お風呂のドアノブが固いときはどうする？対処法と業者料金を解説

お風呂のドアノブが固くて困っていませんか？

ドアノブの動作が固いときに、そのまま使い続けてしまうと劣化や破損につながってしまうことがあるため、早めに修理を行うことがおすすめです。

まだ軽度の症状である場合は、自分でメンテナンスすることで改善できる場合もありますが、ドアノブ本体が劣化しているときは交換が必要となる場合もあります。

そこで今回は、お風呂のドアノブが固いときの対処法と業者に修理を依頼した場合の費用についてご紹介したいと思います。

お風呂のドアノブが固くなる原因

お風呂のドアノブが固くて操作しにくいときは、下記のような原因が考えられます。

『動きが固くなってきた気がする』というような初期症状が起こっているときは、メンテナンス不足などの軽度のトラブルである可能性が高いです。

一方で『ドアノブが常に固い状態で、たまに動かなくなる時がある』という場合は、重度のトラブルが発生している恐れがあるので注意しましょう。

ドアノブが固くなる原因については、次の見出しから詳しくご紹介したいと思います。

浴室ドアノブのメンテナンス不足

『ドアノブの動作が固くなってきた気がする』、『たまに固いときがある』という場合は、不具合の初期症状が発生している可能性があります。

こういった軽度の症状が起こっているときの原因としては、下記のようなドアノブのメンテナンス不足が挙げられます。

ドアノブの内部にはもともと潤滑剤が塗布されていますが、使用するうちに徐々に減り、動作が固く感じるようになります。

潤滑剤の減りが原因となっている場合は、再度潤滑剤を塗布し直すことで動きが改善する可能性が高いです。

一方でドアノブの内部に溜まった汚れが、動作不良の原因となってしまう事もあります。

浴室の場合は主に水が付着して固まることによる水垢や、それによって発生するサビなどが原因となります。

主にラッチ周辺にゴミが溜まると固くなりやすいため、定期的に掃除を行うことがおすすめです。

浴室ドアノブのメンテナンス方法は、下記の見出しでご紹介していますので、試してみてはいかがでしょうか。

ドアノブのネジが緩んでいる

2つ目の原因として考えられるのが、ドアノブを固定しているネジの緩みです。

動きが固いといったトラブルに加えてドアノブがぐらついている場合は、固定ネジが緩んでいる可能性があります。

ネジが緩んでしまうと、ほかの部品との隙間ができて取っ手を回した力が扉の内部に取り付けられているラッチケース（錠ケース）に伝わらず、動きが固くなったり、開かなくなる原因となります。

ドアノブの固定ネジは表に露出しているものもありますが、カバー下の台座に取付けられていることもあります。

目視でネジの緩みが確認できなくても、内部は緩んでいる可能性も考えられますので、動作不良が起こっているときはカバーを外して台座のネジもチェックすることがおすすめです。

ドアノブのネジの閉め方は、下記のリンク先の見出しでご紹介しているのでぜひチェックしてみてください。

ドアノブ本体の経年劣化

ドアノブのメンテナンスやネジの締め直しを行っても改善しないときは、経年劣化による症状が起こっている可能性が考えられます。

ドアノブの耐用年数は10年程度といわれていて、長年使用することで徐々に劣化していきます。

特にお風呂に設置されているドアノブは、湿気によるサビが発生しやすく、耐用年数よりも早く故障する場合があります。

経年劣化しているドアノブや、サビが発生しているドアノブは修理を行うことができないため、新しい部品への交換が必要です。

ドアノブの交換は、鍵屋に依頼して行うことができます。費用については、下記リンク先の見出しでご紹介しているのでチェックしてみてください。

お風呂のドアノブが固いときにすぐにできる対処法

お風呂のドアノブが固い原因が軽度のトラブルである場合は、自分でメンテナンスを行うことで解消できる可能性があります。

ここでは、お風呂のドアノブが固いときにすぐにできる対処法をご紹介します。

ドアノブのメンテナンスを行う

ドアノブが固いときはまず、掃除や潤滑剤のさし直しなどのメンテナンスから行ってみましょう。

ドアノブに使用する潤滑剤は、『鍵穴専用』と記載のあるものを選びましょう。

ごく一般的なシリコン系・オイル系の潤滑剤をドアノブに使用すると、内部に溜まったホコリなどの汚れとくっついて固まり、さらに動きが固くなってしまう原因となります。

一方で鍵穴専用の潤滑剤は、パウダー状で速乾性が高いという特徴があり、汚れなどが付着して動作不良を引き起こす恐れがありません。

鍵穴専用の潤滑剤はホームセンターやインターネットショップ、メーカーの公式オンラインショップなどで購入することができます。

ドアノブ以外にも玄関の鍵のメンテナンスなどに使用することもできるので、一つ家に置いておくといいでしょう。

潤滑剤を使用するときの注意点

ラッチに頑固な汚れが付着していた場合、水拭きで掃除をする場合もあると思います。

ただ、部品が濡れた状態で鍵穴専用の潤滑剤を使用すると、水分とくっついて固まり、動作不良を引き起こす原因となってしまうことがあるので注意が必要です。

掃除の後に潤滑剤の塗布を行うときは、水拭きは控えるか、しっかりと時間をおいて乾かしてから潤滑剤の塗布を行うなど、工夫をして行いましょう。

ドアノブのネジを締め直す

ドアノブを固定しているネジが緩んでいる場合は、締め直すことで症状が改善する可能性があります。

種類や製品によってネジで固定されている位置が異なるため、ここでは主なドアノブの種類別にご紹介します。

鍵の種類	ネジの取り付け場所（例）
チューブラ錠	・鍵の台座に取付けられているネジ
円筒錠	・鍵の丸座下に取り付けられている台座のネジ
インテグラル錠	・鍵の丸座下に取り付けられている台座のネジ
レバーハンドル錠	・取っ手の根元に取り付けられているネジ ・台座に取り付けられているネジ （カバーの下に取り付けられている場合もある）

取付けられているドアノブの種類がわからないという場合は、こちらの『ドアノブ交換の費用相場と料金表～業者依頼やDIYの注意点も解説～』のページ内で見分け方をご紹介していますので、参考にしてみてください。

ドアノブのネジを締め直す際、きつく締めすぎてしまうと余計に動きが硬くなってしまうことがあるため、適度な強さで締めるようにしましょう。

締め直した後に動きが固く感じた場合は、少し緩めて調整してください。

また、ドアノブのネジを締め直してもすぐに緩んできてしまう場合は、ネジ穴が広がってしまっている可能性が考えられます。

この場合は一度ネジ穴を埋めたり、ネジ穴を開け直す作業が必要となるため、鍵屋へ依頼することをおすすめします。

お風呂のドアノブが固いときに業者に依頼した場合

ここまでご紹介した方法を試してみてもドアノブの動きが改善しないときは、劣化・故障している可能性が考えられます。

故障しているときは修理を行うことが難しいため、新しいドアノブへの交換を鍵屋に依頼しましょう。

鍵屋にドアノブ交換を依頼した場合、基本的に交換作業料金と部品代で行うことができます。

現場の状況によって取り付けられる部品が異なるため、正確な費用に関しては現地の見積もりをご利用ください。

ただ、鍵屋に依頼する前に大体の費用でも知っておくと安心できると思いますので、次の見出しから生活救急車の料金費用と施工事例をご紹介します。

お風呂のドアノブ修理・交換料金表

生活救急車で、浴室のドアノブ交換作業を行う場合の基本料金表をご紹介します。

鍵屋への依頼を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

作業内容	作業料金（税込み）
ドアノブ修理	8,800円～
ドアノブ解錠	8,800円～
ドアノブ交換	11,000円₊部品代
ドアノブ錠前交換	25,300円₊部品代

ドアノブが固い原因がドアノブのネジの緩みなど、軽度のトラブルの場合は、取付け直しなどの修理作業で改善できる可能性があります。

ネジの締め直し・取付け直しなどの修理作業は8,800円～22,000円程度、ドアノブの交換は16,500円～31,000円程度が相場料金となっています。

ドアノブの交換を行うとき、使用する部品によって費用が異なるうえに、状況によっては追加作業が発生することもあります。

鍵屋に依頼する際はまず、見積を依頼して料金を確認してから正式に依頼されることをおすすめします。

また、浴室のドアノブ交換作業で相場料金よりも高くなってしまうケースについては、下記リンク先の見出しでご紹介しているので、合わせてチェックしてみてください。

お風呂のドアノブ修理・交換施工事例

鍵屋に浴室ドアノブの修理・交換作業を依頼した場合、現場の状況によって行う作業や費用が異なるため、正確な料金に関しては現地でのお見積りにてご案内しております。

ただ、依頼する前に大体の料金でも知っておくと安心できると思うので、ここでは生活救急車で実際に対応した、浴室ドアノブ修理・交換作業の費用事例をご紹介します。

浴室のドアノブ交換

浴室錠の、ドアノブが回らないとのご依頼をいただきました。

推定30年使用されているとのことで錆ついて回らなくなっていましたので、レバーハンドルタイプの浴室錠に交換しました。

浴室のドアノブ交換

浴室ドアレバーが固く下がらない状況で、ご相談をいただきました。

湿気によりひどく錆びついており、錠前が機能していない状態でした。

レバーハンドルを切断して取り外したのちに、錠前一式の交換を行いました。

サビで外れかけている浴室ドアノブの交換

浴室のドアノブがサビで外れかけており、誤作動してしまう状態でした。

交換をお勧めさせていただき、SHOWAからGOALのドアノブに交換致しました。

サビで固着していたため、サンダーで切り落としてからの作業となりました。

浴室扉のドアノブ交換

浴室ノブ不具合とのことで訪問しました。

経年劣化により錆がかなり付着しており、ノブを回してもかなり開けづらい状態でした。

利便性の高い、両面レバーハンドルのドアノブに交換させていただきました。

お風呂のドアノブ交換費用が高くなるケース

お風呂のドアノブ交換を鍵屋に依頼した場合の費用は、基本的に作業費用と部品代で行うことができます。

ただ、状況によっては下記のような追加作業が発生することもあります。

提示された見積もりに別の作業が記載されていたり、相場料金よりも高かった場合、『ぼったくりかな？』と心配になる方もいらっしゃると思います。

ただ、現場の状況によっては、追加作業が発生して相場費用よりも高くなってしまうこともあります。

費用を確認してみて、気になる点があるときは見積の段階で鍵屋に聞いておくのが安心です。

次の見出しからは、お風呂のドアノブ交換費用が高くなるケースをご紹介します。

ドアノブの規格が合わないとき

ドアノブ交換を行うときは、基本的に既存の取付穴とサイズが同じ部品を使用して行う場合が多いです。

ただ、『せっかく交換するなら握り玉からレバーハンドルに交換したい』、『既存の部品が古くてすでに廃盤になっている』など、別のドアノブに交換する際、取付穴のサイズと合わない場合があります。

こういったときは、ドアに開いている取り付け穴を新しいドアノブのサイズに合わせて加工する作業が必要となり、8,800円～22,000円の追加作業費がかかります。

できるだけドアノブの交換費用を抑えたい場合は、既存と同じ製品への交換・サイズの合うドアノブへの交換を希望している旨を依頼する鍵屋に伝えることがおすすめです。

ドアが固くて開かないとき

ドアノブの交換は、『ドアが開いた状態』でないと行うことができません。

ドアノブが固くて操作できず、ドアが開かなくなってしまったときはまず、解錠作業が必要となります。

ドアノブの解錠作業費用は8,800円～22,000円が相場となっており、破壊解錠が必要な場合はさらに費用が高くなることもあります。

お風呂のドアノブはサビによって内部が固着して開かなくなるというトラブルが起こりやすいため、開かなくなってしまう前に早めに修理を行うことがおすすめです。

お風呂のドアノブ修理・交換は生活救急車にお任せください！

お風呂のドアノブが固くなってしまったときは、鍵屋に依頼することで修理・交換を行うことができます。

現場の状況によって行う作業や使用する部品などが異なるため、正確な料金については実際に鍵屋から見積もりを取って確認することがおすすめです。

生活救急車でも、お風呂のドアノブ修理・交換作業を承っております。

現地で無料のお見積りから対応しておりますので、一旦料金を確認したいという場合でもお気軽にお問い合わせください。