合鍵を自作する際の注意点!
こちらの記事で紹介する方法は、完璧なコピーキー(合鍵)を作成する方法ではありません。
鍵が鍵穴から抜けなくなる可能性や、鍵自体を交換しなければならない場合があります。
自己責任で作成をおこなってください。
ご紹介する方法は、ディンプルキーなどの防犯性の高い鍵は作成できません。
南京錠や引き出しなどで使われているギザギザした形状の刻みキーが作成できます。
動画で紹介!
実際に生活救急車で合鍵を自分で作った動画をご紹介いたします。
合鍵を自作するのに必要な物と作成方法
合鍵を自作するのに必要な物をご紹介いたします。
合鍵を自作するのに必要な物
- 合鍵を作りたい鍵
- アルミの空き缶
- 細い油性ペン(何色でもOK)
- セロハンテープ
- ハサミ(アルミを切ることができるもの)
- マイナスドライバー
- 軍手
合鍵を自作する方法
ケガを防止するために軍手をつけて空き缶を切り、1枚の板状にします。- 鍵を固定しペンでなぞる
アルミ缶は1枚では強度が低いので、折り曲げ2枚重ねにします。
折り曲げて輪になっているほうが鍵の先端になるように、鍵をセロハンテープで固定します。
油性ペンで鍵のギザギザ部分を特に注意しなぞり、アルミ缶に鍵の形を描きます。
- ハサミで鍵の形に切る
鍵はギザギザとした山の部分がとても重要です。おおまかに切った後、細かく切っていきましょう。
- 自作した鍵で鍵が開くか確認!
鍵穴に自作した鍵を挿し込み、マイナスドライバーを鍵の補助として鍵穴に入れ、回してみましょう。
無事回れば成功です!
自作した鍵では回らない場合
自作した鍵が鍵穴で回す時にどんな感触がありましたか?
中で何かに当たっている感覚はある場合、鍵のギザギザした部分が飛び出ていて回らないのかもしれません。ハサミやヤスリで調整をして試してみましょう!
何度調整をしても鍵が回らない場合は、自作した鍵では鍵穴の内部の部品を動かせる強度がない可能性があります。
自作した鍵で鍵を開けることを諦めることをおすすめ致します。
鍵屋に依頼して合鍵を作る方法
自作の鍵では限界があります。
そういった際は鍵のプロである鍵屋に相談をしましょう。
家の合鍵を作製するには、専用の機械が必要です。鍵の種類によってはメーカーでしか作れない鍵や、その鍵の持ち主であることを証明するカードや暗証番号が必要になる場合があります。
合鍵が作製できるかの相談から、鍵屋に相談し見積り書をもらいご検討されることをおすすめ致します。
合鍵を作れる鍵屋には3種類ある!
実は鍵屋には大きく分けて3種類あります。
それは、『店舗がある鍵屋』と『店舗がない出張専門の鍵屋』と『ネット上にある合鍵作製専門店』です。
いずれも鍵のプロではありますが、対応する内容や営業時間が異なります。
店舗のある鍵屋
店舗のある鍵屋でも『地元の鍵屋』と呼ばれる町中に店舗をかまえている鍵屋とショッピングセンターなどの商業施設で合鍵を専門としている鍵屋があります。
合鍵作製だけの場合はどちらでも対応してもらえますが、鍵交換や鍵開けの場合はショッピングセンターにある鍵屋では対応できないことが大半です。
地元の鍵屋は、出張をして鍵開けや鍵交換も依頼することができる場合があります。
合鍵作製にかかる費用は、店舗によって異なりますが家の鍵であれば1,000円~6,000円前後です。特殊な鍵になると10,000円を越えてしまう可能性はあります。
● 合鍵作製を安くすませたい方におすすめです。
種類 | 営業時間 | 対応内容 |
---|---|---|
町中に店舗をかまえている鍵屋 地元の鍵屋 |
例)朝から夜まで 営業時間が決まっている |
鍵開け・鍵交換・合鍵作製など |
商業施設にある鍵屋 | 商業施設に合わせている 営業時間が決まっている |
合鍵作製 |
店舗がない出張専門の鍵屋
ネットで鍵屋を検索して出てくる多くが、店舗を持たず車で巡回している出張専門の鍵屋です。
車に道具や交換用の鍵を乗せているので、鍵開け・鍵交換に対応することが出来ます。合鍵作製に関しては、鍵が1本も無い状況や鍵を交換した際に追加で鍵が欲しい場合にしか対応できない場合があります。
合鍵作製だけに対応しているかは、出張専門の鍵屋によって異なるので事前に電話で確認する必要があります。
合鍵作製にかかる費用は鍵屋によって異なりますが、家の鍵であれば14,000円~60,000円前後です。店舗の鍵屋と違い、出張料や鍵穴から鍵を作製する技術料で比較的高くなってしまいます。
出張の鍵屋に依頼する場合は、必ず見積り書をもらいしっかり検討してから依頼をしましょう!
生活救急車はこの出張専門の鍵屋をご紹介できる会社です。
● 合鍵作製以外に、鍵開けや鍵交換を一緒に頼まれたい方におすすめです。
種類 | 営業時間 | 対応内容 |
---|---|---|
出張専門の鍵屋 | 年中無休・24時間体制の鍵屋が多い | 鍵開け・鍵交換・鍵の取付 合鍵作製は問い合わせがおすすめ |
ネット上にある合鍵作製専門店
鍵に刻印されている番号と鍵の写真などを送るだけで合鍵を作製してくれるのが『ネット上にある合鍵作製専門店』です。
ECサイト(通販サイト)でも時折出店しているお店もあります。
本人確認書類の提出が必要な場合もありますが、ネット上で依頼・支払いができます。合鍵が手元に届くまで1~2週間かかるのが一般的です。
合鍵作製にかかる費用は、お店によって異なりますが家の鍵であれば1,000円~6,000円前後です。特殊な鍵になると10,000円を越えてしまう可能性はあり、送料が合鍵作製の料金とは別にかかることもあります。
●時間に余裕があり、近くに鍵屋がない場合におすすめです。
鍵の種類とは?
家の鍵でよく使われている鍵は3種類あります。
ギザギザとした形状の『刻みキー』と、鍵に大きさの違うくぼみがある『ディンプルキー』、波形のくぼみが特徴的な『ウェーブキー』です。
防犯性能はディンプルキーのほうが高く、合鍵作製には専用の機械も必要ですが、メーカーに取り寄せをしないと合鍵が手に入らない場合があります。
価格としては比較的刻みキーのほうが安く、どこの鍵屋でも合鍵を作製することができる可能性が高い種類になります。
刻みキー
刻みキーは、ディスクシリンダー・ピンシリンダーなどの鍵の種類です。
鍵の形状はギザギザとしていて、家の鍵以外にもロッカーやシャッターの鍵も刻みキーであることが多く、合鍵作製でも比較的安く作ることができます。
ですが、ディスクシリンダーはピッキング被害に遭いやすい鍵と言われる防犯性が高くない鍵としても有名です。
近年鍵メーカーの開発により、ピッキング対策がされている刻みキーも販売されています。
ディンプルキー
防犯性の高い鍵として有名なのが、ディンプルキーです。
鍵の表面に大きさの違う丸いくぼみがあり、表裏がないため鍵穴に差し込む操作がしやすいもの特徴です。
防犯性の高いことで合鍵作製にかかる費用が刻みキーより高く、鍵自体も高額な製品もあります。
暗証番号やセキュリティーカードがないと合鍵作製を依頼することができないようになっている製品もあります。
ウェーブキー
ウェーブキーは、車の鍵でもよく見かける波形のくぼみが特徴的な鍵です。
高い防犯性はありますが、ディンプルキーよりは普及していない理由としては販売しているメーカーが比較的少ないからと考えられます。
合鍵作製の費用は2,000円~5,000円前後で、専用の機械と技術が必要なため取り扱いができない鍵屋もあります。
即日では作れない鍵がある?
店舗などでその場で合鍵を作製するには、専用の鍵を削る機械が必要となります。
そのため、鍵屋によっては専用の機械を置いていなかったり、技術的に対応ができないこともあります。
また、防犯性の高い家の鍵の中には、メーカーの工場でしか合鍵を作製できない鍵があります。
鍵屋に合鍵作製を依頼しても、受付をしてくれますが受け渡しは2週間以上かかってしまう場合があります。
即日作製できない鍵の種類
合鍵を不正作製されない防犯性の高い鍵は、メーカーに発注し作製することとなるため即日合鍵を受け取ることはできません。
鍵の種類によってはご自身で合鍵を発注することができますが、いずれも発注から2~3週間かかります。
メーカーに直接発注する場合、支払い方法は代金引換が多いため注意が必要です。
鍵の種類 | 見た目 |
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PR 公式サイト |
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KABA star neo 公式サイト |
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GV(グランV) 公式サイト |
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FBロック 公式サイト |
まずはお近くの鍵屋に相談!
合鍵が作製できるかお困りの際は、お近くの鍵屋にご相談ください。
もし、鍵が一本もない状態で家の鍵が開けられない場合は、出張専門の鍵屋である生活救急車にご相談ください。
対応できる鍵屋をお探しし、出張お見積り無料・キャンセル無料でお伺いいたします!
※料金が発生するお見積り際は、必ず事前にお客様にお伝えいたします。突然料金を請求することはありません。