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金庫の処分方法とは?費用や処分する前に行うべきことを紹介

金庫の処分方法とは?費用や処分する前に行うべきことを紹介 鍵のコラム

金庫の処分方法がわからなくて困っていませんか?

金庫は特殊な素材を使用しているため、不燃ごみや粗大ごみとして捨てることができません。

そのため、専門の業者や販売店に引き取りを依頼する必要がありますが、依頼する前にいくつか確認しておきたいことがあります。

そこで今回は、金庫の処分方法や費用、処分する前に行うことについてご紹介したいと思います。

処分前に鍵開けを行う際の費用についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

金庫の処分をする前に確認すること

耐火金庫などの大型の金庫の処分は基本的に粗大ごみや不燃ごみとして処分することができないため、金庫の処分に対応している業者に引き取りを依頼する必要があります。

処分を依頼する際、いくつか確認事項があるため、事前にチェックしておくとスムーズに引き取りを進めることができます。

金庫の鍵は開いているか

金庫の鍵は開いているか

業者に金庫の引き取りを依頼する際、金庫の鍵が開いていなかったり、中に物が残った状態では引き取りを行うことができません。

のちのトラブルを防ぐためにも、中に物が残っていないかしっかり確認しておくようにしましょう。

万が一『番号がわからない』『鍵を紛失した』などで鍵を開けることができないときはまず、鍵屋に金庫の解錠を依頼して鍵を開ける必要があります。

鍵屋に金庫の解錠を依頼した場合の費用については、下記リンク先の見出しでご紹介しているのでチェックしてみてください。

金庫のメーカー・型番を確認

金庫のメーカー・型番を確認

金庫の処分を業者に依頼する際、メーカーや型番などの金庫の情報を聞かれることが多いため、あらかじめ確認しておくとスムーズです。

金庫のメーカーは、本体扉の右上・右下に刻印されていることが多いです。

(例)EIKO・ITOKI・Sentry など

一方で品番やロット番号は、扉の右下や金庫の側面に貼られているシールやプレートに刻印されていることが多いため、確認しておきましょう。

万が一シールの印字がはがれてしまって見にくい場合は、金庫の取扱説明書にも記載されているのでチェックしてみてください。

金庫のサイズ・重さを確認

金庫のサイズ・重さを確認

金庫のサイズや重さ、設置されている場所によっては一人で持ち運びが難しい場合もあるため、金庫の情報を事前に伝えておく必要があります。

金庫の重さや高さなどの情報は、金庫本体や取扱説明書に記載されていることが多いので確認しましょう。

万が一記載がないときや、取扱説明書を紛失してしまったときは、メジャーで『高さ・幅・奥行き』を測るか、金庫の型番をインターネットで検索して調べる方法がおすすめです。

サイズが大きく重たい金庫の引き取りは費用が高くなる可能性が高いため、事前に見積もりをしっかり確認してから正式に依頼することがおすすめです。

開いていない金庫は鍵屋に解錠を依頼する

上の見出しでもご紹介しましたが、金庫は中身が入っている状態では処分をすることができないため、鍵の開いていない金庫はまず解錠が必要です。

金庫の解錠は鍵屋に依頼して行うことができますが、どのくらいの費用がかかるのかわからないと依頼しに行くく感じてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここでは、鍵屋に依頼した場合の金庫の解錠作業費用についてご紹介したいと思います。

金庫の解錠を鍵屋に依頼したときの費用相場

金庫の解錠を鍵屋に依頼したときの費用相場

鍵屋に金庫の解錠を依頼した場合、『金庫の種類』によって費用が大きく異なります。

特に防盗金庫などの防犯性の高い特殊な金庫を使用している場合は費用が高額になる可能性も高いので、事前にある程度の費用を確認しておくと安心です。

金庫の種類 費用相場
手提げ金庫 8,800円~15,000円
家庭用金庫 15,000円~40,000円
業務用金庫 15,000円~50,000円
防盗金庫(家庭・業務用) 100,000円~180,000円

金庫の種類が手提げ金庫の場合は簡易的な鍵が取り付けられていることが多いため、~15,000円程度の費用で解錠を行うことができます。

一方で一般家庭や会社などで使用されるような金庫は、手提げ金庫に比べると丈夫で防犯性の高い鍵が搭載されているため、~50,000円ほどの費用がかかることがあります。

また、防犯性の高い機能を備えた防盗金庫の場合、解錠が難しくなるため10万円を超える作業費用がかかることもあるため、必ず作業前に見積確認してから依頼することがおすすめです。

鍵屋に鍵開けを依頼した場合、『非破壊解錠』と『破壊解錠』の2パターンの解錠方法から選ぶことができますが、廃棄処分を検討している場合は『破壊解錠』を選択することで費用が抑えられることもありますので、鍵屋に相談するといいでしょう。

金庫解錠の施工事例

ここでは、生活救急車で実際に対応した、金庫解錠の施工事例をいくつかご紹介したいと思います。

金庫が開かなくてお困りの場合は、ぜひ参考にしてみてください。

ダイヤル式金庫の解錠

ダイヤル式金庫の解錠

金庫のダイヤルを合わせたままテープで固定して使用していたが、テープをはがした際に回って開けられなくなったとのことでした。

費用面と今後ダイヤルは使用しないとのことから、ダイヤルの破壊解錠にて対応しました。

項目内容 料金(税込)
金庫ダイヤル解錠 固定変換4枚羽 16,500円
合計 16,500円

テンキー金庫の解錠

テンキー金庫の解錠

テンキーが反応しないとのことで、解錠の依頼でした。

電池も変えて試してみましたが反応しないため、恐らく基盤か配線のトラブルが考えられたため、破壊解錠にて対応いたしました。

項目内容 料金(税込)
金庫解錠 中度故障不具合 22,000円
合計 22,000円

鍵が抜けなくなった金庫の破壊開錠

鍵が抜けなくなった金庫の破壊開錠

事務所で使用している金庫の子鍵がささったまま抜けず、開閉できないとのご依頼でした。

鍵が斜めの状態で抜けなくなっていて、破損してしまっているようでした。

ドリルでシリンダーを破壊して解錠しました。

項目内容 料金(税込)
金庫解錠 特殊シリンダー 16,500円
金庫解錠 故障不具合解錠 16,500円
合計 33,000円

金庫のダイヤル解錠

金庫のダイヤル解錠

金庫の鍵はあるが、ダイヤルが開かないとのことでご依頼をいただきました。

固定していたダイヤルが動いてしまって開かなくなり、番号も忘れたので開けられないとのことでした。

すでに自分で開けようと試みたようで、蝶番が切られ、穴があけられた状態。

処分前提とのことで、解錠作業にて対応いたしました。

項目内容 料金(税込)
金庫のダイヤル解錠 固定変換4枚羽 33,000円
合計 33,000円

金庫の処分方法一覧

初めて金庫を処分する場合、どこに依頼すればいいのかわからない方もいらっしゃると思います。

金庫の処分は、主に下記のような業者に依頼することができます。

次の見出しからは、各処分方法について詳しくご紹介したいと思います。

それぞれ依頼するメリット・デメリットが異なるため、自分に合った処分方法を選んでみてください。

金庫の販売店

金庫の販売店

販売店によっては、古い金庫の引き取りに対応している場合があります。

新しい金庫を購入した場合は、通常よりも安い価格や無料で引き取ってもらえることもあるようなので、買い替えを検討している方は販売店がおすすめです。

金庫の下取りに対応しているかどうかは販売店によって異なるため、電話で聞いてみるかホームページなどで確認してみましょう。

ただ、金庫の購入店に下取りを依頼する場合は店舗まで金庫を持ち運ぶ必要があるため、サイズが大きくて重い金庫は手間がかかってしまうというデメリットがあります。

金庫を自分で運ぶのが難しいときは、店舗に出張対応が可能かどうかも確認しておくことがおすすめです。

不用品回収業者

不用品回収業者

『金庫を運ぶことが難しいから自宅まで取りに来てほしい』、『なるべく早く処分したい』場合は、不用品回収業者を利用する方法があります。

不用品回収業者は金庫のほかにも大型の家具や家電製品など幅広い不用品に対応しているため、一気に部屋のものを片付けたいという方に向いています。

もちろん自宅まで取りに来てもらうことができるため、自分で運ぶ手間が省けるという点がメリットといえるでしょう。

不用品回収は自治体の許可を得た業者のみが行えることになっていますが、中には違法に回収を行って不法投棄をしている悪質な業者もいるため注意が必要です。

不用品回収業者に依頼する場合は、自治体の許可を得ている業者に依頼するとともに、必ず見積を取ってから正式に依頼することをおすすめします。

鍵屋

鍵屋

鍵屋によっては、金庫の解錠作業と合わせて廃棄処分に対応している場合もあります。

ただ鍵屋では『金庫の廃棄処分だけ』の依頼には対応できないことがほとんどなので、開かない金庫の解錠と処分を検討している方におすすめな方法です。

現地まで出張が可能なため、一人では持ち運びが難しい金庫の処分も手間がかからないという点がメリットといえます。

金庫の処分に対応しているかどうかは鍵屋によって異なるため、問い合わせの時点で確認しておくとスムーズに行うことができます。

日セフ連に相談する

日セフ連に相談する

日セフ連とは『日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会』の略称で、金庫を中心とした鋼製家具類の製造・販売を行う事業連合です。

事務所は全国に5か所展開していて(東京・愛知・大阪・広島・福岡)、金庫の処分についての相談に乗ってもらったり、組合に入っている業者の手配を行ってもらうこともできます。

近くの地域組合または日セフ連の本部に電話で相談することができるため、処分方法に迷ってしまったときは一度電話してみるといいかもしれません。

金庫の解錠と処分を鍵屋に依頼する場合

鍵屋によっては解錠作業と合わせて、不要な金庫の処分にも対応できる場合があります。

有料とはなりますが、ついでに片付けてしまいたいという方は、問い合わせの際に処分したい旨を伝えておくといいでしょう。

金庫の処分費用は大きさや重さによって異なるため、詳しい料金については現地でのお見積りにてご案内となります。

ただ、大体の費用でもいいから知りたいという方もいらっしゃると思うので、次の見出しからは実際に生活救急車で対応した解錠と廃棄処分の施工事例をご紹介します。

解錠と処分の施工事例

ここでは、生活救急車で実際に対応した、金庫解錠と廃棄処分の施工事例をご紹介したいと思います。

金庫が開かなくてお困りの場合は、ぜひ参考にしてみてください。

金庫の解錠と廃棄処分

金庫の解錠と廃棄処分

金庫シリンダー解錠のご依頼でした。ダイヤルとシリンダーの金庫で、7年ぶりくらいに開けようとしたがなぜか開かないとのことです。

ピッキングでシリンダーを回しましたがダイヤルでつっかえて開かなかったため、きちんと合わせて解錠しました。

もう使用しないとのことで、廃棄処分のご依頼もいただきました。

項目内容 料金(税込)
金庫シリンダー解錠 4ピン 13,200円
金庫ダイヤル番号合わせ 軽作業 8,800円
金庫廃棄 60㎏以下 16,500円
合計 38,500円

金庫の解錠と廃棄処分

金庫の解錠と廃棄処分

金庫解錠のご依頼でした。鍵も番号もわからない状態で、廃棄もしたいとのことです。

解錠を行った後、廃棄のみ後日引き取り対応するという段取りで行いました。

項目内容 料金(税込)
金庫解錠 4ピン 13,200円
金庫解錠 固定変換4枚羽 33,000円
金庫廃棄 16,500円
合計 62,700円

金庫の鍵開け作業は生活救急車にお任せください!

金庫を処分する際は鍵が開いていて、中を空にしておく必要があります。

しばらく使っていなくて鍵が開かない、鍵を失くしたなどで開かなくなった金庫はまず解錠作業が必要です。

生活救急車でも金庫の鍵の解錠作業を承っております。

現地で無料のお見積りから対応しておりますので、まずは料金が知りたいという場合でもお気軽にお問い合わせください。