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玄関の鍵がガタつく・グラグラするときの直し方

玄関の鍵がガタつく・グラグラするときの直し方 鍵のコラム

玄関の鍵がガタつく・グラグラするときの直し方

玄関の鍵がグラグラしているとき、『ちょっと気になるけどまだ大丈夫かな』と放置してしまう方もいらっしゃると思います。

ただ、そのまま使い続けてしまうと、施錠・解錠がスムーズに行えなくなってしまうなどの他のトラブルにつながる恐れもあるので早めに修理することが大切です。

そこで今回は、玄関の鍵がガタつく・グラグラするときの直し方を解説したいと思います。

鍵屋に依頼した場合の修理費用についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

玄関の鍵がガタつく・グラグラする原因

玄関の鍵がガタつく・グラグラするとき、主に『サムターン』に問題がある場合と『錠前を固定しているビス・ピン』に問題がある場合の2パターンが考えられます。

修理を行うためにはまず、どちらに原因があるのか調べる必要があるため、次の見出しを参考に探してみてください。

サムターンが緩くなっている

サムターンが緩くなっている

玄関の鍵がガタついているときはまず、サムターンの状態を確認しましょう。サムターンとは、室内側から鍵の操作を行うための『ツマミ』の名称です。

このサムターンがグラグラしている場合は、サムターンを固定しているビスが緩んでいる可能性が考えられます。

サムターンを固定しているネジは『本体を固定しているネジ』と『台座を固定しているネジ』があり、どちらも緩んでいないか確認してみましょう。

ネジのゆるみが見られる場合は、締め直すことでガタツキを改善することができます。

サムターンのネジの締め直し方は、下記リンク先の見出しでご紹介しているのでチェックしてみてください。

錠前を固定するビス・ピンが抜けている

錠前を固定するビス・ピンが抜けている

シリンダー(鍵穴)やサムターンは、ドアの内部に設置されている『錠ケース』と呼ばれる部品に『ピン』を使って固定されています。

このピンが抜けてしまっていたり、劣化してきちんと固定されていないと鍵がぐらついてしまう原因となります。

固定ピンはドアの側面に設置されている、『フロントプレート』と呼ばれる金属板を取り外すと4つ確認できると思います。

室内側の2本は『サムターンを固定するピン』、室外側の2本は『シリンダー(鍵穴)を固定するピン』となっているため、それぞれ不具合が起こっていないかチェックしてみてください。

また、フロントプレートに取り付けられているビスは錠ケースを固定しているため、このビス(ネジ)が緩んでいるときも同じく鍵がぐらつく原因となります。

ビスのゆるみが原因の場合は締め直すだけで解決できる場合もあるので、下記リンク先の見出しでご紹介している方法を参考に修理を行ってみてください。

玄関の鍵のガタつき・グラグラの直し方

玄関の鍵のガタつき・グラつきが発生しているときネジの緩みやピンが原因なら、自分でも修理できる場合があります。

鍵屋に依頼する前にまずは自分で修理を行ってみたいという方は、次の見出しから紹介する手順を参考に行ってみてください。

ただ、修理を行っても改善しないという場合は他の原因も考えられるため、無理せず鍵屋に依頼することも検討しましょう。

鍵屋に依頼した場合の料金がすぐに知りたいという方は、下記のリンク先の見出しでご紹介しているのでチェックしてみてください。

サムターンのネジを締め直す

サムターンのネジを締め直す

サムターンは『本体を固定している表面に露出したネジ』と、サムターンを設置している『台座を固定しているネジ』の主に2種類のネジがあります。

サムターンの種類によっては表面にネジがなくて、ドア側面のピンによって固定されていることもあり、それぞれ手順が異なるため注意しましょう。

どちらが緩んでいる場合もガタツキの原因となってしまうため、一度取り外して再度設置し直すことをおすすめします。

  • 【準備するもの】
  • ・プラスドライバー(ネジのサイズに合ったもの)
  • ・取りはずしたビスを保管する容器
  • 【ネジを締め直す手順】
  • ※ドアを開けた状態で作業を行う。
  • 1.【ネジが表にないときは】ドアの側面に設置されている金属板(フロントプレート)の上下のネジを取り外す。
  • 2.出てきた4本のピンのうち、室内側の2本のピンを抜いて、サムターンを取り外す。
  • ピンを抜くときはサムターンが落下しないように、手で押さえておきましょう。
  • →手順4へ
  • 3.【ネジが表にあるときは】ドアを開けた状態でサムターン(ツマミ)を横向きにして、出てきたネジをゆるめて取り外す。
  • →手順4へ
  • 4.台座が出てきたら、緩んでいるネジを締め直す。
  • ※締めすぎると動きが固くなる原因となるので注意する。
  • 5.それぞれ逆の手順で、サムターンを取り付け直す。
  • 【ネジがないタイプ】緩みの原因となるため、ピンの挿し忘れに注意しましょう。2本ある場合は、2本とも差し込まれているか確認しましょう。
  • 【ネジがあるタイプ】動きが固くなる原因となるため、表のネジも締めすぎには注意しましょう。

ネジの締め直しで直らないときは錠前をチェック

ネジを締め直してみても鍵のぐらつきが直らないときは、錠前を固定しているピンやネジに不具合が発生している可能性が考えられます。

症状が改善しないときは次の見出しでご紹介する、錠前のピンやビスの修理方法をチェックしてみてください。

錠前のピン・ビスの締め直しをする

錠前のピン・ビスの締め直しをする

サムターンのネジを締め直しても症状が改善しなかったときは、錠前を固定しているピンやビスが抜けたり緩んでいる可能性が考えられます。

錠前のビスやピンもサムターン同様、締め直すことで改善できる場合があるので、ここからご紹介する手順を参考に修理を行ってみてください。

  • 【準備するもの】
  • ・マイナスドライバー
  • ・プラスドライバー(ネジのサイズに合ったもの)
  • 【錠前のピン・ビスを締め直す方法】
  • ※ドアを開けた状態で作業を行う。
  • 1.ドアの側面についている金属板(フロントプレート)の上下のビスを取り外して、金属板を取る。
  • 2.出てきたピンの数を確認する。ピンが足りない場合は、新しいピンを購入して差し込みましょう。
  • 新しいピンはメーカー、製品によってサイズが異なるため、確認してから購入しましょう。
  • 3.ピンが差し込まれているのに緩んでいるときは、摩耗して固定できていない可能性が考えられるため、少しだけ曲げてから差し込む。
  • 曲げすぎるとはまらなくなってしまうため、少しずつ試しながら行い、不安な場合は鍵屋に依頼することがおすすめです。
  • 4.ピンを差し込んだら、フロントプレートを取り付ける。ネジが緩まないようにしっかり固定しましょう。

ピン・ビスが正しい位置にあるのに症状が改善しない場合

サムターンのネジの締め直しや、固定ピンのはめ直し、フロントプレートのビスの締め直しをやっても「症状が改善しない」という場合。

このような場合は、錠前内部の部品が故障している可能性が高いでしょう。

錠前内部の部品が故障している場合は、修理では直すことができないため、「新しい錠前への交換」で対応いたします。

錠前の交換は個人でやるにはハードルの高い作業になるため、鍵屋に依頼されることをおすすめいたします。

玄関鍵のガタつき・グラグラの修理を業者依頼した場合

玄関鍵のガタつき・グラグラの修理を業者依頼した場合

玄関鍵のガタツキは基本的に鍵を固定しているネジのゆるみが原因となっている可能性が高いため、鍵屋に依頼した場合は修理のみで解決できる場合が多いです。

ただ、鍵の状態によっては本体が故障している可能性もあり、この場合はシリンダー(鍵穴)や錠前の交換が必要となることもあります。

このように状況によって行う作業が変わってくるため、依頼する前にまずは複数の業者から見積もりを取っておくことをおすすめします。

事前に見積もりを取ることで料金を比較して大体の相場を知ることができたり、サービス・作業内容を見比べることもできます。

条件に合った鍵屋を見つけるためにも、最低でも3社以上から見積もりを取ることをおすすめします。

生活救急車で鍵のガタつき・グラつきを修理した料金事例

玄関の鍵修理は不具合の程度によって作業内容が異なるため、正確な料金に関しては現地でのお見積りにてご案内しております。

ただ、業者に依頼する前に大体の費用でも知っておくと安心できると思うので、ここでは生活救急車で実際に対応した玄関の鍵修理作業の費用事例をご紹介します。

防犯対策のための玄関鍵交換

防犯対策のための玄関鍵交換

戸建て玄関ドアの鍵が、グラグラがたつきがあるとのご依頼をいただきました。

確認すると長年使用する中で、シリンダー固定のビスが緩んでしまったことが原因となっていました。

一旦取り外してビスに緩み止めを塗布した後、再設置してトラブルを解消いたしました。

項目内容 料金(税込)
玄関ドアサムターン修理 軽作業 8,800円
合計 8,800円

不安定な玄関ドアの鍵修理

不安定な玄関ドアの鍵修理

玄関ドア鍵が不安定とのことで、修理をご希望でした。

原因はネジのゆるみでしたので、ネジの締め直し作業をさせていただきました。

項目内容 料金(税込)
玄関ドアチューブラ調整 軽作業 8,800円
合計 8,800円

空回りする玄関ドアのサムターン修理

空回りする玄関ドアのサムターン修理

ドアのサムターンが、空回りするとのご依頼をいただきました。

原因は、ねじ込み式サムターンのネジのゆるみです。しっかりと締め込み、再固定してトラブルを解消しました。

項目内容 料金(税込)
サムターン修理 軽作業 8,800円
合計 8,800円

施解錠できない玄関ドアの修理

施解錠できない玄関ドアの修理

玄関ドアのサムターンを操作しても、施解錠ができないとのことでした。

錠前シリンダーとサムターンの根元がネジになっており、ねじ込んでから回転と目のネジを締めつけ固定するタイプでしたが、回転止めのネジが緩み、使用しているうちにサムターンも緩んでしまったことが不具合の原因となっていました。

シリンダー、サムターン共に締め直して、回転止めのネジも締め込み、トラブルを解消しました。

項目内容 料金(税込)
玄関ドアカギ修理 軽作業(BH・シリンダー・サムターン締め込み) 8,800円
合計 8,800円

玄関鍵のガタつき・グラつきの直し方まとめ

今回は、玄関鍵のガタつき・グラつきの直し方をご紹介しました。

鍵穴やサムターンがグラグラしているときは、固定しているネジやピンが緩んでいる可能性が考えられるため、締め直すことで症状を改善することができます。

ネジを締め直してもグラつきが直らない場合は、鍵本体が故障している可能性があるため、鍵屋に依頼して修理や交換を行うことも検討してみてください。

生活救急車でも、玄関鍵の修理や交換作業を承っております。現地で無料のお見積りから対応しておりますので、お困りの場合はお気軽にご相談ください。