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金庫の番号は自分で変更できる?変え方やできない場合の対処法

金庫の番号は自分で変更できる?変え方やできない場合の対処法 鍵のコラム

金庫の番号変更ができなくて困っていませんか?

『会社の金庫の担当者が変わる』、『防犯のため』など、金庫の番号を変えたいという方もいらっしゃると思います。

金庫の種類によっては自分で変更できる場合もありますが、中にはできないタイプもあるため、まずは金庫の種類をチェックする事から始めましょう。

今回は、金庫の番号の変え方や、変更できない場合の対処法をご紹介します。

番号変更を鍵屋に依頼した場合の費用についても掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

番号が変更できる金庫・できない金庫

番号を使用して解錠する『テンキー式金庫』や『ダイヤル式金庫』は、今使っている番号から変更することができる場合があります。

番号変更を行う事で、防犯性を維持することができたり、金庫の担当者が変わる際にトラブルを防止する事が可能です。

ただ、金庫の種類によっては自分で番号の変更ができない場合もありますので、まずはお使いの金庫をチェックしましょう。

番号が変更できる金庫の種類

番号が変更できる金庫の種類

自分の好きな番号に変更できる金庫には、下記の種類があります。

  • 【番号が変更できる金庫の種類】
  • ・テンキー式金庫
  • ・可変式ダイヤル金庫

暗証番号を入力して解錠するテンキー式金庫は、解錠状態であれば自分で番号変更を行うことができます。

設定方法は機種によって異なりますので、付属の取扱説明書やメーカーの公式ホームページなどでご確認ください。

一方で、ダイヤル金庫の中でも『可変式ダイヤル金庫』の場合は、初期の番号から変更して解錠を行うことができます。

業務用などで使用されることが多く、一般家庭向けに作られた金庫は、基本的に次の見出しでご紹介する番号変更不可なタイプがほとんどです。

ダイヤルの種類がわからないときは、メーカーの公式ホームページなどで金庫の機種を検索してみるといいでしょう。

使用している金庫の機種は、金庫に貼り付けられているシールやプレートに記載されていることが多いので、確認してみてください。

初期番号から変更するときの注意点

番号変更が可能な金庫は定期的に番号の変更ができ、防犯性を維持することができるというメリットがある反面、デメリットもあります。

万が一番号がわからなくなってしまったとき、初期設定から変更していなければ、取扱説明書を確認するか、メーカーに番号照会を依頼することで、番号を確認することができます。

ただ、すでに番号を変更してしまっているという場合は、メーカーでは管理されていないため、開けられなくなってしまうという点がデメリットといえます。

テンキー式金庫の場合、番号を忘れたときに対応するための『非常解錠番号』が設定されていることもありますが、機種によっては搭載されていないので、番号の管理には十分に注意が必要です。

また、可変式ダイヤル金庫の番号変更は、パーツの分解が必要となるなど、テンキー式金庫の番号変更操作に比べて難易度が高くなりますので、鍵屋などの専門業者への依頼を検討しましょう。

番号が変更できない金庫の種類

番号が変更できない金庫の種類

下記のような鍵を使用している金庫は、番号変更を行う事ができません。

  • 【番号が変更できない金庫の種類】
  • ・固定変換ダイヤル式金庫

簡易的な手提げ金庫や家庭向けに作られたダイヤル式金庫は、『固定変換ダイヤル』が用いられていることがほとんどで、初期の番号から変更することができません。

第三者に番号を知られてしまった、担当者が変わるから番号を変更したいという場合は、錠前(ダイヤル)の交換、もしくは金庫本体の交換を行う必要があります。

テンキー式金庫なら業務用、家庭用問わず好きなタイミングで何度でも番号変更を行うことができますので、定期的に番号を変えて防犯性を維持したいという方は、テンキー式金庫を選ぶことがおすすめです。

金庫の番号変更方法

金庫の番号変更方法は、お使いの金庫の種類によって異なります。

ここでは、ダイヤル式・テンキー式の番号変更方法をそれぞれご紹介したいと思います。

番号変更は金庫が開いている状態で行う

番号変更は金庫が開いている状態で行う

金庫の種類問わず、番号の変更は『金庫が開いている状態』でしか行うことができません。

作業を行う前に、まずは現在設定している番号を入力して解錠を行いましょう。

万が一番号を忘れてしまったという場合は、下記の方法で解錠することができますので試してみてください。

  • 【金庫の番号を忘れたときの対処法】
  • ・取扱説明書を確認する
  • ・メーカーに番号照会を依頼する
  • ・鍵屋に解錠を依頼する

初期の番号から変更していない場合は、取扱説明書に記載されている番号を使って解錠する事ができます。

取扱説明書に記載がない、紛失してしまったというときは、金庫のメーカーや販売店に依頼して番号を再発行してもらいましょう。

依頼する際は『金庫の製品番号・ロット番号・本人確認書類』などが必要になりますので、あらかじめ準備しておくとスムーズです。

番号照会には1~2週間程度の時間がかかるうえに、費用もかかりますので、急いで番号を変更したいという場合には不向きでしょう。

一方ですでに番号を変更している、取扱説明書を紛失してしまった、急を要していてすぐにでも変更したいという場合は、鍵屋への依頼もご検討ください。

鍵屋ならお伺いしたその日のうちに解錠を行うことができますし、ご希望であれば番号の変更作業にも対応させていただくことができます。

非常解錠番号がないか確認

テンキー式金庫の場合、すでに初期の番号から変更していても、あらかじめ設定されている『非常解錠番号』を使用して解錠できる場合があります。

非常解錠番号は金庫に付属している取扱説明書に記載されていることが多いので、確認してみましょう。

万が一紛失してしまったときは、上の見出しでご紹介したように、メーカーに番号照会を依頼する方法を検討してみてください。

可変式ダイヤル番号の変更方法

可変式ダイヤル番号の変更方法

お使いの金庫が『可変式ダイヤル金庫』であれば、お好きな番号に変更することができます。

ただ、ダイヤル番号の変更作業は鍵のパーツを分解する必要があり、個人で行う事が難しい作業となります。

知識がないまま分解してしまうと、元に戻せなくなったり、金庫が故障する恐れもありますので、下記のような専門業者に依頼することをご検討ください。

  • 【ダイヤル番号変更に対応している業者】
  • ・金庫の製造メーカー
  • ・金庫の販売店
  • ・鍵屋

メーカーや販売店によって、番号変更の対応可否は異なりますので、まずは公式ホームページを確認してみましょう。

対応外となっている場合、鍵屋でも番号変更作業を承ることができます。

鍵屋に番号を依頼した場合の費用については、こちらの『金庫の番号変更を鍵屋に依頼する場合』の見出しでご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

テンキー式金庫の番号変更方法

テンキー式金庫の番号変更方法

お使いの金庫がテンキー式金庫なら、自分で番号の変更を行うことができます。

番号の変更方法は、金庫の機種によって異なりますので、詳しい手順に関しては付属の取扱説明書をご確認ください。

  • 【テンキー式金庫の番号変更手順】
  • 1.金庫を解錠し、扉を開ける。
  • 2.決められたボタンを押して、ランプが点灯したら、新しい番号を入力する。
  • 3.番号が入力できたら、最後に『#』などの決められたボタンを入力する。
  • 4.扉を開けた状態で、操作ボタンを押し、通常の手順通りに解錠操作を行います。
  • 『カチャ』と鍵が解錠された音がしたら、新しい番号の登録が完了しています。

金庫の番号変更を鍵屋に依頼する場合

テンキー式金庫の番号変更に比べて、可変式ダイヤル金庫の番号変更は難しい作業が必要となります。

無理に自分で行うと鍵が壊れてしまう恐れもありますので、鍵屋へ依頼することがおすすめです。

生活救急車では、出張料・見積料・キャンセル料は無料で承っておりますので、『まずは料金を見てから判断したい』という場合でも、お気軽にご相談ください。

次の見出しからは、番号変更作業を鍵屋に依頼した場合の費用や、費用が高くなるケースについてご紹介したいと思いますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

金庫の番号変更作業が高くなるケース

金庫の番号変更作業が高くなるケース

金庫の番号変更作業を鍵屋に依頼した場合、『そもそも番号がわからなくて、金庫が開かない』ときはまず、金庫の解錠作業が必要となります。

ダイヤル番号の変更は、扉の内側に取り付けられている『座(ディスク)』と呼ばれる部品を分解して行うため、扉が開いていないと行う事ができません。

解錠作業が必要な場合、『番号変更作業費』に加えて『金庫の解錠作業費』が発生するため、相場費用よりも高くなってしまいます。

金庫の解錠費用は使用している金庫の種類によって異なり、業務用や防盗金庫の場合はさらに費用が高額になることもあるので注意しましょう。

鍵屋に依頼する場合はまず、見積を取って料金を確認してから依頼するのが安心です。

業務用金庫のダイヤル番号変更

業務用金庫のダイヤル番号変更

オフィスで使用している業務用金庫の子鍵がなく、ダイヤル番号も不明で開けられない状態でした。

製造から約40年のコクヨ製金庫で、百万変換ダイヤルは開錠状態となっていました。

シリンダーをピッキングにて解錠後、不具合が起こっていたため交換と、ダイヤル番号をお客様のご希望の番号に変更しました。

※錠前交換費用も込みの費用となっております。

項目内容 料金(税込)
金庫鍵解錠 5ピン以上 17,600円
金庫錠前交換 25,300円
FUKI 部品代 6,600円
合計 49,500円

金庫の番号変更作業の施工事例

鍵屋に金庫の番号変更を依頼した場合、現場の状況によって行う作業や費用が異なるため、正確な料金に関しては現地でのお見積りにてご案内しております。

ただ、依頼する前に大体の料金でも知っておくと安心できると思うので、ここでは生活救急車で実際に対応した、金庫の番号変更作業の費用事例をご紹介します。

業務用金庫のダイヤル番号変更

業務用金庫のダイヤル番号変更

業務用金庫のダイヤル番号の、変更のご依頼でした。

百万変換ダイヤルのタンブラー外輪を組み替えて、ご希望の番号に変更しました。

項目内容 料金(税込)
金庫 ダイヤル番号変更 軽作業 8,800円
合計 8,800円

業務用金庫のダイヤル番号変更

業務用金庫のダイヤル番号変更

業務用金庫のダイヤル番号変更の、ご依頼をいただきました。

百万変換ダイヤルのタンブラー外輪を組み替えて、ご希望の番号に変更しました。

項目内容 料金(税込)
金庫 ダイヤル番号変更 中作業 16,500円
合計 16,500円

業務用金庫のダイヤル番号変更

業務用金庫のダイヤル番号変更

業務用金庫のダイヤル番号変更の、ご依頼をいただきました。

百万変換ダイヤルで、裏蓋を外してからのダイヤル番号の変更作業を行いました。

項目内容 料金(税込)
金庫ダイヤル番号変更 中作業 22,000円
合計 22,000円

金庫の番号変更は生活救急車にお任せください!

金庫の機種によっては、初期の番号から自分の好きな番号に変更することができます。

テンキー式金庫の場合は自分でも変更を行うことができますが、ダイヤル式の場合は専門の業者に依頼するのが安心です。

生活救急車でも金庫の番号変更作業を承っておりますので、お気軽にご相談ください。