エーコーの金庫の鍵が開かないときはどうする？対処法・費用を解説

エーコーの金庫が開かなくて、困っていませんか？

エーコーの金庫はダイヤルやシリンダー、テンキーなどさまざまな鍵の種類が展開されており、それぞれトラブルの内容が異なります。

鍵が開かない原因によっては自分で解決できる場合もありますが、難しい場合は鍵屋への依頼もご検討ください。

そこで今回は、エーコーの金庫が開かないときの対処法について解説したいと思います。

鍵屋に依頼した場合の費用についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

エーコーの金庫が開かない原因

エーコーではさまざまな鍵の種類の金庫が展開されていて、鍵の種類によってトラブルの内容も変わってきます。

ここではエーコーの金庫が開かなくなってしまう主なトラブルと解消方法についてご紹介したいと思います。

 

金庫の鍵を紛失した

鍵穴が付いているタイプの金庫は、鍵がないと開けることができなくなってしまいます。

エーコーの金庫は納品時に2本の鍵が付属していることが多いため、スペアキーがないかまずは確認してみましょう。

スペアキーも紛失してしまった、金庫の中に保管していて取り出せない場合は、下記の方法で対応することができます。

 

エーコーではアフターサポートとして、鍵を紛失した場合の作成に対応しています。

鍵の作成には金庫や所有者の情報が必要となりますので、あらかじめ確認しておくとスムーズです。

 

ただ、鍵の取り寄せには1～2週間程度の時間がかかるため、すぐに開けたいという場合には鍵屋への依頼がおすすめです。

鍵屋では、基本的に訪問したその日のうちに鍵を開けることができます。お急ぎの場合は鍵屋への依頼をご検討ください。

 

鍵の摩耗・変形

鍵はあるのに開けることができない場合は、差し込む鍵や鍵穴に不具合が起こっている可能性があります。

まずはスペアキーを使って操作してしてみて、どちらに原因があるのか調べましょう。

スペアキーで開けることができた場合は、差し込む鍵の摩耗や劣化が原因と考えられます。

一方で、スペアキーでも開けられなかった場合は、鍵穴の汚れや劣化が原因となっている可能性が高いでしょう。

差し込む鍵に問題があった場合はメーカーから新しい鍵の取り寄せ、鍵穴に問題がある場合は鍵穴の交換が必要となりますので鍵屋にご相談ください。

金庫の番号を忘れてしまった

ダイヤル式金庫やテンキー式金庫の番号がわからなくなってしまうと、開けることができなくなってしまいます。

まずは、取扱説明書に『ダイヤル番号』や『非常解錠番号』が記載されていないかチェックしましょう。

一般的なエーコーの家庭用金庫は、ダイヤル番号の変更を行う事ができないため、初期の番号は取扱説明書に記載されております。

一方で、自由に番号設定が行えるテンキー式金庫は、非常解錠シリンダーや非常解錠番号が設定されていないか確認してみましょう。

どうしても番号がわからない場合は、エーコーに『暗証番号照会』を依頼することができます。

番号の照会方法は、こちらの『鍵の取り寄せ/番号照会』の見出しでご紹介しているのでチェックしてみてください。

開け方が間違っていることもある

ダイヤル式金庫やテンキー式金庫は他の鍵に比べて開け方が少々複雑なため、間違った操作を行っている可能性があります。

特にダイヤル式金庫はテープで止めたまま使っていた、久しく金庫を開けていなかったという場合に開け方を忘れてしまいがちです。

まずは取扱説明書を見て、正しい開け方を確認したうえで操作を行ってみましょう。

金庫の電池切れ

テンキー式や指紋認証式など、電子式の金庫を使用している場合は電池切れが起こると操作ができなくなります。

開閉の頻度にかかわらず金庫の電池の寿命は1年程度が目安とされているため、定期的に交換する必要があります。

また、金庫に付属している電池は満タンに入っていない可能性もありますので、半年程度で交換しておくと安心です。

エーコーの金庫は電池パックが金庫の外についていることが多いため、新しい電池に交換すれば鍵を開けることができます。

金庫本体・鍵の故障

鍵もある・番号も合っているのに鍵が開かないときは、金庫本体や鍵に不具合が起こっている可能性があります。

金庫本体の寿命は20年程度といわれていることが多いですが、使用頻度や使い方によっては10年前後で鍵に不具合が起こることがあります。

金庫の鍵に起こるよくある不具合・対処法は、下記の見出しを参考にしてみてください。

 

鍵の読み取り不良

ICカードや指紋、顔認証タイプの鍵を使用している場合、読み取り不良が原因となって鍵が開かないことがあります。

読み取り部分にホコリや汚れが付いていると、しっかり読み取れないことがありますのでまずは掃除を行う事がおすすめです。

掃除を行っても鍵が開かないときは、下記のポイントをそれぞれチェックしてみてください。

ICカード	・磁力の低下
指紋認証	・指が汚れている/ケガをしている
顔認証	・メガネやマスクで顔が隠れている

ICカードは、スマートフォンなどと一緒に保管すると磁力が低下することがあります。

この場合は、新しいICカードが必要となりますので、エーコーの公式オンラインショップにて購入しましょう。

一方で、指に汚れが付いていたり、けがをしていると読み取れない原因となります。

登録してある別の指で解錠するか、付属している非常解錠キーを使用して開けましょう。

マグネットの磁力低下

マグネット式金庫の鍵の磁力は半永久的に持続するといわれていますが、使用頻度や使用方法によっては低下して開かなくなることがあります。

鍵をかざしても開かないときは、ホームセンターやインターネットショップで販売されている強力なマグネットにくっつけることで磁力が復活します。

すぐに鍵をあけたいというときは、この方法を試してみてはいかがでしょうか。

強力なマグネットを使っても磁力が改善しないときは、新しいマグネットキーをエーコーから取り寄せましょう。

電子基板の故障

新しい電池に交換したのに、そもそも鍵の解錠以前に何も操作が行えないという場合は、電子基板が故障している可能性があります。

電池切れが起こっている状態でそのまま長期間放置していたり、10年以上使用している金庫は故障しやすくなります。

電子基板が故障した場合は基本的に金庫の鍵を壊して開ける作業が必要です。

金庫の破壊解錠はエーコー、金庫に対応している鍵屋どちらでも対応することができます。

鍵屋に破壊解錠を依頼した場合の費用については、こちらの『金庫の鍵開け施工事例』の見出しでご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

鍵が開かないときにエーコーに依頼する

金庫の鍵が開かないとき、エーコーでは修理やアフターサポートに対応しています。

 

エーコーに依頼した場合、鍵屋のように作業費用が発生しない分、費用を抑えることができる点がメリットです。

なるべく安く金庫の鍵をあけたいという方は、次の見出しからご紹介するエーコーに依頼する方法をチェックしてみてください。

鍵の取り寄せ/番号照会

差し込む鍵を紛失した場合、解錠番号を失念した場合は、エーコーに鍵の取り寄せ・番号照会を依頼しましょう。

どちらの場合でも、金庫の品番・製造番号・鍵番号が必要となりますので、あらかじめ確認しておくとスムーズです。

製品番号や鍵番号の記載位置は、画像・下記の表を参考に探してみてください。

製品番号/型番	・本体正面から見て右下/側面 ・電池のフタ裏
鍵番号	・鍵本体 ・鍵穴

金庫の情報を確認できたら、下記の問い合わせフォームに入力して送信しましょう。

 

セキュリティの関係上、身分証明書の提示や電話にて本人確認される場合があります。

詳しい申請方法については、こちらの『エーコー　修理・アフターサポート』をご覧ください。

カードキーはオンラインショップで購入できる

カード認証式の鍵は、設定変更などの重要な機能を使用する『グランカード』と、鍵の解錠のみが行える『ユーザーカード』の2種類があります。

ユーザーカードの磁気不良が起こっている場合は、エーコーのオンラインショップで新しい鍵を購入することが可能です。

 

一方でグランカードを紛失・磁気不良が起こった場合はエーコーのサポートページから問い合わせし、取り寄せが必要です。

 

金庫の修理を依頼する

金庫の鍵屋本体の故障が疑われる場合は、『エーコー金庫ダイレクト』に依頼することで修理ができる場合があります。

症状によって修理の可否が異なるため、まずはこちらの『エーコー金庫ダイレクト　修理』にて問い合わせをしてみましょう。

エーコーの金庫は購入した日から1年以内に故障が発生した場合、商品に同梱されている保証書を提示することで無償修理に対応してもらうことができます。

詳しい補償内容については、金庫に付属している『製品保証書』に記載されている内容をご確認ください。

保証書を紛失してしまった場合や、他の販売店で購入した金庫の場合は無償修理に対応していないため、購入した店舗に問い合わせましょう。

 

鍵が開かないときに鍵屋に依頼する

エーコーに鍵の取り寄せや暗証番号の照会を依頼した場合は、1～2週間程度の時間がかかってしまいます。

鍵屋では基本的にお伺いしたその日のうちに金庫を開けることができるため、『急いで金庫を開けたい』という場合は鍵屋への依頼もご検討ください。

ただ、鍵屋に依頼する場合、『いくらかかるのかわからなくて依頼しにくい』という方もいらっしゃると思います。

そこで、次の見出しからは鍵屋に依頼する場合に行える作業や料金、生活救急車で実際に対応した施工事例をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

鍵屋で行える作業・料金表

金庫の鍵が開かない場合に、鍵屋では下記の作業に対応することができます。

作業内容	作業料金（税込み）
鍵紛失　鍵穴　解錠	8,800円～
ダイヤル番号忘れ（解読/解錠）	16,500円～
鍵紛失とダイヤル解錠	25,300円～
テンキー/プッシュボタン式　開錠	38,500円～
手提げ金庫　鍵紛失　鍵穴解錠	8,800円～
手提げ金庫　ダイヤル解錠	11,000円～
鍵作成	14,300円～
鍵交換	11,000円+部品代

鍵屋ではダイヤル、シリンダー、テンキーなどのさまざまな金庫の解錠作業に対応しています。

上記の表は基本料金となっていて、鍵の防犯性によっては解錠費用が変動いたしますので、詳しい費用については現地見積をご利用ください。

生活救急車では、出張料・見積料・キャンセル料は無料でご対応しております。

『まずは料金を見てから依頼するか決めたい』という場合でもご訪問させていただきますので、お気軽にご相談ください。

金庫の鍵開け施工事例

鍵屋に金庫の鍵開けを依頼した場合、現場の状況によって行う作業や費用が異なるため、正確な料金に関しては現地でのお見積りにてご案内しております。

ただ、依頼する前に大体の料金でも知っておくと安心できると思うので、ここでは生活救急車で実際に対応した、金庫の鍵開けの作業事例をご紹介します。

鍵紛失による金庫解錠

金庫の鍵紛失のため、解錠のご依頼でした。

ダイヤル番号は控えがあったので、ピッキングにて解錠しました。

金庫の解錠

テンキーが反応しないとのことで、解錠のご依頼をいただきました。

恐らく基盤か配線トラブルが起こっていると考えられたため、破壊解錠にて対応しました。

金庫の破壊解錠

ダイヤルを合わせた後に鍵を回して開けるタイプの金庫でしたが、ダイヤル番号は不明、鍵もない状態でした。

今後は廃棄予定で、なるべく費用をかけたくないとのご希望だったため、破壊解錠させていただきました。

金庫の解錠費用が高くなるケース

上の見出しでは、金庫解錠を鍵屋に依頼した場合の相場費用についてご紹介しましたが、下記のように状況によっては相場よりも高くなることがあります。

 

金庫の解錠方法は、大きく分けると『非破壊での解錠』と『破壊解錠』の2種類があります。

鍵の種類や状況によっては、壊さずに開けられる場合もありますが、費用が高くなってしまう点がデメリットです。

また、防盗金庫などの防犯性能が高い金庫の解錠は難易度が高いため、10万円を超える解錠費用がかかることもあります。

見積に相場よりも高い費用が記載されていると、『ぼったくりかな？』と心配になってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、すべてがそうであるとは限りません。

見積を見て心配になってしまった場合は2～3社程度の業者に見積もりを依頼して、料金を見比べたうえで依頼する業者を選ぶのが安心です。

金庫のダイヤル解錠

金庫が開かない状態でご相談を頂き、訪問しました。

いつもはダイヤルをそのままにして鍵だけで開け閉めをしていたが、引っ越しの際にダイヤルが動いて開かなくなったとのこと。

特殊解錠治具で壊さずに開け、ダイヤルの番号をお伝えしました。

防盗百万変換金庫の破壊解錠

金庫解錠をご希望で、ご依頼をいただきました。

鍵はあるが番号がわからないとのことで、百万変換ダイヤルを破壊後、フタとアームを切断して解錠しました。

エーコーの金庫が開かないときは生活救急車にお任せください！

エーコーの金庫が開かなくなってしまったとき、『すぐに開けたい』、『できるだけ安く開けたい』など状況によって依頼先を選ぶことがおすすめです。

特に急いでいない場合は、エーコーに鍵の取り寄せや暗証番号照会を依頼することで、比較的安価で解決することができます。

一方で、すぐに開けたいという場合は、伺ったその日のうちに開けることができる鍵屋への依頼もご検討ください。

生活救急車では、出張料・見積料・キャンセル料は無料で承っております。

『まずは料金を知りたい』という場合でもご対応可能ですので、お気軽にご相談ください。