総合受付コールセンター
0120-137-365

引き戸の鍵を暗証番号式に交換できる?費用・鍵の選び方を解説

引き戸の鍵を暗証番号式に交換できる?費用・鍵の選び方を解説 鍵のコラム

引き戸の鍵を暗証番号式にするときの費用がわからなくて、困っていませんか?

暗証番号式の鍵は利便性や防犯性を高めることができるという点から、近年では一般的な家庭でも選ばれる方が増えています。

ただ、通常の鍵に比べると導入費用が高額になる可能性があるため、あらかじめ費用を知っておくと安心です。

そこで今回は、引き戸の鍵を暗証番号式に交換するときの選び方についてご紹介したいと思います。

鍵屋で取付を行った場合の、料金も掲載しておりますのでぜひ参考にしてみてください。

引き戸の鍵を暗証番号式にする方法

引き戸の鍵を暗証番号式にしたいときは、下記のような2パターンの方法があります。

電子錠を取り付ける

電子錠を取り付ける

1つ目は、電子錠タイプを取り付ける方法です。

電池を使用して稼働する仕組みになっていて、施錠・解錠以外にもさまざまな便利機能が搭載されているのがメリットです。

工事不要で取り付けることができるため、基本的に訪問したその日のうちに取り付けることができます。

ただ、電池交換を怠ってしまうと室外から操作が行えなくなり、締め出しトラブルの原因になりますので注意しましょう。

また、玄関や勝手口など雨が直接当たる場所に設置すると、故障する可能性が高くなります。

メンテナンスが面倒に感じる方や、雨が当たる場所に設置したいときは、こちらの『メカニカルタイプ』がおすすめです。

電気タイプとの違い

電子錠と似ていてよく間違える方も多い電気錠は、電気配線を使用して稼働する暗証番号式の鍵です。

導入時には配線工事が必要となるため、費用が高額になりやすい、資格を持った業者のみが施工できるという点に注意が必要です。

また、ドアと錠前が一体化している場合もあり、導入時にドアごと交換になるケースもあります。

即日の取り付けも難しくなるため、『急いで暗証番号式の鍵に交換したい』ときには不向きでしょう。

メカニカルタイプを取り付ける

メカニカルタイプを取り付ける

2つ目は、メカニカルタイプを取り付ける方法です。

電池や電気を使用せず、機械の仕組みのみで施錠・解錠を行うため、電池切れ・停電によるトラブルが起こらない点がメリットです。

難しい機能も付いていないので、小さな子供から大人まで幅広い年齢層の方が使いやすいという魅力もあります。

汚れや雨にも強いため、玄関や勝手口など屋外への設置にもおすすめです。

メカニカルタイプの注意点

メカニカルタイプは番号の配列が変わらないため、よく使用するボタンの塗装が剥げて、暗証番号が予測されやすいというデメリットがあります。

防犯性を保つためにも、定期的に暗証番号を変更するなどの対策を行うことが必要です。

引き戸の鍵を暗証番号式にするメリット・デメリット

一般的な鍵に比べると利便性や防犯性が高いイメージから、近年では住宅に取り入れようと考える方も増えてきている暗証番号錠。

ただ、メリットだけを確認して取り付けてしまうと失敗する恐れもありますので、デメリットも知っておくことがおすすめです。

そこでここでは、引戸の鍵を暗証番号式にするメリット・デメリットをご紹介したいと思います。

引き戸の鍵を暗証番号式にするメリット

引き戸の鍵を暗証番号式にするメリット

引き戸の鍵を、暗証番号式にするときのメリットをご紹介します。

  • 【暗証番号錠のメリット】
  • ・鍵の紛失/盗難を防ぐことができる
  • ・鍵の閉め忘れを防ぐことができる
  • ・防犯性を高めることができる

暗証番号式の鍵は、あらかじめ設定しておいた番号を入力して解錠するため、一般的な鍵を使用しません。

鍵を持ち歩かないことで、紛失や盗難などのトラブルを防ぐことができます。

機種によっては、オートロック機能が搭載されているため、鍵の閉め忘れによる空き巣被害のリスクも防ぐことができます。

鍵穴がないのでピッキング等の不正解錠の心配もなく、防犯性を高められる点も魅力の一つです。

引き戸の鍵を暗証番号式にするデメリット

引き戸の鍵を暗証番号式にするデメリット

引き戸の鍵を、暗証番号式にするときのデメリットをご紹介します。

  • 【暗証番号のデメリット】
  • ・番号を予測される
  • ・締め出しの恐れがある
  • ・施錠されないことがある

番号を予測される

番号パネルの配置がそのままになっていると、よく使用する番号の塗装が剥げたり傷が付いて、暗証番号が特定される恐れがあります。

中には、番号がランダムに配置される機能が搭載されている暗証番号錠も販売されているので、チェックしてみてはいかがでしょうか。

番号の配置がかわらないタイプを使用するときは、定期的に暗証番号を変更して防犯性を保ちましょう。

締め出しの恐れがある

電子式の暗証番号錠を取り付けた場合、電池切れや機械の故障による締め出しトラブルに注意が必要です。

電池の寿命は1年~2年程度とされているため、定期的に交換を行っておくと安心です。

また、突然のトラブルに備えて、物理的な鍵はいつでも持ち歩くようにしておくことがおすすめです。

きちんと閉めないと施錠されない

開き戸の場合はドアクローザーが付いていることで、基本的に扉が自動で閉まる仕様になっていますが、引き戸は自分の手で最後まで締める場合が多いと思います。

自動施錠機能が搭載されている場合でも、引き戸が最後まで閉まっていないと施錠することができません。

扉がきちんと閉まっていないことで、鍵が開いた状態になっていると、空き巣などの被害に遭うリスクが高まるので注意が必要です。

防犯性を保つためにも『扉を最後まで閉めたか』、『きちんと施錠されたか』を確認しましょう。

引き戸の鍵を暗証番号式にするときの選び方

引き戸の鍵を暗証番号式にする場合、複数の機種の中から選ぶ必要があるため、迷ってしまう方もいらっしゃると思います。

鍵の機能性で選ぶ

鍵の機能性で選ぶ

暗証番号式の鍵には、下記のようなさまざまな機能が搭載されています。

特に電子錠の場合は機能のバリエーションも多いので、チェックしておくことがおすすめです。

  • 【暗証番号式の鍵の機能性】
  • ・番号のランダム配置
  • ・不正解錠防止機能
  • ・入退室履歴の管理
  • ・自動施錠機能

暗証番号式の鍵のデメリットでもある、第三者による番号予測を防ぐのがランダムテンキー機能です。

番号の配列がその都度変化するため、万が一盗み見されてしまった場合も解錠されるリスクが低くなります。

複数回番号の入力ミスが続くなどの怪しい動きを察知してアラームが鳴る、一定時間の操作を制限するなどの不正解錠防止機能が付いているとより安心です。

また、多くの人が出入りする場所に取り付ける場合は、入退室者管理機能が搭載されている便利かと思います。

ドアの種類で選ぶ

ドアの種類で選ぶ

引き戸は『引違戸』と『片引き戸』の主に2種類の扉があり、それぞれ取り付けられている鍵の種類が異なります。

引違戸は、2枚以上の扉と扉が重なっている部分に取り付ける『召し合わせ錠』と、戸当たりに取り付ける『戸先錠』の2種類の鍵が取り付けられます。

一方で、片引き戸の場合は、戸当たりに取り付ける『戸先錠』のみを取り付けることができます。

ドアのどの位置に取り付けたいかによって鍵の種類が異なるため、あらかじめ決めておくとスムーズに取り付けることができます。

取り付けたい場所で選ぶ

取り付けたい場所で選ぶ

暗証番号式の鍵を取り付けたいのが『屋内』なのか『屋外』なのかによって、向いている機種が異なります。

玄関や勝手口、オフィスの入り口などの屋外に設置したい場合に注意したいのが『雨』や『砂埃などの汚れ』です。

電子タイプは水に弱い製品も多いため、雨が吹き込みやすい場所に取り付けると故障する可能性が高くなります。

屋外に設置を検討している場合は、雨に強いメカニカルタイプがおすすめです。

鍵屋に暗証番号式の鍵の取付を依頼した場合

引き戸に暗証番号式の鍵を取り付けたい場合は、鍵屋にて行うことができます。

鍵屋に依頼した場合の費用については、使用する部品や取り付けるドアの種類によって異なるため、現地でのお見積りにてご案内しています。

生活救急車では、出張料・見積料・キャンセル料は無料で承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

暗証番号式の鍵の取付費用相場

暗証番号式の鍵の取り付けを鍵屋に依頼した場合、取り付け作業費用+部品代が発生します。

取り付け作業費用は基本的に一律となっているため、総額費用が高くなるか安くなるかは『どの部品を使うか』によって変わってきます。

ここでは、暗証番号式の鍵の種類ごとに相場費用をご紹介します。

部品の種類 相場費用
メカニカル式 45,000円~100,000円
電子式 55,000円~150,000円
電気式 100,000円~

電子式の鍵よりも簡易的な仕組みで、施錠・解錠などの最低限の機能のみが搭載されているメカニカル錠は、比較的リーズナブルな価格で取り付けを行うことができます。

一方で、電子式の暗証番号錠は、製品の機能性によって大幅に部品代が変わってくることが特徴です。

大人数の入退室を管理したい場合など、業務目的で取り付けたい場合は10万円以上の費用がかかる場合もあります。

また、電気式は配線工事を伴う関係で、上記2種類の鍵に比べて取り付け費用が高くなります。

作業の対応可否についても鍵屋によって異なるため、まずは電話で電気錠の取り付けに対応しているかどうかを確認しておくことがおすすめです。

暗証番号錠を取り付ける場合の施工事例

鍵屋に暗証番号錠の取り付け作業を依頼した場合、現場の状況によって行う作業や費用が異なるため、正確な料金に関しては現地でのお見積りにてご案内しております。

ただ、依頼する前に大体の料金でも知っておくと安心できると思うので、ここでは生活救急車で実際に対応した、暗証番号錠の取り付け作業の事例をご紹介します。

テンキー錠の取り付け

テンキー錠の取り付け

管理会社さまからの依頼で、シェアハウスの1室にテンキー錠を取り付けてほしいとのご依頼でした。

鍵を何回も交換するよりも、入居者が変わるたびに自分たちで番号変更できるようにしたいとのことです。

キーレックス引戸錠タイプを取り寄せしていただき、取り付けに対応しました。

項目内容 料金(税込)
合計 44,000円

電子錠の新規取付

電子錠の新規取付

職場の入り口引戸から子供がよく出入りし、勝手に入ってくることがあるため、暗証番号の鍵を付けたいとのことです。

5万円以内という予算希望があり、取り付ける扉は引き戸になるため、メカニカル構造のキーレックスの取り付けを行いました。

項目内容 料金(税込)
合計 49,500円

玄関ドアの電子錠取付

玄関ドアの電子錠取付

寮の玄関ドアに、自動施錠暗証番号式の鍵を取り付け希望でご依頼をいただきました。

鍵から暗証番号に変更して、利便性を高めたいとのことです。

TAIKOのデジタル錠を使用して、新規で取り付けました。

項目内容 料金(税込)
玄関ドア錠前取付 44,000円
アルミ扉への取付 5,500円
TAIKO 部品代 5,442円
ストライク彫込 2,500円
合計 57,442円

会社出入口への電子錠新規取付

会社出入口への電子錠新規取付

会社出入り口に、新規で電子錠を取り付けたいとのご依頼をいただきました。

暗証番号のみで解錠できるタイプをお選びいただき、木材を加工して取り付けました。

項目内容 料金(税込)
会社出入口面付錠取付 27,500円
スチール扉への取付 11,000円
ロックマンジャパン 部品代 33,000円
合計 71,500円

引き戸の鍵を暗証番号錠にしたいときは生活救急車にお任せください!

引き戸の鍵を暗証番号に変更したい場合、生活救急車でも取り付け作業を承っております。

予算などのご希望に合わせて取り付ける製品のご提案、お見積りからご対応させていただきます。

出張料・見積料・キャンセル料は無料となっておりますので、『まずは料金を見てから判断したい』という場合でもお気軽にご相談ください。