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ドアを子供に開けられないようにするためにはどうする?効果的な対策方法や業者料金を解説

ドアを子供に開けられないようにするためにはどうする?効果的な対策方法や業者料金を解説 鍵のコラム

子供が勝手にドアを開けてしまって、困っていませんか?

成長するとともに行動範囲が広くなり、ドアの外に興味が湧いてきて、突発的に危険な行動を取ってしまうこともあります。

目を離した一瞬の隙に思わぬケガや事故につながる恐れもありますので、あらかじめ対策を行っておくことがおすすめです。

そこで今回は、子供が勝手にドアを開けてしまうときの対策方法を解説したいと思います。

鍵屋に依頼した場合の費用についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

子供がドアを勝手に開けてしまうことで起こりうるトラブル

子供は成長するにつれて好奇心が旺盛になり、なんでも自分でやりたくなってしまいます。

室内であれば安全というわけではなく、ドアに手や足を挟んでしまうなどの思わぬ事故につながる恐れもあるので、注意が必要です。

ここではまず、子供がドアを勝手に開けてしまう事で起こりうるトラブルについてご紹介したいと思います。

ケガをする

手を挟んでケガをする

ドアを開け閉めする際に最も多いのが、手や足を挟んでケガをしてしまうトラブルです。

特に、玄関の扉は重たいので、子供が手を挟んでしまえば骨が折れるなどの大ケガにつながる恐れもあります。

また、包丁などの危険な物が置いてあるキッチンやお風呂場・トイレといった水回りは、思わぬ事故の恐れもありますので注意が必要です。

思わぬケガを防ぐためにも、鍵を付けて出入りを制限するなどの対策を行っておくといいでしょう。

高所からの転倒・転落の恐れ

高所からの転倒・転落の恐れ

集合住宅や2階建ての戸建て住宅で起こりやすいのが、高所からの転落事故です。

階段を勝手に一人で下りてしまい、足を踏み外して落下したり、勝手に窓を開けてベランダから転落してしまう事故は、意外と多く発生しています。

階段であればケガで済む可能性もありますが、ベランダから落下してしまうとなると最悪命にかかわることもありますので注意しましょう。

特に、窓に取り付けられているクレセント錠は子どもでも簡単に操作することができてしまうため、補助錠を取り付ける、鍵付きのクレセント錠に交換するなどの対策を行うことがおすすめです。

勝手に外出して迷子になってしまう

勝手に外出して迷子になってしまう

子供が成長して行動範囲が広がってくると、勝手に玄関の鍵を開けて外に出て行ってしまうこともあります。

近くに道路がある場合は事故に遭ってしまったり、誘拐事件に発展してしまったりと、外は危険がいっぱいです。

室内側のサムターンは、手が届いてしまえば子供でも簡単に解錠することができてしまうため注意しましょう。

徘徊防止機能が搭載されたサムターンに交換する、子供の手が届かない位置に補助錠を取り付けるなど、あらかじめ対策を行っておくことが大切です。

ドアの対策を行う場合の注意点

子供がドアを勝手に開けてしまわないように対策を行う場合は、下記のような注意点があります。

状況によっては他のトラブルにつながってしまったり、思うように効果が得られないこともあるので注意しましょう。

賃貸は原状回復ができる程度に

賃貸は原状回復ができる程度に

賃貸で子供のイタズラ対策を行うときは、『原状回復ができる程度』に行いましょう。

賃貸の部屋はあくまで借りている物のため、退去時には入居した時と同じ状態にすることが義務付けられています。

ネジ穴や取り付け穴などをドアに開けてしまうと、退去の際に管理会社とのトラブルに発展してしまったり、原状回復費用が請求されることもあります。

まずは、取り付ける前に管理会社や大家さんに取り付けてもいいかを確認してみて、許可をもらったうえで設置、許可が得られなければ簡易的なグッズで対応しましょう。

子供の成長に合わせてアップデートが必要

子供の成長に合わせてアップデートが必要

子供が小さいうちは、ネットショップなどで販売されている簡易的なグッズで対策を行う事ができますが、開け方を覚えてしまえば効果がなくなってしまいます。

成長するにつれて好奇心も高まり、勝手に外出してしまったり、ハサミや包丁などのけがの恐れがあるものを使いたくなる子も増え、より危険性が増します。

子供が危険なものと安全なものを判断するのが難しいうちは、入られたくない場所に『補助錠の取付』や『鍵付きドアノブへの交換』など、より本格的な対策も検討してみてもいいでしょう。

次の見出しからは、詳しい対策方法をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ドアを子供に開けられないようにするための対策方法

子供は好奇心が旺盛なため、歩けるようになったり、できることが増えると自分で何でもやろうとしてしまいます。

四六時中子供の様子を見ておくことは難しいため、危ない場所への出入りはあらかじめ制限しておくと安心です。

ここでは、ドアを子供に開けられないようにするための対策方法をご紹介したいと思います。

ドアノブの向きを変える

ドアノブの向きを変える

『できるだけ費用をかけずに対策したい』という方におすすめなのが、ドアノブの向きを変える方法です。

近年住宅でよく使用されているレバーハンドルタイプのドアノブは、弱い力でも簡単に開けらえるような造りになっているため、手が届いてしまえば小さな子供でも開ける事ができてしまいます。

通常、レバーハンドルは横向きになっていますが、これを画像のように『縦向き』にすることで小さな子供では簡単に開けられなくなります。

ドアノブの向きは自分でも簡単に変えることができますので、下記の方法を参考に行ってみてはいかがでしょうか。

  • 【ドアノブの向きの変え方】
  • 1.ドアを開けた状態で作業を行う。
  • ※閉めた状態でドアノブを外すと、ドアが開かなくなってしまうので注意しましょう。
  • 2.内側のドアノブを固定しているネジをプラスドライバーでゆるめ、ドアノブを外す。
  • 3.外側のドアノブを引き抜いて外す。
  • 4.ドアノブの向きを縦方向に換えて取付、ネジで固定して完了。

この方法は、背が伸びてドアノブに手が届くようになると、効果がなくなってしまうので注意しましょう

できるだけ長期間効果のある対策を検討しているときは『鍵付きのドアノブに交換する』や『補助錠を取り付ける』方法を検討してみてください。

ドアノブ固定グッズを使う手もある

ドアノブの向きを変える方法と同じく簡易的な方法として、市販のグッズを使用した対策もおすすめです。

ドアノブが動かないように固定できるタイプや、棚の扉に取り付けられるロックなどさまざまな種類が販売されています。

市販のグッズは両面テープで取付ができるものが多いので、原状回復が必要な賃貸でも取り入れやすいのがメリットです。

ドアに貼り付ける前にマスキングテープなどで養生しておけば、壁紙がはがれるのも防ぐことができます。

鍵付きのドアノブに交換する

鍵付きのドアノブに交換する

危ないものが保管してあるキッチンや、思わぬ事故につながることもあるお風呂場・脱衣所、貴重品が保管してある部屋など、出入りを制限したい部屋は鍵付きドアノブに交換する方法がおすすめです。

『ラッチ固定式』と呼ばれる、デッドボルト(カンヌキ)が付いていないタイプの鍵付きドアノブを選べば、ドアに加工しなくても取り付けられる場合が多いです。

ただ、機種によって『内外どちらからも施錠・解錠できるタイプ』と『内側からのみ施錠できるタイプ』など、施錠方法が異なるので注意が必要です。

部屋への侵入を防ぐためには、『外側に鍵穴が付いているタイプ』を選ぶようにしましょう。

鍵付きドアノブへの交換は、鍵屋に依頼して行うことができます。

料金についてはこちらの『子供のイタズラ対策を鍵屋に依頼するときの料金』でご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

握り玉タイプのドアノブに交換する

握り玉タイプのドアノブに交換する

築年数の浅い住宅では、誰でも操作が簡単に行えるようにレバーハンドルタイプが使用されていることが一般的です。

ドアノブを下げてドアを押すという簡単な動作で開ける事ができるため、小さな子供でも開けられるという点が魅力の一つではありますが、ときにデメリットとなることも。

一方で、築年数の古い住宅でよく使われている、昔ながらの握り玉タイプのドアノブは『捻る』という小さな子供にとって難しい動作が必要になるため、イタズラ防止に効果的です。

ドアノブの規格さえ合っていればレバーハンドルタイプから握り玉タイプのドアノブにそのまま付け替えることもできますので、検討してみても良いかもしれません。

子供が大きくなったら元のレバーハンドルに戻すこともできるので、ドアに加工ができない賃貸の対策としても効果的です。

補助錠を取り付ける

補助錠を取り付ける

玄関の鍵に手が届くようになってしまった、引き戸などのドアノブがないドアの対策を行いたいときは、補助錠の取り付けがおすすめです。

補助錠は自分でドアに取り付けるネジで固定するタイプや、鍵屋に依頼して取り付ける本格的な面付タイプの主に2パターンから選ぶことができます。

ネジで固定するタイプは、一般的に内側もしくは外側のどちらか一方からのみ施錠ができるようになっています。

キッチンなどの危険な場所への侵入を防ぎたいときは、外側から施錠できる鍵穴が付いているタイプを使用することがおすすめです。

一方で、面付きタイプはドアに取り付け穴を開けて設置するため、基本的に室内外どちらからも施錠・解錠することができます。

玄関に設置するなら、子供が成長してからも防犯のために使用することもできるという点がメリットです。

サムターンを交換する

サムターンを交換する

玄関ドアの対策方法としては、サムターン(内側のツマミ)を簡単に操作できない仕様の部品に交換するという方法もあります。

子供の外出防止に適したサムターンは、下記のような種類があります。

  • 【サムターンの種類】
  • ・脱着式サムターン
  • ・空転式サムターン
  • ・両面シリンダー

脱着式サムターンはその名の通り、ツマミを取り外すことができるサムターンです。

ツマミを取り外しておけば、内側からも鍵が開けられなくなるので、勝手に外出してしまうのを防ぐことができます。

空転式サムターンは、空転モードに切り替えている間は、ツマミを回しても空回りして内側から鍵が開けられなくなります。

通常モードにしておけば、一般的なサムターンと使用感が変わらないのがメリットといえますが、子供が切替方法を覚えてしまうと効果がなくなるので注意しましょう。

両面シリンダーは、室内側にも外と同じように鍵穴を取り付ける方法です。

専用の鍵がないと開ける事ができなくなので、鍵の保管さえ気を付けていれば子供が勝手に外出するのを防ぐことができます。

これらのサムターンは、『サムターン回し』と呼ばれる、空き巣の侵入手口を防ぐ方法として用いられることもあり、防犯対策としても有効です。

窓からの外出対策も必須

窓からの外出対策も必須

室内・玄関のドアだけでなく、窓を勝手に開けてしまうケースも、思わぬ事故につながる恐れがあります。

特に、高層階の窓からの転落事故は毎年のように発生しており、中には命に関わるケースも。

『ベランダには手すりが付いているし・・・』と思う方もいらっしゃると思いますが、3~4歳程度の活発な子供は、室外機によじ登ったり、部屋から足場になるものを持ってくることもあります。

万が一の事故につながらないように、窓を開けられないように下記のような対策を行う事がおすすめです。

  • 【窓からの外出対策】
  • ・補助錠を設置する
  • ・鍵付きクレセント錠に交換

補助錠なら、インターネットショップやホームセンターなどで販売されている、防犯用の補助錠で対応する事ができます。

子供の手の届く位置に設置すると開けられてしまうこともありますので、なるべく上の方に取り付けるのがおすすめです。

一方で、鍵付きのクレセント錠は、『ダイヤルタイプ』と『シリンダー(鍵穴)タイプ』が販売されています。

窓の数が多いと交換費用が高額になってしまいますので、できるだけ費用を抑えて対策をしたいという場合は補助錠を用いた対策がおすすめです。

子供のイタズラ対策を鍵屋に依頼するときの料金

子供が勝手にドアを開けてしまうときの対策として、ドアノブの交換や補助錠の取り付けを検討しているときは、鍵屋への依頼がおすすめです。

鍵屋なら、その場にあった部品の提案から取付まですべて対応する事ができますので、失敗がないのがメリットです。

とはいっても鍵屋に依頼するとなると『どのくらいの費用がかかるのかわからなくて不安』という方もいらっしゃると思います。

そこで次の見出しからは、子供のイタズラ対策を鍵屋に依頼する場合の費用についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

子供のイタズラ対策作業の料金表

生活救急車で、子供のイタズラ対策を行う場合の基本料金表をご紹介します。

鍵屋への依頼を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

作業内容 作業料金(税込み)
ドアノブ交換 11,000円+部品代~
鍵の新規取付 11,000円+部品代~
サムターン交換 11,000円+部品代~
クレセント錠交換 11,000円₊部品代~

子供がドアを勝手に開けないように対策を行う場合、本格的な作業を伴うときは鍵屋に依頼するのが安心です。

鍵屋では鍵付きドアノブへの交換や、補助錠の取り付け、クレセント錠の交換などさまざまな作業に対応する事ができます。

生活救急車の場合、出張料・見積料・キャンセル料は基本的に無料で承っておりますので、『まずはどんな方法があるのか聞いてから判断したい』という場合でもお気軽にお問い合わせください。

子供のイタズラ対策に効果的な施工事例

鍵屋に子供のイタズラ対策を依頼した場合、現場の状況によって行う作業や費用が異なるため、正確な料金に関しては現地でのお見積りにてご案内しております。

ただ、依頼する前に大体の料金でも知っておくと安心できると思うので、ここでは生活救急車で実際に対応した、子供のイタズラ対策に効果的な施工事例をご紹介します。

クレセント錠の交換

クレセント錠の交換

クレセント錠の交換をご希望でした。

鍵付きへの交換を検討されているとのことで、万能型の鍵付きクレセント錠に交換しました。

項目内容 料金(税込)
クレセント錠交換 11,000円
KAKEN 部品代 4,400円
合計 15,400円

徘徊防止のための玄関シリンダー交換

徘徊防止のための玄関シリンダー交換

玄関ドアの徘徊防止のご依頼でした。

内側から簡単に開けられないようにしたいとのことで、2ロックの上側のサムターンをシリンダーに交換しました。

項目内容 料金(税込)
玄関ドアシリンダー交換 11,000円
MIWA 部品代 12,100円
合計 23,100円

鍵なしドアノブから鍵付きドアノブへ交換

鍵なしドアノブから鍵付きドアノブへ交換

室内ドアのレバーハンドルが付いているドアに、新しく鍵を取り付けたいとのことです。

防犯性はそこまで必要なく、内側・外側から鍵がかけられたらそれでいいとのことでした。

鍵付きのレバーハンドルタイプを使用して、交換を行いました。

項目内容 料金(税込)
室内ドアノブ交換 11,000円
NAGASAWA 部品代 16,500円
合計 27,500円

室内引き戸の新規鍵取付

室内引き戸の新規鍵取付

室内引き戸に、鍵を取り付けたいとのことでした。

お急ぎで、MIWAのND2Sを選ばれ、新規取付をさせていただきました。

項目内容 料金(税込)
面付錠新規取付 27,500円
MIWA 部品代 12,100円
合計 39,600円

子供のドアのイタズラ対策は生活救急車にお任せください!

子供がドアを勝手に開けてしまうとき、ドアノブの交換や補助錠の取り付けを検討している場合は、鍵屋でも作業を行う事ができます。

実際に現場を拝見し、取り付けられる鍵の種類のご提案・ご相談から承っております。

また、生活救急車では出張料・見積料・キャンセル料は無料となっておりますので、『まずは料金が知りたい』という場合でもお気軽にお問い合わせください。