玄関ドアのプッシュプルハンドルの交換費用！相場や高くなるケースを解説

玄関ドアのプッシュプルハンドルの交換費用がわからなくて、困っていませんか？

押す・引くという簡単な動作でドアを開ける事ができるプッシュプルハンドルは、戸建て住宅をはじめとした建物で多く取り入れられています。

一般的なドアノブに比べて特殊な構造をしているため、交換は鍵屋に依頼することがおすすめです。

そこで今回は、玄関ドアのプッシュプルハンドルの交換費用の相場・高くなるケースについて解説したいと思います。

玄関ドアのプッシュプルハンドルの種類

近年戸建て住宅や分譲マンションなど、幅広い建物で使用されているのが『プッシュプルハンドル』です。

その名前の由来にもなっている、押す（プッシュ）・引く（プル）という簡単な動作のみでドアを開ける事ができるため、従来のドアノブに比べて利便性が高いことから人気があります。

そんなプッシュプルハンドルは、さまざまな形状があり、製造メーカーも異なります。

使用する部品によっても料金が変わってくるため、まずはプッシュプルハンドルの種類からご紹介したいと思います。

玄関ドアのプッシュプルハンドルの形状

玄関ドアに取り付けられているプッシュプルハンドルは、主に下記のような形状から選ぶことができます。

グリップタイプは最も普及率の高いプッシュプルハンドルで、丸みを帯びたものや、湾曲しているものなど、豊かなデザイン性が魅力です。

バータイプは棒状のハンドルが付いているタイプとなっていて、グリップタイプに比べてスタイリッシュな印象があります。

グリップタイプ・バータイプは、シリンダー（鍵穴）がハンドルに搭載されている製品と、シリンダーと分離しているタイプの2パターンから選ぶことができます。

プレートタイプはスクエア型のコンパクトなプッシュプル錠となっていて、玄関だけでなく門扉など幅広い場所に取り付けられています。

グリップ・バーのように『握る』というよりは、手を引っ掛けて開ける種類となるため、少々利便性が低い印象があります。

電気錠が搭載されているタイプもある

プッシュプルハンドルの中には、『ボタンをタッチするだけ』、『カードをかざすだけ』で簡単に鍵を開けることができる『電気錠』が搭載されている機種もあります。

設定によってはオートロックにも変更することができるので、鍵のかけ忘れ防止対策にもおすすめです。

ただ、取り付けには電気の配線工事を伴ううえに、ドアごと交換する『リフォーム作業』となるケースが多いです。

電気錠が搭載されているプッシュプルハンドルへの交換を検討しているときは、配線工事に対応している鍵屋もしくはリフォーム業者へ依頼しましょう。

玄関ドアのプッシュプルハンドルを展開するメーカー

プッシュプルハンドルを展開しているメーカーには、下記のようなものがあります。

プッシュプルハンドルの交換は、基本的に既存のドアノブと同じメーカー・同じ製品を使用して行われる場合が多いです。

ただ、古い部品を使用していてすでに廃盤となっている場合は、同じメーカーの近いサイズのものを取り付けることになります。

既存のプッシュプルハンドルのメーカーは、ドア側面の『フロントプレート』と呼ばれる、金属部品に刻印されていることが多いので確認してみましょう。

玄関ドアのプッシュプルハンドルの交換を鍵屋に依頼する場合

プッシュプルハンドルの修理・交換は、鍵屋などの専門業者に依頼して行うことができます。

鍵屋に依頼した場合は、行う作業内容によって異なるため、まずは見積を依頼するのが安心です。

ただ、依頼する前に大体の費用でもいいから知っておきたいという方もいらっしゃると思いますので、ご紹介します。

玄関ドアのプッシュプルハンドル修理・交換料金表

生活救急車で、プッシュプルハンドルの修理・交換を行う場合の基本料金表をご紹介します。

鍵屋への依頼を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

作業内容	作業料金（税込み）
ドアノブ/ラッチ修理	8,800円～
ドアノブ交換	11,000円₊部品代～
錠前交換	25,300円+部品代

玄関ドアのプッシュプルハンドルに関する作業は、症状によって修理もしくは交換のどちらかを行う事になります。

ドアノブが外れてしまった、軽度の不具合があるという場合は、簡易的な修理作業のみで対応できることが多いです。

一方でプッシュプルハンドルが故障している、劣化している、新しいデザインのものに変えたいといった場合は、交換にて対応します。

『どんな作業を行うか』、『どんな部品を使用するか』によって費用は変わってくるため、正確な料金については現地でのご案内となります。

より詳しい料金に関しては、次の見出しの施工事例も参考にしてみてください。

玄関ドアのプッシュプルハンドル修理の相場費用

鍵屋にプッシュプルハンドルの修理作業を依頼した場合、現場の状況によって行う作業や費用が異なるため、正確な料金に関しては現地でのお見積りにてご案内しております。

ただ、依頼する前に大体の料金でも知っておくと安心できると思うので、ここでは生活救急車で実際に対応した、プッシュプルハンドルの修理作業の施工事例をご紹介します。

玄関プッシュプルハンドルの再取り付け

玄関のドアノブが外れたとのことで、修理のご依頼でした。

MIWAのプッシュプルがついており、ビスが外れてドアノブが外れている状態でした。

部品を確認させていただき、破損がなかったので再取り付けにて対応しました。

玄関ドアのプッシュプルハンドル修理

玄関扉のハンドルと扉の根元に、隙間ができてガタついているとのことで、ご相談を頂きました。

プッシュプルのネジが緩んでいたため、ネジの締め直しにて対応いたしました。

玄関ドアのプッシュプル修理

玄関ドアプッシュプルが外れたとのことで、ご依頼をいただきました。

グラグラになった状態で長い間使われていたようで、ネジ穴が潰れておりました。

分解・洗浄・注油・ネジ穴加工などの修理にて対応しました。

玄関ドアのラッチ交換とプッシュプル修理

玄関ドアが、外から開かないとのことで訪問しました。

プッシュプル本体の不具合と破損が確認でき、ご相談の結果、ラッチ交換とプッシュプル修理にて対応しました。

玄関ドアのプッシュプルハンドル交換の相場費用

鍵屋にプッシュプルハンドルの交換を依頼した場合、現場の状況によって行う作業や費用が異なるため、正確な料金に関しては現地でのお見積りにてご案内しております。

ただ、依頼する前に大体の料金でも知っておくと安心できると思うので、ここでは生活救急車で実際に対応した、プッシュプルハンドルの交換作業の施工事例をご紹介します。

玄関ドアのプッシュプルハンドル交換

玄関プッシュプルハンドルの破損により、修理不可だったため、部品を取り寄せて交換しました。

外側把手のみ交換を行っています。

玄関ドアのプッシュプルハンドル交換

玄関ラッチ錠の修理か、交換のご相談をいただきました。

玄関のラッチ錠が室内側から操作しても動きが悪く、扉が開かないとのこと。

不具合の原因は、プッシュプルハンドル内部の破損によるトラブルとなっていたため、プッシュプルハンドルの交換にて対応しました。

玄関ドアのプッシュプルハンドルの交換費用が高くなるケース

作業前の見積もりを確認したときに相場よりも高い費用が記載されていると、『ぼったくりかな』と不安になってしまう方もいらっしゃると思います。

ただ、下記のように、状況によっては相場費用よりも高くなることがあります。

プッシュプルハンドルの交換は、『ハンドル部分のみ』の部分的な交換をする方法と、『ハンドル+ラッチケース（錠ケース）』の錠前ごと交換する方法の、2種類から選ぶことができます。

ハンドルだけでなくラッチケース（錠ケース）にも不具合が起こっているときは、錠前全体の交換が必要となります。

また、不具合によってドアが開かなくなってしまったとき、ドアが閉まった状態では交換を行うことができないため、修理・交換前にドアの解錠作業が必要になります。

ドアの解錠作業費用は不具合の程度によって異なるため、こちらも作業前にしっかり見積もりを取ることが大切です。

さらに、既存のプッシュプルハンドルの規格と異なる部品に交換する際は、扉に加工を施す作業が発生します。

なるべく費用を抑えたい場合は、できるだけ近いサイズの部品から選ぶ、同じ部品を使用して交換する方法をご検討ください。

不安な場合は相見積もりを検討

見積の料金が高くて不安に感じたときは、いったん保留にして別の鍵屋に相見積もりを依頼するのが安心です。

2～3社程度から見積もりを取ることで、大体の相場を知ることができますし、怪しい業者は候補から外すことができます。

ただ、一概に見積もり金額が安いから安心！というわけでもありません。

中には作業中に追加作業を提案し、その都度追加料金を上乗せしてきて、結局高額な費用を支払うことになったというトラブルも起こっています。

見積もりを取るときは、『追加料金が発生することはないか』をあらかじめ確認しておくといいでしょう。

玄関ドアのプッシュプルハンドルでよくあるトラブル

利便性の高いプッシュプルハンドルですが、長い間使用していたり、乱暴な使い方をしていると不具合が起こる原因となります。

ここでは、玄関ドアのプッシュプルハンドルでよくあるトラブルについてご紹介します。

プッシュプルハンドルが取れた

長年使用しているプッシュプルハンドルで起こりやすいのが、『プッシュプルハンドルが取れる』トラブルです。

プッシュプルハンドルはネジで固定されているため、開閉を繰り返し行ううちに緩みが生じてきます。

ネジの締め直しにはカバーやハンドルを取り外す必要がありますので、DIYに慣れていない場合は鍵屋などの専門業者への依頼がおすすめです。

緩んだまま使い続けるとネジ穴が広がって固定できなくなってしまったり、ハンドルが取れる原因になりますので早めに修理を検討しましょう。

閉じ込めトラブルにつながることもある

ドアが閉まった状態でドアノブが取れると、閉じ込められてしまうこともあります。

戸建てなら外から回って操作することも可能ですが、集合住宅の高層階にお住いの場合はそうはいきません。

閉じ込めトラブルを防ぐためにも、不具合が見られる場合は早めにご相談ください。

プッシュプルハンドルが開かない

プッシュプルハンドルを操作したときに引っかかりがある、急に開かなくなってしまったというトラブルの原因をご紹介します。

それぞれの原因や対処法については、次の見出しからご紹介します。

ラッチの不具合

プッシュプルハンドルは、ドアの側面に取り付けられている『ラッチ』と呼ばれる部品と連動することで、ドアの開閉を行っています。

このラッチに汚れが付着する、潤滑剤が減少するなどの不具合が起こると、動作不良の原因となります。

プッシュプルハンドルを長く使い続けるためにも、普段からこまめにメンテナンスを行うと安心です。

また、プッシュプルハンドルを操作するときはできるだけやさしく行うなど、乱暴に扱わないことも大切です。

強い力で引っ張るとハンドルを固定しているネジが緩んだり、ネジ穴が広がって取れてしまう原因となるので注意しましょう。

メンテナンスを行ってみても症状が改善しないときは、ほかの原因が考えられるため、業者に相談することがおすすめです。

プッシュプルハンドルの内部部品の劣化

長期間の使用や、乱暴な使用方法によって、プッシュプルハンドルとラッチを連動させている部品が破損してしまう事があります。

部品が破損した場合は修理での対応ができないため、プッシュプルハンドルとラッチの交換が必要です。

交換作業はDIYで行う事が難しいため、鍵屋などの専門業者への依頼をご検討ください。

玄関ドアのプッシュプルハンドルの修理・交換は生活救急車にお任せください！

玄関ドアのプッシュプルハンドルの修理・交換は、鍵屋などの専門業者への依頼がおすすめです。

現地の状況を確認したうえで、適切な作業内容や部品のご提案から対応することができます。

生活救急車では、出張料・見積料・キャンセル料は無料で承っております。

『まずは修理・交換費用の見積もりが欲しい』という場合でもご対応可能ですので、お気軽にご相談ください。