車の鍵が勝手に閉まって困っていませんか?
家にいるときに勝手に閉まった場合は、自分で解決できる可能性が高いですが、外出先のトラブルとなると、どうしたらいいのかわからずパニックになってしまう方もいらっしゃると思います。
ただ、車の鍵を開ける作業に対応している業者は意外とたくさんいるため、落ち着いて相談すれば比較的早く解決することができます。
そこで今回は、車の鍵が勝手に閉まったときの開け方や業者に依頼したときの費用について解説します。
車の鍵が勝手に閉まったときの開け方
車の鍵が勝手に閉まって開かなくなってしまったとき、どのように対処するべきなのかわからなくて困ってしまう方もいらっしゃると思います。
焦って無理にピッキングを行おうとしたり、窓を割って解錠しようとすると、余計にトラブルが悪化してしまいます。
まずは、ここでご紹介する勝手に閉まったときの開け方を参考に、落ち着いて対処してみてください。
車の鍵が勝手に閉まったときの業者の選び方
車の鍵が勝手に閉まって開かなくなってしまったとき、『鍵屋』や『ロードサービス』など、さまざまな対処法から選ぶことができます。
状況に応じてどこに依頼するかを選ぶことがおすすめですが、焦って判断に迷ってしまう方もいらっしゃると思います。
そんなときは下記の選び方を参考に、依頼先を決めてみてください。
- 【車の鍵が勝手に閉まったときの業者の選び方】
- 1.トラブルが起こっている場所はどこですか?
- A.自宅→スペアキーで開ける
- B.外出先→2へ
- 2.車内に誰か閉じ込められていませんか?
- A.閉じ込められている→緊急を要するときの開け方
- B.誰も閉じ込められていない→3へ
- 3.JAFや任意保険に加入していますか?
- A.加入している→ロードサービスに依頼
- B.加入していない→鍵屋に依頼
それぞれの業者についてや、依頼方法に関しては各リンク先の見出しでご紹介しているのでチェックしてみてください。
スペアキーで開ける
自宅で車の鍵が開かなくなってしまったときはまず、スペアキーで解錠することができないか試してみましょう。
車は納車時に基本的に1~2本程度の鍵が付属しているため、紛失していなければ家のどこかにあるはずです。
見つからないときは、家族の中で誰か保管場所を知っていないか確認してみましょう。
また、鍵が見つかった場合でもしばらく使用していないと、電池切れが起こっている可能性があります。
スペアキーでも開けられないときは新しい電池に交換してから、再度解錠操作を試してみてください。
緊急を要するときの開け方
車の中に小さな子供やお年寄り、ペットなど、車内から鍵の操作を行えない人が閉じ込められてしまっている場合。
特に猛暑日や真冬日など、閉じ込められている時間が長引くと体調にも影響してしまうような緊急を要するときは、業者の到着を待っている暇はありません。
このように、すぐに鍵を開ける必要がある場合は、迷わず『119番通報』、『自分で窓を割って解錠』しましょう。
救急隊を呼んだ場合も、鍵のプロではないうえに、緊急の対応となりますので、基本的に車の窓を割って鍵を開けることになります。
自分で窓を割って解錠するときは、『人やペットが乗っている座席から一番離れた窓』を割り、できるだけケガがないように注意してください。
車の鍵を開けることができたら、窓ガラスの修理が必要となりますので、車を購入した店舗やお近くのディーラーに相談し、交換しましょう。
ロードサービスに依頼
JAFやロードサービスが付帯する車の任意保険に加入している場合は、車の鍵開け作業を依頼することができます。
JAFの場合は『WEBサイト』、『電話』、『専用アプリ』、『FAX』を使って救援要請を行う事が可能です。
会員であればトラブルの回数や時間帯、トラブルの発生場所問わず無償で鍵開け作業を行ってもらうことができるので安心です。
ただ、多くの人が利用するサービスとなりますので、長期連休中などは依頼が殺到し、すぐに鍵開けを行ってもらえない可能性もある点に注意しましょう。
一方で任意保険に付帯しているロードサービスに関しては、加入している保険の契約内容によって『鍵開け作業に対応しているかどうか』や『料金の有無』が異なるため、まずは電話などで問い合わせてみるといいでしょう。
保険の内容によっては回数制限が設けられていたり、トラブルが発生している場所によっては別料金が発生することもあるので、あらかじめ聞いておくとスムーズです。
JAFは非会員でも『有償』なら対応可能
JAFの場合、有償とはなりますが、非会員であっても鍵開けのサービスを受けることができます。
鍵開け作業の料金は、『トラブルが発生している場所』や『依頼した時間』などによって異なりますので、事前に大体の料金が知りたい場合は公式サイトなどを確認してみましょう。
ただ、上の見出しでもご紹介したように、時期によってはすぐに現場に来てもらうことが難しい場合もあるので、急いでいる場合は次にご紹介する鍵屋への依頼も検討してみてください。
鍵屋に依頼
JAFや保険に加入していない、すぐに車の鍵を開けてほしいという場合は、鍵屋への依頼がおすすめです。
トラブルが発生している現場の近くを巡回している業者が向かうため、ロードサービスに比べて比較的早く解決できる可能性が高いという点がメリットです。
鍵屋に依頼した場合の料金は、車種や鍵の種類によって異なりますので、まずは見積を依頼すると安心です。
また、依頼する業者によって出張料や見積料、キャンセル料などの有無は異なるため、問い合わせの時点で確認しておくことがおすすめです。
鍵屋に依頼する場合の注意点
鍵屋は全国に多数展開しているため、どこに依頼したらいいのか迷ってしまう方もいらっしゃると思います。
中には不当な高額請求をする悪質な鍵屋もいるという話を聞きますので、このような業者に引っかからないためにもしっかり見極めることが大切です。
特に緊急を要するときは冷静に鍵屋を選べないこともあるため、下記のようなポイントを参考に選んでみてください。
- 【鍵屋を選ぶときのポイント】
- ・2~3社から見積もりを取る
- ・ホームページの実績を確認
- ・口コミを確認
鍵開け費用が妥当かどうか判断するためには、2~3社程度の鍵屋からそれぞれ見積もりを取って料金を見比べる方法があります。
明らかに安すぎる、高すぎるものは、実際に作業後の請求で追加費用が発生したり、ぼったくりである可能性が考えられるので注意しましょう。
また、依頼する前にホームページを見て施工実績や料金表・料金事例を確認したり、実際に利用した人の口コミをチェックすればより詳しい情報を得ることができます。
次の見出しからは、生活救急車に車の鍵開けを依頼した場合の料金表や、実際に対応した事例についてご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
車の鍵が勝手に閉まったときに鍵屋に依頼する場合
車の鍵が勝手に閉まってしまったとき、急いで鍵を開けたい場合は『鍵屋』への依頼をご検討ください。
トラブルが発生している場所の近くを巡回している鍵屋を手配するため、比較的早く解決することができます。
ただ、鍵屋に依頼するとなると、『どのくらいの費用がかかるのかわからなくて依頼しにくい』という方も、中にはいらっしゃると思います。
そこで、次の見出しからは生活救急車の料金表や実際に対応した施工事例をご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。
車の鍵解錠の料金表
生活救急車で、車の鍵開けを行う場合の基本料金表をご紹介します。
鍵屋への依頼を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
作業内容 | 作業料金(税込み) |
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【国産車】インロック/インキー(刻みキー) | 8,800円~ |
【国産車】インロック/インキー(特殊) | 33,000円~ |
【外国車】インロック/インキー(刻みキー) | 16,500円~ |
【外国車】インロック/インキー(特殊) | 55,000円~ |
生活救急車で車の鍵開けを行う場合、車や鍵の種類によって料金が異なります。
正確な料金に関してはお車の状態を確認する必要がありますので、まずは現地でのお見積りをご利用ください。
生活救急車では出張料・見積料・キャンセル料は無料で承っておりますので、『まずは料金を知りたい』という場合でもご対応可能です。
次の見出しでは、実際に対応した施工事例もご紹介しているため、こちらも合わせてチェックしてみてください。
車の鍵解錠施工事例
鍵屋に車の鍵開け作業を依頼した場合、現場の状況によって行う作業や費用が異なるため、正確な料金に関しては現地でのお見積りにてご案内しております。
ただ、依頼する前に大体の料金でも知っておくと安心できると思うので、ここでは生活救急車で実際に対応した、車の鍵開け作業の費用事例をご紹介します。
軽トラックのインロック解錠
道路沿いでエンジンをかけたまま誤って鍵を閉めてしまったとのことで、解錠作業にて対応しました。
項目内容 | 料金(税込) |
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自動車解錠 国産車刻み | 10,000円 |
合計 | 10,000円 |
スバルのインロック解錠
スバルのサンバーの、インロック解錠依頼で訪問しました。
予備キーも一緒に閉じ込めてしまったかもしれないとのことで、ピッキングにて解錠しました。
車内に本キーと予備キーがきちんとありました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
自動車解錠 国産車刻み | 11,000円 |
合計 | 11,000円 |
マークXのインロック解錠
マークXの鍵を、インロックしてしまったとのご相談をいただきました。
シフト付近に鍵がある状態で、家にも鍵が1本もないとのことで、ピッキングにて解錠しました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
自動車インロック解錠 国産車刻み | 22,000円 |
合計 | 22,000円 |
トヨタマークⅡインロック解錠
亡くなられたお父様の車両が見つかり、解錠してほしいとのご依頼でした。
長年放置車両となっており、廃車するためにレッカー移動するとのことで、今回は解錠のみを行いました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
合計 | 22,000円 |
車の鍵が勝手に閉まる原因もチェック
自宅でインロックが起こった場合はスペアキーなどで対処できる場合が多いですが、外出先となると自分で解決することが難しくなります。
車の鍵が勝手に閉まる原因を知り、日ごろからトラブルが発生しないように対策を行うことがおすすめです。
- 【車の鍵が勝手に閉まる原因】
- ・スマートキーの電池残量の低下
- ・車の誤作動
- ・子供やペットが誤って閉めた
それぞれの原因や対処法は、リンク先の見出しでそれぞれご紹介しています。
スマートキーの電池残量の低下
スマートキーは車と鍵の双方から発信している電波によって、施錠操作を行っています。
車種によっては鍵の閉め忘れを防止するために、車が鍵の電波を受信できなくなると自動的に施錠する機能が搭載されています。
便利な機能ではありますが、スマートキーの電池残量が低下したり、電池が切れてしまうと、車が『鍵が離れた』と認識して、車内に残っている状態でも施錠をしてしまうトラブルが発生することがあるようです。
スマートキーの電池の耐用年数は1~2年程度といわれているため、定期的に電池の交換を行っておくと、トラブルを防ぐことができます。
また、電池をいくつか車内にストックしておくと、『調子が悪くなってきたな』と感じたらすぐに交換を行う事ができるので安心です。
車の誤作動
上の見出しでもご紹介しましたが、車と鍵は双方の電波を送受信することで、施錠・解錠操作を行う事ができています。
車が鍵の電波を受信するためのアンテナは『車外用』と『車内用』の2種類が搭載されていて、『車外用』のアンテナが電波を受信すると施錠が行えるようになっています。
ただ、ドアポケットやダッシュボードなど微妙な位置に鍵が保管されていると、鍵が外にあると誤認して施錠されてしまうケースもあるようです。
インロック防止機能が搭載されている車であっても、確実に防ぐことができるとは限らないため、車から降りるときは必ず鍵を携帯するようにしましょう。
子供やペットが誤って閉めた
子供やペットを車内に残したまま車を離れてしまい、内側から鍵をかけて開かなくなってしまうというトラブルも多いです。
小さな子供にとって鍵はおもちゃになってしまう事もありますので、手の届く位置に置いておくのは危険です。
中から鍵を開けてもらおうと思っても、パニックになってしまう子も多いようですので、このようなトラブルを避けるためにも下記のような対策を行いましょう。
- 【いたずらによるインロックを防ぐ】
- ・車から降りるときは必ず鍵を携帯する
- ・メカニカルキーを携帯する
- ・少しドアを開けておく
上の見出しでもご紹介しましたが、車から降りるときはいつでも鍵を携帯しておくのが一番安心です。
ただ、中には『忘れてしまいそう・・・』という方もいらっしゃると思います。
そんなときは、スマートキーに内蔵されたメカニカルキーを取り出して、別の場所に保管しておく方法がおすすめです。
万が一インロックが起こっても、メカニカルキーがあれば、物理的な鍵を使って解錠することができます。
また、荷物を降ろす間など、短時間車から離れるという場合は、少しだけドアを開けておくという方法もあります。
車の鍵が勝手に閉まったときは生活救急車にお任せください!
車の鍵が勝手に閉まったとき、自分で解錠が難しいときは専門の業者への依頼を検討してみてください。
JAFなどのロードサービスに加入していない、できるだけ早く解決したいというときは鍵屋にぜひご相談ください。
生活救急車では、出張料・見積料・キャンセル料は無料で承っております。
『まずは料金を確認してから決めたい』という場合でもご対応可能ですので、お気軽にお問い合わせください。