総合受付コールセンター
0120-137-365

自転車の鍵の壊し方とは?なくしたときの対処法や注意点を解説!

help

自転車の鍵をなくしたときにスペアキーがなかったら、鍵を壊すか開けるかしなければなりません。工具があれば自分で壊すこともできますが、頑丈なため専門技術なしに対処するとケガのリスクもあります。

どうしても自分で開けるか壊す必要がある場合には、注意して進めましょう。また、安全に解錠したいなら自転車屋・鍵屋・交番などに依頼するのがおすすめです。(※交番への依頼は断られる場合もあります。また自転車防犯登録で本人所有を証明する必要があります。)

この記事では、自転車の鍵をなくしたときの対処法や注意点を紹介します。鍵がかかったままの自転車の対処法に困っている方は、ぜひ参考にしてください。

自転車の鍵の壊し方・開け方

自転車の鍵の壊し方・開け方は、鍵のタイプによって異なります。自分で鍵を開ける場合は、まずは鍵のタイプを確認したうえでタイプに合った方法で鍵を開けましょう。なお、どの鍵も工具を使う必要があるので、開ける際にはケガや事故に充分注意してください。※以下の自転車鍵開け方法は全て自己責任で行ってください。

自転車の鍵のタイプを調べる

自転車の鍵には、大きく分けて次の3種類のタイプがあります。

・馬蹄錠
・ワイヤーロック
・シリンダーロック

馬蹄錠とは、日常生活用のシティサイクルによくついているリング型の鍵のことです。金具が馬の蹄のような形をしているため、このように呼ばれています。鍵穴に鍵を挿すタイプと、暗証番号で開くタイプがあります。


ワイヤーロックとは、ワイヤー入りのロープを輪にしたものを自転車のタイヤに巻きつけるタイプの鍵です。シリンダーロックもリングの形をしていますが、鍵をさしたあと回さなければ開かない点が馬蹄錠と異なります。
それぞれのタイプによって開け方・壊し方が異なるので、まずは自転車の鍵がどのタイプの鍵なのか調べましょう。

馬蹄錠の壊し方・開け方

鍵穴タイプの馬蹄錠は、ビニール傘の開閉に使うボタン部分の部品である「傘鍵」という細い棒状の部品を、鍵穴にさし込むと開けられる場合があります。
なお「傘鍵」の取り出し方は次の通りです。安全のため、軍手をつけて作業しましょう。

・ビニール傘の持ち手部分を折る
・ペンチで筒部分の空洞を広げる
・傘鍵を取り出す

解錠が困難な場合は壊すしかありません。ボルトカッターやボルトクリッパーと呼ばれる工具を使用すれば、馬蹄錠の金属を切断して開けられます。工具は、オンラインショップやホームセンターなどで買うことができます。

ワイヤーロックの壊し方・開け方

ワイヤーロックは、ワイヤーカッターを使って切断するのが効率的です。ただし、ワイヤーロックは長さと太さが様々です。直径1cmくらいまでであれば市販のワイヤーカッターで切断できますが、さらにワイヤーが太くなると切断できない恐れがあります。

また、ワイヤーカッターは使用時に力が必要なため、女性一人で行うのは難しい可能性もあるでしょう。自力で切断できない場合には、無理をせず自転車屋などに持ち込んでください。または鍵屋にご依頼ください。

ワイヤーロックの切断面は尖ってしまいがちなため、手や指をケガしないように特に注意しましょう。ワイヤーカッターも鋭利な刃物なので、取扱いに充分注意してください。

シリンダーロックの壊し方・開け方

シリンダーロックは、ピッキングで開けられるため、うまくいけば壊さずに済みます。ピッキングには、ヘアピンまたは安全ピンを2本用意します。

  1. 1本のピンは先端から1.5㎝を直角に曲げ、もう1本を棒状にする
  2. 直角に曲げたピンを鍵穴に入れる
  3. 鍵穴の下部分を押し下げながら、鍵を開けるように少しだけ回す
  4. 2で入れたピンをそのままの状態で、もう一つの棒状にしたピンを入れ鍵穴の上部分にある部品を順番に押し上げる
  5. 部品を全て押し上げたら両方のピンを同時に回せば鍵が開く

ただし、ピッキングを実行するのは容易ではありません。失敗すると鍵を破損させてしまい、修復できなくなります。ピッキングがうまくいかない場合は、馬蹄錠と同じくボルトカッターなどで切断して壊しましょう。また、ピッキング技術は自分の自転車を緊急時に解錠する時だけに活用してください。くれぐれも他人の自転車の鍵を開けるなど、悪用してはいけません。

自分で鍵の壊し方を実践する場合の注意点

自分で自転車の鍵を壊したり開けたりするには力が必要です。女性で力に自信がない場合は、無理をしないようにしましょう。また、ケガをしないよう万全に準備したうえで作業をしてください。

すぐに自分の自転車であると証明できるよう、自転車の防犯登録を確認したうえで作業しましょう。また、自宅敷地内や日中の明るい場所など、怪しまれない場所で作業をしてください。それぞれの注意点について詳しく紹介します。

力がいるので大人の男性以外は難しい場合も

自転車の鍵を壊したり、開けたりする作業には力が必要です。力のある大人の男性なら作業できる可能性が高い一方で、女性や子供、お年寄りには難しい場合が多いです。

無理に壊そうとすると、大きなケガに繋がってしまう危険性もあります。力作業に自信がない方は、無理に鍵の解錠や破壊を試みるのは避けましょう。

ケガのリスクに注意

鍵なしでの解錠や錠前の破壊は、いずれもケガのリスクが高い作業です。安全に作業をできるように対策をしてから実践しましょう。まず、必ず軍手を着用して作業を行って下さい。工具は危険なものが多く、手にけがを負う危険性があります。軍手を着用すればケガを回避できたり、万が一ケガをしても軽傷で済んだりします。

また、できれば長袖を着て顔はマスクで覆いましょう。工具で壊したり切断した破片が飛んできたことによるケガを避けるために有効です。

対策をせずに不用意に作業をすれば、病院にかかるほどの大ケガになるリスクもあります。万全の対策をしたうえで、作業に臨んでください。

防犯登録を確認してから壊す

自転車の鍵を壊す前に必ず防犯登録を確認してください。自転車の防犯登録とは、自分が使用している自転車が自分の物だと証明するためのものです。自転車を鍵なしで開けたり壊したりしようとすると、警察に呼び止められたときに盗難を疑われる恐れがあります。

防犯登録をしていれば、すぐに自分の自転車であることを確認可能です。防犯登録の有無は、自転車に防犯登録ステッカーが貼ってあるかを見れば確認できます。

不審者に間違われないよう注意

鍵を無理に壊そうとしていると、不審者に間違われてしまうこともあるかもしれません。鍵は簡単に壊れる物ではありませんし、作業に夢中になっていると周りからの視線にも気付けないでしょう。

自宅の敷地内で作業ができるのが望ましいといえます。どうしても外出先で作業する場合は、怪しまれないよう明るい場所で速やかに作業を終わらせるようにしましょう。

自転車の鍵を自分で開けられないときの対処法

自力で自転車の鍵を開けたり壊したりできない場合は、次の4つの対処法があります。

・自転車屋に持ち込む
・自転車の鍵メーカーにスペアキーを依頼する
・鍵屋に依頼する

・交番に相談する

依頼する相手によって費用や所要日数が異なります。また、新たな鍵の取り付けまで対応を希望する場合は自転車屋に持ち込んでください。その他は鍵を壊すのみになります。適切な相手に依頼・相談をしてください。

交番に相談

最寄りの交番に自転車を持って行き相談しましょう。交番に電話をかけて相談するのも一案です。防犯登録で持ち込んだ自転車の所有者であることが確認できれば、基本的には対応してくれます。※本来の交番業務ではないため断られる場合もあります。

交番は無料で鍵を壊してくれる

交番では、開けられない鍵を壊して開けてもらえます。(※無料とはいっても断られる場合もあります。)多くの交番には、鍵を壊す際に必要なワイヤーカッターやボトルカッターなどの工具が置かれています。持ち込んだ自転車の鍵が交番に置いてある工具で壊せるものならば、対処してもらえるでしょう。

ただし、交番は鍵屋や自転車業者ではないため、新たな鍵の取り付けはできません。別のワイヤーロックを持っているなど、鍵を壊してもらうだけでよいなら交番を利用しましょう。一方で、鍵の取り付けも必要なら自転車屋に依頼してください。

自転車屋に持ち込む

近くの自転車屋に持ち込めば、鍵が開かない自転車に適切に対処してもらえます。鍵の構造や自転車屋の技術次第では、鍵を壊さずに開けてもらえる可能性もあります。万が一、鍵を壊さざるを得ない場合も、自転車屋なら新たな鍵を購入してその場で取り付けが可能です。

自転車屋が込み合っておらずすぐ作業に取り掛かってもらえる場合は、1時間程度で迅速に解決できるのも特徴です。

費用は2,000円~3,000円程度

鍵の解錠や破壊だけを依頼するなら、かかる費用は2000円から3000円程度です。壊したあと新たな鍵を取り付ける場合は、鍵を壊す料金は割引もしくは無料としてくれるケースも少なくありません。

仮に無料の場合には実質的に鍵の購入費用だけがかかります。鍵の性能により料金は変わってきますが、目安としては3,000円~10,000円程度です。

新しい鍵の取り付けも可能

自転車屋なら、基本的に自転車用の鍵を販売しています。鍵を壊した場合にはその場で購入して、かつ取り付け作業まで依頼できます。特に、馬蹄錠やシリンダーロックは自分で取り付けるのは困難ですが、プロに任せれば安心です。鍵を壊す以外方法がないときに、新たな鍵をその場でつけたいなら、自転車屋に持ち込むのが最善といえるでしょう。

自転車の鍵メーカーにスペアキーを依頼

馬蹄錠やシリンダーロックなど、鍵を差し込んで開けるタイプの鍵なら、自転車鍵のメーカーに依頼すれば鍵のスペアキーを作ってもらえる場合があります。なお、自転車メーカーに直接依頼をするのではなく、自転車を購入した店舗を通して依頼をする必要がある点に注意しましょう。

スペアキーを依頼する際には、自転車の保証書に記載されている鍵番号が必要です。依頼前に保証書を用意したうえで、自転車を購入した自転車屋に連絡してください。また、鍵を失くした際に対処できるよう、鍵の保証書は日頃必ず保存しておきましょう。

ちなみに、スペアキーの作成は「カギの生活救急車」でも可能です。同サービスへはメールや電話で依頼できます。

詳しくは「鍵紛失!鍵なくしたときの鍵作成 合鍵の値段はいくら?」で紹介しているので、合わせて参考にしてください。

鍵を壊すより安く済む可能性がある

スペアキーの作成にかかる費用は、一般的な鍵で1000円から2000円程のことが多いです。防犯性の高い複雑な構造の鍵の場合にはより費用が高くなる場合があります。それでも、新たな鍵の取り付けを行わない分、安く済むケースが多いでしょう。

解錠まで日数がかかる

鍵メーカーにスペアキーを依頼すると、鍵が使えるようになるまで数日から長いと2週間ほどの日数がかかります。その間は自転車を使えなくなるので、依頼する際に鍵が届くまでの日数をあらかじめ確認しておきましょう。すぐに自転車を使いたい方は、別の方法で対処するしかありません。

鍵屋に依頼する

近くに交番・自転車屋がない場合には、鍵屋に依頼するのも一案です。鍵屋は、開かなくなってしまった鍵を解錠してくれます。住宅や車の鍵開けに対応している業者が多い一方で、自転車の鍵開けも受け付けている業者も少なくありません。

電話やメールなどで相談をすると、現場に最速数十分でかけつけて作業を開始してもらえます。鍵の専門サービスなので、作業は数十分程度など比較的早く終わるケースが多いです。

鍵屋でも新しい錠取り付けが可能

業者によっては、新しい鍵の取り付けにも対応しています。ただし、自転車の鍵の在庫を持っていない場合もあるため、依頼の際に、鍵の取り付けが可能かを確認しておきましょう。

また、鍵の値段や作業料も業者によって異なるので、電話で相談した際に金額も確認しておいてください。

なお「カギの生活救急車」でも自転車の鍵の解錠などの作業を受け付けています。

具体的な料金については「カギの生活救急車の料金表」を確認してください。

カギの生活救急車なら自転車の鍵トラブルに迅速対応

今回の記事では、自転車の鍵の壊し方や注意点などを紹介しました。自力で開けたり、壊したりする方法もありますが、力仕事でケガなどの危険がある点には注意が必要です。また、盗難を疑われないように、防犯登録を確認のうえ作業しましょう。

自分で対処できない場合には、交番や専門業者に解錠や鍵交換を依頼してください。迅速に解決したいなら、出張見積もりが無料の「カギの生活救急車」を利用するのがおすすめです。カギの生活救急車では、自転車の鍵のトラブルに出張対応しています。

全国の幅広いエリアでサービスを行っており、年中無休で受け付け可能です。鍵トラブルの対応実績も39万件以上と、信頼できる鍵の専門業者です。詳しくは以下のリンクから問い合わせてみてください。

カギの生活救急車のお問い合わせページ