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金庫の鍵を壊して開ける事はできる?破壊解錠費用や注意点を解説

金庫の鍵を壊して開ける事はできる?破壊解錠費用や注意点を解説 鍵のコラム

金庫の鍵が開かなくなって、困っていませんか?

鍵を失くした、番号がわからないとき、『業者に依頼すると高い費用がかかりそうだし、壊して開けられないかな』と考える方もいらっしゃると思います。

金庫の種類によっては壊して開けられる可能性もありますが、中には余計に開けにくくなってしまう事もあるので注意が必要です。

そこで今回は、金庫の鍵は壊して開ける事ができるのか、万が一破壊するときのデメリットを解説したいと思います。

鍵屋に金庫の解錠を依頼した場合の費用についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

金庫の鍵が開かないときは壊して開けられる?

金庫をすぐに開けたい・できるだけ費用を抑えたい・自分で挑戦してみたいという場合に、壊して開ける方法を検討する方もいらっしゃると思います。

壊して開ける方法自体は専門の鍵屋でも用いられることがあるため、『絶対に不可能』というわけではありませんが、あまりおすすめできる方法ではありません。

ここではまず、壊して開けられる場合もある金庫の種類や、金庫の鍵を壊すデメリットについてご紹介します。

簡易的な金庫なら自分で壊せるかも

簡易的な金庫なら自分で壊せるかも

金庫の中でも手提げ金庫のような『簡易的な金庫』であれば、自分で鍵を壊して開けられる可能性はあります。

簡易的な金庫なら鍵自体もそれほど強固なものではないため、少しのコツをつかめば短時間で解錠することができます。

ただ、鍵を壊して開けるということは、解錠後は使えなくなってしまうので、あくまで『もう使わない金庫』に使うようにしましょう。

バールなどをフタに引っ掛け、『てこの原理』を使ってこじ開けるという方法になりますが、ケガをしないように十分注意が必要です。

もし行う場合は、周りに人や物がないか確認し、床や壁が傷つかないようにしっかり保護して行ってください。

家庭用・業務用金庫の破壊はお勧めしない

家庭用・業務用金庫の破壊はお勧めしない

ごく一般的な家庭や小さな店舗などで使用する据え置き型の金庫は、上の見出しでご紹介したような簡単な方法では開ける事ができません。

手提げ金庫に比べると鍵の強度も高いうえに、バールなどをねじ込める隙間もないため、サンダーなどの電動工具を用いて壊す必要があります。

工具を用いた作業は危険を伴う可能性もありますし、生活救急車にご依頼をいただくお客様の中にも『壊そうと思ったけど無理だった』という方が多くいらっしゃります。

見聞きする分には意外と簡単そうに感じますが、実際に作業を行ってみるとうまくいかないという場合が多いので、無理に自分で壊してあけることはお勧めしません。

『どうしても自分で開けたい』という場合は、下記リンク先の見出しでご紹介している壊さずに開ける方法を参考にしてみてください。

金庫を自分で壊して開けるデメリット

金庫を自分で壊して開けるデメリット

ここまで、『金庫の鍵を壊してあけられるのか』について解説しましたが、個人で壊して開ける作業は基本的にお勧めしません。

下記は金庫を壊して開けるときのデメリットをまとめているので、チェックしたうえで壊して開けるかどうか判断してみてください。

  • 【金庫を自分で壊して開けるデメリット】
  • ・防盗金庫を壊すのは不可能
  • ・壊すのは意外と時間がかかる
  • ・ケガのリスクがある

使用している金庫が業務用の金庫もしくは防盗金庫である場合は、個人で壊して開けるのはほとんど不可能です。

家庭用の金庫に比べて防犯性能が非常に高く、衝撃を加えたり、鍵が壊されそうになると防犯装置が作動し、さらにロックがかかってしまうタイプもあります。

防犯装置が作動すると余計に解錠が難しくなり、専門業者に依頼した場合の費用がより高額になってしまう事もあるので注意が必要です。

また、金庫の破壊には意外と手間と時間がかかります。

工具を使えば簡単にパカッと開くものではないので、『どうしても自分で何とかしたい!』という方以外にはお勧めしません。

慣れない工具を使うと大けがをするリスクも高まりますので、無理せず壊す以外の方法も検討してみてください。

壊した後の処分にも手間がかかる

手提げ金庫の場合、自治体によっては不燃ごみとして捨てることができますが、家庭用金庫は基本的にゴミとして捨てることができません。

金庫を処分するには不用品回収業者をはじめとした専門業者を手配して、有償で引き取ってもらう必要があります。

解錠費用を抑えられたとしても、処分にお金がかかってしまう点がデメリットといえます。

金庫自体の調子が悪い、新しい金庫への買い替えを検討しているという場合以外は、金庫は壊さずに開ける方法がおすすめです。

金庫の鍵が開かないときに壊さず開ける方法

金庫の鍵を壊して開ける方法は、業者などに依頼する費用を抑えられるというメリットがある一方で、意外と難しく手間がかかってしまう破壊解錠。

状況によっては壊さなくても金庫を開けられる場合もあるので、壊す前に下記の方法も検討してみてください。

ダイヤル式金庫を壊さずに開ける方法

ダイヤル式金庫を壊さずに開ける方法

ダイヤル式金庫の番号がわからなくて開かなくなってしまったときは、壊さなくても開けられる可能性があります。

『固定変換ダイヤル式金庫』と『自由変換ダイヤル式金庫』のそれぞれの解錠方法をご紹介しますので、参考にしてみてください。

  • 【固定変換ダイヤル金庫】
  • ・取扱説明書を確認する
  • ・メーカーに番号照会を依頼する

ごく一般的な番号変更ができないタイプのダイヤル式金庫の番号がわからなくなってしまったときは、上記2パターンの方法で番号を調べることができます。

まずは付属している取扱説明書を確認し、ダイヤルの番号が記載されていないか確認してみてください。

取扱説明書を紛失してしまった、暗証番号の記載がないという場合はメーカーに番号照会を依頼しましょう。

  • 【自由変換ダイヤル金庫】
  • ・取扱説明書を確認する
  • ・メーカーに番号照会を依頼する
  • ・鍵屋に依頼する

自分の好きな番号に変更して使用することができる自由変換ダイヤル式金庫は、『番号変更前』か『番号変更後』か状況によって対応方法が異なります。

初期の番号から変更せずにそのまま使用しているという場合は、取扱説明書に番号が記載されていないか確認してみましょう。

取扱説明書を紛失、記載がないときは、メーカーに番号照会を依頼してみましょう。

すでに番号を変更してしまっているという場合は、メーカーに番号照会の依頼をすることができません。

どうしても番号が思い出せないときは、鍵屋に解錠を依頼する方法も検討してみてください。

メーカーへの番号照会を依頼する方法

初期設定のダイヤル番号がわからない場合は、メーカーや金庫の販売店にて1~2週間程度で番号照会を行うことができます。

番号照会を行う場合は『金庫の品番』や『製造番号』、『本人確認書類』などが必要になることがありますので、あらかじめ準備しておくとスムーズです。

問い合わせ方法については金庫のメーカーによって異なりますので、各ホームページや購入店にてお問い合わせください。

シリンダー式金庫を壊さずに開ける方法

シリンダー式金庫を壊さずに開ける方法

シリンダー式金庫の鍵を失くして開けられなくなってしまったときは、メーカーから新しい鍵を取り寄せることができます。

鍵の取り寄せには1~2週間程度かかるため、特に急いでいないという方におすすめな方法です。

また、下記のような金庫や鍵の情報が必要となりますので、あらかじめ確認しておくとスムーズです。

  • 【鍵の取り寄せに必要な情報】
  • ・金庫の型式番号
  • ・金庫の鍵番号
  • ・本人確認書類

金庫の型式番号は本体に貼り付けられているシールや、プレートに刻印されていることが多いのでチェックしてみてください。

鍵番号についてはシリンダー(鍵穴)に刻印されているため、こちらも合わせて確認しましょう。

また、依頼するメーカーや金庫の販売店によっては防犯の観点から本人確認書類の提示を求められることもあります。

店舗に出向く際は、運転免許証や健康保険証などを持参しておくと安心です。

テンキー式金庫を壊さずに開ける方法

テンキー式金庫を壊さずに開ける方法

テンキー式金庫の番号がわからなくて開かなくなってしまったときは、下記の方法で開けられる場合があります。

  • 【テンキー式金庫が開かないとき】
  • ・非常解錠キーで開ける
  • ・非常解錠番号で開ける

テンキー式金庫には番号を忘れてしまったときや、電池が切れてしまったときのために、非常解錠キーが付属していることがあります。

番号パネルのほかに鍵穴がついているときは、付属の鍵を使って解錠することが可能です。

また、金庫によっては非常解錠番号が設定されているタイプもありますので、取扱説明書に記載された番号を入力して解錠できます。

万が一取扱説明書を紛失してしまった場合は、メーカーや販売店に依頼して番号照会を行いましょう。

どうしても開けられないときは鍵屋に依頼も検討

どうしても開けられないときは鍵屋に依頼も検討

メーカーや販売店に鍵の作成や番号照会を依頼すると、1~2週間程度の時間がかかってしまうのがデメリットといえます。

『すぐにでも金庫をあけたい』という場合は、鍵屋なら訪問したその日のうちに解錠や鍵の作成作業を行うことができます。

また、金庫のメーカーによっては、番号照会や合鍵の作成作業に対応していないこともあります。

無名ブランドの金庫や、古くてすでに廃盤となっている金庫の鍵が開けられなくてお困りの場合は、ぜひ鍵屋にご相談ください。

金庫の解錠を鍵屋に依頼する場合

鍵屋に金庫の解錠を依頼する場合、行う作業内容や金庫の種類によってかかる費用は異なります。

今後は金庫を使用する予定はないという場合は、破壊解錠にも対応しており、比較的安く解錠を行う事ができます。

一方で、せっかく依頼するなら壊さずに開けてほしいという場合、鍵の防犯性によっては解錠費用が高くなることもあります。

ここでは、金庫の解錠を鍵屋に依頼する場合の料金表や、実際に対応した施工事例をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

金庫解錠の料金表

生活救急車で、金庫の解錠を行う場合の基本料金表をご紹介します。

鍵屋への依頼を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

作業内容 作業料金(税込み)
鍵紛失 鍵穴 解錠 8,800円~
ダイヤル番号忘れ(解読/解錠) 16,500円~
鍵紛失とダイヤル解錠 25,300円~
補助錠取付テンキー/プッシュボタン式 解錠 38,500円~
手提げ金庫 鍵紛失 鍵穴解錠 8,800円~
手提げ金庫 ダイヤル解錠 11,000円~

金庫の解錠費用は、上記の料金表のように、鍵の種類によって異なります。

簡易的な手提げ金庫の解錠を行う場合は8,800円~の費用で行う事ができますが、家庭用・業務用の金庫は16,500円~の費用が発生します。

また、防犯性の高い防盗金庫を壊さずに解錠するときは、10万円前後の費用がかかる場合もありますので、まずはお見積りをご利用ください。

生活救急車では、基本的に出張料・見積料・キャンセル料は無料で対応しております。

まずは料金を知りたいという場合でも、お気軽にお問い合わせください。

金庫解錠の施工事例

鍵屋に金庫の解錠を依頼した場合、現場の状況によって行う作業や費用が異なるため、正確な料金に関しては現地でのお見積りにてご案内しております。

ただ、依頼する前に大体の料金でも知っておくと安心できると思うので、ここでは生活救急車で実際に対応した、金庫解錠の費用事例をご紹介します。

テンキー金庫の解錠

テンキー金庫の解錠

テンキーの番号を押しても、開かないとのご相談をいただきました。

電池を交換したが、音もしなくなってしまったとのことです。

電池ケースの接触不良によって非通電の状態となっていたため、通電させて解錠しました。

項目内容 料金(税込)
テンキー金庫の解錠 軽度故障不具合 11,000円
合計 11,000円

鍵紛失による金庫解錠

鍵紛失による金庫解錠

金庫の鍵紛失のため、解錠のご依頼をいただきました。

ダイヤル番号は控えがあったため、ピッキングで解錠を行いました。

項目内容 料金(税込)
金庫解錠 4ピン以上 13,200円
合計 13,200円

ダイヤル金庫の破壊解錠

ダイヤル金庫の破壊解錠

ダイヤルを合わせた後に、鍵を回して開けるタイプの金庫の解錠依頼で訪問しました。

ダイヤル番号は不明で、鍵もない状況でした。

今後は廃棄予定のためなるべく費用をかけたくないとのことで。破壊解錠にて対応しました。

項目内容 料金(税込)
金庫解錠 4ピン 13,200円
金庫解錠 固定変換4枚 9,900円
合計 23,100円

金庫のダイヤル解錠

金庫のダイヤル解錠

いつもはダイヤルをそのままにして鍵だけで開け閉めしていたが、引越しの際にダイヤルが動いて開かなくなったとのことでした。

特殊解錠治具で壊さずに解錠し、ダイヤル番号を調べてお伝えしました。

項目内容 料金(税込)
金庫 解錠 固定変換4枚羽 16,500円
金庫 非破壊解錠 16,500円
合計 33,000円

金庫のダイヤル解錠

金庫のダイヤル解錠

鍵はあるが、ダイヤルが開かないとのことで解錠のご依頼でした。

固定していたダイヤルが何かの拍子に動いてしまい、番号もわからず開かなくなってしまったとのことです。

お伺いした際にはすでに自分で開けようと試みたようで、蝶番が切られ、穴があけられていましたが開かず、ご依頼をいただけたようです。

項目内容 料金(税込)
金庫のダイヤル解錠 固定変換4枚羽 33,000円
合計 33,000円

金庫の解錠は生活救急車にお任せください!

金庫を壊して開ける方法は、さまざまなリスクがあるため、個人で行う事はお勧めしません。

どうしても解錠できないときはメーカーや販売店、生活救急車のような鍵屋への依頼も検討してみてください。

生活救急車では、出張料・見積料・キャンセル料は無料で承っております。

『まずは一旦料金を見てから考えたい』という場合でもご対応可能ですので、お気軽にお問い合わせください。