鍵が見つからないときに探したい場所とは？鍵屋が教える鍵が見つかる場所

鍵が見つからなくて困っていませんか？

いつも鍵を保管している場所を見てもなかったとき、『落としたのかも』と焦ってしまう方は多いでしょう。

鍵屋でもよく鍵を失くしてしまった方から依頼をいただきますが、中には『やっぱりありました！』とご連絡いただくこともあります。

そこで今回は、鍵が見つからないときに探したい場所やよく鍵が見つかる場所、見つからなかったときの対処法をご紹介します。

鍵が見つからないときに探して欲しい場所

鍵が見つからないと焦ってしまい、しっかり確認したつもりでも見落としているかもしれません。

とくに出かけるタイミングで急いでいて、無意識に鍵をしまったときは『あるはずない』と思っている場所に実は入り込んでいることもあります。

『身の回りをもう全部確認したよ！』という方も、ここからご紹介する鍵がよく見つかる場所を参考にもう一度探してみてはいかがでしょうか。

どうしても見つからない、急いでいるという方はこちらの『鍵が見つからないときの対処法』をご覧ください。

鍵が見つかる場所1位.バッグ・カバンの中

確認したはずなのに鍵が見つかる場所で一番多いのが『バッグやカバンの中』です。

とくにトートバッグなどの大きなバッグや物をたくさん入れているバッグは、鍵が隙間や底に滑り込んでいる可能性もあります。

鍵は小さいのでいつの間にかポケットやポーチの中、書類やファイルの間に挟まっているかもしれないので一度バッグの中身をすべて出して一つずつ確認してみましょう。

また、スーパーの買い物袋に入れたことを忘れていた！という場合もあります。

『絶対に入っているはずがない』という先入観を一度捨てて、鍵が入りそうな場所は確認してみることをおすすめします。

鍵が見つかる場所2位.服のポケット

バッグや買い物袋などに入っていなかったときは、服のポケットに入っていないかチェックしてみましょう。

アウターの裏についているポケットや、大きなポケットの奥の方などは見落としがちです。

衣類についているポケットはすべて裏地を出してみて確認すると確実に探すことができます。

また、家で鍵がなくなってしまったときは、前日に着ていた衣類のポケットに入れたままだったという場合もあります。

疲れて帰ってきたときは出すのを忘れてしまう事もあると思うので、最後に外出したときに着ていた衣類のポケットもチェックしてみてください。

鍵が見つかる場所3位.立ち寄ったお店

外出中に鍵を紛失してしまったときは、立ち寄ったお店に置いたまま、落としてきた可能性もあります。

特に買い物した店は財布を出すときに引っかかって落ちてしまったかもしれません。

まだ近くにいるなら直接、すでに家についているなら電話で聞いてみてもいいでしょう。

大きな商業施設で落とした場合、情報が落とし物センターに伝わるまでに時差が生じることもあるので、連絡先や鍵の特徴を伝えておき、見つかったら連絡をもらえるようにしておくことをおすすめします。

鍵が見つからないときの対処法

ここまでご紹介した場所を念入りに探してもどうしても鍵が見つからないときは、鍵開けや新しい鍵の作成などを行う必要があります。

戸建ての鍵を紛失したときは自分の判断で鍵屋に依頼することができますが、賃貸の場合は一度管理会社へ連絡する必要があるなど状況によって対応方法が異なります。

また、車の鍵やバイクの鍵をなくしてしまったときは鍵屋のほかにもディーラーや販売店に依頼して鍵を作る方法があります。

ここでは鍵が見つからないときの対処法を状況別にご紹介するので参考にしてみてください。

家の中に鍵があるなら鍵屋で鍵開け作業

家の中にスペアキーがある場合は、鍵屋に依頼することで鍵開け作業を行うことができます。

築年数の古い物件に多い刻みキーの場合はピッキングでの解錠が可能ですが、最近主流となっている防犯性の高いディンプルキーが設置されているときはピッキングでの解錠ができません。

そのためディンプルキーを失くしてしまったときは、ドアスコープを取り外して特殊な器具を用いて解錠する方法が一般的です。

ただ、戸建ての玄関のようにドアスコープやポストが取り付けられていない場合は、鍵を破壊して解錠する場合もあります。

この場合は鍵の解錠作業のほかに新しい鍵に交換する作業も発生し、費用が高くなることがあります。

鍵屋に作業を依頼した場合の費用はこちらの『鍵が見つからないときに鍵屋に作業を依頼する場合』の見出しでご紹介しています。

賃貸住宅の鍵が見つからないときは管理会社に連絡

賃貸の鍵を紛失してしまったときはまず第一に『管理会社へ連絡』をしましょう。

管理会社に連絡すれば合鍵で開けてくれたり、鍵屋を手配してくれることがあります。

万が一深夜・早朝に鍵を失くしてしまって管理会社と連絡が取れないときは、鍵屋に鍵開け作業を依頼して一旦家に入りましょう。

鍵屋に鍵開けを依頼した場合の費用は『鍵が見つからないときに鍵屋に作業を依頼する場合』でご紹介しています。

車・バイクの鍵が見つからないときの対処法

車・バイクの鍵を紛失してしまったとき、車内やメットインの中に鍵があるなら鍵屋に解錠依頼をしましょう。

一方で鍵をどこかで落としてしまったときはディーラー・販売店に依頼することで純正の鍵を取り寄せることができます。

ただ、ディーラーや販売店に依頼した場合、鍵の取り寄せまでに1～2週間程度かかってしまう事もあるので、車が外出先にあるときはまずレッカーで自宅に移動する必要があります。

家までの距離が遠いときやすぐに新しい鍵が必要な場合は鍵屋に依頼して鍵の作成を行いましょう。

鍵屋に依頼する時は車のメーカーや車種、イモビライザーが搭載されているかどうかなど車の情報を詳しく伝えておくとスムーズです。

鍵屋に依頼した場合の費用についてはこちらの『鍵が見つからないときに鍵屋に作業を依頼する場合』の見出しでご紹介しています。

鍵が見つからないときに鍵屋に作業を依頼する場合

鍵屋に鍵の解錠作業の依頼をした場合、『どのような鍵が取り付けられているか』によって費用が異なります。

ごく一般的な刻みキーと呼ばれるギザギザした形状の鍵ならピッキングで解錠できることが多いため、15,000～30,000円程度が相場となっています。

一方でピッキングが困難なディンプルキーはドアスコープを破壊して解錠する方法が用いられるため、33,000～40,000円程度と刻みキーに比べて費用が高くなります。

戸建てのようにドアスコープがついていない場合は鍵を破壊して解錠することもあり、この場合は新しい鍵の取り付け作業も必要となるためさらに費用が高額になります。

このように状況によって必要な作業によって料金が異なるため、正確な料金に関しては現地見積にてご案内しております。

生活救急車の鍵開け作業の料金事例

上の見出しでご紹介したように、『鍵開け作業』といっても現場の状況によって費用が大きく変わってきます。

ただ、業者に依頼する前に大体の料金を知っておきたいという方もいらっしゃると思います。

そこでここでは、生活救急車で実際に対応した鍵開け作業の料金事例をご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。

鍵紛失に伴う玄関解錠

玄関引違戸錠の鍵紛失で解錠のご依頼でした。どこでなくしたかはわからないが室内にスペアキーがあるため、壊さずに開けてほしいとのことでしたので解錠作業にて対応いたしました。

ホンダTODAYの解錠

バイクの鍵をメットインに閉じ込めてしまったとのご依頼をいただきました。

車種はホンダのTODAYで解錠用の鍵を作成して開けさせていただきました。

鍵紛失に伴う玄関解錠

ご自宅玄関の鍵をどこかに落としてしまったとのことで、玄関解錠をご希望されていました。

ピッキングが困難な鍵だったため、別の方法で解錠いたしました。

鍵紛失によるトラックの鍵作成

車のキーを紛失したため鍵作成のご依頼でした。車種はマツダボンゴのトラックタイプです。

シリンダーを覗いて、予備と合わせて2本の鍵を作成しました。

鍵紛失による玄関の破壊解錠、鍵交換

玄関の鍵を紛失したとのことで解錠のご依頼でした。家の中にも鍵が1本もないとのことです。

GOALのV18が付いていたため、鍵の作成は難しいとお伝えし交換するということで破錠させていただきました。

鍵を落としたときに見つかる確率を上げる方法

何もついていない鍵を落としてしまうと気が付きにくく、見つかる可能性も下がってしまいます。

万が一落としてしまったときのために、わかりやすいキーホルダーを付けたりGPSを付けるなどの対策をしておくことがおすすめです。

ここでは、鍵を落とした時に見つかる確率を上げる方法をご紹介します。

GPSタグを鍵に着けておけば落とした後でも見つけられる

鍵を良く落としたりなくしたりする方におすすめなのが、GPSタグを鍵に付けておく方法です。

最近では『紛失防止タグ』と呼ばれる、GPS機能を利用してタグを付けた物の位置情報を管理できるグッズが販売されています。

スマートフォンと連携させることで鍵が手元から離れたら通知してくれたり、タグから音を鳴らして場所を知らせてくれる物などがあります。

万が一落としてしまっても鍵がどこにあるのか見つけやすくなるので、不安な方は取り入れてみてはいかがでしょうか。

昔ながらの鈴付きキーホルダーなら鍵を落とした瞬間に気づける

できるだけ手軽に対策を行いたいという方におすすめなのが、鈴付きキーホルダーを鍵に付けておく方法です。

落とした時に音が鳴るため、すぐに気が付くことができます。

また、バッグの中にポイっと入れてしまったときでも、鈴が付いていることによって見つけやすくなるので整理整頓が苦手な方にもおすすめです。

キーレス錠なら鍵を落とすことはありえない

鍵の管理が苦手な方は思い切ってキーレスタイプの鍵に交換してしまう方法もおすすめです。

キーレス錠は暗証番号や指紋などで解錠することができるため、鍵を持ち歩く必要がなく紛失する心配がありません。

また鍵穴がないことでピッキングなどの不正解錠を防ぎ、防犯性を高める効果もあります。

定期的な電池交換などのメンテナンスが必要ですが、より本格的な紛失防止対策を探している方はキーレス錠への交換も検討してみてください。

鍵が見つからないときに探したい場所まとめ

今回は、鍵が見つからないときに探したい場所についてご紹介しました。

急いでいたり無意識に鍵をしまったとき、いつもとは違う場所に入っていたということもあるので、鍵がないときは落ち着いて身の回りを一度探してみましょう。

どうしても鍵がない、すぐに鍵を開けないと困るという場合は、鍵屋に依頼して鍵の解錠を行うことがおすすめです。

生活救急車でも鍵紛失による鍵の解錠作業を承っております。現地で無料のお見積もりから対応しておりますので、お困りの場合はお気軽にお問い合わせください。