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室内引き戸に鍵を取り付ける方法!種類や選び方・取り付け費用を解説

室内引き戸に鍵を取り付ける方法!種類や選び方・取り付け費用を解説 鍵のコラム

室内引き戸に鍵を取り付ける方法がわからなくて、困っていませんか?

室内引き戸に鍵を取り付けるには、『DIYで取り付ける方法』と『鍵屋に依頼する方法』がありますが、それぞれ取り付けられる鍵の種類や費用が異なります。

失敗を防ぐためにも、あらかじめどんな目的で鍵を取り付けたいのか明確にしておくことがおすすめです。

そこで今回は、室内引き戸に鍵を取り付ける方法や選び方を解説したいと思います。

生活救急車で対応した場合の施工事例も掲載しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

室内引き戸に鍵を取り付ける方法と相場費用

室内引き戸に鍵の取り付けを検討した場合、『自分で取りつける方法』と『鍵屋に依頼する方法』の主に2パターンから選ぶことができます。

どちらの方法を選ぶかによって取付できる鍵の種類や、取り付けにかかる費用が異なるため、それぞれチェックしておくと安心です。

簡易錠をDIYで取りつける

簡易錠をDIYで取りつける

1つ目は、ホームセンターやインターネットショップなどで販売されている、簡易錠をDIYで取り付ける方法です。

簡易錠をDIYで取りつけるメリットとしては自分で作業を行うため、部品代と取り付けに必要な工具代のみで行うことができる点です。

工具は主にプラスドライバーを使用することが多く、もともと所持している方なら部品代のみで取付を行うことができます。

簡易錠を取り付ける場合の相場費用は、部品代と工具代を合せて5,000円~10,000円となっています。

簡易錠をDIYで取りつける場合のデメリットとしては、強度が低く取れやすいという点です。

取付方法によっては数回使用しただけでも取れてしまう事もありますので、防犯性や強度を高めたいという方にはあまりおすすめしません。

鍵屋に依頼して鍵を取り付ける

鍵屋に依頼して鍵を取り付ける

2つ目は鍵屋に依頼して、本格的な引き戸の鍵を室内にも取り付ける方法です。

DIYで取りつける簡易錠に比べてしっかり固定することができるため、『いつの間にか取れてしまった』というストレスがないのがメリットといえます。

金庫などの貴重品を管理する部屋のセキュリティを強化したい、別の部屋をリフォームするから侵入防止になど、在宅・不在時にかかわらずセキュリティを高めたいという場合におすすめです。

ただし、鍵屋に依頼した場合は部品代のほかに作業料金が発生するので、27,000円~44,000円程度の費用が発生し、DIYに比べて高くなってしまうのがデメリットです。

室内引き戸に取り付けられる鍵の種類

室内引き戸に取り付けられる鍵は、下記のような種類があります。

それぞれ取り付けられる場所や取付方法が異なるため、チェックしておくと選びやすくなると思います。

詳しい鍵の特徴については、各リンク先の見出しをご覧ください。

彫り込みタイプの鍵

彫り込みタイプの鍵

彫り込みタイプの鍵は、引き戸に穴を開けて錠ケースを扉の中に埋め込むタイプの鍵です。

錠ケースが露出していないため見た目がすっきりしている、部屋の雰囲気に干渉しないというメリットがあります。

部屋の外には鍵穴、室内側にはサムターンが取り付けられているため、室内外どちらからも施錠・解錠を行うことが可能です。

戸当たりに取り付けることができる『戸先錠』と、2枚の引戸が重なる真ん中の部分に取り付けられる『召し合わせ錠』の2種類から選ぶことができます。

ただ、引き戸の扉の厚みが足りない場合は、取り付けられない場合がありますので注意しましょう。

防犯性にこだわらないなら『チューブラ鎌錠』

通常の彫り込みタイプの鍵に比べて、少ない加工で済ませることができるのが『チューブラ鎌錠』です。

鎌が収納されている錠ケースのサイズが、一般的な彫り込み錠よりも小さいため、扉への加工が簡単です。

製品によっては使用・未使用を一目で判断することができる、表示がついているものもあります。

防犯性はそれほど高くないため、トイレや脱衣所、個人部屋などのプライバシー対策におすすめです。

面付きタイプの鍵

面付きタイプの鍵

面付きタイプの鍵は、錠ケースを扉の内部ではなく外側に取り付けるタイプの鍵です。

室内側の扉に鍵が飛び出している状態になりますが、扉の厚み問わず設置することができるので、後付けがしやすいというメリットがあります。

部屋の外には鍵穴、室内側にはサムターンが取り付けられているため、彫り込みタイプ同様に室内外どちらからも施錠・解錠を行うことができます。

面付きタイプは戸当たりに取り付ける『戸先錠』のみとなるため、引違戸に取り付けたい場合は左右2ヶ所に鍵を設置する必要があります。

ネジ/粘着テープで取りつける簡易錠

ネジ/粘着テープで取りつける簡易錠

DIYで取付けられる簡易錠は、『ネジで固定するタイプ』と『粘着テープで貼り付けるタイプ』の、主に2種類から選ぶことができます。

ネジで固定するタイプは扉にネジ穴を開けて固定するため、比較的しっかり固定することができるのがメリットです。

ある程度の強度はあるため、施錠した状態とは知らず、誰かが誤って開けようとしてしまったときでもしっかり扉が開くのを防げます。

一方で、粘着テープタイプは付属のテープを使って扉に貼り付けて使用するため、取り付け・取り外しが簡単な点がメリットといえます。

ただし、簡単に取り付けられる分、強度は今一つで、強い力がかかれば取れてしまうことがあるので注意が必要です。

室内引き戸に鍵を取り付けるときの選び方

室内引き戸に鍵を取り付ける場合、どの鍵を選べばいいのか迷ってしまう方もいらっしゃると思います。

そこでここでは、室内引き戸に鍵を取り付けるときの選び方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

取り付け費用を抑えたいときは『簡易錠』

取り付け費用を抑えたいときは『簡易錠』

できるだけ安く鍵を取り付けたいと考えている方は、ホームセンターやインターネットショップなどで販売されている、『簡易錠』がおすすめです。

取り付けに必要な工具を所持している場合は、部品代のみで鍵を取り付けることができるので、鍵屋に依頼する場合に比べて費用を抑えることができます。

ただし、簡易錠の強度や防犯性はそれほど高くないため、『部屋を使っているときに誰にも入られたくない』などのプライバシー対策程度の効果しかありません。

特に、粘着テープで固定するタイプは強い力が加われば取れてしまう事もありますので、デメリットも考慮したうえで取り付けることがおすすめです。

在室中・不在中どちらに鍵をかけたいかをはっきりさせておく

簡易錠は室内側・室外側、どちらか一方からのみ施錠・解錠を行うことができます。

そのため、『不在時に鍵をかけたい』のか『在室中に鍵をかけたいのか』をあらかじめ決めたうえで鍵を購入しましょう。

不在時に鍵をかけたい場合は、室外側に取り付けられる、鍵穴や南京錠がついたタイプの簡易錠が適しています。

一方で、脱衣所やトイレ、浴室などを使用中に鍵をかけたい場合は、室内側に設置する掛け金タイプの鍵がおすすめです。

賃貸に取り付けたいときは『粘着テープタイプ』

賃貸に取り付けたいときは『粘着テープタイプ』

賃貸の室内引き戸に鍵を取り付けたいと考えている場合は、『粘着テープタイプ』の簡易錠の取り付けがおすすめです。

賃貸は退去時に元の状態に戻す『原状回復』の義務があるため、扉にネジ穴を開けたり、鍵の取り付け穴を開けることはできません。

勝手に穴を開けてしまった場合は、トラブルに発展したり、修繕費として高額な費用を請求されてしまう恐れもあるので注意しましょう。

粘着テープタイプなら、扉に傷や跡を残さずに取り付け・取り外しを行うことができます。

心配な場合はあらかじめ扉にマスキングテープなどを貼って、養生した上に簡易錠を貼り付けるとより安心です。

両側から施錠・解錠したいときは『彫り込み・面付きタイプ』

両側から施錠・解錠したいときは『彫り込み・面付きタイプ』

室内側・室外側の両方から、施錠・解錠を行える鍵を取り付けたいと考えている場合は、彫り込み・面付きタイプの鍵が適しています。

引き戸に取り付け穴を開ける必要はありますが、簡易錠に比べると頑丈な鍵を取り付けることができるため、セキュリティを高めたい部屋にもおすすめです。

彫り込み・面付きタイプは、比較的リーズナブルな刻みキーや、防犯性を高められるディンプルキーなど、豊富な種類の鍵穴から選ぶことができる点もメリットです。

防犯性の高い鍵を選べばその分取り付け費用も高くなってしまいますが、よりセキュリティを高めたい場合はディンプルキーを選ぶことがおすすめです。

室内引き戸への鍵の取り付けを鍵屋に依頼した場合

室内引き戸に鍵の取り付けをしている場合、どこの鍵屋に依頼するのか迷ってしまう方もいらっしゃると思います。

鍵屋は全国に展開しており、中には相場よりも高額な費用を請求する悪質な業者もいるという話を耳にします。

このような悪質な鍵屋に引っかからないためにも、事前に大体の料金を知っておくと安心です。

そこで、次の見出しからは生活救急車で対応した場合の料金表や施工事例をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

室内引き戸への鍵の取り付け施工事例

鍵屋に室内引き戸への鍵取り付けを依頼した場合、現場の状況によって行う作業や費用が異なるため、正確な料金に関しては現地でのお見積りにてご案内しております。

ただ、依頼する前に大体の料金でも知っておくと安心できると思うので、ここでは生活救急車で実際に対応した、室内引き戸への鍵取り付け作業の費用事例をご紹介します。

室内扉への鍵取り付け

室内扉への鍵取り付け

室内のドアに、鍵を付けたいとのご依頼をいただきました。

ご事情があるとのことで、新しい鍵を引き戸に取り付けました。

項目内容 料金(税込)
合計 27,500円

店舗トイレへの新規鍵取付

店舗トイレへの新規鍵取付

飲食店様のトイレの鍵が壊れた状況で、ご相談をいただきました。

戸先錠に何かの衝撃が加わり破損し、サムターンが非常に固い状態でした。

引戸自体も非常に調子が悪い状態でしたので、できるだけブレの少ない丈夫に扱いやすい打掛錠を新規で取り付けました。

項目内容 料金(税込)
トイレ 新規取付 面付錠 27,500円
トイレ ストライク彫込 11,000円
部品代 1,100円
合計 39,600円

室内引き戸の新規鍵取付

室内引き戸の新規鍵取付

事情により、室内引き戸に鍵を取り付けたいとのことです。

お急ぎでMIWAのND2Sを選ばれ、新規取付をさせていただきました。

項目内容 料金(税込)
面付錠新規取付 27,500円
MIWA 部品代 12,100円
合計 39,600円

トイレ引き戸の新規鍵取付

トイレ引き戸の新規鍵取付

トイレ引き戸の鍵のかかりが悪くなることがあり、受け側で調整しても再発してしまうとのご相談をいただきました。

まったく別の箇所に新しく鍵を取り付けたいとのご希望でしたので、取り付け穴を新たに設けて鍵を取り付けました。

項目内容 料金(税込)
トイレ扉錠前取付 26,000円
ストライク彫込 11,000円
HINAKA 部品代 7,000円
合計 44,000円

室内引き戸に鍵を取り付けたいときは生活救急車にお任せください!

室内引き戸に鍵を取り付けたいときは、鍵屋でも対応することができます。

鍵屋ならさまざまな部材を持ち合わせているため、ご希望に合わせて適した鍵のご提案から取付作業まで行うことが可能です。

生活救急車では出張料・見積料・キャンセル料は無料で承っているため、まずは見積もりを知りたいという場合でもお気軽にお問い合わせください。