えられます。

このような場合は個人での解錠は難しくなるため、鍵屋への依頼を検討してみてください。

非常解錠装置がついていない場合は

築年数の古い物件のお風呂に取り付けられているような握り玉のドアノブには、非常解錠装置ではなく、鍵穴がついていることがあります。

このような鍵穴がついているタイプのドアノブを外側から開けるときは、付属の鍵が必要です。

万が一鍵を紛失してしまった場合は自分で解錠することが難しいため、鍵屋に解錠を依頼しましょう。

ラッチを操作して開ける

鍵は閉まっていないのにドアを開けることができないときは、ドアの開閉を担っている『ラッチ』を直接操作することで開けられる場合があります。

ラッチは、ドアの側面についている三角形の部品の名称です。

ドアが閉まっている場合はドア枠に取り付けられている『ラッチ受け』に収まった状態となっているため、ドアとドア枠の隙間に道具を差し込んで操作することでドアが開けられる可能性があります。

ドアとドア枠の間に差し込める厚さで、ある程度強度のあるものならなんでもかまいません。

浴室内で閉じ込められている場合は、室内にある使えそうなものをすべて試してみましょう。

道具が準備できたら、下記の手順でドアを解錠します。

お風呂の鍵開けを鍵屋に依頼する場合

お風呂の鍵開けを鍵屋に依頼する場合に、どのくらいの費用がかかるのかをある程度知っておくと安心できると思います。

ただ、『お風呂の鍵の解錠』といってもさまざまな方法があり、状況によってどんな作業を行うかが異なるため、正確な料金については現地でのお見積りにてご案内しております。

一般的な鍵屋の場合は必ず作業前にお見積りを提示し、料金にご納得いただいてから作業を行う流れとなりますが、中には作業後に高額な費用を請求する悪質な鍵屋もいるようなので注意が必要です。

急いでいるときやパニックになっているとトラブルに巻き込まれるケースも多いため、正式に依頼する前に必ず費用を確認しましょう。

次の見出しからはお風呂の鍵開けの相場費用や、生活救急車で実際に対応した施工事例をいくつかご紹介しているので、鍵屋に依頼する際の参考にしてみてください。

お風呂の鍵開けの相場料金

お風呂の鍵開け作業を鍵屋に依頼した場合、状況によって鍵の開け方が異なり、料金も変わってきます。

鍵の開け方と相場費用については、下記の表をご覧ください。

解錠方法	相場料金
非常解錠装置で解錠	8,800円～11,000円
ピッキングで解錠	17,000円～22,000円
ラッチを操作して解錠	11,000円～22,000円

ドアの衝撃で鍵が閉まった、インロックしてしまったなどの軽度のトラブルは、非常解錠装置を使って解錠できる可能性があります。

非常解錠装置を使った簡易的な作業であれば、8,800円～11,000円程度の費用で解決できる場合が多いです。

一方でドアノブに鍵穴がついているタイプの場合は非常解錠装置がついていないため、特殊な道具を使用したピッキング解錠が主に用いられます。

ピッキングでの解錠作業は鍵の種類によって異なりますが、17,000円～22,000円程度が相場料金となっています。

非常解錠装置や鍵穴がついていない場合や、これらを使っても解錠できないときはラッチを直接操作して解錠する方法が用いられることがあります。

ラッチを操作して解錠する場合は、11,000円～22,000円が相場費用となっています。

より詳しい費用が知りたいという場合は次の見出しで、生活救急車で実際に対応した施工事例をご紹介していますので、是非チェックしてみてください。

お風呂の鍵開け施工事例

鍵屋にお風呂の解錠作業を依頼した場合、現場の状況によって行う作業や費用が異なるため、正確な料金に関しては現地でのお見積りにてご案内しております。

ただ、依頼する前に大体の料金でも知っておくと安心できると思うので、ここでは生活救急車で実際に対応した、お風呂の解錠作業の費用事例をご紹介します。

インロックに伴う浴室ドアの解錠

浴室ドアが開かなくなった状況で、ご相談をいただきました。

内側からボタンを押してドアを閉めたとのことで、非常解錠機能を使って解錠しました。

ラッチの破損に伴う浴室入口ドアの解錠

浴室入口ドアの解錠のご依頼でした。

開かなくなり閉じ込められてしまったとのことで、外からも内からも開かないようです。

ラッチのプラスチックが割れており、それが引っかかってラッチが引っ込まなくなっているようでした。

解錠作業にて対応いたしました。

鍵が勝手にかかった浴室ドアの解錠

浴室ドアの鍵が勝手にかかったとのことで、解錠のご依頼でした。

一年前に交換したようですが、錠前が古い状態でした。

今回は、ピンシリンダーの破壊解錠にて対応いたしました。

鍵が勝手にかかった浴室ドアの解錠

浴室ドアの鍵がかかってしまい、開けられないとのことでご依頼がありました。

ドアノブには非常解錠装置がついており、受付段階で説明させていただいたものの開かなかったようです。

現場にて非常解錠装置を操作しましたが開かず、ドアの隙間からラッチを動かして解錠しました。

お風呂の鍵開け費用が高くなるケース

上の見出しではお風呂の鍵開け作業にかかる相場費用をご紹介しましたが、下記のような場合は相場よりも高くなってしまうことがあります。

鍵屋に提示された見積もり金額が相場よりも高いと『ぼったくりかな』と不安になってしまうと思いますが、状況によっては追加作業などが発生して高くなることがあります。

作業内容や料金については事前にご説明をさせていただきますが、それでも料金に不安が残る場合は、一度別の鍵屋からも見積を取って料金を比較するといいでしょう。

次の見出しからは、料金が高くなってしまうケースについて詳しくご紹介しているので、鍵屋に依頼する際の参考にしてみてください。

お風呂の鍵が故障している場合

お風呂の鍵の劣化や故障が原因で勝手に鍵がかかってしまった場合は、トラブルの再発防止のため、交換をお勧めさせていただくことが多いです。

解錠作業に加えて鍵の交換を行う場合は、交換作業費用と部品代がかかるため、総額費用が相場の料金よりも高額となります。

お風呂の鍵は握り玉タイプやレバーハンドルタイプ、樹脂製のレバーハンドルなどさまざまな種類があり、それぞれ金額が異なります。

レバーハンドルや樹脂製のドアノブを選ぶと部品代が上がって総額費用もより高くなってしまうことがあるため、できるだけ費用を抑えたいという場合は握り玉タイプや鍵がついていない空錠を選ぶことがおすすめです。

お風呂の鍵の解錠と交換の施工事例

浴室ドアの解錠依頼で訪問しました。

経年劣化に伴い、かなり錆びていることでドアノブが空回りしている状態でした。

このまま使用することができない状態だったため、解錠とドアノブの交換にて対応しました。

破壊解錠が必要なとき

お風呂の鍵特有のトラブルである錆が原因で開かない場合は、非常解錠装置や鍵穴、ラッチを操作しての解錠が難しくなります。

このような場合は、ドアノブを切断するなどの破壊解錠が必要となり、22,000円～33,000円程度の解錠費用が発生することがあります。

また、破壊解錠を用いる場合は解錠後にドアノブの交換を行うため、さらに総額費用が上がってしまう事もありますので、作業前に必ず見積もりを確認することがおすすめです。

破壊解錠が必要となる場合の詳しい作業費用については、次の見出しの施工事例を参考にしてみてください。

浴室ドアノブの破壊解錠を行う場合の費用事例

浴室に入ろうとしたが、扉が開かないとのご依頼をいただきました。

ここ2～3ヵ月前から、扉のハンドルの動きが悪かったとのことで、経年劣化によりハンドル・錠前共にサビて動かない状態になっていました。

通常の解錠ができないため、丁寧な破壊解錠と鍵交換にて対応しました。

お風呂の鍵が勝手に閉まったときは生活救急車にお任せください

お風呂の鍵は、ドアを閉めた衝撃などで勝手に閉まってしまう場合があります。

鍵が開けられなくなったときは、今回ご紹介した方法を参考に鍵開けを行ってみてはいかがでしょうか。

ただ、鍵が故障している場合など重度の不具合が起こっていると自分で解錠することが難しいこともあるため、鍵屋への依頼も検討してみてください。

生活救急車でも、お風呂の鍵開け作業を承っております。

現地で無料のお見積りから対応しておりますので、お困りの場合はお気軽にご相談ください。