トイレの鍵が緩んでいて困っていませんか?
トイレの鍵が緩んでぐらつきがある場合、単にネジが緩んでいるだけなら締め直すことで改善できる可能性が高いです。
そこで今回は、トイレの鍵が緩んでいるときの直し方について解説したいと思います。
対処法を試しても改善しないときの、業者料金についてもご紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
トイレの鍵が緩んでしまう原因とは
トイレの鍵が緩んでいるときの主な原因は、『取付ネジの緩み』や『鍵本体の故障』が考えられます。
取付ネジが緩んでいるだけの軽度の不具合なら、自分で解決することもできますが、鍵が故障しているときは交換が必要となります。
どちらにせよ、まずはどこに原因があるかを特定する必要があるので、次の見出しから詳しくご紹介したいと思います。
取付ネジが緩んでいる
トイレの鍵がグラグラしたり、緩んでいる感じがあるときはまず、ネジがきちんと締まっているか確認しましょう。
一日に何回も開閉するトイレの鍵は、徐々にネジが緩んでしまい、グラつきなどの不具合が起こる原因となります。
グラグラしたまま使い続けてしまうと、ドアノブが完全に外れてドアが開かなくなってしまうなどの別のトラブルが発生する原因となるため、早めに修理を行うことがおすすめです。
ネジの緩みは自分で直せるかも
トイレの鍵の緩みの原因が『ネジの緩み』によるものなら、自分で締め直すことで改善できる場合があります。
取り付けられているトイレの鍵の種類によってネジの取り付け場所が異なるため、それぞれ確認して締め直しましょう。
トイレに使用されている主な鍵と、ネジの取り付け場所は下の表をご覧ください。
鍵の種類 | ネジの取り付け場所(例) |
---|---|
チューブラ錠 | ・鍵の台座に取付けられているネジ |
円筒錠 | ・鍵の丸座下に取り付けられている台座のネジ |
インテグラル錠 | ・鍵の丸座下に取り付けられている台座のネジ |
レバーハンドル錠 |
・取っ手の根元に取り付けられているネジ ・台座に取り付けられているネジ (カバーの下に取り付けられている場合もある) |
ネジは、プラスドライバーや六角レンチなどで締め直すことが可能なので、緩んでいる箇所が見つかったら締め直しましょう。
ただ、状況によっては、自分でネジを締め直すことが難しい場合もあります。
ネジをうまく締めることができないときは、こちらの『トイレの鍵の緩みを自分で直すのが難しいケース』の見出しもチェックしてみてください。
トイレの鍵本体が故障している
トイレの鍵のハンドルが下がったまま戻らない、鍵の緩みと同時にガタツキなどの動作不良が起こっているときは、ネジの緩みではなく鍵の故障が原因となっている場合があります。
トイレの鍵の耐用年数は10年程度といわれていて、長く使い続けることでラッチ内部の部品などが劣化し、不具合が発生します。
経年劣化が原因となっている場合は修理で改善する事が難しいため、ラッチや鍵本体の交換を行うことが必要です。
トイレの鍵交換作業は鍵屋に依頼して行うことができますので、症状が悪化する前に新しい鍵に交換することをおすすめします。
トイレの鍵のゆるみを自分で直すのが難しいケース
トイレの鍵が緩んでいるとき、ネジの緩みが起こっているだけなら自分でも改善できる場合があります。
ただ、下記のような症状が起こっているときは、自分で作業を行うのが難しいこともあるので、鍵屋への依頼がおすすめです。
- 【自分で直すのが難しいケース】
- ・取り付け穴が広がっている
- ・ドアノブが取れてしまった
ネジを締め直しても改善されないという場合は、そのままにしておくと悪化してしまう事もあるため、早めに修理を行いましょう。
取り付け穴が広がっているとき
トイレのドアノブは使用頻度が高いことから、徐々に取り付け穴が広がってネジの緩みを引き起こしてしまう事もあります。
特にドアの開閉を乱暴に行っていたり、ドアノブに負荷がかかり過ぎてしまうと起こりやすくなるので注意が必要です。
取り付け穴が広がってしまっている場合は、ネジを締め直しても空回りしてしまったり、緩みがすぐに再発してしまう原因となります。
この場合は、取り付け穴を一度埋めるなどの加工を行ったうえでネジの締め直しが必要となるため、個人で行うには難易度が少々高くなります。
ネジを締め直しても改善しない場合は、鍵屋に加工・取り付け直しを依頼しましょう。
ドアノブが完全に取れてしまったとき
トイレの鍵の緩みを放置していると、完全に取れてしまう事があります。
ドアが開いている状態なら取り付け直すこともできますが、ドアが閉まっている状態で取れると、ドアを開けることができなくなります。
トイレの鍵の再設置は扉が開いている状態でないと行うことができないため、まずはドアの解錠が必要となります。
カードなどでラッチを直接操作すれば自分で開けられる場合もありますが、難しいときは鍵屋にドアの解錠と鍵の再設置を依頼することがおすすめです。
トイレの鍵のゆるみ修理・交換を鍵屋に依頼した場合
トイレの鍵の緩みによる不具合が起こっているとき、自分でネジを締め直しても改善しない場合は、鍵屋に依頼して修理・鍵の交換を行うことがおすすめです。
ただ、初めて鍵屋に依頼するとき、どのくらいの費用がかかるのかわからなくて依頼し辛く感じてしまう方もいらっしゃると思います。
鍵屋は全国に多数展開しているため、それぞれ作業費用が異なり、中にはぼったくりの業者もいるという話を耳にするため、まずは見積を依頼して料金を確認することがおすすめです。
見積を依頼する際に大体の相場料金を知っておくと安心できると思いますので、次の見出しからはトイレの鍵修理・交換作業の相場費用や施工事例をご紹介します。
トイレの鍵修理・交換料金表
生活救急車で、トイレの鍵修理・交換作業を行う場合の基本料金表をご紹介します。
鍵屋への依頼を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
作業内容 | 料金 |
---|---|
ドアノブ修理・調整 | 8,800円~ |
ラッチ交換 | 11,000円+部品代 |
錠前交換 | 25,300円+部品代 |
トイレの鍵のネジの緩みといった軽度のトラブルが発生している場合は、8,800円~20,000円程度の費用で修理できる場合が多いです。
一方でトイレの鍵の部品や本体が故障しているときは、故障している部品の交換が必要になるため、作業費用に加えて部品代が発生します。
ラッチのみの交換の場合は15,400円~20,000円程度が相場料金となっている一方で、鍵全体の交換が必要となる場合は27,000円~38,000円程度の費用がかかります。
交換作業の場合、作業料金は基本的に一律のため、費用が安くなるか、高くなるかは取り付ける部品の価格によって異なります。
できるだけ交換費用を抑えたい場合は、リーズナブルな部品を使用して交換を行うことがおすすめです。
トイレの鍵修理の施工事例
鍵屋にトイレの鍵修理・交換作業を依頼した場合、現場の状況によって行う作業や費用が異なるため、正確な料金に関しては現地でのお見積りにてご案内しております。
ただ、依頼する前に大体の料金でも知っておくと安心できると思うので、ここでは生活救急車で実際に対応した、トイレの鍵修理・交換の費用事例をご紹介します。
トイレ錠のぐらつき修理
トイレ錠に、ぐらつきがあるとのご依頼でした。
根本の座の固定ねじが緩んでグラグラしている状態でしたので、一度ハンドルと座を取り外して再設置しました。
項目内容 | 料金(税込) |
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トイレ錠修理 軽作業 | 8,800円 |
合計 | 8,800円 |
トイレドアの玉座交換
トイレドアの、玉座の修理交換のご依頼でした。
玉座が外れかかっており、固定するために締めるネジ穴も長期にわたり緩い状態で使っていたのか、ネジ穴もつぶれてしまっている状態でした。
締めても締まり切らないため、交換をお勧めし、施工いたしました。
項目内容 | 料金(税込) |
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トイレドアの玉座交換 | 11,000円 |
SHOWA 部品代 | 5,000円 |
合計 | 16,000円 |
トイレ扉の錠前交換
トイレ扉のレバーが垂れ下がってしまい、トイレが閉まならないとのご相談をいただきました。
錠前が使用頻度や経年劣化で破損したものと思われたため、錠前の交換にて対応いたしました。
項目内容 | 料金(税込) |
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トイレ 錠前交換 | 22,000円 |
KAWAJUN 部品代 | 3,267円 |
合計 | 25,267円 |
店舗トイレのドアノブ交換
飲食店のトイレドアノブが、ガタついているとのご相談をいただきました。
ラッチの不具合により鍵がかかりにくい状態になっており、レバーハンドルの緩みもありました。
経年劣化も進んでいたため、新しい錠前に交換致しました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
トイレドアノブ交換 | 25,300円 |
NAGASAWA 部品代 | 13,200円 |
合計 | 38,500円 |
トイレの鍵の修理・交換は生活救急車にお任せください!
鍵の緩みが起こっているとき、自分で修理を行っても改善しない場合は鍵屋への依頼がおすすめです。
緩んだ状態で使い続けてしまうと、ドアが開かなくなってしまうなどの、そのほかの不具合が発生することがあるので早めに修理を行いましょう。
生活救急車でも、トイレの鍵の修理・交換作業を承っております。
現地で無料のお見積りから対応しておりますので、『まずは料金を見てから判断したい』という場合でもお気軽にお問い合わせください。