車をとめてすぐに戻るからという事で、鍵(キー)を挿したままドアを閉めて外に出ると、ロックされてしまい開かなくなった!こんな経験はありませんか?今回はインロック・インキー(キー閉じ込み)のトラブルに遭ってしまったときの鍵の開け方と、トラブルに遭わないための対処方法をご紹介します。
インロック・インキーしたときの開け方は?
鍵を閉じ込めてしまった時は、下記の3ついずれかの方法で車の鍵を開けましょう。
インロック・インキーをしてしまった時に大切なのは、まず落ち着くことです。慌てて窓を割ろうとしたり鍵を無理やり開けようとせず、車を無傷で解錠する方法を選びましょう。
小さなお子さんが車内に閉じ込められ熱中症が心配される場合や急病の方が居ない限りは窓を割るのはやめましょう。
緊急事態の場合は、119番でレスキュー隊を呼び万が一に備えましょう。
車外からスペアキーで開ける
スペアの鍵があれば、いつものように鍵を開けることができます。
もし車内にいる状態でインロックになっている場合は、車外にいる家族などに頼みスペアキーを使って開けてもらいましょう。
もし、スペアキーを家族に頼めない・スペアキーがない場合は、ロードサービスか出張の鍵屋に鍵を開けてもらう方法しかありません。
ロードサービスを呼んで開ける
ロードサービスは、タイヤのパンクやバッテリー上がり以外に「鍵の閉じ込み」にも対応してくれます。
自動車保険に加入した際にロードサービスが付帯していることもあります。一度加入している保険を確認してみましょう。
保険にない場合、有名なロードサービスにJAF(通称:ジャフ)に、有料ですが直接電話で依頼することも可能です。
ロードサービスのJAFは、会員でない方でもロードサービスの利用ができますが、救援混雑時(大雨や大雪などの災害時)は会員の方を優先するため断られてしまいます。
出張の鍵屋を呼んで開ける
生活救急車のような出張の鍵屋ではあれば、ロードサービスでなくても解決が可能です。
ロードサービスよりも安い料金で鍵を開けることができる場合もあります。
鍵の種類によっては、その場でスペアキーを作成することができます。
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鍵屋に依頼するときの注意点は?
鍵屋に依頼をしてから後悔してしまわないように、注意点をご紹介いたします。
見積り料金・キャンセル料金などは事前に確認を!
鍵屋が来てくれて安心できても、料金が高額になってしまっては後悔してしまいます。なので、問い合わせの電話で、鍵開け作業の料金以外にどんな費用がかかるか聞いておきましょう!
👉 作業料金以外で、考えられるのは「出張料金」「見積り料金」「キャンセル料金」です。これは、もし作業をせずに鍵屋帰ってもらっても支払うことになる費用です。
生活救急車は、出張料・見積り料金・キャンセル料金が無料です。
もし、料金は発生してしまう場合は事前にそのことをお客様にご確認いたしますので、ご安心ください。
時間帯によっては追加料金がかかる!
多くの鍵屋が、深夜や早朝に「時間外料金」を設定しています。24時間対応してくれる鍵屋でもキャンセル料金が異なるので、事前に知っておいた方がいい作業料金以外の料金があります。
👉 生活救急車は、20:00 ~ 07:59までの受付に対して夜間早朝料金として、別途 8,000円を頂戴しております。
出張お見積りとキャンセル料は無料です。
鍵屋にインキーを依頼する手順は?
鍵屋に電話をして問い合わせをします。
ここで、1社だけでなく複数の鍵屋に相談することも可能です。一番早く来てくれる鍵屋を見つけることもできるのでおすすめです。
問い合わせをしたあとの流れを簡単にご紹介いたします。
1. 問い合わせ
2. 見積り
3. 車の鍵開け作業
4. 作業終了後、お支払い
👉 鍵屋が到着したら、まず見積りをしてもらいましょう。
生活救急車は、作業をする前に必ず無料のお見積りをお渡し、ご納得いただいた後に作業をおこないます。鍵屋の中には、お見積りに料金がかかる場合もあります。
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依頼の際、必要なものは?
鍵屋やロードサービスに依頼する際に必要となる書類や支払い方法の例をご紹介いたします。
基本的に、車の所有者が依頼者であるかを確かめるために必要な書類を準備することとなります。
出張の鍵屋の場合
身分証明書(免許書、パスポート)・車検証(自動車検査証)が必要です。
お支払い方法は、現金もしくはクレジットカードで清算が可能です。
生活救急車は、地域によってはクレジットカードに対応できない場合がございます。ご希望の場合はお電話でお知らせください。
ロードサービスの場合
JAFのようなロードサービスの場合は、会員か非会員かで必要なものがかわります。
会員の場合は「会員証」が必要となります。会員で会員証が手元にない場合は名前から加入状況を確認してもらえるそうです。
非会員の場合は、運転免許書と車検証(自動車検査証)が必要になります。
お支払い方法は、現金もしくはクレジットカードで清算が可能です。
インロックの原因
生活救急車でもキー閉じ込めによる車のトラブルをよくお伺いします。
車を運転する人じゃない方や思ってもいなかった状況で、何故インロックになったのかわかならない方もいらっしゃるかもしれません。
簡単にインロック(インキー)を説明をしますと『施錠された車内に、解錠するための鍵がある』という状況のことです。
この状況が起こるのは、いくつか条件があります。その条件は、うっかりやってしまったヒューマンエラーや電子キーならではの電池切れなどがあります。
主なインロックの原因を3つご説明します。
電子キーの作動範囲が原因で起きるインロック
電子キー(スマートキー・キーレスキー)には作動範囲があります。その範囲は車外にあり、ドア周りの約80㎝です。
なので、「持っているだけで鍵が自動的に開く」機能を持つスマートキーだとしても、作動範囲になければ閉じ込み(インロック)を起こします。
たとえば、カバンの中にスマートキーを入れたまま車を降りドアを閉めてしまうと、(解錠する作動範囲外にスマートキーがあるので)車外からドアを開けることができなくなりインロック状態になります。
スマートキーが普及してから一番多いインロックの原因を言えます。
電子キーの電池切れが原因で起きるインロック
乗車している状態で、電池が切れてしまってしまうと車が「近くに電子キーがない」と判断し車内からでも解錠することができなくなります。
作動範囲にいても反応が場合は、電池切れが原因と考えられます。以前電池を交換したのが1年以上前だったり、いままで電池を交換したことがない場合も可能性が高いです。
うっかりが原因で起きるインロック
インロックは、電子キーや誤作動以外で起こることがあります。
それは、車内から施錠し、ドアハンドルを引いた状態でドアを閉めてしまうとインロックになります。
この方法でインロックにならない車も増えてはいます。
鍵の閉じ込みの呼び方
「鍵の閉じ込み」は「インキー」「インロック」「キー封じ込み」など呼び方がいくつかあります。
どの呼び方はも鍵を車内に置いて施錠してしまった状態を指しているので、業者に説明する際はどの呼び方でも伝わります。
沖縄では、鍵の閉じ込みのことを「内鍵」と呼びますが、その地域の業者であれば伝わる可能性がありますが、コールセンターは別の地域にある場合があります。そんなときは、呼び方を変えて説明すると伝わるかと思います。
電子キーのスマートキーとキーレスの違いはなに?
さきほどのインロックの原因説明の中で登場するスマートキーとキーレスを同じものだと思っている人も少なくはないはずです。
2つの鍵はまったくの別物でそれぞれ機能が違います。
大きな違いは『施錠・開錠の方法』と『エンジンのかけ方』です。
詳しい違いをご紹介いたします。
メーカーによって名称は異なり、日産では「インテリジェントキー」SUBARUでは「アクセスキー」と呼ばれていますが、こちらの記事ではトヨタ自動車での名称「スマートキー」でご説明いたします。
スマートキー
スマートキーは「スマートエントリー」ができる鍵のこと。
このスマートキーで出来ることは、ボタンを押さずとも車両に近づいたり、ドアノブに触れるだけで、車の鍵が開く機能です。鍵穴に鍵を差し込むことなく、エンジンをかけることもできます。
スマートキーができること
👍 持っているだけでドア・トランクの解錠
👍 ボタンを押してドア・トランクの解錠・施錠
👍 車から離れると自動的に施錠
👍 鍵を差し込まずエンジンの始動(エンジンスタートボタンを押す)
キーレス
キーレスキーはリモコンキーと呼ぶこともあります。キーレスは「キーレスエントリー」のことで、スマートキーの前に主流だった鍵です。
キーレスには、ドアの解錠・施錠ができるボタンが付いています。ですが、エンジンをかける時は、鍵穴に鍵を差し込む必要があります。
キーレスができること
👍 ボタンを押してドア・トランクの解錠・施錠
👍 鍵を差し込んでエンジンの始動
スマートキーはイモビライザーキーじゃない?
スマートキーとイモビライザーキーは別物と思っている方もいらっしゃいますが、実は…
スマートキーの『持っているだけでドアの施錠・開錠ができ、エンジンもかけることができる機能』は、イモビライザーキーにもあります。
また『鍵についているボタンを押すことで施錠・開錠ができ、エンジンスイッチに鍵を挿入してエンジンをかける』の鍵、キースレのイモビライザーキーもあります。
ですので、イモビライザーが付いていると知らずにいる場合もあります。
イモビライザーキーかどうか確かめる方法は?
イモビライザーキーは、鍵の中に電子チップが入っているので、鍵の形状や見た目では判断することはできません。
ですので、下記の方法でイモビライザーキーかどうかお確かめください。
メーターパネルで確認
イモビライザー(盗難防止システム)を表すマークは、車のメーカーや車両のグレードによって異なります。
多くのメーカーは【車】と【鍵】が一緒になったマークを、イモビライザーを表すセキュリティ表示灯としてメーターにつけています。
このマークが点灯するのは、停車中です。
イモビライザーを表すセキュリティ表示灯の例
いまさら聞けない!イモビライザーのしくみ
イモビライザーは、エンジンイモビライザーシステム・車両盗難システム・トランスポンダなど、さまざまな呼び方があります。
いずれも、車があらかじめ登録した鍵でしかエンジンを始動できないシステムのことです。
ホームセンターで作った合鍵で、エンジンが始動できない理由
ホームセンターにある鍵屋で車の合鍵を作成しても、その鍵に車とIDが一致する信号発信機(電子チップ)が内蔵されていないと、ドアの鍵は開けることができてもエンジンを始動させることはできません。
ホームセンターにある鍵屋の多くは、イモビライザーキーに対応していません。作成できる鍵は、ドアを施錠・開錠だけができるメカニカルキー(物理キー)だと思われます。
イモビライザーに対応できない鍵屋もある
ネットで車の鍵作成ができると宣伝している鍵屋でも、イモビライザーキーは作れない鍵屋があります。
「車の鍵なら一緒じゃないの?」と思ってしまいますが、専用の装置がないと車に新しいイモビライザーキーを登録することができないのです。
新しい車種であれば内蔵されている電子チップも新しくなるため、イモビライザーの中でも車の年式で対応できないものも出てきてしまいます。
なので、出張の鍵屋に依頼する際は【車種名】【車の年式】を伝えることが大切です。そこから鍵屋が対応できるかを調べてくれます。
前もって「イモビライザーキーです」と伝えておくとスムーズな鍵屋選びをすることができるでしょう。
生活救急車は、イモビライザーが搭載されたお車でもご対応可能です。条件によってはご対応できない場合もあります。まずは、お気軽にお見積りからご相談ください。
鍵の閉じこみトラブルの予防策は?
一度インロックで大変な思いをした後、もう二度としないために予防策をとっておくと安心です。
予防策として4つご紹介いたします。
スマートキーは常に持ち歩く
当たり前のことではありますが、鍵を閉じ込めないためには常に持ち歩くことが大切です。
持ち歩きやすいように機能性や収納力のあるキーケースにしたり、習慣化しやすい状態にしましょう。
電子キーの電池は1年~2年に1度は交換しておく
電子キーの電池は1~2年で電池切れをしてしまいます。なので、定期的に電池を交換することで電池切れでインロックを起こすことを予防できます。
電池は備蓄せず、その都度購入することをおすすめします。電池は未使用でも自己放電で容量が減り、劣化により液漏れの可能性が高くなるので注意しましょう。
電池交換するのに、マイナスドライバーなど工具が必要になります。車の取り扱い説明書には、必要な道具と電池の種類の記載があります。確認をしてから交換作業をおこないましょう。
スマホの近くに置くと電池が消耗する!
電子キーは家電製品の近くにおくと、家電の電磁波により常に通信状態になってしまい電池を消耗してしまいます。
車の取り扱い説明書には影響のある電化製品として「テレビ、パソコン、電磁波調理器(IHクッキングヒーター)、電気スタンド、充電中のコードレス電話機および携帯電話(スマホ)」から1メートル以上離すのが望ましいと書かれています。
家では、車の鍵を電気スタンドの下やスマホと一緒に置いたりすることは避けましょう。状況によっては、数か月で電池切れを起こしてしまうこともあります。
スペアキーを家に保管しておく
スペキーを非常用として自宅に置いておくと安心です。家族に託しておくのも、一つの手です。
車の下にスペアキーを隠す方法もありますが、盗難に遭う可能性が高くなるのでなるべく避けましょう。
こんなにも多い!?インロックの件数
インロックの件数を見てみると実は非常に多いのはご存じでしたか?ロードサービスで有名なJAFでもキー閉じ込みの出動件数として5位になる程多いのです。
JAFの統計データによると、2020年年度のインロックによる出動件数は134,506件もあったそうです。なんと1日に約368件もインロックのトラブルが起きているという計算になります。
JAFホームページ:ロードサービス救援データ
インロックを起こしやすい人の特徴
最後にインロックを起こすときによくある状況をご紹介します。これのどれかに当てはまる状況のときはインロックを起こしやすいので、車を運転する際には注意しましょう。
- ・車のエンジンを掛けたまま荷物を持ち運ぶことになった。
- ・たまたま外で知人を見つけて、降りて会いにいった。
- ・運転の休憩で、少しだけ車を離れるときがあった。
- ・駐車ができる場所ではなく、一時的に止めて車から離れた。
- ・車に乗り込んでから、また用を思い出して外に出た。
- ・運転中、日頃と何か違ったことがあった。
- ・他の考え事があったまま運転していた。
- ・早く車から降りる為に急いでいた。
このような状況や似たような状況のときは、インロックが起こる要因となりますので気を付けるようにしましょう。急いでいる、面倒だからということでキーを持たずに車から離れてしまうと、業者に依頼する事になって余計に時間がかかってしまったり、面倒な事になりかねません。どのような場合でも、車から離れるときはキーを持ち歩くことが大切です。
まとめ
鍵の閉じ込めは、注意していても起きてしまうことがあります。起きてしまった場合はあわてず対処をしましょう。
生活救急車では、鍵の閉じ込めを解決する鍵開けやスペキーの作成もご対応いたします。
お電話一本でお客様の車のもとにお伺いし、無料で出張お見積りをいたします。お見積り金額がご希望に添えない場合は、お断りいただいてもかまいません。
もちろんキャンセル料金無料ですので、安心してご相談ください。
イモビライザーが搭載されたお車でもご対応可能ですが、条件によってはご対応できない場合がございます。